1. ロード・オブ・ウォー
<これは暫定評価です> 期待しないで吹き替えで観たので、予想外のおもしろさに「好い拾いものをした」って感じだ。もう一度字幕で観直す予定。 これは明らかな反戦映画だ。それもかなりレベルの高い。キーワードはAK47。「子供でも扱えるし、実際そうしている」(大意)って台詞は重いね。 [DVD(吹替)] 8点(2006-08-18 23:10:21) |
2. ロボコップ3
なんか評価低いですが、私はけっこう本作好きですよ。展開が読めるし、典型的なヒーローものの作り方だし、クライマックスへ向けての盛り上がりの高揚感もあるし、ところどころでの台詞にもニヤリとさせられるし。まあ安心して観ていられるってところでしょう。ただ、特撮がちゃちに見えてしまうのは10年ちょっと前と今とで技術の差ができたってことなんでしょうね。そこは物足りないけれど、この手の作品はストーリーの出来次第でどうにでもなるから、そういう意味では私はまずまずだと思っています。日本企業を悪者にして忍者を登場させればアメリカ人は喜ぶんだろうかね?(苦笑) マコさんは相変わらず好いですね。個人的には悪役よりも変わったオヤジの役の方が好きですけどね(「コナン」とか)。ところで、あの装甲車はドラグーンの改造版だろうか? 7点(2004-12-09 22:59:16) |
3. ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還
《ネタバレ》 身体の不調で遠出をしてなくて、本日久々に映画館に足を運びました。そこそこ楽しめたと思います。でも期待したほど「感動のフィナーレ」という印象にはなりませんでした。3部作の中では「二つの塔」がいちばんできが好いという感じです。なぜか?それは、映画製作者の「指輪物語」へのオマージュが中途半端になってしまった感が強いからなんです。いちおうのフィナーレとして指輪の始末をしたメンバーが一堂に会して再開する場面(フロドの覚醒のシーン)で終結した方が、私としては好かったような気がしてます。たしかに原作ではその後も延々とホビット庄へ帰還したあとの彼らのその後が描かれているのですが、それは文章として後日譚的に語られるからこそ、効果があると思うのです。映画では、メリアドクやピピンの身長の件も語られず、サムの一族がその後どうなったかも語られもせず、ましてや、アラゴルン、ギムリ、レゴラスたちがその後どうなったかも語られません。それらを省略した上で、フロドの回復シーンから灰色港からの旅立ちのシーンまで、中途半端にエピソードが挿入されたために、感動が薄れてしまった感じが強くします。サルマンや”蛇の舌”のその後も省略されてますしねえ。もちろん、それまでの過程で印象に残るような感動的なシーンはたくさんありますし、全体のできとして悪くはないので、8点は妥当だと思います。今回の立て役者は、ずばりピピンです! 1作目はガンダルフ、2作目はサムが美味しいところを持っていったというのが私の評価ですが、3作目のいちばん印象的なシーンを持っていったのはピピンです。中盤で、ミナス・ティリスから追い出されるように、葬列のように出陣するファラミアのシーンがありますね。意を決して騎兵突撃するところで、オーバーラップしながらピピンが歌を唄いますね。スローモーションで馬たちが疾走し、オークたちの矢が宙に放たれる場面は、見事な演出だったと思います。兄ほど期待されなかった弟の悲劇を非常に印象深く魅せた名場面です。これを観るためだけでも映画館に足を運ぶ価値があると断言します。 8点(2004-04-01 17:32:30) |
4. 老人Z
まずまず面白かったです。皆さん誰も書いてないけど、あれは「2001年宇宙の旅」へのオマージュでもあるでしょう。あの赤い目の無機質なお婆さんは、まさしくハル(HAL9000)ではないですか(笑)。あれも進化したコンピュータが人間の上を行ってしまうという設定ですよね。江口寿史のキャラは個人的にツボで、横山智佐の声と相まって、私の心を鷲掴みでした(笑)。77歳としては、あんなおねーちゃんに介護してもらいたいモンじゃのう(ふふ)。 7点(2004-01-16 23:29:55) |
5. ロスト・ワールド/ジュラシック・パーク
はい、皆さん。こんにちは。今日の作品は、恐竜がいっぱい、いっぱい、いっぱい出てくる映画ですね。あのティラノサウルス・レックスって怖いですねえ。子供を守るために頑張るお母さん。人間も恐竜も女は強いねえ。なんでもできてしまう母性本能は、私のような凡人には、とっても、とっても、とっても真似できませんね、はい。後半は一転して恐竜版"キングコング"といった様相になってしまうけど、現代のアメリカの街に現れた姿は、怖いですねえ。ものすごく速く走るんだけれど、あれは実際は違うらしいね。ちょっと知り合いの科学者に聞いたところ、T-rexはあんなに速く走れないらしいね。え?なんでお前がそんなこと知ってるかって?はい、おじさんはいろいろな知り合いが居るんですよ(微笑)。この歳になると、顔が広くなるんですね。ということで、今日もまた時間になりました。それでは次回まで、皆さん、サヨナラ、サヨナラ、サヨナラ。 6点(2004-01-12 13:22:10)(笑:3票) |
6. ロンゲスト・ヤード(1974)
