1. ロング・ウォーク・ホーム
《ネタバレ》 キング牧師が登場しそうな感じだったが登場せず。つまりはそんなメジャーな中枢の話ではなく、飽くまで一般の黒人や白人の無名な人たちの話としてこの問題を描きたかったということだろう。全体に淡々としているが、だからこそいい。激しい特別なことをしているわけではないということが重要なのでしょうから。黒人側からみた差別は当然悲惨だが、差別している側の中で一人正常な感性でいる白人の主人の立場も非常に悲惨なものだ。周りが全て異常な中で一人正常なことをするというのはとても勇気のいること。孤独への不安も身の危険も感じずにはいられないだろう。そういった白人側の戦いも描いてあることがこの映画の優れたところだろう。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2008-04-06 21:02:23) |
2. ロミオとジュリエット(1968)
《ネタバレ》 ちょこちょこ新解釈も入ってるのだそうな。しかし原作は大筋しか知らないから、どこをどのくらいアレンジされてるんだか判らない。受けるイメージとしては他の映像化されたものよりも肉欲感が高めだろうか。どこがどうと言うより、作品全体から受ける肉欲感とでもいおうか。純愛と肉欲とはイメージとして結びつきづらいので、やや違和感はある。まあしかし、そんなことよりなにより、オリビア・ハッセーが可愛らしい。それだけで十分な気がするくらい。友の死にロミオが逆切れしてたって、俺ははもう知らねえよとばかりに神父がとんずらこいたって、男が皆タイツ穿いてて若干気持ち悪くたって、オリビア・ハッセーが可愛いからいいじゃない。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2008-02-10 16:58:17) |
3. ロッキー・ザ・ファイナル
《ネタバレ》 正直今更作るなんて無理がありすぎると思ったが、観てみると意外と無理は感じない。3~5のような酷さはなく、テイストは1&2に近い。ロッキーの真髄は人間ドラマにあるのだと思い知らせてくれる内容。5のような駄作でこのシリーズが終わるよりは、今作のような満足のいく作品で終焉を迎えることが修正できたことはこのシリーズとしても幸福だろう。スパイダーやマリーなど1の影をちらつかせるのはあざといとと言えばあざといが、これもシリーズ最後ならではと思えば特段嫌味には感じない。ただ彼女の息子に自分の息子をダブらせての交流であることは見えてくるものの、処理がかなり中途半端に終わってしまっているのが気になる。この点もう少し詰めて欲しかった。 [DVD(字幕)] 6点(2008-01-29 20:48:35) |
4. ロッキー5/最後のドラマ
《ネタバレ》 ソ連から帰ってきたら息子が急に大きくなっていてびっくり。そんな無茶しますか。ロッキーが騙されていつの間にか一文無しになってしまってて、またびっくり。自分たちがしたいことの為に、強引に設定もっていってるのがあまりに露骨すぎます。トミーの世間の扱いにしてもね。今作ではロッキーはリングに上がれないので、トミーとのストリートファイトがクライマックス。当然、もはやボクシングではなくただの喧嘩。こんなファイトが最後とはなんだかとても淋しい。トミー役の人は、髪を伸ばしたジャイアンみたいで見栄えが利かない。もっと見栄えの利く役者さんを使えなかったものか。 [DVD(字幕)] 1点(2007-11-10 20:21:23) |
5. ロッキー4/炎の友情
《ネタバレ》 前作ではミッキーが死に、今作ではなんとアポロが死んでしまう。この映画自身が食べ物がなくて自分の足を食い始めたタコのようになってしまいました。試合は例によってただの殴り合い。あの状態からロッキーが盛り返すということになんら説得力はないが、そういう映画だとして割り切れる。しかし何故かアウェイのソ連での試合で観客はソ連国民ばかりだというのに、途中からロッキーの善戦にロッキーコールが沸き起こるという展開はさすがに戴けない。そんなわけないじゃん。嘘くささを通り越して嫌悪感を呼び起こす嘘だ。ソ連上層部への市民の反感の象徴として描きたいだけだろうと勘繰りたくもなる。馬鹿馬鹿しい。そして試合後、ロッキーの米ソの融和を訴えるような演説。やりたい放題。ロッキーに政治を絡ませてはいけません。歌がやたら多く、旧作の回想シーンが盛り込まれたりして、センスが格段に落ちた。 [DVD(字幕)] 2点(2007-11-10 19:57:43)(良:1票) |
6. ロッキー3
《ネタバレ》 前作であれだけ右目が利かないといっていたのに、そんな設定知りませんと言わんばかりの10連続防衛かぁ。いい加減な。1&2とはがらりと違うテースト変更で、随分エンターテイメントに傾いた。ハルク・ホーガンと戦ってる時点でどうにでもなれである。ロッキーのキャラ自身も雰囲気がかなり変わってしまっている。試合前の挑発に軽くのっちゃうし。挑発にのらない男ロッキーはどこへ。チャンピオン生活が長かった影響でしょうか。試合シーンは相変わらず。基本的にまともにパンチを受けすぎです。どれだけパンチ力ないんだよ。まあそれをおいても、相手があまりに強引に振り回す猿すぎて興醒めだ。 [DVD(字幕)] 4点(2007-11-10 19:26:31) |
7. ロッキー2
《ネタバレ》 あのエンディングのその後はあまり見たい気分ではないのだが、これもまた止むを得ない。始めは若干テーストの違いに違和感があったが、徐々に慣れる。この辺、見ている内に割りきりが出来ました。昏睡状態に陥ったエイドリアンはやややりすぎの感はあるが、ロッキーシリーズは二人の愛情劇という側面も大きいのでこれはまあ許容範囲。試合は前作で負けたのだから、再戦は勝つという展開になるのは分かりきってはいるけど、それなりに高揚感はある。しかし前作にも増して防御を知らない男たち。普通の殴り合いで相変わらずボクシングを見ている感覚には程遠い。 [DVD(字幕)] 6点(2007-11-10 19:08:41) |
