181. ブルー・マインド
《ネタバレ》 少女から大人へと変化していく時の心と体の不安定さと言いますか、 いろんな火遊びしてみたいっていう気持ちもわかるしそれに対する嫌悪感もわかるし、 等身大の女の子の揺れ動く様子が描かれていたなと思って拝見してたんですけど、 まぁそれ故に人魚になっていくというファンタジー要素は果たして必要なんだろうかというのが感想です。 助けてくれたあの女の子、ええ子ちゃんやったね。 [インターネット(字幕)] 5点(2024-08-28 11:33:35) |
182. ダークレイン
《ネタバレ》 疑念が疑念を呼ぶ、疑心暗鬼のスパイラル。 ほとんどひたすら誰かが誰かと言い争ってるような内容でしたが、まぁそのオリジナリティは買いたいのですが、 少なくともホラー映画ではありません。全然怖くはありませんよ。どちらかといえば失笑してしまうような展開。 特にみんな髭面のおっさんと化していく様は不気味よりも滑稽さの方が上回ってます。 なのでこの舞台劇っぽい映画は実はホラーの名を借りた失笑コメディなのだと思います。 [インターネット(字幕)] 5点(2024-08-27 12:15:36) |
183. MEN 同じ顔の男たち
《ネタバレ》 前半の、イギリスの田舎の風景の美しさといったらないですね。 丁寧で緻密な画作り、ずっと見ていたいぐらいでした。 それ故に、後半の嫌気がさすほどグロテスクな描写には恐れ入りました。 これまた丁寧で緻密な画作り。いやそんなもんまで丁寧に描かんでええねん! 「おえ〜」って感じでした。 確かに難解ではあるんですが、感覚的には言いたいことはわかります。 好みか好みでないかと言われれば全く好みではありません。 [インターネット(字幕)] 5点(2024-08-27 09:59:27) |
184. TUBE チューブ 死の脱出(2020)
《ネタバレ》 こういうシチュエーションスリラーといえば、やはり「CUBE」という傑作がありますね。 あの作品が最初で、その後似たようなものが度々作られていると思います。 本作もその二番煎じですけど、妙な腕輪をつけられていて時間制限があるとか、 炎や酸のトラップがあるとか、新しい要素を加えてはいるんです。 でもそれがあまりに「ゲーム的」すぎる気がします。 この舞台装置を作った輩をどうしても想像してしまう。 CUBEはそこが全くわからないというのが良かったんだよなって思いました。 [インターネット(字幕)] 5点(2024-08-26 15:52:48) |
185. ゾンビ・サステナブル
《ネタバレ》 いい意味で「汚らしいゾンビ映画」です。 やっぱり荒廃した世界はヨゴレきってなきゃですね。 「マッドマックス」のゾンビ版というふれ込みですけど確かにそんな雰囲気出てて、 あとはボーラーランズっぽさもあるなと思いました。 印象深い手の込んだキャラクターが複数出てきて、特に妹さんのキャラがなかなか良いなと思いました。 [インターネット(字幕)] 5点(2024-08-26 11:12:23) |
186. ムーンフォール
《ネタバレ》 設定はなかなかのオカルトテイストだなと思いますけど、 月が地球に衝突せんとするお話ですから変に科学的にやろうとして色々突っ込まれるよりは こっちの方に思いっきり振ったほうが良いかもしれませんね。 月そのものが巨大の人工物であるというアイデアはムー民とか大好物だと思うし。 スウォームの見た目も今風で洗練されてました。 宇宙船で月のコアに入っていくと壮大な建造世界が広がっているヴィジュアルも目を楽しませてくれました。 あとはカーチェイスのシーンも、月が近づいているから重力変化して 通常のアクションとはまた違ったヴィジュアルでそれもまた印象的だった。 人類をいろんな脅威で脅かし続けるエメリッヒ監督。次は何を見せてくれるんでしょうか。 [インターネット(字幕)] 6点(2024-08-25 18:28:58) |
187. トゥモロー・ウォー
