1. ロスト・イン・トランスレーション
外国人が日本に来て撮ったwktk動画、的に特異な日本文化と対立するアメリカ人のカルチャーギャップをこれでもかというくらい盛り込んだストーリーはそれなりに楽しめるが、軽く触れただけの無意味なアンダーグラウンドの描写といい、ラブロマンスとしての描写といい中途半端な点が多い。ソフィアは偏執的な完璧主義であった父親には似なかったことは間違いない。もちろん映画監督としてはむしろそのほうがうまくいく場合もある、というか多分にあるのだがw [DVD(字幕)] 6点(2012-09-21 17:40:14) |
2. ロボジー
クソくだらねーでもおもしれーw映画という敷居の高さを大事にした作品か、テレビのドラマやバラエティの延長の興行用作品に二分されてる感のある邦画の中で、有名芸人の芸風やアイドルに頼らない実にくだらないがオリジナリティのある設定のB級コメディってどうも最近欠けてたジャンルな気がする。いや、チャンカワイこそ出てるけど。 [DVD(邦画)] 7点(2012-09-02 06:40:27) |
3. RONIN
カーチェイスが見所。カーチェイスだけを取ってみればTaxiなどよりも出来は良いかも知れない。しかしストーリーが複雑で結局何が言いたいかよくわからなかったので減点。デニーロも全く生きていない [DVD(字幕)] 6点(2007-08-21 08:29:50) |
4. ロジャー&ミー
いかにも個人の権利を主張するアメリカ的な話。 日本の自動車企業が北米に進出した時、似たようなリストラ労働者を迎え入れたのだが彼らは何と言ったか。 「(日本の生産工場では達成しているにも関わらず)TOピーTAの生産ノルマは厳しすぎて、絶対に不可能な数値だ。」 「奴隷みたいに働いて日本人はバカじゃないのか」 何も仕事はGMだけじゃないのにGMのせいで貧しくなったと文句しか言わない人々を見ているとGM側の 「単に怠けているだけ」「仕事を探せ」という主張も納得できる。 短絡的なアメリカ人はこれを見て、GMに対し怒りを募らせるのでしょう。 それを見て私達は楽しむのです。 [DVD(字幕)] 6点(2006-05-07 10:50:43) |
5. ロード・トゥ・パーディション
《ネタバレ》 自らもマフィアの世界に入り、そして復讐を遂げるゴッドファーザー(パート2)に対するアンチテーゼ。話の大筋自体は良いのだが、それを肉付けする細かなセリフ回しの水準が低い。中学生が大人の真似をして書いたというレベルの脚本。I'm glad it's youなんて誰でも想像するようイカニモな臭いセリフで名シーンを台無しにしたり、He was my fatherなんて子供向けの絵本に使われるような使い古された逃げの表現をラストに…ニューシネマパラダイスじゃないんだからもっと作風考えようよ。作風といえば、殺し屋をソウやセブンに出てきそうな変態写真家にする必要も無かっただろう。ターゲットを絞りきれず色々盛り込みすぎた上での失敗か、いや、ターゲットはアカデミー賞だったんだろう。 [DVD(字幕)] 7点(2005-11-16 15:12:06)(良:1票) |
6. ローマの休日
下界に放り込まれた王女の反応を見る楽しさは過去から未来へ飛んできたタイムトラベラーを見るのと同じようで興味を惹かれる。客と同じように彼女の一挙一動を楽しむ傍観者ペックと常に何かを見ては好奇心を見せる子供のような愛らしいオードリーの演技はコミカルで初めから終わりまで映画にのめりこみ退屈なシーンが無かった。2回続けて見ても飽きない映画。全く古さを感じさせない。それにしても王女が消えたってのにみんなのどかですねえ。 [DVD(字幕)] 10点(2005-08-31 17:16:57)(良:1票) |
7. ロスト・ワールド/ジュラシック・パーク
舞台を広げてしまったばかりに限られた範囲で恐竜に迫られるという緊迫感が薄れも逆に小ぢんまりして普通のパニック映画になってしまった印象。面白いのは間違いないが、ストーリーも前作の島から脱出を目指すバイオハザード的な怖さのほうが良いです。 [ビデオ(字幕)] 7点(2005-08-27 17:08:15) |
8. ロマンシング・ストーン/秘宝の谷
とにかくエンターテイメントを目指し銃撃戦、肉弾戦、カーチェイスなどいろんな要素を盛り込み、それにラブストーリーをトッピングしている。はっきりいって大した深さも無い冒険に対し色々盛り込みすぎで逆に安っぽく退屈でB級臭がプンプンする。これならドラえもんの冒険映画のほうがよっぽど面白い。バックトゥザフューチャーやフォレストガンプみたいな傑作を撮ったゼメキスの作品とは思えない。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2005-07-31 13:52:54) |