1. あの人が消えた
《ネタバレ》 これは想定外・・・いい意味で「ごった煮」感。 うろ覚えでありますが、劇中に出てくる小説について、登場人物の一人が「一つ一つの仕掛けは見たことあるが、合わせ技で面白い」的なことを言います。 本作はまさにそのとおりで、個別のサプライズはこれといって新鮮味はありません。 超有名作品のオマージュを連ねているのですが、オマージュというよりは、もはや盗作レベルで逆に潔いくらいです。 近年のミステリー、何も作っても驚かないというハードルが上がっている中、何段階にも連なる仕掛けの妙で、あくまでも”娯楽“としては大健闘と思える作品でした。 上映中のヒット作「ラストマイル」に通ずる(?)ところも何となくお得感・・・これぞシェアード・ユニバース!(嘘です・・・)。 [映画館(邦画)] 7点(2024-09-27 20:03:30) |
2. ラストマイル
《ネタバレ》 「シェアード・ユニバース」という宣伝文句にあえて乗っかって映画館へ・・ ストーリー的に特筆すべきインパクトはありませんでしたが、物流について改めて考えるきっかけになったという点で存在意義がある作品かと思います。 今後は安易に通販(特に○○AZON)に頼りにくいかな・・・ 【けっこうなネタバレになってしまいますが】 物流について最初に考えさせられたのが、少し前に放送していていた某ドラマ・・このドラマで主演だった某俳優がキーマンというのも感慨深かったです。 [映画館(邦画)] 6点(2024-09-25 23:08:41) |
3. キングダム 大将軍の帰還
《ネタバレ》 鑑賞後、しばし放心状態・・・ 本作にて、盛り上がりは最高潮!そして、最上の登場人物を失ってしまいました。 続編ありを前提とした場合、ハードルが物凄く上がってしまい、主要な出演者のスケジュールや年齢などを考えると、次回2部作あたりで限界でしょうか… [映画館(邦画)] 9点(2024-09-25 18:14:14) |
4. ゴジラ-1.0
《ネタバレ》 ゴジラの「姿」としては、まさにストライクだと思いました。常に これじゃない感 にモヤモヤした身としては、それだけでゴジラ映画として及第点。 町を逃げ惑うシーンは、ちょっと軽すぎたように思いますし、海で追いかけてくる顔を出した姿はどこか可愛く、その点少し萎えました(^^; ゴジラが放射能攻撃するシーンは、歴代最高かも、、、むやみに出さないのがまたよかったです!! 対戦相手がいないゴジラ単独作品の場合、どう結末を迎えるかが最大の感心なのですが、多少強引ながらまずまず納得。 ゴジラ作品、乱発しないでもらって5年後くらいにまた見たい、、、ゴジラ2の2乗でもゴジラ3分の1でもゴジラルート2でもいいから [映画館(邦画)] 8点(2023-11-15 13:27:31) |
5. 仮面病棟
《ネタバレ》 細かいツッコミ抜きに気楽に見る分には面白い作品だと思います。 ピエロと病棟の不気味さの力を借りたこともあり、雰囲気は悪くなかったです。 肝心のどんでん返しも思いのほか良かったのですが、ジワリジワリと情報が与えられるため、クライマックスにたどり着くまでに大半の人間がオチに気付いてしまうでしょう。 ネタバラシにもっと瞬発力(衝撃度)があっても良かったかな、と思いました。 それから、種明かしからが くどくて長かったのがマイナスに感じました。 その割に薄ボンヤリとした実にありきたりなラストシーンを持ってこられたのがさらにマイナス。 よくある邦画サスペンスの粋を出ないですが、まぁこんなもんですよ。 [DVD(邦画)] 6点(2020-07-20 09:57:37) |
6. カイジ ファイナルゲーム
《ネタバレ》 実にやる気のなさが伝わってくる「ファイナル」 登場人物、エピソード、そして肝である”策”・・・ことごとく全てが薄味ですね。 いやはや、カイジらしからぬ悪魔的なあっさり感です。 ダイジェストを見終えたような感覚しか残っていません。 もう少し緊張感といいますか、タメをつくってほしかったです。 ラストの 決めセリフ(?)にしても、もう少しタメをつくって言ってほしかった。 と言うより、もはやパロディと化したラストフレーズなのですが、本編が薄いため只々空しく響きました。 [DVD(邦画)] 3点(2020-07-11 15:56:58) |
7. 侍の名のもとに~野球日本代表侍JAPANの800日~
《ネタバレ》 たいていの日本のスポーツ界は代表選手の活躍が牽引する。 日本代表が活躍し、そのスポーツの人気が高まるのはよくある話である。 ところがその点野球は特異な存在だ。 これほど国内で人気がありながら、「日本代表」がリスペクトされないスポーツがあるだろうか? と、前置きが長くなりましたが、正直なところ題材として「プレミア12」はどうなの?と思っていたのは事実です。 メジャーリーガーが出ない、プロ野球主力も辞退者続出、オフシーズンの罰ゲーム・・・消極的な声をあげたらキリがありません。 たしかにこの大会に優勝したことは、騒ぐほどの価値はないのは事実でしょう。 ただ、そんな騒ぐほどとは思えない試合の裏では、想像していた以上のプレッシャーがあることがヒシヒシと伝わってきました。 得体のしれない相手と戦うこと、不慣れな環境で戦うこと、そして何より日の丸を背負って戦うこと このことがどれほど大変なことか。 野球に限りませんが、東京2020…これを戦う選手を改めてリスペクトしながら観戦することになりそうです。 そして本作はマッチ(松田選手)がいればこそ画になった。東京でも頼んますっ! [映画館(邦画)] 7点(2020-02-09 21:47:13)(良:1票) |