1. ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ
心のベスト・テン第1位です。原作を読んでいないので分かりませんが、「回想シーン」とされている部分は少年時代から仲間を売る辺りまでで、それ以降は、実はすべてがヌードルス(デニーロ)の、アヘン窟での妄想なんじゃないでしょうか?友人達を裏切って、ほうほうのていでアヘン窟に逃げ込んで来た彼が、罪悪感や挫折感から、「実は真相はこうで、遠い将来(老いて)こうなったらいいなあ~。」って、ラリって考えたんじゃないでしょうか?だとしたら、ラストの意味不明のスマイルも、「ンな訳ねーかあ~。」って感じの、自嘲ぎみの「笑み」として納得できるんですよねー。つまり、「現在」とされる老いたデニーロのシーンこそ、「回想(妄想)」なんじゃないかなぁー。これって、定説? 10点(2001-07-07 01:57:43) |