1. 若草物語(1994)
《ネタバレ》 原作本は読んだことなくて、自分の知っているストーリーは、しょう紅熱にかかったべスが回復して、戦争に行っていた父親が帰ってきたところでめでたしめでたしというところまでだったけど(「ガラスの仮面」でもそうだったし)、その続きのストーリーをこの映画で初めて知りました。始めのほう、エイミーがまだ幼くみんな一緒に暮らしていた頃の話の展開がけっこう速くてちょっと味気ない気もしたけど、今まで観てきた前半だけの話みたく、ジョーとエイミーのケンカやべスの病気のシーンを長く引きずる展開が自分はけっこう退屈に感じてしまってたところもあって、かえって良かったとも思えた。エイミーがおしとやかな淑女になることや、ジョーがローリーを振ってしまうところは意外だったな~。ジョーは、ニューヨークに行く前に彼と恋人同士になって心の励みにしようっていうんじゃなく、彼を好きとは違ったにしろ、きっぱり振って全く一人で新しい場所へ旅立ったのが、いさぎよくてすごくカッコいい!自分だったらできないかもしれん…(^^;だから、新たにいい人と出会っての最後のハッピーエンドはとても祝福できたし感動しました。出演者もみんなハマッていて演技も良かったと思う。キルスティン、やっぱうまいし、おしゃまでかわいかった。今はもうでかいけど、アメリカの安達由美っていう感じだったな~。 9点(2004-10-08 01:37:32) |
2. ワンダー・ボーイズ
ストーリーは二の次で、アクの強いキャラクターでほとんどムリヤリ話を推し進めていってる感じがするけど、嫌いじゃないです!マイケル・ダグラスの映画、自分は観たことがなかったけど、周りの人にさんざん振り回されてしまう災難なオジサンを好演していたと思う。さすが芸達者の人って感じ!?あと、これはトビー目当てで観たのですが、一見、フランケンシュタインみたいな彼には驚きでした。何気ない仕草もイチイチ普通じゃない。特に眼の動きが引き付けられる!やることがハチャメチャで一見怖いキャラに見えるけど、私自身も変なところや暗さを持っているし、その役と似てないところがなくもないと思い、どこか親近感も感じてしまった(^^;どうやって役の研究したんだろう?あと、彼にはいつか悪役もやってほしいと思える。ただ、これは登場人物たちの設定が分かりづらいです。女装していた人は何だったの?という疑問や、下宿している女子学生は教授の愛人志願だとか、教授は三回目の結婚でその奥さんに出て行かれたところらしいけど(ビデオのパッケージに書いてあった)字幕で一度観ただけじゃ分からなかった。 7点(2004-09-23 00:10:28) |
3. WASABI
日本の細かい描写はかなり変だけど、東京のゴチャゴチャした街の中が、この映画ではけっこうカッコよく見えた。ジャン・レノがゲームセンターで順番に敵を倒してゆくところなんかは痛快で、アメリカ映画によくある、カジノで起こるアクションシーンを、迫力は欠けるけど日本の狭いゲーセンの中で再現してくれたっていう感じがした。あと、銀座のシンボルの建物(三越だったか!?)の時計をあんなふうにアップで映されたのを見たのは初めてだった。レノのコミカルな友達がゲーセンでノリノリだったり、わりと東京を楽しんでいたようなのが何だかうれしかった。ただ、広末涼子は着せ替え人形みたいにされてるし、ヤクザやその親分はギャグになってた^^;リュック・ベッソン監督は親日家というよりも日本のヤクザ物が好きなだけじゃないかと思う…。 6点(2004-04-02 19:23:59) |
4. 悪いことしましョ!(2000)
何だか、観ていてスマスマのコントを思い出してしまった。私も、ブレンダン・フレイザーと香取慎吾が似てるなぁと思いました。彼の演じたそれぞれのキャラが、同一人物とは思えなくて見事です!そして笑える! 繊細な少年!?のキャラの時は、ロード・オブ・ザ・リングの主人公にそっくりだと思った(笑) 7点(2003-10-04 01:43:10) |