1. ロッキー
クズのような生き方をしてきた三流のボクサーが、たまたま掴んだたった一度のチャンスで、自分がゴロツキじゃない事を証明するために偉大なるチャンピオンとのタイトルマッチで最後まで戦うお話。クズのような人生を送っている男達はこの映画を見て、自分をロッキーに重ね合わせ、拳を振り上げる。そしてみんなこう思う。「いつか、俺だって、チャンスがあればやってやるぜ」と。冴えない人生を送っている女達は、自分より冴えないエイドリアンがヒロインなのをみて、二人の恋を応援する。そしてみんなこう思う。「私の方がいいオンナなんだから、いつか、私だって、きっと」と。僕は断言する。この映画を見て感動しない奴ぁ、クズなんかじゃねぇ!と。 10点(2004-04-17 21:52:59) |