1. 陰陽師0
《ネタバレ》 映像は良かったけど、ちょっと思っていた作品と違うという感じがした。やはり野村萬斎版の印象が強く、あの感じを求めていたからかもしれない。敵との戦いだが、なんともまどろっこしい。精神世界の中で戦っていたような内容なのだが、そういうことをわざわざしなくても良かったのではと思えた。そして、最後に復讐を果たすわけだが、相手は別に特殊な力を使ってきたわけでもないのにあそこまでのことをしてやってしまうのはどうなんってね。あと、なんだか全体的に中国的な衣装とかセットが気になったんだけど、あれってそういう感じもほんとはあったってことなのかな?今やってる、大河ドラマ「光る君へ」見ててもそんな感じはしないけど・・・。主役の山崎賢人は雰囲気的には別に悪くなかったので、続編とかもありかなぁっとは思った。要はストーリー次第。 [インターネット(邦画)] 5点(2024-09-16 21:28:43) |
2. ハケンアニメ!
後半に向かっていくにつれてこみ上げてくるものがあった。何かを1から作り上げるのは物凄くエネルギーがいることなのだろう。そして、それを生み出す者、それをさらに多くの人の力で完成させるには大変だと思い知らされる。アニメや映画の監督、作家、漫画家などはとんでもない苦しみの中で、さらに様々な人間の思惑との葛藤もあってやっと作品が完成し、それは時には自分の理想とは異なるものだったりもするだろう。主人公の姿を見て仕事によっては痛いほど共感した人もいるかも。そんな苦悩しながらも奮闘する主人公を演じた吉岡里帆が素晴らしすぎた。ここまで演技が出来るとは失礼ながら思っていなかった。アッパレ。アニメの制作現場を描いた作品としてはTVアニメの「SHIROBAKO」とかがあるが、この作品のことも頭に思い浮かべながら見ていた。ホント、アニメを作るのは大変なんだ。 [インターネット(邦画)] 8点(2024-08-25 17:13:46) |
3. 身代わり忠臣蔵
前半、この映画大丈夫かなぁ、空回りコメディかなぁっと心配もしたが、後半になってくるとそれなりに面白くなってくる。ムロツヨシのノリが好きかどうかで好みが変わるかも。忠臣蔵の作品は数あれど、主に吉良サイドから描かれた作品は珍しいのではと思う。話は創作だが有りの範囲。川口春奈の使い方が贅沢だったし、惚れてまいそう。 [インターネット(邦画)] 5点(2024-06-23 16:46:21) |
4. 首(2023)
《ネタバレ》 思っていたよりも見やすい映画ではあった。バイオレンスな部分もあるが、戦国の世などこんな感じだったのかと思ったり。北野映画の多くで描かれるヤクザの世界よりよっぽどリアリティがあるのかもしれない。ストーリー的にもわりかしちゃんとしていて飽きはしない。女性が全然出てこなく、男ばかりで男色が多く描かれているのが特徴的だった。かなりぶっ飛んだ加瀬信長とかは目立っているけど、個別には中村獅童や木村祐一が良い役をやってるなと。まぁ二人ともお約束事のように殺されちゃうところに北野映画らしさを感じる。最後の終わり方が、ここで終わり?感があってなんとも。まぁあれはオチみたいなものだったと思うけど、物足りなさを感じた。 [インターネット(邦画)] 6点(2024-06-22 11:29:00) |
5. 機動戦士ガンダムSEED FREEDOM
《ネタバレ》 いろいろてんこ盛りで、テンポよく進んでいく。ちゃんと見ておかないとどこの誰か、どこの艦なのかとかわからなくなりそうになる。これまでの主要人物がちゃんとみんな出て来て、みなに大なり小なり活躍の場があるのがいい。敵がどうとかこうとかより、この作品のテーマは「愛とは」ってな感じがした。その通りカップルコンビがあちこちに。それぞれの愛が見て取れる。シンとルナマリアのカップルが特に良かった。アグネスってキャラが、逆シャアのクェスって感じで、あぁ言うキャラを見ると、とんでもない悲劇が起こるんじゃないかとハラハラしたが、そういうのはなくて良かった。 ズゴックで登場のアスランの活躍もなかなか良かった。あと、女性キャラの唇がなんか強調しすぎで、もう少し抑えて欲しかった。変な感じがしたね。 [インターネット(邦画)] 7点(2024-06-08 20:54:44) |
6. アステロイド・シティ
2時間にも満たない作品なのに、凄く時間が長く感じて、途中で見るのをやめようかと思ってしまった。自分には退屈で仕方がなかった。眠くなって仕方がなかったが宇宙人が出てきて眠気が少し冷めた、が、それぐらい。 [インターネット(字幕)] 2点(2024-06-08 18:24:11) |
7. ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー
