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プロフィール
コメント数 195
性別 男性
自己紹介 誤読御免

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1.  ショーシャンクの空に 《ネタバレ》 
そこが刑務所の中とは忘れさせるような、清々しく振る舞うアンディの姿と壁に貼られた一枚のポスター。 その裏側で、ただひたすら静かに穴を掘り続けていたアンディの「覚悟」と「決意」の底知れぬ深さ。 やがて実を結んだ「覚悟」と「決意」は、ポスターが破られたその刹那、一人の人間の「魂の叫び」となって穴から噴き出し、暖かな、またあるものには痛烈な奇跡の光の中に、物語の「すべて」があざやかに融けてゆく・・・。 そして、いつまでも見ていたいまばゆい海岸のシーン。  まぎれもない傑作。
10点(2003-11-23 16:07:48)
2.  バッファロー'66
こんなに心に染み付いてしまった主人公は初めて。 昔から知ってる友人のような気さえする。 「こいつ、バカだ。」と笑いながらも、暖かい涙がなぜか溢れた。 彼女とはうまくやれよ。 がんばれ、ビリー!
10点(2003-11-12 13:02:22)
3.  ギャラクシー・クエスト
林で投げたおもちゃのブーメランがカンカンカンと木に当たり、遠くへ・・・ あーあと思うとくるりと向きを変え、スピードを上げながら戻ってきて、再び同じ木にカンカンカンと当たり、手の中にすぽっ。 見ると、金のブーメランに変わっている。・・・何というエンターテイメント。 ここ数年のベスト。
10点(2003-11-09 11:43:21)(良:2票)
4.  許されざる者(1992)
しゃがれた風格があり、地下を流れるマグマのような静けさと、青空のような奥行きもある。 コーヒーに浸したなめし皮のような風わいがあり、いぶし輝きを放ち続ける至極の一作。 銃弾一発の「重さ」がリアル。  大人が安心して浸れる「映画の中の映画」だ。
10点(2003-11-07 17:50:06)
5.  タイタニック(1997) 《ネタバレ》 
この映画は賛否両論に割れているけど、私は大傑作だと思う。 冒頭部分、ジャックとファブリッツィオがポーカーで勝ってチケットを手に入れ、まるで子犬のように喜んでタイタニックに走っていくシーン、血気盛んな青年2人に対するあまりにも皮肉な「運命のいたずら」に、早くも胸が熱くなりました。 この映画の凄いところは人物描写にあると思います。 一人一人の立場や性格や心情を限られたシーンとセリフ、そして細かな目配せや、仕草、表情できっちり印象付けている点が凄い。 そしてそれぞれの人物に,起、承、転、結、があり、それらを綿密な編集で違和感なくドラマの中にからめています。 ディナーのシーンのやり取りの妙、氷山にぶつかってしまってからの航海士達の表情の深刻さ、スペクタクルシーンもさることながらドラマ部分に印象に残るシーンが多いです。 二人の恋愛部分にしても、だだバカみたいにくっついた訳ではなく、お互いの中に他には無い見過ごせない輝きを見出し、命がけの恋に落ちてゆく様子も窮めて必然性を持って描かれています。  何度見ても新しい発見のある、示唆に富み、繊細さと大胆さを兼ね備えた「稀なる超大作」だと思います。 (追)みんなから色々叩かれてるケイト・ウィンスレット、この人うまいと思うよ。女優としての風格もあるし、いずれオスカーをとる人材だと思うのだが。
10点(2003-11-01 17:44:48)(良:5票)
6.  JFK
