1. 我輩はカモである
歴史的な意義は十分理解できるし、テンポ感の凄さや、後世の作品への影響等も分かったけれど、なんとか堪えて最後まで観たというのが正直なところです。公開当時の劇場は爆笑の渦だったんですかね。私が子供の頃に爆笑しながら見てた「オレたちひょうきん族」も、今見たらかなりツライですから、お笑いが時代を超えるのは難しいことを実感しました。英語でダジャレ言われても、分かっても、笑うより「なるほど」という感じになってしまうし、戦争への皮肉も「なるほど」になってしまった。村上春樹がこの作品を好きらしくて、ああそういうことかと分かったのがささやかな満足でした。 [CS・衛星(字幕)] 4点(2021-08-25 00:28:33) |