ゲームの要素を上手く取り入れているし、映像表現も流石のハリウッドのCGでよく出来ている。ピーチのキャラが印象的。ただ、全体としては何がどうということはなく、映画としての評価はそんなに高く出来ないと言ったところ。 [インターネット(字幕)] 5点(2023-09-23 17:41:25) |
8. シン・仮面ライダー
《ネタバレ》 前半はいろいろインパクトと新鮮さで良いが、段々だれてくる、終盤の盛り上がりもいまいち。仕方がないかもしれないがライダーキックぐらいしか派手な攻撃がないため、アクションシーンも地味だ。メインキャスト二人では、本郷よりもルリ子の方が印象深くて、この作品の浜辺美波の感じには好印象を持った。あと、短い出演時間ながら強烈なインパクトは残した長澤まさみは流石(笑) [インターネット(邦画)] 4点(2023-09-02 11:17:51) |
9. ケイコ 目を澄ませて
《ネタバレ》 正直、前半は退屈にさえ思える、しかし、段々この世界観が受け入れられてくる。これはケイコの感情を理解できていったからかもしれない。岸井ゆきのはホントに素晴らしかった。表情だけですべてを伝えるのは高難度な演技だろう。BGMやED等、極力音楽的な演出がない。これは聴覚障害のある人には聞こえないため、安易にそういう演出をしなかったのかと思った。音楽の選曲で物語をいろんな方向に誘導することさえできるから、敢えてそれをしなかったのかも。聴覚障害者の日常とコロナ禍の日常が重なる風景。途中、コーチが突然涙を流してしまうシーンがある、あそこでこちらも涙してしまった。ケイコも、もしかしたら苦しんでいるのは自分だけではないと思ったかも、そして、みんないろんなことを抱えながら、考えながら生きているんだと。 [インターネット(邦画)] 6点(2023-06-18 10:21:45) |
10. ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 Birds of Prey
マーゴット・ロビーは完全にはまり役。しかし、本作はアクションの連続の割には単調に感じてしまう。格闘シーンにしても変化が少なく同じような動きが多いように思えてしまった。テンポが良くなるような演出で作っているのにそう感じない。もう少し爆発力が欲しかったし、ユーモアさも欲しかったかも。 [インターネット(字幕)] 4点(2023-02-26 11:16:18) |
11. KAPPEI カッペイ
深いことを考えずに気軽に見られる作品。ツボにはまって爆笑した。日頃の疲れもカッペイたちが吹き飛ばしてくれた。たまにはこういう作品があっても良いよねっと思わせる。 [インターネット(邦画)] 7点(2023-02-23 15:36:54) |
12. 大怪獣のあとしまつ
《ネタバレ》 題材的にはかなり面白く出来る内容だし、いろいろ頑張って作っているのだが、惜しすぎる内容になっていた。「時効警察」的なノリの笑いをどれだけ許容できるか、ってとこも面白く見れるかどうかの分かれ目かもしれない。まぁそもそもこの題材であの辺の笑いが必要だったのか疑問でもあるのだが。「シンゴジラ」とかのスタッフで作っていたらもっといい映画に出来たかも。とにもかくにも、いろいろな策で怪獣をどうするかを考えては実行をしていくわけだが、最終的には光の戦士的なもの変身して撤去してしまうと言う呆気ない終わり方。おいおいこれで終わりなの?今までの苦労はなんだったのかっと。最終的にこういう結末にするとしてもそれなりのプロセスが欲しかったと思う。 [インターネット(邦画)] 4点(2023-02-05 21:23:07) |
13. 劇場版 呪術廻戦 0
良くも悪くも、まとまった作りになっている。予備知識がなくてもなんとか見られる作りになっているかなっと。そういう要素も大事だし。自分はTVアニメ版は見た状態で見たので、入り込みやすかったし、いろんなキャラが出てくるとニヤリとする。乙骨が中の人が同じと言うこともあって、それにキャラ的にもあまりにも碇シンジにしか聞こえなかった。ただ、シンジよりも成長スピードが速い。後半では、怒りが頂点に達しているとしても、そんな性格の感じだったの?っと思える状態だったり。乙骨はいまいち好きなキャラにはなれなかった。 [インターネット(邦画)] 5点(2022-12-25 10:55:58) |
14. ブレット・トレイン
