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1.  ライフ・オブ・デビッド・ゲイル 《ネタバレ》 
非常に完成度の高い社会派サスペンスである。最近、無責任に謎だけ残して終わる映画が多いが、これは”死刑の是非”というテーマがあるため、極端ではあるが犯人の行動が十分納得出来る。怪しいケビン・スペイシーが出ている時点で最後のオチは予想出来たが、だからと言ってつまらないとは全く感じなかった。それは、時間の組み立て方が実に巧妙なためで、怒濤のクライマックスにしても、ケイト・ウィンスレットの演技に、ついのめり込んでしまった。観終わった後の余韻といい、ここまれにみる秀作である。
10点(2003-12-24 01:05:21)(良:1票)
2.  魔法にかけられて 《ネタバレ》 
近年、ネタ切れの為か全体的につまらなくなったと感じるハリウッド映画であるが、たまにこういう”掘り出し物”があるからやめられない。満を持してのディズニーアニメとの融合であり、またCG技術は完璧であった。私は現実なのにお姫様が「あ~あ~♪」と唐突に歌いだした瞬間嵌ってしまった。主役を演技及び歌唱力重視で選んだのが成功だったように思える。アニメが所詮”奇麗事”だとすると、実写には”現実の厳しさ”がある。主役の女性が微妙に老けて(特に額の皺)いたり、出てくる動物もどう見ても汚なかったりするのである。そういうギャップが実に楽しい。最後、魔女の竜の呆気なさだけは少し残念であった。ハリウッドの恋愛映画らしく簡単に恋人を乗り換えるのだが、今回はストーリー上仕方ないと思うし嫌悪感を抱くまでには至らなかった。それでも相変わらず「一途な純愛」とは無縁のアメリカ人である。
[DVD(字幕)] 9点(2008-11-17 00:16:41)
3.  ブラックブック 《ネタバレ》 
今年一番心に残った作品。外国作品でなければ普通に「アカデミー賞」を獲っていただろう。第二次大戦中、戦争に翻弄されたある女性の生き様が実に力強く描かれている。戦時中、唯でさえ女性が生きていくのは厳しいのに、ナチスから民族そのものを標的にされるという恐怖は想像だにし難い。女性二人の対比が実に上手く、どちらも女を武器にしながら生きていくのである。戦後も、今度はナチスとして処罰されようとし、また裏切りに次ぐ裏切りで何を信用していいか分からない有様。主役の女優がまた凄い、一番印象に残ったのはやはり半裸で糞をひっかぶるシーン。日本人として何時も思うのは、ユダヤ人には白人系もアラブ系もいて区別がよく分からないという点。特に今回のような白人同士ならなおさらである。
[DVD(字幕)] 9点(2007-12-24 03:23:54)
4.  パッチギ! 《ネタバレ》 
井筒監督がとうとう言動に負けない強烈な作品を撮った。出来れば朝鮮についてタブーだった時代に風穴を開けて欲しかった。ただ問題作でもある、朝鮮寄り過ぎるのである。「嫌韓流」を読んでいなければ、強制連行についてそのまま信じてしまっただろう。真にどちらがとは言えないが、日本人自体がもう一度、歴史認識について考えるいい機会にはなると思う。あと別にケンカは一般人に迷惑を掛けさえしなければ好きにやればいいと思うのだが、小銭泥棒だけは別の問題である。何処の国だろうが犯罪は犯罪、こういう行為が差別を更に生むのである。結局この作品が好きな理由は、沢尻エリカと「イムジン河」に尽きる。主役の男も実にいい雰囲気で、人が良いだけではなく葛藤の様子が良く描かれていた。沢尻エリカの容姿であれば、正直国籍など関係ないし、そういう環境の子を好きになる自分が好きだったりするもの。私は単に京都弁の女性に弱いので参ったのが大きい。 
[DVD(邦画)] 9点(2007-01-13 01:40:37)(良:1票)
5.  オールド・ボーイ(2003) 《ネタバレ》 
