1. 私は貝になりたい(2008)
このような重厚な作品の主演に、タレントを起用したことからして間違っている。 この作品は俳優の主演で観たかった。 [映画館(邦画)] 3点(2008-12-13 18:18:13) |
2. ブラインドネス
《ネタバレ》 荒廃した街、患者は隔離され、逃げようものなら容赦なく射殺。「28週後」にどことなく似ている。隔離病棟にキングと名乗る暴君が現れ、食料がほしければ金品を差し出せと言う。そして次は女・・・主人公は唯一目が見えるのに、なぜか立ち向かわない。やがて辱めを受けた後ようやく謀反を犯すわけだが、観ていて非常にイライラした。起承転結の起結に日本人が大きくかかわっているのは非常に大きい。今後の活躍を期待したい。 [試写会(字幕)] 6点(2008-11-13 23:20:17) |
3. 20世紀少年
《ネタバレ》 ラストの爆発はいかがなものか。あれでは3章へいく前に主要メンバー全員死んで、この1章で終わりですよ。一気に興ざめしてしまいました。でも漫画など興味のない自分が、原作は面白そうなので見てみようかと思ってしまいました。 [映画館(邦画)] 5点(2008-09-13 23:52:05) |
4. ウォンテッド(2008)
《ネタバレ》 冴えない主人公が逞しくなっていく過程までは良かったけど、中盤以降失速していきました。映像革命とか謳ってはいるが、どこがって感じです。しかしアンジーはこの手の役が一番似合います。 [映画館(字幕)] 5点(2008-09-13 23:44:21) |
5. アフタースクール
見事やられました。この監督さん次はどーやって騙してやろうかなどと日々考えてんだろうなぁ。配役のマッチしているし、今年観た邦画ではNo1ですね。この御時世、自分で書いて監督してこんな作品撮れる監督さんは貴重です。もうちょうっと上映館を増やして、たくさんの人に観て貰いたいっす。オモロ~ [映画館(邦画)] 8点(2008-06-19 23:49:29) |
6. 刑事グラハム/凍りついた欲望
《ネタバレ》 とても「レッドドラゴン」のオリジナルとは思えないくらいショボイ。もし「羊たちの沈黙」が世に出ていなければ、この作品はビデオやDVDにもされず闇に葬られていたであろう。そのくらい地味~な作品。これを観て思ったことは、俳優の力は大きいと改めて実感した。 [DVD(字幕)] 3点(2008-06-19 23:28:04) |
7. シューテム・アップ
《ネタバレ》 オープニングから撃つ撃つそして討つ。ストーリはあるような、ないような感じ。M・ベルリッチはひきの場面はイイ女、でもアップになると少々きつくなるお年頃。しかし美人であることには間違いなし。また今までのP・ジアマッティといえば、情けない役しか印象にないだけにとても新鮮であった。この人も役の幅が広いんだと再発見。別の作品コピーで「ありえね~」とかあったけど、これもまさにありえね~って感じ。そろそろ飽きてきたなぁってとこでエンディングを迎え尺も丁度良い。そこは製作側の自己満足だけでなく、観る側のことを考えているように感じられた。 [映画館(字幕)] 6点(2008-06-19 11:40:08) |
8. 悪魔を憐れむ歌
《ネタバレ》 この手の作品でいえば「ペンタグラム」のほうが断然上。D・ワシントンやストーンズなど話題には事欠かないかもしれませんが、肝心の中身が薄くもったいない。 続編を匂わせるラストでしたが、次回も観たいとは思わないですね。 [DVD(吹替)] 4点(2008-06-10 23:36:18) |
9. ランボー/最後の戦場
《ネタバレ》 全編、血、肉片が飛び散るも、中身ほぼないに等しい。でもラストがとても印象的。原点回帰とでもいうのでしょうか、やっとランボーの長い長い旅は終わりを告げたんですね。お疲れ様 ジョン・ランボー お父さん見たかったなぁ。 [映画館(吹替)] 7点(2008-06-04 22:16:37)(笑:1票) (良:1票) |
10. 相棒 -劇場版- 絶体絶命!42.195km 東京ビッグシティマラソン
《ネタバレ》 ヒット作に恵まれなかった東映には起死回生ではあるんだろうけど、何故ここまでヒットするのか疑問。内容もこれといって目新しさもないし・・・ 犯人が捕まった時点で終わりかと思いきや、そこからが長い長い。テレビも見ていれば少しは楽しめたかもしれない。リピーターは神様ですね。それにしても岸辺一徳は芸の幅が広い俳優である。 [映画館(邦画)] 4点(2008-06-04 19:42:24) |
11. 蝿の王
《ネタバレ》 若い頃、危険な香りのする人物がカッコイイと勘違いされる時期がある。でも力というものは、腕力だけでは成立しない。統率、知、腕などがいろんなものが統合し、始めて真の力となるものだと思う。しかしそれをすべて持ち合わせている人間などそういるものではない。ラルフとジャックが協力し合えば、うまく切り抜けたかもしれない現実。でもそれを非現実にしてしまったのも彼等なのだ。しかし人は自分の力を誇示したくなる弱きい生き物。そうやって人は過去、何度も同じ過ちを犯している。 さてあっという間に孤立無援になってしまうラルフ、さてこの非現実的な状況をどのように脱し、どのように自分の地位を取り戻すかと思いきや、大人という現実が出てきてThe ENDとは・・・ この場面が自分には一番残酷であった。 タイトルにもなっている蝿の王=豚の頭は、いまいちわかりにくいかなぁ。 [DVD(字幕)] 6点(2008-06-01 13:03:44) |
12. ジャケット
