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181.  ダーク・シャドウ(2012) 《ネタバレ》 
ジョニーお得意の真面目で陰気なおとぼけ演技が最高です。 セットも相変わらず良いですね、「シザーハンズ」とか「スリーピーホロウ」とか「コープスブライド」を思い出しました。 おもちゃ箱ひっくり返したような映画、ティム・バートンの好きな物全部出しましたみたいです。 娘役のクロエなんとかちゃん、いいですなぁ。彼女は・・・だったのが予想外で、コレってもしかして作中、最大のネタですかね。 ミシェル・ファイファーの70年代風もいいし、本家バンパイアのクリストファー・リーがうれしいですね、エヴァ・グリーンのモンスターっぷりよ、すごく楽しんでやってる感じ。女優がみんなかわいいです、魔女と幽霊とモンスターと人間が普通に共存してる世界っていうのがいいです。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2013-05-04 16:49:18)
182.  スリーデイズ 《ネタバレ》 
真相はどうなんだ?を最後までひっぱるところや雰囲気が「告発の時」と同じですね。ハリソン・フォードの「逃亡者」とよく似たシーンがありました。  巧妙なワナや仕掛けがあるわけでもない、行きずりのずさんな殺人事件にも関わらず、ずさんな捜査で冤罪のうえ、大学の先生というド素人の脱獄、逃亡は成功しちゃうし、あの頼りにならない弁護士。つまり一般市民を守る立場の方々の無能さを見せたかったわけね。 ポール・ハギスらしいプロット、演出で最後まで緊張感があり、引きずり込まれて一気に見入ってしまいます。 しかしですね、何と言ったらよいのかわかりませんが、なんかこう抵抗を感じるといいますか、最初から最後まで腑に落ちないものを感じました。 まずあの奥さんなんですが、「やったのか、やってないのか」という疑惑をこっちに持たせようとしているのがミエミエなんですな。 最初に出てきた時、奥さんというより愛人かと思ったもの。あえて善人顔ではない悪女顔の女優にしているのよ。 完成度は高いし8点以上の作品だと思うけど、あちこちにこなれた感が漂い、それが確信的といった感じで鼻につくんですよ、ココが私にとって大きなマイナスでした。 素直に良かった~と感動できませんでした。 ラッセル・クロウの苦悩と強い意志を感じる表情は良かったです。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2013-03-06 01:16:00)
183.  グレース・オブ・モナコ 公妃の切り札 《ネタバレ》 
なんだかんだ言ってもグレース・ケリーを演じられるのはやはりクールビューティ、ニコール・キッドマンしかいないんじゃないかな。 何をどうしなくても気品があって高貴な雰囲気といい見事だと思います。 ただ内容がさ、そこまで深くないというか公妃としての苦悩というものがなんかあんまりはっきりしないんですよね。  検問所へ差し入れに行ったり、マルシェでお手伝いしたり、舞踏会に到着し見物してる一般市民に自ら触れ合いに行くとか うん、やっぱり大衆のウケを狙う、味方につけるというのは今も昔も効果抜群なのは確かですね。  52歳という若さで運転中の脳梗塞からの事故死であっという間に去って行ってしまいました。 葬儀の時のレーニエ大公のこれ以上ないというほどの悲しみと憔悴しきった表情を今もおぼえています。
[インターネット(字幕)] 6点(2023-07-22 14:57:15)
184.  リンカーン弁護士 《ネタバレ》 
助けた依頼人が実は。。。という弁護士が主人公の映画は何本か観ましたが、これはその中でもサクサクと話が進み、 テンポよく軽快で、なーんも考えずに観られる娯楽映画でした。 ウィリアム・H・メイシーと愛犬が殺されるっていうのがなんかイヤだ、ジョン・レグイザモだったら「あら、そうなんだ」で済んだのに。 個人的にマシュー・マコノヒーはあんまり興味がないので主演作は殆ど観てないと思う。 ところでライアン・フィリップはポール・ハギスの「クラッシュ」を観て以来なんですが変わらないですねえ。 これ2011年だから、あれで36歳とか37歳だったんですね、見えないわあ。 マリサ・トメイも途切れることなく映画に出てますね、オスカー女優でもあるんですが中年になってから脱ぎっぷりがよくなったような・・・ でもナチュラルで、お顔に注入して不自然に頬がパンパンしてひきつってないのがいいです。
