1. ロレンツォのオイル/命の詩
事実の重みを痛感してしまいました。ちょっとホラー映画のような撮影の仕方に不満もありますけれども、こんな奇跡があるなんて人間って本当に素晴しいですね。主演の二人も熱演していて良かったです。あの子役も凄かったです。非常にいい映画でした。 [DVD(字幕)] 9点(2005-11-27 19:21:40) |
2. ロスト・イン・トランスレーション
《ネタバレ》 憎い演出してくれます、ソフィアコッポラ。終始淡々と進むストーリーにもかかわらず、二人のストイックでもどかしい恋愛に見せられてしまいました。素晴しいバランス感覚の恋愛ですね。愛しているんだけど、今の生活を崩すことのできない二人の最後にするキス、、、、憎い!非現実的な恋愛映画が多い中、この設定は憎すぎます!さらに最後の聞こえない(翻訳されない)会話はまさにロスト・イン・トランスレーションじゃないですか!憎い!確かに、日本と言う異文化に慣れない外国人のつらさを、異文化のせいにする、いかにも「全てはアメリカ中心」的なアメリカの傲慢さを地で行くような感じがかなりします。しかし、恋愛映画としてのこのバランス感覚は憎いとしかいえないので8点! [DVD(字幕)] 8点(2005-11-14 22:38:46)(良:3票) |
3. ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還
う~ん。スケールでかいし、よくあの本を映画化したな~と感心しますけども、なんか微妙。ところどころ、サムが泣かせる言葉を言いますけど、少々ダラダラしすぎ。もうちっとコンパクトにしてほしかった。はっきり言って印象薄いです。もう一度見ようとは思いません。でも頑張って撮ったから8点あげます。そんな頑張った感じしか伝わってこない映画でした。 [映画館(字幕)] 8点(2005-11-07 23:12:07) |
4. ローマの休日
典型的なラブコメだけど嫌味じゃない所がすごくいい。ありえない設定だけどなぜか説得力がある。不思議だ。オードリーが可愛いからか?グレゴリー・ペックが男の引き際を教えてくれるからか?なんだろう?本当は好きじゃないジャンルなのに大好です。「或る夜の出来事」と並び、個人的になぞの多い映画です。何故すきなのか説明がつきません。これが名作の力なのでしょうか? [地上波(吹替)] 9点(2005-11-07 22:53:13) |
5. ロミオとジュリエット(1968)
この映画は、高校の時、授業時間に見た映画なのでかなり記憶に残っています。ロミオとジュリエットは話し自体は、すでに知っているものだったので特に意外性みたいなものは感じませんでしたが、非常にまじめに作られているし主演の二人の演技も大変素晴しいので思わず感動してしまいました。しかし、男というのはどうして素直じゃないんでしょうか、映画終了後に泣いている大勢の女子をよそに、「まぁ、普通にベタだな」などとすかしている輩ばかりで困ったものです。そういう僕も感動して半泣きだったのに、涙をこらえて「ベタだった。くさいんだよね」などとほざいてたタイプの輩です。ここに当時の反省の意とこの映画に対する純粋な感動の意を込めて9点を献上します。残りの1点は、いまだに純愛映画に素直になれない今の自分の感情と、当時のすかしていた自分に対する郷愁に捧げたいと思います。こんなことしている自分は今でもすかした輩ですね(笑) [ビデオ(字幕)] 9点(2005-11-03 23:45:58) |
6. ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ
テンポも脚本も音楽も撮影もファッションセンスもいい。最高の犯罪エンターテイメント作品。そんなに金掛けてないのにこんなに面白い作品ができるといういいお手本ですね。群像劇としても秀逸なでき。「シティ・オブ・ゴッド」とともに犯罪群像エンターテイメント作品の傑作。この映画を見終わった時、悪いことに首突っ込むもんじゃないな~とつくづく感じました。 [DVD(字幕)] 9点(2005-11-03 18:44:57) |