Menu
 > レビュワー
 > 眉山 さん
眉山さんのレビューページ[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 1289
性別

表示切替メニュー
レビュー関連 レビュー表示
レビュー表示(評価分)
その他レビュー表示
その他投稿関連 名セリフ・名シーン・小ネタ表示
キャスト・スタッフ名言表示
あらすじ・プロフィール表示
統計関連 製作国別レビュー統計
年代別レビュー統計
好みチェック 好みが近いレビュワー一覧
好みが近いレビュワーより抜粋したお勧め作品一覧
要望関連 作品新規登録 / 変更 要望表示
人物新規登録 / 変更 要望表示
(登録済)作品新規登録表示
(登録済)人物新規登録表示
予約データ 表示
評価順1234567891011121314151617181920
2122232425262728293031323334353637383940
4142434445464748495051525354555657585960
6162636465
投稿日付順1234567891011121314151617181920
2122232425262728293031323334353637383940
4142434445464748495051525354555657585960
6162636465
変更日付順1234567891011121314151617181920
2122232425262728293031323334353637383940
4142434445464748495051525354555657585960
6162636465
>> カレンダー表示
>> 通常表示
181.  ユーズド・カー
たしかにバカバカしいの一語。いくら宣伝して客を集めても、あれだけポンコツを並べたら商売は一瞬で干上がるだろうと、クソマジメな感想しか思い浮かばない自分に腹が立つ。
[CS・衛星(字幕)] 4点(2022-12-29 02:23:27)
182.  ニューヨーク東8番街の奇跡 《ネタバレ》 
今さらながら予備知識ゼロで見ましたが、なかなか心温まるファンタジーでした。本来無機質で物言わぬマシンでも、描き方によって感情豊かになるということがよくわかります。要するに超能力を持った動物みたいなものですかね。 それはそれとして。これを見ていてふと思い出したのが「マルサの女2」です。だいたい地上げ屋というのは嫌われるものですが、たしか悪役の三國連太郎が「東京を発展させるためには、誰かがやらなきゃいけない。政治家がだらしないから俺が泥をかぶっているんだ」みたいなことを言っていて、いたく感動した覚えがあります。 何でも壊せばいいというわけではありませんが、スクラップ&ビルドは成長や革新の基本です。それを阻害しても、結局自分で自分のクビを絞めることになるんじゃないかなと。 ラストの近代的な高層ビルの谷間に残る古い建物という構図は、映画的にはハッピーエンドですが、社会的には誰得な気がしないでもありません。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2022-12-25 02:59:50)
183.  リトル・ブッダ 《ネタバレ》 
西洋人がブッダを描くとこうなるのか、という感じ。やたら派手ではありましたが、物語としての脚色は案外少なかったように思います。キアヌ・リーブスもだんだんそれらしく見えてくるから不思議です。 しかし問題は、おそらく半分以上を占めていた現代の場面。青みがかった近代都市シアトルと土色のネパールの対比は映像的に見事でしたが、やることなすこと胡散臭くていけません。突然坊主が訪ねてきて「生まれ変わりだ」などと言われても、霊感商法としか思えないでしょう。それに、いつの間にか「生まれ変わり」が3人に増えているし。どこぞの教団がカネを出して作らせたプロパガンダ映像なのかなと。 だいたいブッダの修行と「輪廻」の関わりについては、何一つ説明していません。その後の仏教はともかく、ブッダ自身は「生」や「現世」にしか興味がなかったという話も聞いたことがあります。古典『ブッダのことば』などを繙いても、たしかにそんな感じです。まあ個人的に宗教的なものが好きではない、というだけの話ですが。
[CS・衛星(字幕)] 4点(2022-12-23 02:39:14)
184.  アンジェラ(2005)
