1. 悪いことしましョ!(2000)
《ネタバレ》 悪魔に魂を売り渡すことで7つの願い事がかなう。世にも不思議な物語とか笑ゥせぇるすまんに出てきそうな話で、展開はだいたい想像がつきます。興味は、ラストをどのようにまとめるかだけでしたが、無難にハッピーエンドでめでたしめでたし・・・。 これといった見どころも特にありませんでしたが、面白くないこともないし、気軽に観られるので、ヒマつぶしとか重い映画を観た後の気分転換にはちょうどいい映画だと思います。 その程度の映画でしたが、観てよかったことがひとつだけ・・・。 この悪魔が相手ではどんな願い事もロクでもない結末に・・・そして願い事はあとひとつ・・・もし自分だったら何を願うか。「“世界が平和で、人々が思いやりの心を忘れませんように”かな?」 欲のかたまりのような自分が、マザーテレサのような願いを思い浮かべるとは・・・自分もまんざら捨てたもんじゃないなーと気付かせてくれました(笑) 最後の最後に何を願うか。そこで自分の本質を知ることができる(かも?)、そういう意味で一度観ることをオススメします。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2020-10-19 19:49:27) |
2. once ダブリンの街角で
《ネタバレ》 この映画は、主演の男性の歌が好きかどうかで評価は大きく変わると思います。 残念ながら自分の好みには合わなかったため、好きでもない歌手のアルバムのPVを見ているようでした。先日観た「はじまりのうた」がとても良かったので、期待が過剰になった分、落差が大きかったようです。 でも、街の雰囲気や早朝の海岸のシーンなど素敵な画も多かったし、男女の関係性の描写も上手かったですね。お互い意識し合ってるけど結ばれない、でも決して悲劇ではなく、それぞれの新しいストーリーがこれから始まるというラスト。単純なようですが、安っぽいドラマにならないところに、制作者の力量の高さが感じられます。それだけに、主演の歌に魅力を見い出せず、気持ちが入らなかったのが残念でした。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2020-06-17 17:44:33)(良:1票) |
3. ワンダフルライフ
《ネタバレ》 死後、人生最高の思い出とともに向こうの世界へ・・・という着想やアイディアは面白く、是枝監督らしい、味のあるヒューマンドラマを期待しましたが、ちょっと物足りませんでした。着眼点はファンタジーなのに、あれではただの再現ドラマしか生まれず、そんなもの見せられたって・・・と思うはず。内容にいまひとつ入り込めなかったため少し退屈でしたが、でも全体の雰囲気は悪くなく、この雰囲気が好きという人も多いと思います。 [CS・衛星(邦画)] 5点(2015-02-17 13:55:28) |
4. 私の奴隷になりなさい
おそらく、この映画を見る人の目的はだいたい同じはず(^^; でもこれなら壇蜜のDVDを見た方がよほど満足できると思います。こういう映画をあれこれと批判しても仕方ありませんが、SMがテーマになるとどうしてあんなに劇画調になっちゃうんでしょうねぇ(笑) それに、作り手にセンスも力もないために、板尾さんが晒し者のように見えて気の毒でした。壇蜜、あれだけの個性があるんだから、ちゃんとした人が魅力を引き出してあげれば、もっと輝けたはずなのに・・・もったいないなぁ・・・ [CS・衛星(邦画)] 1点(2013-04-27 19:30:17) |
5. 私の優しくない先輩
《ネタバレ》 この話、意外と若くない世代にウケるのでは?逆に若い世代からは「こんなこと認めたくない!」という心理から反感を買いそう・・・。妄想シーンのハリボテ宇宙や宙吊りのワイヤーをわざと見せてチープ感を出してるのは、「お前らの夢見てる世界なんて、所詮この程度のお遊戯レベルなんだよ!クサくてウザくて暑苦しい現実の方がよほど素敵だ!それが人生だ!」みたいなことを言いたいんですよね、たぶん・・・。だからこそ現実を認めたあとに出てきた宇宙は「本物」だったということかな?要は、妄想世代のガキを批判・・・とまではいかなくても、こういう女子をおちょくった映画なんだと思いました。だから意外と楽しめたのかも。とはいえ、もうちょっと精度を高める工夫はできなかったのでしょうか? [DVD(邦画)] 6点(2013-03-23 23:14:47) |
6. 忘れられぬ人々
《ネタバレ》 年寄りの哀愁映画と思っていたら、意外にも現代的なテイストで、楽しめました。ただ、最後は拳銃と日本刀で相討ち、これはあまりにも強引というか、かなりビックリでしたが、でもそれもアリだと思います。戦争シーンの描写はいらないとと思いました。セリフの中だけでよかったのでは? [CS・衛星(邦画)] 6点(2012-02-16 10:52:56) |
7. 私をスキーに連れてって
ちょうど自分が就職1年目の年に見たせいか、当時は、同年代の人間の「仕事に対する甘さ」が鼻につき、いま振り返ると、「ここ何十年の間で若者が一番バカだったことを象徴する映画」というような印象しか残っていません。 [地上波(邦画)] 4点(2011-07-20 23:26:06) |