8. ロッキー
やや荒いものの、味わいのある人間ドラマ。今見るとボクシングシーンが意外と短い。中盤のラウンドをごっそり抜いてしまったりして荒っぽいことしてますな。ボクシングというより、ただの殴り合いに見える。もう少しだけでもボクシングらしければ尚良かったんですが。それはそれとして、勝利云々よりも存在証明としての試合という位置づけが心を熱くさせてくれる。ベストエンディング。やはりロッキーは人間ドラマにこそ価値がある。 [DVD(字幕)] 7点(2007-11-10 18:58:45) |
9. ロケッティア
《ネタバレ》 ジェニファー・コネリーは可愛いけど、今観るとどこか野暮ったい感じ。もちろん可愛くはあるけども。彼女観たさに観たのでその点は満足。内容はヒーローものという訳でもなく、爽快感もなく、半端な出来。ナチスとか絡んできてなんか面倒くさかったりする。ディズニー映画の割りに、ちょっと目線がいやらしかったりして、子供と観るにも半端ですね。 [CS・衛星(字幕)] 4点(2007-11-05 18:16:56) |
10. ローズ家の戦争
大げさでド派手な夫婦喧嘩物映画だと思っていたが、観てみたらド派手というより陰湿な夫婦喧嘩。相手を殺そうとしてるようにしか見えない行動多数。ブラックジョークなんでしょうが笑えません。初対面の男の前で足をおっぴろげて逆立ちする女も頭がおかしい。下品で汚い映画。笑えないブラックジョークほど苦痛なものはない。 [CS・衛星(字幕)] 1点(2007-09-17 19:03:44) |
11. ロング・キス・グッドナイト
《ネタバレ》 設定などはボーン・アイデンティティを思わせるがこちらはかなりコミカル。サミュエルも悪党もどちらもゾンビのようにしぶといし、細かな点でのツッコミどころには事欠かないが、展開もテンポも悪くないので気楽に楽しむには中々の出来。ただ、暗殺者という設定上しかたないとはいえ、人の殺し方が残酷で楽しさに水を差される感じはある。ラストシーンで「こんな生活を続けたいか」という問いへの返事にナイフを木に投げつけるというのも、一体どっちの意味の答えなのか判りにくい。この辺はもっと判り易く、すっきり終わらせて欲しかった。何千人も死ぬだろうテロを起こして、それをアラブ人の仕業に仕立てるという計画は今見ると笑えないネタですな。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2007-07-11 21:57:49)(良:1票) |
12. ロボコン
長澤まさみ独特の甘ったれた喋り方が役にはまっていたのは良かった。大会の展開など、筋書きに合わせた強引さが目立ったりもするけど、アイドル映画としては十分な出来なんじゃないだろうか。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2007-03-22 19:14:37) |
13. ロボコップ3
《ネタバレ》 2があまりに酷かったので、これもどれだけ酷いのかと怖かったが、2に比べればまだ見られる内容。まあ面白くはないんですが。何故か主役の人が変わっているのに、プロテクターをとった顔もほとんど違和感を感じないほど似てたのでびっくり。これは元から似てるのかね。特殊メイクで似せているのなら、またびっくりだ。 [CS・衛星(字幕)] 4点(2006-09-03 14:40:52) |
14. ロボコップ2
《ネタバレ》 前作のヒット受けて作られた続編だろうが、これは酷い。初っ端のロボコップ2号として紹介される試作機二体の笑えないギャグがこの映画の全てを物語っている。全体に何故かコミカル路線。2号の素材に死刑囚を使うというのもベタ。普通に言うこと聞かないし。当たり前じゃ。ドラッグがテーマで、悪役が子供というのもまたベタ。その割りにあっさりとしていて、悪役の匂いに薄い。冒頭で、元の妻子の家の近くをうろちょろするが、そのことを生かした展開がないのも痛い。その他の要素も結構宙ぶらりんで終わっているものが多い。なんとも半端だ。 [ビデオ(字幕)] 1点(2006-09-03 14:32:07) |
15. ロボコップ(1987)
《ネタバレ》 合成はまったくのコマ撮りで、カクカクしまくり。さすがに今見るとその点が残念だが、テンポ良く、展開も娯楽ものはこうあるべきという切れ味がある。ロボコップが実像を見せるまで結構じらす感じもいいです。若干グロいシーンもあるけど、今時の映画に比べればまだまだ軽い方。 [ビデオ(字幕)] 7点(2006-09-03 14:25:53) |
16. ロイ・ビーン
お気楽西部劇な感じで、なかなか楽しめました。ラストもくだりも良いです。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2006-06-14 20:21:40) |
17. ロミオ&ジュリエット
演出が全体的にふざけすぎてて好きになれません。 [DVD(字幕)] 1点(2006-05-10 09:29:07) |
18. ロビン・フッド(1991・ケビン・レイノルズ監督作品)
アラン・リックマンが印象に残るだけでした。 [CS・衛星(字幕)] 3点(2006-04-27 22:39:53) |
19. ロボッツ
《ネタバレ》 意外性のあるストーリーを期待するような映画でもないので、気楽に笑ってればいいって感じの映画です。そう思ってはいても、社長が隠居生活に入る理由が意味不明な感じなとことか、やっぱり最低限の詰めが甘い感じが気になったりはしますけどね。 [DVD(字幕)] 5点(2006-04-25 19:23:43) |
20. ロマンシング・ストーン/秘宝の谷
《ネタバレ》 宝物の発見がやたらあっけないけど、それなりには楽しめる。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2006-04-24 22:35:39) |