適当に選んだだけですが、予想外に楽しめました。どうしようもなくうだつの上がらない主人公の前に現れる天使という、荒唐無稽な設定が面白い。男にとってある種の夢物語というか、願望が込められているというか。あるいは冒頭の橋のシーンで男の命は尽きていて、そこから先はすべて黄泉の道すがらに見た幻想なのかとも思ったり。 いずれにせよ、男を叱咤激励する天使の姿が心地いい。特に自己肯定感が低いと言われる日本人にピッタリな感じ。文科省推薦にして高校生に、厚労省推薦にてして疲れたサラリーマンに見せてもいいんじゃないかと、けっこう真剣に思います。 それにしても、リュック・ベッソンをはじめ、西方の人たちは腕力でも圧倒的に強い女性キャラというのが好きですね。これも願望なのか、それとも男尊女卑の裏返しなのか。
[インターネット(字幕)] 8点(2022-12-22 01:48:56)
185.  ガーンジー島の読書会の秘密 《ネタバレ》 
ミステリーというより、ひと昔前の少女マンガの世界。そもそも「秘密」が弱いというか、取って付けた感じというか。もっと登場人物がいろいろ絡むのかと思ったら、途中から唐突に現れたトンビに油揚げをさらわれるようなお話で。なんかスッキリ感がありません。 それでいて、終盤はモテモテのヒロインがおいしいところを全部かっさらって一件落着。長編小説のようなものを書き上げていましたが、そんなに書くことあったかなと。
[CS・衛星(字幕)] 4点(2022-12-18 02:50:44)
186.  リチャード・ジュエル 《ネタバレ》 
これは傑作。事件のことはまったく記憶にありませんが、ものすごくシンプルに問題点を明らかにしていました。まずFBIの姿勢。おそらく目立つ事件だったので、真相究明より解決を急いだのでしょう。要するに、犯人を適当にでっち上げて無理やり自白させて一件落着と。わかりやすい暴力とかではなく、あくまでも法に則って淡々と追い込んでいくので、逆に恐怖感が募ります。もしかすると、現実にもこういう事例が茶飯事なんじゃないかと疑いたくなります。 それから女性新聞記者。やはり真相究明より野心が疼いたのでしょう。こちらはもっと茶飯事な感じ。 いずれにも共通するのは、他者の人権を踏みにじって自分だけ浮かばれようという自己中な精神。たしかにそれでうまく行けば、本人たちにとっては何も問題ないわけで。たまたま優秀な弁護士からいたから救われましたが、下手したらこのまま〝解決〟していたかもしれなと思うとゾッとします。いや真相を知らないだけで、世の中はゾッとする話だらけなのかもしれません。
[インターネット(字幕)] 8点(2022-12-14 23:33:13)(良:1票)
187.  ジェントルメン(2019)
けっこう堪能させてもらいました。たまたま少し前に見たオリバー・ストーン監督の「野蛮なやつら」と舞台設定がよく似ていますが、こちらの主人公はもっと大人な感じ。彼らが世の中を舐めきった若者たちを懲らしめるシーンは、なかなか痛快。 ギラついたマシュー・マコノヒーも貫禄がありますが、主役はほぼチャーリー・ハナム(この役者さん、初めて知りましたが)でしょう。彼に絡むニヤけたヒュー・グラントとか、もっとも善良でありながらもっとも裏稼業をこなすコリン・ファレルとかも魅力的。別に謎解きが面白いわけでも、ハラハラドキドキするわけでもありませんが、要するにオッサンたちがカッコいいということで。 惜しむらくは、ほぼ唯一の女性である奥さんのキャラが今ひとつだったこと。まあオッサンが主役の映画と思えば気になりませんが。
[インターネット(字幕)] 8点(2022-12-10 21:05:12)
188.  バーニング・オーシャン
事故のことはまったく記憶にありません。やたらと派手に炎上していましたが、何がどうなってこうなったのか、状況がよくわからず。まあ要するにマルコヴィッチが悪いということなのでしょう。 危機に直面すると人間の本性が出るもので、その点においてマーク・ウォールバーグは必要十分にカッコよかった。パニック映画の定番的な活躍ぶりですが。 で、作品ではまったく描かれていませんでしたが、気になるのはその後のメキシコ湾の様子。どの程度環境汚染が進んだのか、生態系にどれだけ影響が出たのか、経済産業への打撃はどうなのか。いずれもゼロではないでしょうが、あまり大々的に報じられることもなかったように思います。 もちろん懸命な浄化作業などもあったのでしょうが、もしかしたら、地球の自浄作用のようなものが相応に働いたのかなと。そこに期待するようなことを言ったら、一部の方々に猛烈に怒られそうですが。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2022-12-09 01:30:58)
189.  ドライブ・マイ・カー