韓国映画恐るべし、何という重厚な映画であろうか。最初から最後までチェ・ミンシクの迫力に圧倒された。前半は上等なサスペンス・見てて痛くなるようなアクションと完璧。後半、特にオチに関しては賛否両論あるだけあって、精神的に欝になった。親近相姦以前に、復讐の理由がアホ過ぎる。自分の事は棚に上げて逆恨みもいいところである。本来ならマイナス3点ぐらいだが、それを補うだけの力をこの作品には感じる。観ていて分かりにくかったのは主役と犯人の年齢差、どう見ても10~15歳は離れている様に見える。よって回想シーンで誰が誰だか分からなくなった。そして、復讐より娘を探すのが先ではないのか。まあ実際探しても、外国にいると工作されているのだろうが。要は、娘と同じような年の女性と何やってんねん!という事である。娘と重ね合わせたりしないのかなあ。
[DVD(字幕)] 9点(2006-12-25 18:08:00)
6.  クラッシュ(2004) 《ネタバレ》 
観終ってからの余韻が何とも言えない。ハリウッドというかアメリカならではの映画、日本では絶対にこういう切り口の映画を創ることは出来ないであろう。社会の矛盾・闇が実に興味深く描かれているのだが、説教臭く無くなくそれぞれ個人に考えて貰うという、あくまで自然な手法が素晴らしい。一気に釘付けとなったのはやはり車火災のシーン、演出・役者の演技には脱帽である。刑事、車窃盗犯のコンビのそれぞれの運命の対比など感慨深い。人種問題については、実際ロス暴動があったし、またテロのため緊張状態にあると思う。それに加えて銃社会で生きるという緊迫感、正直考えるだけでゾッとする。
[DVD(字幕)] 9点(2006-08-20 04:54:52)
7.  Mr.インクレディブル
アメリカのアニメは苦手なのだが、これは実に面白かった。アクションをひたすら楽しむという単純さが合ったようで、昔の「トムとジェリー」を思い出した。最先端のCGは見事としか言いようが無く、心を鷲掴みにしたのは”奥さんキャラ”であった。一番凄いのは超能力も無いのにヒーローをうち負かす悪役だと思う。面白かったので日本語吹替えでも観たのだが、これがまた良かった。黒木瞳が上手いのは当然だとしても、三浦友和の違和感の無さには驚かされた。「スチームボーイ」や「ハウル」の声優の使い方とは全く偉い違いである。 
[DVD(字幕)] 9点(2005-11-23 23:44:21)
8.  下妻物語
あの啖呵で深田恭子は役者として一皮向けたように感じる。適役と人は言うが、余りにガタイが良すぎて、普通に土屋アンナより強く見えて仕方が無かった。一番の心配は宮迫だったのだがそれも一瞬で取り越し苦労だと分かった、ギャグ・映像・テンポと全くこの監督のセンスには驚かされる。ギャップを狙いつつ、それでいて自然体で、生き方に一本筋が通っており見ていて気持ちが良い。
[CS・衛星(字幕)] 9点(2005-11-03 05:11:52)
9.  ビッグ・フィッシュ 《ネタバレ》 
ティム・バートンの魅力全開映画。アメリカの古き良き田舎にファンタジーと先ず視覚と感覚にうったえて来る。窮屈な日本で育ったからか、無いものを求めるからか良くは分からないがとにかくすべてが和む感じがした。最高潮は分かってはいても、親父のホラ話が実は全くの嘘では無かったと分かるシーン。親父の威厳が戻り、率直に幸せな気分にさせられる。また一番印象に残ったのは巨人の俳優で、ああいう名脇役がいることで一気に引き込まれる。恋人を強引に奪うのはすべてきれい事で済ませてしまうのもあれなので許せるが、流石にいい大人がホラ話がきっかけで長年仲違いといのはどうだろうかとは感じる。
9点(2005-03-05 02:44:22)
10.  スパイダーマン2
この手の映画でここまで感動するとは思わなかった。クライマックスの盛り上がりが如何に重要かという手本の様な作品。特に電車のシーンでは昔懐かしいヒーローの匂いがした。”ナウシカ”のシーンもあったし。そして、今回アクションシーンが2・3倍パワーアップしている。CGを使用した映画で本当に凄いと思う作品はごく僅かだが、今回の想像力豊かな動きは大人子供に関わらずワクワクさせてくれる。ヒロインの顔も流石に慣れ、主役にお似合いという理由だけで最後もすんなり受け入れられた。しかし、自分の写真を新聞社に売っといてバレない方がおかしいだろう。それより主役は天才なんだろ。自分の糸には関心無いのだろうか。電車をも止める強度なのだから、幾らでも商品開発の道があるだろうに。 
9点(2004-12-15 23:14:20)(良:1票)
11.  ブラザーフッド(2004)