[インターネット(字幕)] 6点(2023-04-07 23:40:38)
185.  ラ・ラ・ランド 《ネタバレ》 
映画大好き、でもミュージカルは苦手です。ライアン・ゴズリングとエマ・ストーンじゃなければ一生観ることは無かったと思います。主演の二人の俳優の相性が見た目からして良いですね。  オープニングなんですが、長回しというのがわかって「へぇ~~大変だったろうな」とは思いましたが、アレ、いいですか?長いなぁ~いつまで続くんだろと感じ、ダンスも振り付けも音楽も特にいいとは思わなかったです、元気がいい、威勢がいいというのは思いましたが。 で、なぜかゴズリングとエマちゃんの素人っぽいダンスの方が良いんですよ、不思議ですねぇ。これがハリウッドスターならではの魅力なんですかね。 セブが収入のために参加したバンドの曲、私もびっくりしました。ジャズから派生してるジャンルなのはわかるけどなんと古臭い曲というかなんというか。 バンド名がメッセンジャーズ、もう笑うしかなかったです。ここでいったい年代はいつなんだとわからなくなりました。「I RUN」をリクエストしてたけど。  話の内容は男と女の違いというのをしっかり描いてるなと。もし女優になっていなかったらセブと・・・と想像するとこがほんとに女にありがちなことですよね。しかし5年とはね、子どもは2歳くらいなので3年前には二人はダメになってるんですね。早っ! ミアのアップで終わらなかったのがこの映画の最も良いとこです。ラストのセブの表情所作が抜群でした。  しかし今となっては「ラ・ラ・ランド」といったらアカデミー賞授賞式のあの大惨事がいちばん印象に残ることに。 プレゼンターはフェイ・ダナウェイとウォーレン・ベイティでしたね、ベイティは「え?ん?」て戸惑ってるようだったけど、 隣のダナウェイが「なにしてるの?ここに書いてあるじゃない」と、言っちゃったんですよね。 間違って渡したのがいちばんダメだけど、ボニーとクライドも御高齢になり判断力が少々衰えたかな??
[CS・衛星(字幕)] 6点(2023-04-05 15:23:11)
186.  L.A. ギャング ストーリー 《ネタバレ》 
やけに豪華なキャストなんですけど冒頭のショーン・ペンの残虐さに期待してたのとは違うかもと思ったけど、 気楽に観られる警察VSギャングものにあっという間に変わりました。オマラの奥さんがメンバーを決めるってとこからですね、 「あれあれ??」となったのは。ココ面白いです。  「アメリカン・ギャングスター」では特別編成された麻薬捜査チームに追い詰められる悪徳麻薬捜査官だったジョシュ・ブローリンが 今回は正義感は人一倍あるけど、あまり知的とはいえないチームのボスで、がむしゃらにカジノを襲って逆に逮捕されるとか笑っちゃいました。 深みとか情感とか美学とかそういうものはないんですけど俳優たちのダンディな姿は見られます。 ライアン・ゴズリングはキャラに合わせて声も変えてくるんだ、すごいわ。  ミッキー・コーエンはカポネと同じく脱税で逮捕されてるんですが、まぁいいか。 エンドロールが「L.A.コンフィデンシャル」みたいな雰囲気。警察とギャングのいろんな映画を思い出す作品でした。
[インターネット(字幕)] 6点(2023-03-26 23:10:58)
187.  グッバイ、リチャード! 《ネタバレ》 
この10年ほど出演作がパッとしないジョニー。アンバー・ハードとの裁判が影響して降板した作品もあったようだ。 とりあえずジョニーの勝訴という結果でしたし、またティム・バートンとの作品で腕っぷしは弱く怖がりで変わり者だけど、優しい好人物という可笑しいような哀しいような主人公を演じてほしいものです。  本作では久しぶりにジョニー本来の持ち味が出ていてそこが見所だと思います。海賊役で一気に知名度も上がったようですが、 私が思うジョニー・デップとは違うんですよね。 話の内容よりも「これこれ、これこそジョニー・デップだ」とウキウキしながら観てました。 何と言ったらラストですね、すでに出来上がった道は進まない。これがこの映画のメッセージですかね。 リチャードは中高年になり自分の人生があとわずかになって気付く。だから若い学生たちにあれだけ熱く語るんだなあ。 でも人間て実際その時にならないとわからないコトだらけなんですよね  一緒に連れて行ったワンコはどうなるのかしら、帰巣本能で戻ってくることを強く願うわ。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2022-09-29 17:58:35)