原作は未読。しかし昔何冊か読んだ村上春樹的な世界観を、見事に映像化しているなぁという印象。登場人物がいずれも浮世離れして、セリフがいちいち小賢しくて、なぜかだいたい「死」がテーマで、現実を描いているようでおとぎ話だったりする。何かこう、地に足が着いていない感じというか。おそらく格調高い作品ではあるでしょうが、私には今ひとつでした。 だいたい昨今のハリウッド映画にしろ韓流映画にしろ、1秒たりとも観客を飽きさせないことに執念を燃やしているような感じがます。その是非はともかく、この作品は真逆でした。ほぼ会話だけの展開の上に長尺で観客に忍耐を強いて、結局登場人物たちの微妙な心の動きを追体験するのみ。さながら「おしん映画」といったところでしょうか。
[インターネット(邦画)] 5点(2022-12-05 23:43:23)
190.  寒い国から帰ったスパイ
一貫して静かな緊張感に包まれています。面白いかと問われれば微妙ですが、こういう裏側のひたすら地味な駆け引きによって、表向きの世界は均衡が保たれるのでしょう。その最前線にいるスパイというのは、つくづく厳しい職業だなと思います。よほど愛国心と度胸と私生活を捨てる覚悟がないと務まらないでしょう。最初のほうで「長くやると神経が壊れる」とか言っていましたが、本当にそのとおりだろうなと。しかもそこまで尽くしてなお、国家にあっさり裏切られたりするわけで。 いずれにせよ、なかなか辛口のドラマでした。まさかこの後、スパイでありながら世界中の表舞台で派手派手に活躍する後輩が現れようとは、主人公は夢にも思わないでしょう。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2022-12-04 03:15:08)
191.  ダンケルク(2017)
予想したものとはずいぶん違いました。「ダンケルク」というより「ダンケルクの片隅で」という感じ。映画というより映像詩という感じ。少なくとも、30万人が撤退した一大作戦のスケール感や緊張感はありません。せいぜい3000人、いや300人ぐらいの感じかなと。 たしかに戦争ものだからといって、オリバー・ストーンとかスピルバーグみたいにリアリティを追求した作品でなければいけないことはないでしょう。しかし監督のアイデア先行で、一部分を切り取ってスタイリッシュに見せられてもねえ、という気がしないでもありません。 とはいえ、トム・ハーディだけ劇画的にカッコよかったので、よしとしましょう。
[インターネット(字幕)] 6点(2022-11-29 03:20:25)
192.  EAST MEETS WEST
くだらない、の一語に尽きます。序盤の仲代達矢が出ていたあたりまでは期待させてくれましたが、それ以降はズルズルダラダラ。なんかこう、画面から淀んだ空気が漂ってくるというか。ほんの1~2人が喋るだけで大半がダレ切っている長い長い会議に出席している感じというか。こんな邦画に付き合わされた外国人の役者が気の毒に見えてくるほどです。バブル崩壊後の日本の低迷を象徴しているのかもしれませんが。
[CS・衛星(邦画)] 3点(2022-11-25 01:39:30)
193.  アガサ・クリスティー ねじれた家
たしかにオチが意外といえば意外ですが、すべての登場人物のキャラが立っていないので、「で?」という感じ。ドロドロな人間関係とか、こいつもこいつも怪しいとか、もっと思わせぶりにしてほしかった。あまりの陳腐さに「アガサ・クリスティー」もきっと驚いていることでしょう。ただし、いつごろの時代設定なのか知りませんが、出てくるクルマはいずれもカッコよかった。というか見るべきものはクルマぐらいしかなかったかなと。
[CS・衛星(字幕)] 3点(2022-11-23 02:05:42)
194.  ボルサリーノ
いつの間にかスルスルと成り上がり、最後にちょっとだけオチがついておしまい。イケメンすぎるアラン・ドロンによるチンピラ風から大立者風までのファッションと、実は脱いでもすごいんだぞと見せつけるような肉体美以外、特に見るべき点はなかったような。
[CS・衛星(字幕)] 4点(2022-11-19 16:14:51)
195.  15時17分、パリ行き 《ネタバレ》 
見たことのない役者だなと思っていたら、見た後に本人たちだったと知って驚き。こういう柔軟な発想をできるところがすごい。まったく違和感なく自然に演技していたように見えたのですが、では役者という職業とは何なのかと思わざるを得ません。案外誰でもできるものなのか、だとすれば売れる・売れないの境界線はどこにあるのか、などと考えてしまいました。 しかしそれはそれとして、作品としては今ひとつ。もちろん他者にはできない立派な行動であることは間違いないのですが、それまでのエピソードがどれも冗長かつ断片的かつ表面的で、それぞれ面白くありません。むしろ本人たちを出演させたため、健全にしか描けなかったのか。結局、単に称えるだけで終わっている感じです。ほんの数分で片付いた事件を映画の尺に引き伸ばすのは、そもそも無理があったような。