《ネタバレ》 オープニングの戦争場面から始まり、死に損って精神病院に移ったあたりから「ジェイコブスラダー」とかぶってしまい、このまま夢オチだったらパクリだよなぁなどと勝手に思い描きながら鑑賞。面白い題材であるだけに、やや消化不良の感があり残念。もう少し長くても良かったのではと思う。 しかしD・クレイグの髪の色が違うだけでまったく別人でこれには驚いた。この人がこのあと007に変身するとは誰も予想しなかったろう。 [DVD(字幕)] 6点(2008-05-20 22:37:04) |
13. Mr.&Mrs. スミス
《ネタバレ》 世界最強夫婦の崩壊から再生を莫大なお金をかけて撮りました。 [DVD(字幕)] 5点(2008-05-19 22:08:23) |
14. クローズZERO
オタク青年、純朴な学生、狂気の高校生、凄みのある番長まで、幅の広いカメレオン俳優山田孝之に6点献上。 [DVD(邦画)] 6点(2008-05-18 14:43:43) |
15. サイコ(1960)
《ネタバレ》 この映画のおかげで、これ以降ノーマンの呪縛から逃れることが出来なかったA・パーキンス。でもサイコといえばA・パーキンスといわれるほど戦慄な役柄だった。それだけでも大いにこの映画に対し貢献していると思う。晩年は自ら監督もしてるので、良い意味で吹っ切れたのかもしれない。J・リーもこの作品でスクリーミングクイーンの称号を得、で娘もそれを受け継いでいるのもまた面白い。現在ではありふれた内容かもしれないが、50年も前にこんな映画を撮っちゃうヒッチコックはやっぱ天才だ。 [DVD(字幕)] 8点(2008-05-14 17:36:12) |
16. デッド・フライト
飛行機蛇パニック編は日本公開に対し、こちらは低予算のB級未公開作品。でも意外と頑張ってる。逃げ場のない空の上でどのように収集するのかと思ったら、あっさりとした終わり方でした。しかし飛行機の中で爆発を起こしたり、銃を打ちまっくったりと、ありえない(とっくに墜落してるちゅーに)展開は愛嬌でしょうかね。 最後まで生き残る男性、どこかで見た顔と思ったら「キンダーガーデンコップ」の犯人役でした。特徴のある顔だから印象に残ってました。しぶとく生き残ってらっしゃったのね。個人的には蛇パニックよりこっちのほうが好きです。 [DVD(吹替)] 5点(2008-05-13 15:04:07) |
17. ノーカントリー
《ネタバレ》 世間の評判がとても良いのとアカデミー賞受賞とくれば、期待感は膨らみますが、大抵の場合期待をよせた分、えっこの程度 の場合が多い。自分は麻薬の金横取りした男が殺し屋に追われながら最後は逃げ終えハッピーエンドみたいな事を想像していたのだが、この作品は良い意味で期待を裏切ってくれた。トミー・リー・ジョーンズはあくまでも進行役で、二人の逃走劇にほとんど絡んでこない、何の活躍もないまま殺されてしまうウディ・ハレルソンは贅沢すぎる配役、伝説の殺し屋と渡り合ったジョシュ・ブローリンは、あっさり殺されちゃうし、この映画最大の功労者シャイニングのJ・ニコルソンを彷彿させるハビエル・バルデムのなりきり、怪しさは納得のアカデミー助演であり、自分の思惑を物の見事に外してくれた。 ただこの作品そんな軽い内容ではなく、とても深く重いテーマが下敷きになっている為、自分の場合は1度見ただけでは理解出来なかった。面白かったの一言では済まされない濃い内容の映画です。 [映画館(字幕)] 9点(2008-05-12 19:19:41) |
18. シャイニング(1980)
主人公一家ベストマッチングです。S・キングが気に入らず新たに撮りなおしたのは有名な話ですが、ある意味原作の枠を超えてしまっていると思う。それだけ演出、ロケ場所、俳優などすべてがマッチしている。内心キングは自身の作品を超えられてしまったと判断し、新たに映像化に着手し原作を守ろうとしたかどうかは定かではありませんが、原作者が驚愕するほどうまくまとまっていると個人的には思う。またDVDの特典にある当時のメイキング映像は、マスコミ嫌いの生キューブリックの姿を拝むことが出来る貴重な映像である。 [DVD(字幕)] 8点(2008-05-12 12:39:19) |
19. バッド・ボーイズ(1983)
《ネタバレ》 隠れた名作です。暴力では何も解決しないとわかってはいても、暴力がすべての無軌道な若者達。大人になる一歩手前の、痛い青春群像劇。強姦された恋人を少年院を脱走してまで会いに行ったS・ペンの表情がとても切ない。ハッピーエンドではないラスト、ビル・コンティの寂しげな旋律がとても印象的。S・ペンファンでまだ未見の方には是非お勧めです。 [DVD(字幕)] 8点(2008-05-12 12:17:28) |
20. クローバーフィールド/HAKAISHA
《ネタバレ》 ハリウッド版ゴジラの出現の一部始終を一般視聴者が、大スクープって感じの映画。舞台も同じニューヨークだしね。ヒットしたのをいい事に、続編の企画があるらしが、ブレアウィッチの二の舞は明白なので、これで止めておいたほうが懸命だと思います。 しかし怪獣映画に関して言えば日本が先進国のはずなのに、フェイクドキュメント「川口浩探検シリーズ」が撮れるのに、何故?こういう発想が生まれないのか不思議だ。 きっと諸外国で映画の扱いは文化に対し、日本はあくまでも娯楽の域を出ていなのだろう。悔しいなぁ。 そうそう車酔いする人は、途中退場間違いなしなのでお勧め出来ません。 [映画館(字幕)] 8点(2008-05-07 23:07:35) |