188.  るろうに剣心 伝説の最期編 《ネタバレ》 
剣心の師匠が福山雅治ですか、これはアカンでしょ。どうしてこうなった?? そして4人がかりでも・・・志々雄真実はいちばん強いんだってことがわかりました。礼儀正しいサイコパスな宗次郎もけっこう好きです。 藤原竜也の志々雄あっての本作という感じでした。 アクションシーンは相変わらずいいと思いますが、関西弁で金髪のヤンキーみたいなのとのは長すぎ。 そういえば滝藤賢一はどうなったっけ? えっと、映画館で観たらどうなるのかわからないんですが、シリーズ通して音声のバランスがよくないなと。 セリフがボソボソと特に佐藤健が何言ってるか聞き取れないとこが多すぎる。ボリュームかなりあげないとわからなくて、そして急に物凄い音量で音楽や効果音なんですよね、リモコンで音を調節しながら観ないといけないのが難です。
[CS・衛星(邦画)] 6点(2022-08-22 17:00:03)(良:1票)
189.  21ブリッジ 《ネタバレ》 
単純に麻薬絡みの事件を正義の警官がFBIより有能さを見せつけ、悪をやっつけるという映画ではないと思うんですよ。 それはマイケルのキャラからもわかると思うんです。 市警の警察官や除隊した元兵士の待遇はどうなんだ、酷いもんですよというのを告発しているのかなとも感じるんですが、 それを語るならこれでは弱いんですよね。 射殺しまくって一夜で解決しました、でも虚しい主人公の表情で終わってる。 最初の銃撃戦の前に「ん?あれ?」と感じてしまいまして、ああやっぱりねとなりました。 スピーディで退屈はしませんが、射殺し過ぎです。これも問題提起のひとつなんですかね。 というか、映画の内容よりも主演のチャドウィック・ボーズマンが43歳で病死という現実が観ている間ずっと頭にあって、 無念だっただろうなあ残念だなあという思いの方が先にきてしまいました。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2022-05-06 15:37:59)
190.  春を背負って 《ネタバレ》 
松山ケンイチが見たかったんです、プライベートでも家族と田舎に移って狩猟や農業にいそしみ、それに関連する仕事もしてる時期があるということなのでどんな山男ぶりを見せてくれるのか期待しました。 しかしオープニングのクレジットと音楽に度肝を抜かれたというか、唖然として思わず見続けてしまうというくらいキョーレツでした(笑) これはどう受け止めればいいのか、あえて昭和30年代、40年代の品行方正な映画を作りました、懐かしいでしょ?てことかしら。 こそばゆいようなセリフの数々、涙のあとには必ず笑顔。ラストは手をつないでルンルン回るんですよ。 おじさん二人が追悼?鎮魂?哀悼?そんな感じで笛の合奏には参りました、曲は「ふるさと」だったっけ? けれど何がどうなろうがハッピーエンドしかないという安心感があるし、ここまで徹底していると清々しさも感じます。 細かいとこではあの環境で携帯で通話できるんですかね。  まあ、とにかく俳優の顔ぶれが多彩でそこが見所のひとつではないでしょうか、そしてやはり石橋蓮司と新井浩文がしっかり登場しています。 山登りはしたことないししたいとは思わないけど、目標地点で眺める景色とその時の気持ちは最高だというのは理解できます。 山での撮影はかなり大変だったでしょうね、そこを考慮したいと思いました。
[インターネット(邦画)] 6点(2022-04-22 12:33:29)
191.  ユリゴコロ 《ネタバレ》 
最近ハマっているアマプラでの邦画鑑賞はまだまだ続きます、こんなに邦画ばかり見続けるのって初めてで自分でもびっくりしてます。 で、サイコパスな吉高由里子が見られそうなので鑑賞、しかしいくら映画といえどもスルーできない違和感を感じて原作のあらすじをざっと読んでみたら、 かなり原作とは違うとこがあるってことがわかりました。 前半はよかったです、オープニングあたりの穏やかそうな亮介の危険な追い越しや調理の仕事、オムレツはいい伏線になっているし、2回目の鑑賞で左利きにも気付く。そして彼と同じく「ユリゴコロ」の続きが知りたくてしょうがなくなります。 切れ味よさそうなナイフが常に身近にある調理専門学校とか、こっちは不安でしかないのにそのナイフがそこへいくんだと。このあたりはちょっとキツくて正視できないけど。