1. ワーキング・ガール
《ネタバレ》 アタシはまず80年代ガールズの連獅子みたいなヘアスタイルにビックリ仰天! あの頃ってこんなにブッ飛んでたっけ??みたいな。 前に見たときはアタシもまだ子供だったから、卑怯なキャサリンめ、ザマアミロ!ってなもんだったけど、大人になってから見るとキャサリンってそう悪い上司でもないような…。 もちろん部下のアイデアを盗んだこと自体は褒められたもんじゃないし嫌なオンナではあるんだけど…同時に仕事もオトコも失っちゃってキャサリンったら大丈夫かしら?ってちょっぴり心配になっちゃったわ。 高学歴なオンナってちょっとした挫折で精神的におかしくなったりするからねえ。 …お母様ティッピ・ヘドレンに比べると若干下アゴが発達しすぎちゃった感のあるメラニー・グリフィスだけど、カワイイお声のおかげかオットリ系キャリアウーマンっぷりがハマってて良かったわ。 若き日のハリソン・フォードもセクシー!だし、なぜか喜多嶋舞に見えてしょうがなかったジョーン・キューザックも好演してて…バランスのとれた安定感バツグンのサクセスストーリーって感じね。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2012-11-23 16:39:29) |
2. ワン・ツー・スリー/ラブハント作戦
ソ連・共産主義・鉄のカーテン…なんだか懐かしい単語がてんこもりね。 ってアタシは小さかったから冷戦時代のことはあんまり覚えてなくってよ。 ホホ。 でもおもしろかったわー。 確かにせりふが多くて見るの疲れるわね。 言葉遊び的なところもたくさんあって、字幕つけた人は大変だったんじゃないかしら?って感じ。 …オットーが意外にステキな男性に変身してのハッピーエンドは、ワイルダー的ほのぼの感全開でとってもアタシ好みよ。 それにしても…今となっては歴史の1ページって感じの米ソ冷戦時代をコミカルに扱ったこの映画、世界史の授業かなんかで見せたらどうかしら?なーんて。 ホホ。 [地上波(字幕)] 7点(2005-07-21 21:02:57) |
3. 1.0【ワン・ポイント・オー】
…結局どういうことよー!? ハワードって何者なわけ? なんで最後あんなことしたの?? ファーム社の人ではないんでしょ?? …映像の色合いはとっても素敵だし、カフカ的な突然襲ってくる理不尽な不幸も、誰も(自分さえも)信じられないっていう精神的恐怖感も興味深いんだけど…一体どういうことなのか誰か説明してよー!!って感じ。 実はアタシ、レイトショーだったんで夜怖くて眠れないんじゃないかしら?って見る前は思ってたんだけど、どっちかっていうと答えが気になって眠れない感じね。 もう一回見たら理解できるのかしら? [映画館(字幕)] 6点(2005-06-19 09:01:34) |
4. 私の中のもうひとりの私
《ネタバレ》 なんだか心を揺さぶられる映画だったわ。 小さい頃から感情のままに行動するのを避けて、すべてを頭でコントロールしようとしてきたマリオン(知的な人には多いタイプよね)…なんでも理性で処理しようとしてきたから、感情的なことになりそうな場面(弟の奥さんとの話とか、ラリーからの熱烈アプローチとか)は努めて避けてきた(感情のパワーを制御する自信がなかったから?)。 ところがある日隣の部屋から聞こえてくる会話を聞いたことがきっかけで、自分の人生を振り返りはじめちゃって…すべてをうまくコントロールしてあらゆる成功を収めてきたつもりが、実は見たくない部分から目をそらしてきただけだったってことに気付いてしまう…。 ミア・ファローの「今日とってもかわいそうな女性に会って…」のくだりなんて、ホント胸に突き刺さるようでアタシも聞いてて辛かったわ。 でも、マリオンのような強さのある女性なら、こんな事実をつきつけられて一度は落ち込んでも、この映画のようにまた見事に立ち直れるかもしれないけど、弱い人だと…どうかしらね? 50歳でこの状況に立たされてマリオンのようにしなやかに対応できる人って稀だと思うわ。 アタシは個人的に、本当の自分の姿って見えないほうが幸せだと思うの。 嫌なところも含めた自分の本当の姿を見せつけられて、それでも冷静でいられる人がいたら、その人はもはや人間じゃないわ。 人間知らないほうがいいこともたくさんあると思うのよ。 人が自分を本当はどう思ってるか、とかね。 …とにかく、自分の生き方も含めていろいろと考えさせられる、とっても知的な映画だったわ。 あ、あとジーナ・ローランズがすごかったわー。 彼女の表情の変化を見てるだけで、マリオンの心の内が手に取るようにわかるの。 いい女優さんだわー、ホントに。 [地上波(字幕)] 7点(2004-04-27 20:59:57)(良:1票) |
5. ワルプルギスの夜
《ネタバレ》 とにかく、イングリッド・バーグマン綺麗だわー。 若い頃からすでにあの気品に満ち溢れた美しさは備わってたのね。 まだ初々しい感じではあるけど、すでに大女優の片鱗が見え隠れしてたわ。 すごいわねえ。 …実はアタシ、デビュー当時のイングリッド・バーグマンが見たいってだけで、映画の内容自体には特に期待してなかったんだけど、けっこうよかったわよ。 よくまとまってて、1935年の映画なのに現代のアタシたちにも共感できるところがあって、それでいて古き良き時代の雰囲気も醸しだしてて。 ぜひ皆さんにも見ていただきたいわ。 ホホ。 [地上波(字幕)] 7点(2004-02-10 15:41:04) |