オリバー・ストーンの忌わしき60年代に憑り付かれたような演出は今回も冴えわたっている。 まるで機関銃のようなセリフによる情報の洪水と、時折挿入される、見てきたような現場のカットバックにさらされるうち、ストーンの構築した疑惑の銃弾をめぐるジグソーパズルを思わず並べさせられてしまう。 フィクションとドキュメントのせめぎ合いによって抽出された粘度の高い糊がピースの間を埋める。 3時間以上かけて「霧の向こうに浮かび上がる藪の絵」が完成した。 ストーンの気迫と執念がこの作品に異様な輝きを与えている。 この「藪」の向こうにはトラが居るのかウサギが居るのか、何やらブーフーとケモノの息づかいが聞こえてくる。 映画の枠を超えた、言いようの無い余韻がいつまでもビリビリと残る。
9点(2003-12-14 12:42:45)
7.  ミザリー 《ネタバレ》 
キャシー・ベイツが銃をちらつかせた時あまりの怖さにめまいがした。 「怖さ」を抽出して量ったらこの映画、間違いなくトップクラスだろう。 キャシーの演技は凄いとしか言いようが無いが、身動き出来ない「密室の恐怖」と「痛さ」を見事に感じさせてくれたジェームズ・カーンの受けの演技も素晴らしかった。 十数年ぶりに観たが、その「怖さ」はじりじりと胃袋に響いた。人里離れた山の中で事故って瀕死の重傷。助けてくれたのが白衣の天使。なんていう都合のいいシチュエーションも、ちょっとひねっただけでこんなに不条理な話になるなんて面白い。 しかしこれに近い人って本当にいそうだ。 人間が一番怖いってコトか。
9点(2003-11-30 01:48:55)
8.  ギルバート・グレイプ
ささやかで、身近な愛情に満ちた、良い映画だと思った。  ディカプリオの演技は完璧。無垢の力。凄いとしか言いようがない。  キャンピングカーの行列がアメリカっぽくてよかった。
8点(2004-04-25 16:38:53)
9.  日蔭のふたり
なんと静かで、映像の美しい映画だろうとつい油断してストーリーに身をゆだねてしまった。 そしたら完全に無防備な状態で下腹部を強烈に突き刺された。 しばらくは引きずりそうです。 よくよく考えてみればそのシーンにつながる二次的な伏線は張られていたんですね。うかつでした。 この作品をまだ観てない人は心して観た方がいいと思う。 妊娠中の人は観ない方がいい。 子供は親の予想以上に親のことを考えているものだ、その逆もまた然り。 そんな中で起こったこの悲劇は見るに耐えない。 ケイト・ウィンスレットの役者魂は認めるが、内容的にはかなりきつかった。 宗教的な下地のある人が観るとまた解釈の仕方が違うのかな、とも思った。 映像、構図は完璧。
8点(2004-03-05 02:29:48)
10.  摩天楼を夢みて 《ネタバレ》 
アレック・ボールドウィンの高飛車な演説にイライラ、雨にイライラ、契約がうまく取れないジャック・レモンにイライラ、煮え切らないアル・パチーノの顧客にイライラ、姑息なエド・ハリスにイライラ、電話も通じない乱雑なオフィスにイライラ、仏頂ズラの刑事とケビン・スペイシーにイライラ、もういいだろ勘弁してよ。 そしてラストでびっくりがっくり。 遠い目をして肩を落とし映画館を後にする営業マンの姿が目に浮かんだ。 役者がうまいので最後までのめり込んで見れてしまうのがまたツライ。 デートには最も不向きな一本だ。 この映画では恋人同士の会話は弾まないだろう。 決して面白くは無いが、後からジワーッと効いてくるボディブローのような不思議な映画。 カナリニガイゼ。
8点(2004-01-16 01:31:05)
11.  ウォレスとグルミット/ペンギンに気をつけろ!
