3. レベッカ(1940)
《ネタバレ》 最初の主人公によるナレーションが効果的で、一気にストーリーに入り込みます。 何十年か前に2回ぐらい観たことがありますが、一番覚えているのが、レベッカの部屋で女中頭が主人公に窓から飛び降りを迫るシーンで、今回見返しても強烈なインパクトがある。それゆえに、そのあとのシーンがほとんど記憶にありませんでした。 レベッカの人物像が終盤あきらかになるが、サイコの女中頭があれほどレベッカに入れ込む理由がわからなくなる。 全体的に甘いメロドラマ調で、随所に心理サスペンスを入れてくる、バランス感が絶妙です。 [インターネット(吹替)] 8点(2021-05-04 19:34:18) |