一民間人の筈のチャン・ドンゴンの戦闘力が高すぎで、風貌といいチョウ・ユンファと重なって見えて仕方が無かった。ラストもドラマチックに仕上げ過ぎてしまっており、それが”運”による所が多すぎるので若干興醒めした。しかし、不満はそこだけで、戦争映画では間違いなく最高クラスに入るだろう。日本で現在このレベルの作品が創れるかと言えば・・・で、昔の「二百三高地」までさかのぼらなければ太刀打ち出来ないのが悲しい。戦争なので、敵の兵士を憎む気持ちは無いが、下手な思想を振り翳したアカ狩りの学生には本当に嫌悪感を抱いた。どちらの首都も一時陥落するという壮絶な侵攻、撤退で、如何に韓国一般市民が混沌とした中で生きてきたかを改めて考えさせられた。 
9点(2004-11-22 16:37:59)(良:1票)
12.  “アイデンティティー” 《ネタバレ》 
ドンデン返しも、とうとうここまで来たかと感心したと同時に、今後これ以上の推理モノを創るのは至難の業だろうと率直に思った。”虐待”というキーワードから子供が犯人で、その当時の回想だと推理したのだが、そのような生易しいものでは無かった。”妄想”という、一つ間違えばそれまでの思い入れをすべて台無しにしかねない中、正に挑戦とも言える見事なまでの脚本、演出にはただただ驚嘆させられる。無論ジョン・キューザックの見事にハマッた演技も見逃せない。
9点(2004-03-01 03:22:23)
13.  デッドコースター
映画館で観れば良かったと久々に後悔した作品。冒頭の高速道路の事故の映像は流石に見事な出来で、それだけでも観る価値があると思う。その後も息付く暇も無い展開で、有り得ない死に方を推理するという不謹慎な楽しみがある。映像は強烈なのだが、一瞬ということもあって後に気持ち悪さが残るようなものではないように思う。今回は、玉突き事故という設定のため、状況的にみて本来死なないでいい人が代わりに死んでいるのが引っかかった。死神とやらは、代わりがいても最初の物も欲しがる欲張りなやつらしい。タイトルについては、インパクトがあってこれで良いと思う。事実「1」を観終って、内容が面白かったのは覚えていたが、タイトルなど全く印象に残らなかった。有名になってシリーズ化してくれるのを切に願う。
9点(2003-12-07 19:36:48)
14.  猟奇的な彼女
とにかく新鮮な作品だった。深読みしては裏切られ、ハラハラのしどうしに快感を覚えた。
9点(2003-10-15 11:53:40)
15.  マトリックス リローデッド
「ロード・オブ」と同様、これも2作目が一番面白い。ストーリー重視で無く、アクションにのみ力を注げるのが良い結果となっていると思われる。目玉は無論、100人スミスとカーチェイスである、何度観ても感嘆させられる。前作の影響でCGカンフーが流行りになっているが、やはりマトリックスという世界観があって初めて一見不自然な動きも生きると感じる。日本刀が出てくるのも何だか嬉しい。ただCMの流しすぎであまりにも既に観たというシーンばかりで損した気分になった。速攻で観に行った私でこうである、せめてパターンを変えるなと言いたい。
[映画館(字幕)] 9点(2003-10-15 08:24:47)
16.  容疑者Xの献身 《ネタバレ》 
安易なドラマの映画化が多い中、こういう原作がしっかりしている映画こそ本来望ましい。ドラマの主人達は今回裏方に周り、主役は完全に堤真一と松雪泰子の「SABU映画」コンビが取って代わっている。実力派だけあって、終始演技に惹き込まれる。ドンデン返しも久々に騙された、何故態々死体を残すのか最初から不思議で仕方なかったが、アリバイづくりのために見ず知らずの者を殺害するという、無論許されないが実に人の心理の裏をかいたトリックである。ドラマも映画も満足出来たという稀な作品である、何よりジャニタレではなく福山雅治なのが良い。 
[地上波(邦画)] 8点(2010-01-10 18:33:33)
17.  ランボー/最後の戦場 《ネタバレ》 
