1. スピード・レーサー
こんな映像観たことない!史上最悪の失敗作「インディ・クリスタルスカルの王国」を見た後だけに超新鮮でした。ここまで徹底して映像作りに徹した監督・スタッフに脱帽です。ギャグのセンスも超一流。ウォシャウスキー兄弟は完璧にス○ルバーグ監督を超えた。ス○ルバーグ監督、あなたの監督としてのキャリアは「ミュンヘン」で終わった。これからはウォシャウスキー兄弟の時代だ! [映画館(字幕)] 8点(2008-07-17 00:15:05) |
2. インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国
「ターミネーター3」「エイリアン3」「オーシャンズ12」を見終わった時同様の激しい失望感に襲われた。近年まれにない大監督の失敗作となるであろう。久々の続編への大きな期待、前3作が優れた作品だっただけに失望は大きい。「T3」のように監督が変われば「しゃーないね」で片付けられるが今回ばかりはそうはいかない。せっかくK・ブランシェットのような大女優を起用しているのに全然生かしきれてない。意味の分かりにくさ、テンポの悪さ、まるで超B級映画を観た感じだった。興行成績と宣伝の上手さと面白さは連動しないという典型のような作品だった。 [映画館(字幕)] 3点(2008-06-30 20:03:19) |
3. クリムゾン・リバー
ストーリーも面白く、ジャン・レノもヴァンサン・カッセルもいい演技をしていると思うが薄っぺらな感じはぬぐえない。監督の力量でしょう。 [DVD(字幕)] 3点(2008-01-03 07:51:34) |
4. バベル
《ネタバレ》 まずシネスコサイズでないのに大きく失望した。いまどきアカデミー賞を狙うような大作でビスタサイズはないでしょう。せっかくプレミアスクリーンで観たのに始まった瞬間にガッカリした。内容についてはこのような映画は好き嫌いが分かれるでしょう。菊池稟子の役作りは少々やりすぎ。演技はすごいけどシーンのリアリティに欠けるかな。 [映画館(字幕)] 6点(2007-07-05 20:44:03) |
5. デジャヴ(2006)
《ネタバレ》 「アンフォゲタブル」+「フラットライナーズ」+「デッドゾーン」+「ザ・フライ」の面白さが凝縮されたような映画でした。トニー・スコットといえばB級低評価の映画が多いですが本作はなかなか見応えがありました。編集も上手く、まったく飽きることなく楽しめました。 [映画館(字幕)] 8点(2007-03-24 18:46:06) |
6. 007/カジノ・ロワイヤル(2006)
《ネタバレ》 ブロスナンの007が核とか大げさな題材で大味だったのに比べ本作はストーリー重視でGOOD!特にカジノの場面は時間をかけて演出・カメラワーク共に丁寧に描写されて最高だった。惜しむらくはボンドガールを演じたエヴァ・グリーンに華がなかった。演技力もないし。最初にビーチで馬に乗って出てくる悪役の奥さんがボンドガールと思ったのは私だけでしょうか? [映画館(字幕)] 8点(2007-01-12 00:00:18) |
7. トランスポーター2
1が面白かったから期待したが期待はずれ。レイトショーで安く見たが金返せと叫びたくなった。シチュエーションは良くこの先どうやって解決するのかなとワクワクしたら ただのありえないシーンの連続。これだと怒るよ。誰でも作れるじゃん。こんな映画。リュック・ベッソンも落ちぶれたねえ!こんな映画作るようじゃ。昔はやったイタリアの食人ホラーと同じレベル!ジェイソン・ステーサムももっと選べよ、出る映画。 [映画館(字幕)] 3点(2006-06-09 00:05:33) |
8. ホテル・ルワンダ
重い社会派ドラマであるが編集の巧さから娯楽作としても第一級の映画となっている。 全く飽きさせない展開、音楽もいい。何といってもドン・チードルの上手さでしょう。 賞に縁がなかったのが信じられない映画である。 [映画館(字幕)] 9点(2006-03-07 22:36:09) |
9. モンスター(2003)
非常に採点のしにくい作品だ。プロデューサーでもあるセロンの思いもありこの映画は作られたのだろうがここまでイメージを壊し(はっきり言って超別人!)醜い姿になってまで演じるのは凄いと思うがこれがアカデミー主演女優賞にふさわしいかと言うと首を傾げたくなる。セロンも決してアカデミー賞を望んだわけではなくステップアップもしくはイメチェンのために演じたのが結果的についてきたというのが本当のところではないだろうか。「スタンド・アップ」でもノミネートされているが彼女にはそのような正統派の映画で取ってほしい。そういう意味で言うと「モンスター」には単なる演技を超えた、プロデューサーとしてこの映画を作った執念とか、すさまじい演技を評して「アカデミーど根性賞」みたいなものを彼女に贈ってあげたい。 [DVD(字幕)] 7点(2006-02-28 00:33:57) |
10. ミュンヘン
《ネタバレ》 近年のスピルバーグ映画としては演出が冴え渡っている。エリック・バナの演技も秀逸で暗殺者の苦悩がひしひしと伝わってくる。家族と会えない辛さ、特に生まれたばかりの赤ちゃんの声を電話で聞いて泣くシーンは自分も涙が出てきた。カメラワーク・効果音を駆使して超一級の娯楽映画として仕上がっている。さすがスピルバーグ!実話というよりはミュンヘン事件を題材としたサスペンス映画として観る方が楽しめると思う。ただ暗殺シーンはリアルすぎる。女殺し屋を殺すシーンは正直言って見るのが辛かった。カップルにはあまりお奨めできません。一人もしくは同性で観に行きましょう。 [映画館(字幕)] 9点(2006-02-22 23:57:47) |