《ネタバレ》 とてもわかりやすい、最後はしっかり家族愛で締める安定したSF大作。 序盤40分くらいまではエイリアンの姿を見せず、どんな奴と戦ってんだと期待を膨らませ、 登場してきてからの動きの素早さと外殻の頑強さには絶望感を抱かせる。 娘さんとの中盤のやり取りと、現時代に戻ってからの小さき頃の娘さんとの再会は SF映画ならではの面白さがありました。 ロシアでの洞窟シーンのなんとも言えない美しさやラストの一騎打ちなどもなかなか見応えありました。 深みはなくとも安心して楽しめる、そんな作品でした。 [インターネット(字幕)] 6点(2024-08-25 09:19:30) |
188. パラドクス
《ネタバレ》 う〜ん、、、難しい、、(笑)。年取るのが悪くない世界があっても良いんじゃない!? 無限ループものとのことで、こういうシチュエーションものは好みではあるんですが、 終盤の説明は説明というよりもただややこしいなと思うばかり。 表の世界と裏の世界でそれぞれ繋がってるとのことで、、、 だからなんなんだという印象。 [インターネット(字幕)] 5点(2024-08-24 13:40:02) |
189. オットーという男
《ネタバレ》 不機嫌で偏屈な老人が、ご近所の方達との関わり合いで少しずつ変化していく。 彼が偏屈であったのにもちゃんと理由と言いますか原因となった過去があって、 その辛い過去ゆえに人々を遠ざけてたわけですね。 それで自分しか見えてなかった、自分のことしか考えてなかった状態から 変わっていって、周りから必要とされる人になる。それが「生きる」ということ。 地味だけどとても良い映画だと思います。トム・ハンクスの実の息子さんが 若かりの頃のオットーを演じてて、それ故か本当に違和感なく見れていたのが印象的でした。 [インターネット(字幕)] 7点(2024-08-24 10:15:40) |
190. ガール・イン・ザ・ベースメント
《ネタバレ》 実話とのことで、実に悍ましい限りですね。 あんな地下室に20年も閉じ込められ。あんな仕打ちを打ち続けていたら、 自分なら正気を保てないと思います。 なぜ父親はあんなことをしていたのでしょう?さっぱり理解できません。 因果関係の話を度々してましたけど、その原因と結果がきちんと辻褄の合う、 完全にコントロールできる家族を一から作りたかったのかしら? まぁとにかく、彼女の第二の人生、そして子供たちの将来が良きものとなることを願ってやみません。 [インターネット(字幕)] 6点(2024-08-23 10:55:50) |
191. RUN/ラン
《ネタバレ》 車椅子の状態で監禁というシチュエーションは「ミザリー」を思い起こさせますねぇ。 なのでどうしても比較してしまうのですが、ミザリーは結構衝撃的なシーンとかありましたけど 本作は全体的にマイルドでしたね。なので老若男女誰がみてもOKです。 逆にいうともう少し刺激的なシーンがあっても良いのかなとも思ったり。 結局のところ母親(実は違うのただけど)ですから、彼女に対してそこまで酷いことはしないだろうみたいな 安堵さがどうしてもあって、それがマイナスに響いちゃってるよなと思います。 ただ終盤の物悲しさはこの設定だからこそですね。母娘役のお二人もなかなかいい演技してたと思いますよ。 [インターネット(字幕)] 6点(2024-08-22 16:14:03) |
192. 映画 としまえん
《ネタバレ》 としまえん、懐かしいですねぇ。 今は亡き遊園地を舞台にしてるとだけあって、いま観るとまた違った感情が湧いてきます。 ただまぁ、全然怖くありません。ほとんど学生映画レベルで、内容も実に平凡です。 [インターネット(邦画)] 3点(2024-08-22 10:15:24) |
193. サイコ・ゴアマン
《ネタバレ》 ちょっと出来の良いヒーロー戦隊のコスチュームとやたらめったら馬鹿げた方向に突き進んだグロテスクさ、 そして全体的にしょうもないけど憎めないブラックユーモアの数々。他にあまり見当たらないタイプの作品でした。 もう一度見たいとは思いませんが嫌いじゃないです。 特に、いけ好かないクソガキ丸出しの表情で演技するミミちゃん役の女の子が素晴らしい魅力を放っておりました。 [インターネット(字幕)] 6点(2024-08-22 09:01:35) |
194. 白雪姫 ~あなたが知らないグリム童話~
