1. ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ
《ネタバレ》 ゴッド・ファーザーより前に製作されていたら間違いなく絶賛されていたんだろう。謎解き自体は単純なんだが、三つの時代が複雑に交差するから、そこに乗り遅れると中に入っていけず退屈してしまう。どん底から体をはって這い上がっていく緊張感あふれる映像は見事だ。子供時代のエピソードも付け足しにせずじっくり描いている。友情と愛と裏切りの男の美学がデ・ニーロの名演で堪能できる。最後の笑いは謎だが、この世界から足を洗えると思った開放感と、資金を独り占めできると思った喜びなのか。 [CS・衛星(字幕)] 10点(2006-09-24 00:17:09) |
2. WASABI
これが、香港とか上海を舞台にしていたら、違和感なく観れたのかも。たしかに広末は熱演で、ジャン・レノも存在感を発揮していました。ただ、日本でフランス語話す人はそんなに見かけないよなあ。全体的に、レオンの別バージョンみたいな印象が残りました。 5点(2004-04-17 23:37:52) |
3. 101
す、すみません。2、3日前から考えていました。わかる人だけわかって下さい。(追加)グレン・クローズ様には、大変お世話になっております。見た目と違ってすごく良い人です(結果的に)。副大統領もやってます(だから?)。今後とも私のブレーキ役をよろしくお願いします。これも、わかる人だけわかって下さい。 7点(2004-04-03 12:48:27)(笑:1票) |
4. わが谷は緑なりき
名作に出会うとその監督のイメージが作られます。感動が大きければ大きいほど、確固たる作風が固定されてしまいます。したがって、その思い込みが裏切られたときは失望もかなり大きくなります。しかし、期待を裏切る作品が、とんでもない名作であれば、逆にその監督の評価は何倍にも跳ね上がります。ウェールズの炭鉱で生活する一家の色々な出来事が描かれていきますが、失業、事故、離婚にいじめと、違う時代の違う国の我々にとって、それらは不幸そのものであっても、何と彼らは生き生きと生活していることか。自分の置かれた立場をわきまえ、誰を恨むことなく、できることを一生懸命やろうとする姿勢に、すがすがしさを感じ、感動しました。私のジョン・フォードのイメージを塗り替えた黒猫さん、ありがとうございました。 8点(2004-04-01 02:04:22) |
5. ワイアット・アープ(1994)
名監督必ずしも名俳優に有らず。オスカーもらったんだから、監督に専念して、たまに出演が良かったのに。かっこいいのも考え物だな。ところでこの映画、まあ、素材は良かったし、けっして駄作ではない。なかなか良かったよ。ところどころに山場があり、大河ドラマ風に流れていく感じです。映画館で見ましたが、長くは感じませんでした。まあ個人的には、ワイアット・アープはヘンリー・フォンダが一番ですが。 6点(2004-01-09 02:14:00) |