けれど子供を産んでからはよくあるラブストーリーになってしまいまして、肩透かしをくらいました。 ユリゴコロを得るための殺人がユリゴコロを守るための殺人になってしまうんですね。  ヤクザとする意味もよくわからない、一般人のクズ男ひとりじゃだめなの?ヤクザの事務所のあの惨状は、まるでエイリアンが瞬殺したのかってくらい現実味がなくユリゴコロのイメージみたいなものも当てはまらないんです。 美紗子は50代になっているはずなのに木村多江じゃ姉にしか見えないし、千絵との繋がりも無理がある。現在の美紗子に関して無理矢理感が半端ないんです。 原作では美紗子の肉親がしっかり絡み、洋介は美紗子は死んだものとなってたと思うんですが、映画ではそうじゃなかったような。どうしてこうしちゃったのかなあ。 「彼女がその名を知らない鳥たち」も本作もメンタルに問題がある上、殺人者となった女を守る、尽くす男が存在するんですが、 実際は関わりになりたくない部類ですし逮捕されれば間違いなく医療刑務所に収監されますよ。 う~~ん、なんだかイタイ女の願望とも思えてしまうんですよ、尽くして世話する男が出てこないストーリーを私は希望します。
[インターネット(邦画)] 6点(2022-04-03 16:02:29)
192.  ひとよ
テーマは重いんですが、映画は重くなくて悲壮感もなくストレス無しに観られる。 ていうか、これブラックユーモアを感じるんですよね。特に母親なんですが本人は大真面目だけど発想というかやることが いちばんぶっ飛んでいてテーマは重いけどリアルかと言われたらそうは言えないんじゃないかと。 他の登場人物も何かちょっと違うんです、みんなもがくとか足掻くとかなくて現状を受け入れ飄々とした感じで掴みどころがないというか。 そういうところにもユーモアを感じるのかもしれません。私は鈴木亮平の長男のキャラが良かったなと、いちばん難しい役どころじゃないかと思えるんですが、見事に演じていたと思います。 「8月の家族たち」や「たかが世界の終わり」とか浮かんだんですが、この2作のようなイライラや見終わった後の疲労感がないのが良いです。 でも映画自体もどこか掴みどころがなくて何か心にしみるというものはないんですが、私にとってはブラックユーモアを感じるというテイストなのがすごいなと思います。
[インターネット(邦画)] 6点(2022-04-02 18:42:18)(良:1票)
193.  半世界
殆ど洋画しか観ない方なんですが、このところアマゾンプライムにあがっている邦画になぜかハマっています。 幼馴染の3人が中年のおっさんになり、故郷を離れていたひとりが帰ってきてからの3か月間のはなしでした。 3人のキャラや俳優の雰囲気、演技も無理なところもなく、何か強烈なものがあるわけではないのに退屈もしないし 自然に惹き込まれてしまう映画っていうのがあるんですよねぇ、何がどうだからっていうのは上手く言えないんですが。 本作は私にとってまさにそういう映画でした。  ところで石橋蓮司、あの映画この映画とほんとによく見かける。 若い頃はとにかく悪役、サイコパスで不気味ですごいインパクトでした。高齢になってからの方が役の幅が広くなって大活躍って感じです。 奥さんがこれまたクセのある悪女役が記憶に残ってる緑魔子さんなんですよね。 「一度も撃ってません」も観てみよかな
[インターネット(邦画)] 6点(2022-04-02 17:59:08)
194.  ザ・ワーズ 盗まれた人生 《ネタバレ》 
男優たちが何気に豪華な顔ぶれでして、なかでもジェレミー・アイアンズのうまさが際立ってる。 結局物語が3つあるんですけれど、作家のクレイに絡むダニエラのいる意味があんまりよくわからないんですよね。 どの物語にも重要な役割の女がいまして、でもダニエラだけはなんか邪魔くさく感じてしまいます。 クレイ、ローリー、老人の若い時、この3人の雰囲気というか見た目とかタイプが似ていまして、どっちもクレイなのか? 彼には誰にも語っていない過去があるのか?盗作した、されたことがあるとか? ラストのアップの表情や言葉の端々からなんとなくそう感じる、ベストセラー作家の裏側? 作家という方々は激しいというか変わり者というか、どこかしら危うさのあるイメージがあります。 なんとなくミステリアスな雰囲気もあり、そしてロケーションが良く全体的に洗練されていて上品です。
[インターネット(字幕)] 6点(2022-02-26 15:22:25)
195.  記者たち 衝撃と畏怖の真実 《ネタバレ》 
