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プロフィール
コメント数 104

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1.  大きな鳥と小さな鳥
トトーは昔「イタリアのチャップリン」と言われたそうだが、その後ダリオ・フォもロベルト・ベニーニも皆「イタリアのチャップリン」。あの国にはチャップリンが何人いるんだ!? マルクス主義とかにはウトい僕には何を言いたいのかよくわからなかったが、トトーとニネット・ダヴォリが時々見せる喜劇的なシーンは面白かった。だがやはり一番面白いのは↓スタッフ・キャスト名をふしをつけて歌ってしまう、あの開巻。
6点(2003-02-18 02:17:37)
2.  熱い賭け
ギャンブルの怖さを教えてくれる映画。賭博にのめり込んだ大学教授が、負けの借金でにっちもさっちもいかなくなって周囲の人まで巻き込んでしまう。先日亡くなったカレル・ライス監督の堅実で客観的な演出が、自分の良心も周囲の善意をも裏切ってしまう、この救い難い主人公の悲劇を、どうにもやるせない、胸の苦しくなるようなタッチで映し出して見応えがある。マーラー(だったと思う)の音楽が映画の格調を上げている。若き日のジェームス・カーンの代表的演技のひとつと思う。
8点(2003-02-17 09:54:48)(良:1票)
3.  SWEET SIXTEEN
確かに救いのない話ですね。けれどもこの主人公にはまだしも未来を志向する意志のようなものがあり、お姉さんも常識と情愛のある人なので、なんとかなるのではないかという期待は持てた。だから後味は悪くない。いつもながら、なんでもない街並が実感をもって捉えられているのがいい。しかしスコットランド英語(なんだろう)というのは何言ってんのかサッパリわからない。
7点(2003-02-13 01:08:35)
4.  スター・ウォーズ/ジェダイの復讐
クライマックスのダース・ヴェイダーがルークを救けるところはけっこう泣かせた。仮面をとったアナキンがいかにもお父さんらしい顔の無名の役者だったのが良かった。あそこでマーロン・ブランドとかに出てこられたらブチ壊しだった。
6点(2003-02-13 00:37:02)
5.  ホーンティング
リリ・テイラー以外の連中が不眠症にかかるタイプとはとても見えない。実に健康そうだ。
5点(2003-02-13 00:29:17)(笑:1票)
6.  インデペンデンス・デイ
それなりに面白い映画ではあったけど、ここまでアメリカ帝国主義を全世界に押し付けられては、さすがに退いた。
4点(2003-02-13 00:08:57)
7.  チキ・チキ・バン・バン
小さい頃にこの映画を観られたことを、私はひじょうな幸せと思っております。
10点(2003-02-04 00:28:34)
8.  食人族
「ブレアウィッチ」を観たとき、コレを思い出した。カメの甲羅を剥いだらそこは皮膚だと思っていたんだが、即、臓器だったのか。とにかくキショクワルイや。
4点(2003-02-04 00:10:03)
9.  叫びとささやき
かつてイングリッド・チューリン、ハリエット・アンデルソン、グンネル・リンドブロム、ビビ・アンデルソン、リヴ・ウルマンで、ベルイマン映画「女の性の五人衆」と呼んで恐れおののいていた。これはその内三人までが出ているので恐怖も並大抵ではない。意味はようわからんけど、あのドス赤いというのかドス白いというのか、底の知れない、女の深奥を覗かせるような凄愴鬼気迫る色彩美にはただただ圧倒された。
9点(2003-02-03 11:53:23)
10.  シャーロック・ホームズの素敵な挑戦
この映画はシャーロキアンには不評だけど、娯楽映画としては一級品。コカイン中毒で妄想を見るようになったホームズがワトソンと共にウィーンへ飛んで(何故か実在人物の)ジグムント・フロイト博士と出会い、誘拐された歌姫の行方を追って活躍する。19世紀ウィーンのクラシックな雰囲気と贅沢な調度。見せ場の配分もうまく、腹黒男爵が借金のカタに歌姫(ヴァネッサ・レッドグレーヴ)をトルコの大臣に売っ払おうとしていることを知った三人が一路オリエント急行で追跡し、最後には走る列車上での剣戟対決まで観られる。ニコル・ウィリアムソンはホームズ・スタイルがよく似合っているし、ロバート・デュヴァルのワトソンが他のホームズ映画みたいに馬鹿に描かれてないのもいいし(実際はこんな感じなのだろうと思う)、犬のトビーまで出てくるし、何よりも英国騎士道精神みたいなものが感じられるのが嬉しい。ジョン・アディソンのワルツ風の音楽が映画全体を振り付けていて最高。
10点(2003-02-03 11:46:32)