《ネタバレ》 日本が舞台で、なんだかヘンテコ日本と言う従来のハリウッド映画だが、それはもう何も言うまい。そして内容もかなりぶっ飛んでいた。まぁそれが売りだろうし、それが良かったも言える。ヘンテコ日本の中でも劇場公開時に米原駅だけリアルと言う話題があったが、確かにな~っと確認(笑)。こういう巻き込まれ系のキャラがブラピははまり役だ。そして、ハリウッドでは悪役が多い印象の真田広之だが、本作ではいい役を貰ったなと思った。ひとつ惜しかったのはラスボスであるホワイト・デスが、あれだけ凄い恐ろしい人物みたいに煽っていた割にはそれほどの迫力がなかったこと。 [インターネット(字幕)] 6点(2022-12-11 21:32:48)(良:1票) |
15. 大河への道
伊能忠敬とそれを支え、遺志を受け継いだ人たちの物語がよくわかる。江戸時代にあれだけの日本地図を作るなんてホントに凄い。そんな伊能を取り巻く人たちを描いた江戸パートと、それを大河にしようとする市職員の現代パートの融合が上手くいっていたと思う。中井貴一はあの手の役ははまり役だね。そして、着物姿の北川景子は美しい。 [インターネット(邦画)] 6点(2022-11-06 10:58:49)(良:1票) |
16. スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム
《ネタバレ》 うーん、全部ピーターが余計なことをしようとしなければっというところに尽きるんだよなぁ。それで大切な人まで失う結果に・・・。スパイダーマンの苦悩が凝縮されてような作品ではあったが、そこに巻き込まれる人々はたまったもんではないよな、あのメディアのおっさんの気持ちもわかる。過去の敵や、スパイダーマンをそのままの役者で勢揃いさせたのは良かったけど、ちょっと惜しい出来になってしまった。そして、ピーターに振り回されたストレンジのため息が聞こえて来そうでもあったね。 [インターネット(字幕)] 5点(2022-10-30 14:26:21) |
17. スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム
《ネタバレ》 今の時代に合った、見たものすべてが正しいとは限らないと言うようなテーマ性を感じた。見ていたこっちもまんまと騙されて見ていた。そういう意味ではよく出来た作品だと思う。エンタメ性もかなり高い作品となっていてそれも良かった。ただ、今回の事件は、そもそもを辿ればスタークの行いが根源になっているのではと、そういうことを考えるとモヤモヤしてしまう。それを利用した悪に巻き込まれる市民はいつも災難だ。 [インターネット(字幕)] 6点(2022-10-30 11:32:24) |
18. 機動戦士ガンダム ククルス・ドアンの島
この題材としては、この出来は上出来だろう。悪くない、そう悪くないのだが、映画として見ると物足りない。OVAまたはTVスペシャルレベルのお話だから仕方がない。安彦版のオリジンガンダムが好きだから、そういう意味では良かった。ジムがいたり高機動型ザクが出てきたり、様々なクルーがいたりetc。 [インターネット(邦画)] 6点(2022-10-02 11:48:03) |
19. トップガン マーヴェリック
《ネタバレ》 前作の80年代テイストは残しつつ、現代の撮影技術と、本物の戦闘機を使った映像、そして俳優たちの挑戦が見て取れる作品。それにしてもトム・クルーズは撮影当時60前、そんな年齢に思わせない雰囲気を持っている。10、20代のような恋愛模様も描かれているが、それもギリギリ許せるとさえ思える少年ぽさがいい意味である。戦闘機でのシーンはどれも素晴らしい。やはりこの作品は映画館で見るのがベストだったんだろう。映画館で見ていたらもう少し高い点に付けていたかも。全体的には大きな不満はないのだが、一点気になったのはF14を奪い取って脱出するところだ。そこまでのリアリティ感が良かっただけに、そのB級感な展開が残念に思えた。 [インターネット(字幕)] 7点(2022-10-01 18:28:06) |
20. ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド
《ネタバレ》 正直少し長く感じた。何か起こるぞ、これは伏線か?っと思ってみていると、特に何も起こらないし、あのシーンは特に意味はなかったみたいなことが多い。そして、やっと最後に事件が起こるわけだが。二大スターの共演だが、ブラピが良い、ホントに良い。常に余裕があり、そして、裏切らない強さ。襲撃グループを倒すさまが良い。そして愛犬も優秀すぎて、このコンビが最高で最強であったね。見てからちょっと調べて知ったのだが、実際のシャロン・テートは殺されてしまったのだな・・・そこを覆して犯人どもざまぁな展開にしたのはなんともタランティーノらしい。この事件を知っていて見たアメリカ人なんかにすればすっきりする展開だったのかもしれない。 [インターネット(字幕)] 5点(2022-09-23 12:46:47) |