11. キング・コング(2005)
このレビュー見て期待しすぎたせいかはっきり言って期待はずれ。すごいのはCGと撮影だけで出演者の演技にまったく緊張感が感じられなかった。CGと人間のバランスが悪すぎるのだ。あとこの手の映画で3時間は長すぎる。もっとタイトにまとめるべきでしょう。オリジナルと同じストーリーでリメイクするのは能がないよ。最後のシーンはエンパイアステートでまたかという感じであくびが出そうになった。あと何なんだこのキャスティングは。ナオミ・ワッツじゃ演技が平たすぎてコングとの愛情は表現しきれないでしょう。エイドリアン・ブロディももっとしっかり演技しろよ。アカデミー賞が泣いちゃうよ。 [映画館(字幕)] 5点(2005-12-29 03:43:37) |
12. ブラック・サンデー
爆弾を人のいいおじさんで試すシーンにはまいった!原作にはあるがまさか映像化するとは思わなかった。絶対に原作を読んで見るほうがいいです。映画としては最高のエンターテイメント。現代はなぜこのような作品を作れないのだろうか?特撮に頼らないアクションサスペンスを撮ってみろよ!早くDVD化してほしい。 [ビデオ(字幕)] 9点(2005-08-24 22:37:54) |
13. ジャッカルの日
結末を知っているのに何度も見たくなる上質な映画の一本。 本も面白いが映画はそれを超えた稀なケース。 リメイク版は見ないほうがいいでしょう。タイトルを同じにしなかったことが せめてもの救い。おそらく日本のタイトル作成者はリメイク版を見て失望し あえてタイトルを変えたのではないだろうか。 [ビデオ(字幕)] 9点(2005-08-24 22:23:02)(良:1票) |
14. アパートメント(1996)
音楽とストーリー、ひと時も飽きさせない展開、どれをとってもすごく良かった。こんな映画を今まで知らなかったとは!一人の男が女を探し求める展開はヒッチコックの「めまい」を彷彿させる。ラストはちょっと意外。主人公のマックスは婚約者とうまくやっていけるのだろうか?と心配してしまう。マックス役のヴァンサン・カッセルが「オーシャンズ12」の盗賊役を演じてるとは気づかなかった。 9点(2005-02-11 23:49:24) |
15. オーシャンズ12
わけわからねー。印象に残ったのはヴァンサン・カッセル演じる泥棒がレーザーを避けて盗みを働くシーンだけだった。「エントラップメント」を思い出したけど。11の方がシンプルで良かった。 5点(2005-02-11 23:30:53) |
16. ダイ・ハード
何といってもテロリストのリーダーのハンス役のアラン・リックマンでしょう。彼でなかったらただの面白いだけのアクション映画に終わってたでしょう。ブルース・ウィリスに見つかり人質の振りするところなんかはもうアカデミー賞ものです。助演男優賞をあげたくなります。最近ではハリーポッターにも出てます。もう一つの見所は撮影でしょう。ほとんど自然光の入らない夜の撮影で光と影を巧みに取り入れた撮影は映画の質を格段に上げています。さすがヤン・デ・ボン。ずっと撮影監督続けて欲しかったな。 9点(2004-07-27 23:30:21) |
17. ターミネーター
「2」は1回でよいが「1」は何度も観たくなる。忘れた頃に「あぁ観たいな」と思わせる映画はそう多くはないが「ターミネーター」はそんな映画の一つです。映画は金をかければいいってもんじゃない!バカみたいな金をかけ全部特撮で作られる現代の映画とは一味も二味も違う。古き良き時代の傑作。最悪の映画「T3」が作られたことが悲しい。 9点(2004-07-27 20:16:18) |
18. スパイダーマン2
んーっ、評価が難しい。前作があまりに良かったので。悪役が無理に作られたキャラという感じがして一作目に比べ安っぽくなってしまった。あと余りにMJを引きずっているね。個人的にはキルスティン・ダンストにはもう出て欲しくなかった。新たなヒロインが出てくればもっと新鮮味があったと思う。ちょっと大作化しすぎたね。サム・ライミ監督はちょっとはB級の香りが残っているほうが良い。一作目があまりに鮮烈だったので同じものを求めると「あれっ」という感覚がある。ただアクションは超パワーアップしている。まさにUSJの「スパイダーマン・ザ・ライド」に乗ってる気分だね。 6点(2004-07-04 00:27:37) |
19. フレンジー
殺人鬼が「ラブリー!」と何度も叫びながら犯すシーンがたまりません。奥さんかなりの巨乳だし繰り返し見ちゃいます。このシーンかなりヒッチコックの願望が出てます。 セクハラヒッチコックの悪評でもう有名女優は出てもらえない腹いせに無名女優で好き勝手に演出したのでしょう。「フレンジー」と「ファミリー・プロット」の最後2作は良い。変に作り物っぽくなくて。 8点(2004-05-28 23:37:09) |
20. ロボコップ(1987)
すごく好きな映画。音楽が映画にすごく合っていて退屈場面が一つもない。バーホーベンの映画の中でもでベストと言えるでしょう。やはり極めつけはラストシーン。かっこよすぎるよ、マーフィー。あと人のレビューを悪く言うつもりはありませんが、「なぜ口の部分を撃たないのか?」というあまりにつまらないレビューはもう止めませんか?映画公開時から言われていましたよ。そんなことは製作サイドは最初から分かって撮っているんですよ。そのレビューが出てくるたびに「またか」と溜息が出ます。これはSF映画なんですから。フィクションでもなんでもないんです。もっと違った見方できませんか?思ってもレビューに出さないで欲しい。粗探しではないんですから。 8点(2004-03-07 19:51:27) |