11.  ザ・ドライバー
そのものズバリのB級ハードボイルドカーアクション映画の快作。裏道という裏道を知り尽くし、パトカーの追跡を振り切って強盗たちを逃がしてやってカネを貰うニヒルな逃走請負屋ライアン・オニール、その彼を執拗に追いまわす、かなり異常だが何故か憎めない執念刑事ブルース・ダーン、主人公を目撃しながら偽証するクールな女賭博師イザベル・アジャーニ。この3人を軸とした犯罪ドラマが、夜のLAの冷たい空気の中で、抜群のハードボイルド的ムードを醸し出していた。カーチェイスシーンにもヒル監督のセンスが冴えていた。
8点(2003-02-03 11:43:31)
12.  グロリア(1980)
↓他の方も言ってらしたが、まさにハードボイルド。母性愛を持ちながらも、いざとなったら問答無用でいきなりブッ放すジーナ・ローランズの、鉄火肌の姐御ぶりがかっこいい。カサベテス監督の流れるような演出センスもいい。
8点(2003-01-17 00:22:38)
13.  醜聞(1950)
黒澤ヒューマニズムが身も世もあらずという感じで出ているので、抵抗を感じる人もいるだろうけど、僕はこの志村喬にはかなり泣けた。下品で暴力的な報道に対する批判も、古い映画とは思えないくらい生々しく感じられた。(つまり現実が変わっていないということだが)
7点(2003-01-15 21:04:10)
14.  フレンジー
ヒッチコックの中でも特に好きな作品のひとつです。何が好きといって、あの開巻からむせかえるような英国ムードがいい。この強い雰囲気と、ツボをこころ得きった演出(と脚本)とが相俟って、なにか上等な犯罪小説でも読むような完成度を持ったと思う。スリラーとしても怖いし、随所にある皮肉でブラックなユーモアもいいし、この監督には珍しい人間的な味もある。ラストシーンも味わい深い。ヒッチコックは根っからのロンドンっ子なのだとあらためて認識した。
9点(2003-01-15 20:50:21)(良:1票)
15.  マラソン マン
ダスティン・ホフマンも熱演だったけど、ローレンス・オリヴィエの、罪業が肌から吹き出るような演技表現に凄みがあり、さすが名優だと思った。
7点(2003-01-15 20:44:30)
16.  ゲッタウェイ(1972)
マックィーンのかっこ良さもさることながら、最後のオッサンとの取引きのシーンで「5、000ドルでどう?(正確な額は忘れましたが)」と、いきなり言うアリ・マックグローもかっこ良かった。スリム・ピケンズではないが、まさに「ネエちゃん、話しわかるネ」と言いたくなった。
8点(2003-01-15 20:34:50)
17.  サイコ(1960)
ベイツ・モーテルへ行ってからも怖かったが、前半、会社の金を着服して車で逃走中のジャネット・リーが、交差点で前を通り過ぎる社長と目があってしまい不審な表情をされる、あのシーンにゾッとした。なにか学校をズル休みしているところを先生に見つかった小学生といった風だった。そのあとに出てくる異様に顔のデカい警官も不気味だった。
9点(2003-01-15 20:02:19)(良:1票)
18.  刑事ジョー/ママにお手あげ
コメディの苦手なスタローンが、(シュワルツェネッガーに対抗してか)一生懸命なさけないコメディやってるのが好感がもてました。結果はどうあれ、役者はチャレンジ精神だと思う。また失敗を悔いる必要もないと思う。
6点(2003-01-15 02:53:39)(良:1票)
19.  バーニング
TVで観ましたが、宣伝でサンザン言っていた〝バンボロ〟という名前が吹き替えでは全然出てこなかった。アレは一体なんだったのだろう。原語で観たら出てくるのかな。それはそうと、あのハサミを振り上げてるポーズも一時期ハヤって、友だちが電車の中でやっていた(困った友人だった)。
4点(2003-01-15 02:39:38)
20.  ラスト・ワルツ
「イージー・ライダー」のサントラを買って、THE BANDのファンになり、ベスト盤を購入して何度も聴いた(もっともサントラの演奏は別人だったが)。ゲストで有名なミュージシャンが大勢出てきたらしいのだが、残念ながら僕はあまり知らなかった(ジョニ・ミッチェルはこれで好きになってしまった)。ニール・ヤングの顔も知らなかったので、「どこの浮浪者だ?」とか思ってたら〝Helpless〟を歌い出したので「オオッ!」と。一緒に観ていたバンドマンの友人がチクイチ解説をしてくれて面白かった。DVDでは監督のスコセッシ自らが撮影の模様を説明していたが、ライヴ映画を撮る苦心というものを感じた。
7点(2003-01-15 02:31:02)
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