もう長い付き合いなんだろうなと思えるウォレスとグルミットの熟した主従関係が良い。 よりによって、そこに割り込もうというペンギンの小悪党振りを、あのつぶらな瞳でよく表現出来たと感心した。 クライマックスのスピードプレイからウルトラCの着地まで見事に決め、大人の映画ファンをも唸らせた地道で周到な作業には拍手を送るしかない。 ウォレスの声、欽ちゃん以外は考えられない。 「ぐーるみっとぅ」という欽ちゃん流の呼び方が妙にはまっていた。
8点(2003-11-28 18:00:01)
12.  わが街(1991)
一見何事も無いような日常の隅に潜む不条理や歪みを説明過多に陥ることなく、観るものにも共に考える余白を残しながら進むストーリーが心地よい。 人はさまざまな思いを胸にグランドキャニオンの前に立つ。 そして、そこではセリフも説明も、もはや必要なくなる。  心に残るやさしさの良作。
8点(2003-11-28 12:42:01)(良:2票)
13.  ブレーキ・ダウン
かなり面白い。 ストーリーとともに恐怖の色を微妙に変化させながらラストまでピンと張った緊張感がいい。 そしてその糸を一瞬で断ち切るタイミングのセンスも良し。 この監督なかなかやる。
8点(2003-11-27 17:55:51)(良:1票)
14.  トゥルーライズ
ジェームズ・キャメロンに「007」を撮らせるべきだ。  きっと面白いぞ。
8点(2003-11-22 18:39:30)(良:1票)
15.  ジュマンジ
少年の成長もののファンタジーとして見事な出来栄えだと思う。 バックトゥザフューチャーほどの大風呂敷ではないが、適当なスケール感もいい。 脚本もよくできていて、ラストの着地のさせ方もドキドキする。 何度観ても楽しめる秀作。
8点(2003-11-10 19:14:12)
16.  エグゼクティブ・デシジョン
特殊部隊がいかにもそれらしいので緊張感があり、手を変え品を変えラストまでその緊張感が続くので、見応えがある、得した気分になれる映画。  オススメ。 (追)スティーブン・セガールがあのまま乗り込んでいたらどういう展開になっていたか色々想像すると、この映画にとってはアレがベストプレイだっただろう。失礼。
8点(2003-11-08 13:48:42)
17.  カリートの道
フィルムの上で冥府魔導に身をおいた者のさだめとして、ハッピーエンドでマイアミビーチで女房子供と戯れることなんて出来っこ無いのに、それを成し遂げようと執拗に絡んでくるしがらみをほどきながら出口を目指すカリートの姿が切なかった。冒頭のシーンは無くても作品として成立してるんじゃないか、むしろ無いほうが良かったんじゃないかとさえ思った。斬った貼ったのマフィア映画の定型の域は超えていない印象。でもパチーノとペンの演技で満腹にはなった。
7点(2004-09-16 00:22:39)
18.  オール・アバウト・マイ・マザー
世の中という大きな水槽からコップいっぱいの水をすくい採り、中ですいすいと泳ぐ人間達の悲喜こもごもをちょっとの間眺めて見る。 どこにでも人は生きていて、それぞれにはそれぞれの都合があり、よろけたりつまずいたりしながらも、しなやかに粘り強く生きている。 コップの中からのさりげない「あなたもそうでしょ?」という問いかけに、軽くうなずきながら観たりする。 自力で泳ぐ、大人の女性向けに作られた繊細な良作だ。 オカマのアグラードがチャーミングに作品のやりきれなさを中和する。 「みんな、がんばって」と言いたくなる様な、言われている様な、ちょっぴりほろ苦いけれど眼差しの優しい映画だと思った。
7点(2004-03-25 12:21:09)
19.  スターシップ・トゥルーパーズ
内容的には、がんばればCGもここまで出来ますよ、という品評会にアクの強い毒をベッタリとつけ、その上にどこかで観たような爽やか青春群像劇をペタッと貼っただけのバカ映画には違いないが、同時に「バカを見てバカになる怖さ、見慣れることによって感覚の麻痺してゆく怖さ」も実感させて、戦争というものについてちょっぴり考える機会を提供してくれる「シニカルな体感ムービー」という特性も併せ持っている。 CGのクオリティーは極めて高い。 たとえ「毒」に犯され「バカ」になってでも、ジックリと見る価値はある。 ただしその場合、間違っても薄笑いを浮かべながら見てはいけない。 
7点(2004-02-04 11:26:22)
20.  永遠に美しく・・・
ハリソン・フォードと、このブルース・ウィリスは痛めつけられて命からがら逃げ始めると、がぜん輝きだす。・・・間違いない。
7点(2003-11-28 16:28:20)(笑:1票) (良:1票)
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