《ネタバレ》 どの辺が白雪姫なんだろう?と思いましたが、7人の小人が、次々と現れる男性陣に相当してるのでしょうか。 何を言わんとしてるのか?が最後までよくわからず。 クレアは義理母の裕福さに、義理母はクレアの若さと美貌にそれぞれ嫉妬してる、 そのないものねだりの空しさを描きたかったのでしょうか。 それならそれで、無理に白雪姫を絡めんでもいいのではと思いました。 [インターネット(字幕)] 4点(2024-08-21 13:31:45) |
195. ブラック・デーモン 絶体絶命
《ネタバレ》 下の方のおっしゃる通り。 家族愛、環境破壊、古代神、メガロドン、色々と詰め込んでなんだかよくわからない、面白味のない話になってましたね。 パッケージを見てサスペンスフルなサメ映画を期待すると完全に肩しかしになってしまいます。 メガロドンの出番は本当に少なく、しかもCG臭さが滲み出てる。 致命的なのはそのメガロドンも一瞬一瞬登場するのみで、人間との格闘であるとか、 地上施設へのアタックとか、そういうハラハラさせるようなシチュエーションが皆無なんですよね。 低予算でやれることは限られていたからだとは思いますが、娯楽映画としては至らない点が多いですね。 [インターネット(字幕)] 3点(2024-08-21 09:07:54) |
196. 地球最後の男
《ネタバレ》 1964年の時点で、こういうゾンビっぽいものってあったんですね。 本作のゾンビさんは睡眠も必要なようで、ベッドで寝ているところを襲撃されたりしててちょっと面白かったですけど。 序盤の廃墟から必要な物資を集める一人の男の孤独さと、終盤のわちゃわちゃした逃走劇が対比的。 結局のところ一番怖いのは人間さまでありました。 [インターネット(字幕)] 5点(2024-08-20 14:49:09) |
197. 奈落のマイホーム
《ネタバレ》 マンションの地盤が突然崩壊し、とんでもない深さの穴が出現、そしてマンション自体は崩壊せず うまい具合にストンストンと落ちていく、漫画のような展開。そう、基本はコメディですよね。 前半はいつくか笑えるシーンがありました。ただ後半は感動に持ってこようとしてる。 犠牲者も出ちゃってやたら重たいシーンもあるけど、イエローサブマリンでの救出は全体的にギャグっぽかった。 この辺がどっちつかずな感じで、コメディならそっちに振り切ってほしいし、 感動ものならばシリアスに振った方がいいなと思いました。 [インターネット(字幕)] 5点(2024-08-20 09:12:59)(良:1票) |
198. デモンズ2
《ネタバレ》 前作に引き続き、今作も「特殊メイクの宴」といった感じで目を楽しませてくれます。 ただ、スプラッター的なグロさえげつなさは前作の方が上でしたね。 今作は映画館からテレビに変わってますが、基本的なストーリーはほぼ同じです。 デモンズさんが「んに〜っ」とテレビ画面から出てこようとするシーンは、 貞子よりももっと前にこんなことしてたんだと感心いたました。 [インターネット(字幕)] 5点(2024-08-19 11:32:04) |
199. デモンズ
《ネタバレ》 イタリアは70年代から80年代にかけて、独創的なホラー映画が多数作られていましたね。 本作は一言で言えば「特殊メイクの宴」といった感じ。 次から次へと、実に凝った作りの特殊メイクが披露され、そのクオリティの高さに目を惹かれます。 血まみれスプラッターで赤色というだけでなく、感染者は口から謎の緑色の液体も出してきてその色彩感がまた時代を感じさせます。 ナウい系統の若者たちやサイバーパンクな若者たち等、80年代のファッションもまた懐かしさを感じさせてくれます。 バイクと日本刀で敵をバッサバッサと倒していくヴィジュアルがなかなかに格好良かったです。 [インターネット(字幕)] 6点(2024-08-18 17:19:36) |
200. ヴィーガンズ・ハム
《ネタバレ》 ヴィーガンのお肉は美味しい、、、とは実にブラックユーモアですねぇ。 とてもシンプルなお話でサクサク進みますからどなたにもお勧め、、、は無理か。 最初に旦那さんが人肉のことを奥さんに告げたら、嘔吐でもするかと思いきや旦那にも勧めようとするくだりで笑っちゃいました。 不仲だったが二人が、一緒にハントするようになってみるみるうちに夫婦仲が良くなっていくのもまた面白い。 [インターネット(字幕)] 6点(2024-08-18 10:52:42) |