ドキュメンタリーのようでもあります。テーマは重い、映画としては軽い。 けれど、見終わった後でなんともいえない気持ちになります。 あの時、なんの前触れもなく突然TVの画面が変わり、テロ攻撃をライブ映像で見てしまいました、何が起こっているのかワケがわからなかったです。でも「あーアメリカは戦争を始める」とは思いました。 しかし、いったいどっちも何がそんなに気に入らないのか。確か中学でチグリス、ユーフラテス川、メソポタミア文明で習ったイラク、シーア派とかスンニ派とか知らんが、宗教に支配はされたくないですな。 あの同時多発テロはいったいなんだったのか、アメリカが戦争をする口実になってしまったような気もして陰謀説がでるのも仕方ないなと。アルカイーダは今も存在するし、あれだけ支援したのにアフガニスタンでは最近タリバンが復活した。 はっきり結論、結果としてわかることは民間人と兵士が途方もなく亡くなったってことですね。いや、生きているのは人間だけじゃないですから人間だけが犠牲者じゃないですね、よくわからない理由で破壊しつくしたわけです。 これといった危機感、危険もない安全なところから言うのは気が引けるんですが、愚かなことをいつまで続けるのかなと思います。 「ゼロ・ダークサーティ」は事後たった1年で映画になった、本作と「オフィシャル・シークレット」など、イラク戦争の裏側の映画化は10年以上経ってるのね、なんか怖いわね。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2021-11-19 16:29:35)
196.  モリーズ・ゲーム 《ネタバレ》 
「女神の見えざる手」が最高でしたし、またまた気の抜けない世界で戦う女の、しかも実話ということで期待して観てみました。 オリンピック、親子の確執、挫折、犯罪絡み、過去と現在が行ったり来たりということで「アイ、トーニャ」を思い出してしまいました。 スピード感があって早口で次から次へと話が進んでいき、深くじっくりではなく、スコセッシの映画によくあるような感じ。 勢いがあってサクサク観られるんですが、肝心なことはよくわからない上手く誤魔化してると感じて鑑賞後はこれといって余韻も何も残らないのよね。 唯一時間が止まっているようになったところはスケートリンクでの父親とのシーンですね、ここがこの映画のキモだったんですかね、長年の親子の確執が溶けたところ。ケヴィン・コスナーがジェシカ・チャステインと親子役っていうのが本作でいちばん意外だったとこだったんですけど、コスナーが今まででいちばん味わい深く情感に満ちていると感じたのでした。 ジェシカ・チャステインはすごい女優だという思いは更に強くなり、未だにオスカーノミネートに留まっているのがちょっと不可解に感じたのでした。
[インターネット(字幕)] 6点(2021-10-14 14:08:12)
197.  クリムゾン・ピーク 《ネタバレ》 
何がいいかって、映像、美術が素晴らしい。グロさもほどほど。 衣装も豪華なんですが、鑑賞後に検索したら時代は20世紀初頭ということらしい、でも女性のヘアスタイルや衣装が初頭といっても20世紀とはちょっと感じないのね、ヴィクトリア朝時代みたい。  いちばんの不満は男優がよくないってこと。貴族タイプのスキのないイケメン俳優はいっぱいいると思うのよ、イングランド準男爵のトーマスも医者のアランももうひとつ華がない。 何年か前はシアーシャ・ローナンとミア・ワシコウスカの見分けがつかなかったんですが、今はもう大丈夫です。  屋根にぽっかり穴が開いて屋敷の広間のド真ん中に落ち葉だのなんだの舞っているのを見たら「ここに来たのは間違いだった」と速攻で帰り支度しそうなもんですが、イーディスってバカなのか人がいいのかなんなの?ああいう人が騙されるってことかしら? はなしの内容は深みはなくて、なんということはないし、姉弟がおかしいなんて最初からわかるのに進展が遅くて少々いらついたのもマイナス要素です。 幽霊の造形はいいし、映像美は素晴らしいと思います、ただゴシックホラーとはどういうわけか感じなかったです。 できればあのワンちゃんを無事保護したところも確認したかったな。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2021-10-01 18:21:51)
198.  スリー・ジャスティス 孤高のアウトロー 《ネタバレ》 