一番好きな「ランボー」が帰ってきた。噂では相当グロいと聞いていたが、銃撃によって体が吹っ飛ぶのは当たり前の事であって、そういう表現を使うことによって内戦の悲惨さが伝わってくるので全然良かったと思う。ただ、冒頭の面白半分の虐殺だけは精神的にきつかった。近年のアクション映画には登場するだけでワクワクするといったヒーローがいない、ランボーが弓矢を持って現れたシーンの興奮は此処数年無かったものである。兎に角ランボーが強すぎて残酷なシーンなのに笑みさえ出てしまうのである。脇役ではバレットという50口径の狙撃銃を持った”スクールボーイ”が光っていた。ランボーにしては機関銃(此れも多分同じ50口径)を乱射しただけで終わってしまったり、そのせいか80分という短さで「もっと見たい!」という欲求が残ったのが唯一の不満であった。結局、スタローンは「ロッキー」と「ランボー」という2大ヒット映画の原点に戻ったという事だ。それに気付くまで随分遠回りしたように感じる、そこがまたスタローンらしい所ではあるが。 
[DVD(字幕)] 8点(2009-02-15 10:33:28)
18.  ダークナイト(2008) 《ネタバレ》 
観終わった後、何とも言えない不快な後味がずっと残るのだが同時に面白かったと本当に思える不思議な作品。観ていけば行くほど、不満はジョーカーではなく全てバットマンの方にいく。改めてこのシリーズに出てくるヒーローや怪人は単なる”人間”だという事。もっと言うとコスプレマニアの危ないオッサンである。その人間の心理を付いたストーリー展開が実に面白い。ジョーカーの最終目的は、どう考えてもバットマンに殺され其の事によって悪の道に踏み込ませる事。それに殺せないバットマンという図式であるが、ジョーカーを生かしておいたおかげで新たな犠牲者が増え続けるという悪循環に陥る。この世には殺すしか無いという人間がいる、バットマンは所詮殺人罪で捕まりたくないだけにしか見えない。警察内部も汚染されているのだから、捕まえても無駄という学習能力も無い。市民が爆弾のボタンを押さなかったのは、自分の方が爆発するかも?と疑っただけだと思う。ジョーカーの性格を知っていなければ、そんな事ないのだが。アクションに関して言えば、終盤盛り上がらなかった事は残念であるが、中盤のお化けタイヤのバイクで久々に爽快感のあるシーンが見れて良かった。前作とはヒロインが違うし美人じゃないので、何の思い入れも無く死んでも何とも思わなかった。「スパイダーマン」のヒロインといい何故この程度の顔で選ばれるのか不思議でたまらない。
[DVD(字幕)] 8点(2008-12-30 07:27:59)(良:1票)
19.  ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序 《ネタバレ》 
庵野ともあろう者が未だに過去の遺産で金儲けするのか?と観る前は嫌悪感しかなかったが、その感情は始まって5分で消えた。無論作画をすべてやり直しているという点を評価してである。そして、この映像はもはや芸術の域に達している、庵野は昔からレーザーによる破壊を描かせたら世界一だったが正にその集大成に思える。ストーリーは序盤のテレビ版そのままなので、ある様で無いに等しい。相変わらず、思わせぶりな台詞が出てくるが、徹底的に無視すればいいのは心得ている。シトの登場番号が1つずれているのだけは気になった。この作品が何故ここまで人を惹きつけるかというと人が誰でも持っている”絶望”を描いているからのように思える。 
[DVD(字幕)] 8点(2008-06-14 20:30:20)
20.  ボーン・アルティメイタム 《ネタバレ》 
私はキャラ色が強いオーバーなアクション映画より、こういう地味なシリアス路線の方が好きだ。舞台がヨーロッパで、歴史を背景にした張り詰めた空気が心地よい。それでも8点に留まったのは、観ている最中はあれだけ緊張感があったのに、鑑賞後は不思議と余韻が残らなかった点。やはり最後が拍子抜けだったのと、CIAの馬鹿さ加減である。あの部局はセキュリティーが無いに等しい。アクションの瞬殺も板に付いた。ただそうなると気になるのは、何時ものボーンの”間合い”についてである。あとどう考えてもボーン君がゾンビ化してしまっている。せめて脱臼ぐらいして痛がれと。 
[DVD(字幕)] 8点(2008-03-15 05:47:36)
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