1. 隣のリッチマン
ベンスティラーのコメディということで借りたのですが,ベンスティラーの威力が減っている気がします。「ズーランダー」のような破茶目茶を期待していたのですが。あまり爆笑できる場面はありませんでした。ベンスティラーが富豪の役を演じればもっと笑えたのかなとも思います。ストーリーは安心して見られる内容ですが,展開というか映画全体の雰囲気が「マン・オン・ザ・ムーン」に似ている気もしました [DVD(字幕)] 5点(2005-08-08 18:22:36) |
2. CODE46
DVDのジャケットにはハードSFのような宣伝文があったので借りたのですが,内容はSF味を取り入れた恋愛ものでした。SFとしての世界観も若干ありきたりで,SFとして期待するとがっかりします。バグダッドカフェのようないわゆる「おしゃれ映画」に興味のある方なら満足されるかもしれません。 [DVD(字幕)] 2点(2005-08-08 18:08:23) |
3. 隣のヒットマンズ 全弾発射
前作に比べるとしょうもないです。 [DVD(字幕)] 2点(2005-06-12 07:44:08) |
4. ブレインストーム
《ネタバレ》 発想が斬新で,感心しました。ぜひともリメイクしてほしいのですが,1983年版でも十分視覚的に楽しめました。 [DVD(字幕)] 7点(2005-06-10 19:13:23) |
5. キルスティン・ダンストの大統領に気をつけろ!
最近ディープスロートの正体が明らかになったため,旬の映画と言うことで見てみました。一般に海外政治モノは若干の前提知識がなければ消化不良になりがちですが,この映画はウォーターゲート事件についてテレビや学校で知れる程度の常識があれば十分ニヤリとできる内容だと思います。また,海外政治モノのもう一つの特徴として,雰囲気や台詞が,リベラルまたは保守かのどちらかに偏りがちになるのですが,この点でもバランスが取れていて無駄にイライラすることもありません。主役の女の子二人も可愛いので,おすすめです。 [DVD(字幕)] 8点(2005-06-10 19:06:18) |
6. スパイ・ゾルゲ
緻密な時代考証が本作の売りであろう。本作では,1931年のソ連で情報将校がZIPPOライターを使用しているが,これは初めて知った事実なので驚いた。自分の記憶によれば,確かZIPPOは翌年アメリカの田舎で発売され始めたはずだ。さすが共産主義,「空想から科学へ」という理念は,不可能を可能にするわけである。また,近年では稀なくらい質の低いCGにも恐れ入った。これも昭和初期のテクノロジーに少し配慮したからだろうか。締めのイマジンは「imagine no possessions」と言いたかっただけだろう。ただ,あの人はIRAシンパであって共産主義者ではないから,ちょっと違う気がする。ていうかこの映画嫌いです。 2点(2005-02-11 18:35:21) |
7. 2010年
ど文系SFの「2001年」より面白かった。なぜツァラトゥラストラなのかも,ちょっと分かった気がする。気がするだけ。2061年を省いて,3001年を映画化して欲しい。 [映画館(字幕)] 8点(2004-08-10 08:17:09) |
8. ラスト サムライ
perfectは「天晴れ」と訳すべきでした。「完璧」って何でしょう。内容は良いのに、戸田奈津子のセンスに辟易しきりでした。 [映画館(字幕)] 7点(2004-08-01 15:16:55) |
9. 戦場にかける橋
なぜかアラブ風の英語を話す斎藤がマヌケで可哀想でした。アメリカ人も微妙にアホ風味というか軟派に描かれていまして気の毒です。イギリスが第二次大戦の映画を作る場合,ノルマンディーその他欧州戦だとユニオンジャックをたたえる映画となるのに,アジア戦だと変なリベラル映画に堕するので残念です。戦局の帰趨ひとつでここまで変わる点にイギリス人のセコさを感じます。本作の舞台が欧州だったら,列車だけ上手に爆破したに違いないでしょう。 [DVD(字幕)] 4点(2004-07-31 03:11:20)(良:1票) |