バート・レイノルズの男臭さがプンプンする作品ですね。囚人ものでスポーツものとなると、フェアということばとはまるっきり相容れないわけで、汚いプレーが続出します。それを通して、最後に清々しさを感じるのは不思議ですね。 7点(2003-11-20 08:26:35) |
7. ロマンシング・ストーン/秘宝の谷
このとき同じメンバーで「ローズ家の戦争」を作るって誰が考えたでしょう(笑)。ここでおとぼけキャラを演じたキャスリーン・ターナーってコメディエンヌの才能があったんだね。冒険活劇として楽しめます。 7点(2003-11-20 08:23:51) |
8. ロボコップ(1987)
面白かったですよ。死んだ警官をロボットに改造するという、あり得ないシチュエーションですが、そのマーフィーが(顔だけ人間というのは変ですが)格好いいんです。目が覚めたときに周りの景色を認識する過程が結構凝っていたり、オムニ社の悪をやっつけるときに吐く台詞も格好いいです。あの独特の機械的な動き、日本人のコメディアンがよく真似していましたね(笑)。 8点(2003-11-20 08:20:08) |
9. ロビンとマリアン
有名人のその後というのは、「え、そうなの!」という反応か、「なんかガッカリ」という反応が大半だと思うのですが、その両方が味わえる作品ですね。脇を固める、ロバート・ショウ、リチャード・ハリス、イアン・デンホルム(”インディ”シリーズに出てますね)などのイギリス人が、中世イギリスの雰囲気をよく出しています。 7点(2003-11-20 08:15:06) |
10. ロッキー4/炎の友情
実はロッキーシリーズでいちばん好きな作品です(笑)。試合後にマイクパフォーマンスをするスタローンが好いです。ゴルバチョフらしき人物がスタンディングオベーションするのも面白い。 8点(2003-11-20 08:08:09) |
11. ロジャー・ラビット
バッグス・バニーのようなロジャー・ラビットの動きと実写を重ねるのは面白いのですが、ストーリーは他愛ないものですね。 6点(2003-11-20 08:06:12) |
12. ロサンゼルス
今度は娘が殺されます。ポール・カージー怒りの鉄拳が爆発します。前作よりも手慣れた感じで、娘を殺した犯人を追いつめていきます。医者に変装してまでとどめを刺しに行くシーンは、思わず拍手喝采です。悪いことをした奴が法律に保護されるのはおかしいという心情は誰にでもあると思います。それが見事に具現化されたのが本シリーズでしょう。 7点(2003-11-20 08:04:44)(良:1票) |
13. ローズマリーの赤ちゃん
ショートカットのミア・ファーローがだんだん追いつめられていくのは、なんかゾクゾクします。隣人があまりに優しすぎるのは警戒しないとね(笑)。 7点(2003-11-20 07:57:03) |
14. ローズ家の戦争
なんかめちゃくちゃな展開ですが、キャスリーン・ターナーってコメディエンヌとしてもいけますね。胴体締めたり、凄いです(笑)。ダニー・デビートの弁護士の語りがなんか楽しいです。女性が怒ったら怖いって、よくわかりますね。 7点(2003-11-20 07:54:17) |
15. ロイ・ビーン
変な判事をポール・ニューマンが飄々と演じていますね。これがまた独善的な殺人者だから困ってしまいます。ミリアスの脚本はこいつをヒーローに仕上げているから、嫌いな人には受け入れられないかもしれませんが、私はこういうのけっこう好きです。モートルの玉さんもお書きですが、熊とのエピソードはいいですね。 7点(2003-11-20 07:51:06) |
16. ローズ
ベット・ミドラーがすごい迫力ですよね。ああいう格好いい役もできるんだよなあ。すごいなあ。 7点(2003-11-19 22:47:03) |
17. RONIN
カーチェイスシーンは凄かった。コーヒーをこぼす演出も面白かった。でも何か物足りなかったなあ。 7点(2003-11-18 23:20:54) |
18. 老人と海(1958)
不漁続きの老漁師スペンサー・トレイシーと巨大なカジキマグロとの死闘、そして無慈悲な結末。ヘミングウェイの小品を見事に映像化した作品だと思います。映画の大半がトレイシーのひとりなので、彼の重厚な演技を堪能できます。後年、テレビ版(1990)も制作され、そこではアンソニー・クインが同じ役をやっていましたが、やはりトレイシーの枯れた演技は見ものです。クインの方はまだ脂ぎっていて老境というイメージを受けなかったです。 9点(2003-11-18 01:47:43) |
19. ロッキー
音楽は文句無しにピカイチ! でも今観ると、ストーリー的にはそんなに大感動するほどのエンディングではないよねと感じます。黙々とトレーニングに励む”イタリアの種馬”に感情移入しつつ、「エイドリアン!」のシーンで興ざめしてしまうのはなぜだろう? 7点(2003-11-18 01:26:42) |
20. ローカル・ヒーロー/夢に生きた男
淡々としたストーリー展開ですが、北海の石油開発と環境保護の問題をからめて、なかなか考えさせられる話です。何もないイギリスの田舎町ですが、一度訪れてみたくなるようなところですね。佳作だと思います。 8点(2003-07-08 07:20:42) |