ヴィンセント・ドノフリオの監督デビュー作なんだそうです。 鑑賞後に映画情報をいろいろ見てたら、「マグニフィセント・セブン」の撮影中にドノフリオが本作の企画に触れ、俳優たちに出演の打診をしてたとか、本作では特にディカプリオに見えてしまうデイン・デハーンはイーサン・ホークの推薦だったとか記載されていたものもありました。 ドノフリオといったら「フルメタル・ジャケット」のあの訓練兵ですよね、表情の変わりようとその怖さは今も記憶にしっかり残っています。  西部劇で原題が「The Kid」とくれば当然ビリー・ザ・キッドだろうと。 確かにキッドも出て来るし、実在した人物は何人か出てきます、その中に架空の姉弟がいるのです。追われる姉弟にキッドやパット・ギャレットが絡み、「The Kid」のキッドは弟の事だったのかと思わされる内容でした。  実在の人物に関してはわりと史実に沿っているそうです、でもビリー・ザ・キッドやパット・ギャレットを絡ませたことでどうだったのかと言われれば「うーん、どうなんだろう」と答えてしまいそうです。 地味だなとは思いますが、面白くないかどうかといわれたら、それなりに楽しめるかな。 姉役のレイラ・ジョージはドノフリオの実の娘なんだそうです、母親はグレタ・スカッキだとか。そして夫は御年61歳のショーン・ペンですと!!まだ29歳、うちの娘と同い年、私なら大反対だわ。
[インターネット(字幕)] 6点(2021-09-01 15:46:01)
199.  アデライン、100年目の恋 《ネタバレ》 
年をとらない、29歳のままですか。 私は26歳のあの時のまま変わらずいたら。。。と真っ先に考えたのでした。  そうですねぇ、何がといったら自分の娘がどんどん老人になっていき、先に死ぬことになるというのがいちばん残酷なことだなと感じました。 アデラインはそんじょそこらにはいない美人なので、男が放っておかないからあのようになるわけですが、ファンタジーラブロマンスより、もっと人間ドラマとして描いていたら余韻も深かったんじゃないかと思えてしまいました。 自分の異変にワケがわからず戸惑ったと思うんですがそこが描かれてないし、100年生きてる割には中身としての100年をあまり感じないのが物足りないかな。 これはこれでいいと思うんですけどね。ハリソン・フォード、キャシー・ベイカー、エレン・バースティンと貫禄あるベテランが出てることにちょっと驚きました。エリス役の俳優さんが本作での長髪にひげ面があんまり魅力的に見えなくてね。 「ガーンジー島の読書会の秘密」のドーシーなんですね、同じ人にはちょっと思えなかった。ドーシーのタイプの方が素敵に思えたし、ブレイク・ライヴリーは悪女役のほうが好きかな。
[インターネット(字幕)] 6点(2021-08-30 17:26:23)
200.  15年後のラブソング 《ネタバレ》 
ダメ男役のイーサン・ホークがキュートで良いのです、憎めないダメ男です。 アラフォー~後半と思われる男女3人、いい年してナニやってんのと言いそうだけど、40になろうが50になろうが、完成完全な人間なんていないと思うのでこれが現実といっていいんじゃないかと。いくつになってもダメなとこはダメだし、不惑なんて幻想だと思う。 見た目が老いていくのと比例するように精神も老けていくというわけではないですしね。 「オトナになれない大人たち」というコピーが付いてるけど、そもそも大人が何かもこの年になっても自分でもよくわからないし、なれない、なりきれてない人なんてそこらじゅうにいるんじゃないですかね、もちろん害になる人以外ですが。  ライブの途中で突然消え、そのまま行方がわからなくなったということもあって神秘性が加わり、伝説のミュージシャンとしてダンカンが心酔するわけですが、消えた理由は神秘的でも哲学的でもなく、ファン心理っていうのは勝手なものだなと思ったり。 病院にドカドカやってくるタッカーの子どもたちに元嫁も加わりカオス状態になるんですが、このシーンがいちばん好きです、イーサン・ホーク最高! アニー役の女優さんはどこかで何度か見たことあるなと感じる人で、BBC制作のドラマにいくつか出てるのかなと思ったんですが、オーストラリア出身なんですね「ホワイト・ライズ」で片思いが生じて異常な行動する友人役だった、けっこう昔から映画に出てる人だったのね。イギリスの港町の風景が風情があって良かったです。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2021-08-18 16:20:04)
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