10. ビルマの竪琴(1985)
菅原文太が役柄にハマりすぎてて,確かに無茶苦茶カッコイイんだけど,ちょっと笑えた。肝心の内容については,竪琴と合唱が大変美しかった。話の筋もさることながら,こちらでも泣けた。脚本より強く五感に訴える。これぞ映画の醍醐味ですなあ。 9点(2004-07-30 06:20:27) |
11. 太陽の帝国(1987)
《ネタバレ》 ラストで善玉の日本人少年(坊主頭のパイロット見習い)が狙撃されて,目が真中に寄って死ぬところが怖かった。あの表情は今でも忘れられない。 8点(2004-07-29 20:05:04) |
12. プラトーン
ベトナム戦争ものの中では最高傑作のひとつだと思う。ウィリアムデフォーはやっぱ善玉役者です。 7点(2004-07-29 20:00:29) |
13. 大日本帝国
下で複数の方が指摘されているように,戦史を淡々と追っただけの映画です。ただ,この手の映画にありがちな抽象論観念論も混じっていないので,退屈に思われる方もいるかもしれません。 [映画館(字幕)] 5点(2004-07-29 19:55:36) |
14. タイガーランド
DVDのおまけの中で見るべきものはコリンファレルのオーディション風景くらいしか無い,という点からわかるように,この映画はコリンファレルのプロモ。兵役の訓練所の実体を知るには,フルメタルジャケットで十分。 5点(2004-07-29 19:27:19) |
15. エンド・オブ・オール・ウォーズ
《ネタバレ》 時代考証に若干疑問を抱きました。作品の本筋は結構良いのですから,この点をもう少しきっちりしてほしかった。例えば,1942年初頭の英国人が「カミカゼ」なんて言葉を知るわけがないのですが…。また,二番目に善玉の日本人の軍人(丸坊主で日本刀使い)は,どう考えても三島由紀夫としか思えませんし…。 [映画館(字幕)] 5点(2004-07-29 19:21:21) |
16. 地獄の黙示録
川の遡行途上で、基地がだんだんすさんでゆくのが印象的だった。そして辿り着いた先がアレだもんね。巧いことできてると思います。 6点(2004-07-26 17:59:39) |
17. ザ・コア
《ネタバレ》 地球の中心へ行くという発想は良い。中心部への途上、結晶びっしりの空間に入ったときは何じゃこりゃとわくわくした(「アビス」ばりの地底基地とか)が、何も起こらんかった。その後も、結局何も起こらんかった。 5点(2004-07-26 17:16:34) |
18. エドtv
エドがアホ丸出しで良かった。トゥルーマンショウの壮大さも良いが、こちらも別の意味でおすすめです [映画館(字幕)] 4点(2004-07-26 16:45:14) |
19. タイカス
《ネタバレ》 映画自体がしょうもないのは勿論ですが、さらにしょうもないのは主役の新聞記者でした。ただの新聞記者のくせに無駄に暴れまわって色んな方面の人に迷惑をかけるし、少数者だけ助かるのは癪だという幼稚園児でも沸き起こるレベルの疑問を大袈裟に言いつづけます(んなことみんなわかってるっつーの)。そのくせ何故か自分も助かるグループに加わっています。社民党の人かと思いました。挙句、ラストシーンには前述のしょうもない道徳心を誇示せんがためにまた一人殺してます。もうわざとやってるとしか思えません。 [映画館(字幕)] 0点(2004-07-26 16:37:44) |
20. ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ
この映画の特色のひとつは、解釈の多様性といわれていますが、多様すぎるためやや何でも有りの感もあります。そういう人はぜひとも解説を聞いてみてください。本作の解説者はたくさんの論点を指摘してくれるし、同時に妥当かつ無難な解釈も教えてくれます。この解釈はDVDの市販版には収録されているようです。 [映画館(字幕)] 8点(2004-07-26 16:09:07) |