[インターネット(字幕)] 5点(2022-11-15 22:38:15)(良:1票)
196.  雨のニューオリンズ 《ネタバレ》 
もう60年近く前の映画ですが、結局人間の営みというのは何も変わらない(進歩しない)ようで。当時から会社にはクビ切り屋がいて、それなりに辛い職業だったんですね。 しかしこれ、ロバート・レッドフォードとナタリー・ウッドの会話がどうも表層的というか薄っぺらいというか。急に恋仲になる理由も、美男美女だからということ以外に見出せません。ルッキズムかよと。それに親しくなったなら、もう少しお互いに歩み寄るとか信頼するとかあってもいいと思うんですが。 特に終盤のチャールズ・ブロンソンとの結婚云々の話、もしレッドフォードが怒り心頭に発するとか愛想を尽かすとかだとしたら、あまりに度量が狭すぎるんじゃないかと。そこまでして追いかけてきたのかと惚れ直すのが筋じゃないかと。それに最後の「肺炎」というのも、あまりに伏線なしで唐突な感じです。雨の中を駆け出したから? それまでけっこう裸の背中を晒すシーンが多かったから? 安直なハッピーエンドが多い中、こういうネガティブなお話も嫌いではないのですが…。
[インターネット(字幕)] 5点(2022-11-14 02:27:26)
197.  砂上の法廷 《ネタバレ》 
主役がトム・ハンクスでもトム・クルーズでもなく、キアヌ・リーブスであることが、唯一最大のネタバレでしょうか。キレイなだけの役をやるわけがないという意味で。しかしちょっとやり過ぎというか、まさかこうではないよなと想像できる範囲の〝まさか〟のオチ。「正義」なんてこんなもの、というシニカルな話は嫌いではありませんが。 それにしてもレネー・ゼルウィガーは見事の老けましたね。すっかり痩せて昔の面影が消えるとともに、昔の個性やオーラのようなものの消えてしまった気がします。この作品でも、十人並みの女優さんのようでした。
[インターネット(字幕)] 6点(2022-11-12 23:40:56)
198.  クロッシング(2009)
たしかに「クロッシング」はしていません。せいぜい袖擦り合う程度。全体として殺伐とした雰囲気はいいのですが、3つの話それぞれに深みがないというか。1+1+1で3になるというより、1×1×1で1のままという感じ。「ブルックリンの警官はそれぞれに悩みながらがんばってますよ」というのが唯一のメッセージでしょうか。あまり見たことのない、枯れすすきのような悲哀を感じさせるリチャード・ギアだけ、ちょっと面白かったかな。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2022-11-05 23:17:37)
199.  3人のゴースト 《ネタバレ》 
個人的なツボは前半、クリスマスプレゼントとして(パイオニア製の)ビデオデッキとバスタオルのどちらを贈るか峻別するあたり。妙にリアルで笑えました。しかし、その後はとにかく悪辣ぶりを発揮するばかりでインパクトなし。それからゴーストが現れていろいろ見せられて、すっかり改心しておしまい。ビル・マーレイは熱演でしたが、道徳の授業を受けているような白々しさと居心地の悪さを覚えます。結局、あまり印象には残らないかなと。 それよりも驚いたのは、ほんの一瞬だけマイルス・デイビスが登場していたこと。そっくりさんがジョークとして演じているのかと思ったら、本人らしい。駆け出しの頃ならともかく、1988年といえばもう十分に「帝王」だったはず。しかもその横にはデビッド・サンボーンがいて、ラリー・カールトンもいて。しかもビル・マーレイに「下手くそ」とか言わせているのがすごい。どういう経緯で出演に至ったのか、ぜひ知りたいところです。個人的なつながりとかですかね。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2022-11-04 20:18:30)
200.  パリは燃えているか
「パリは燃えているか」といえば今では加古隆の曲のほうが有名だと思いますが、なんとも大味な映画でした。前半はレジスタンス内の対立みたいなものを描いていたと思うのですが、後半はただ単にナチスを追い出して歓喜する姿ばかり。アラン・ドロンとかどこに行っちゃったんだろうという感じ。自国の歴史を誇りたい気持ちはわかりますが、他国人には飽きます。 ただ着目すべき点は2つ。1つは、パリを支配するナチスの将軍が偉かったということ。この事実は知りませんでした。もう1つは、オーソン・ウェルズが演じるスウェーデン領事の存在。ナポレオンの時代以来ずっと中立を貫き、あの第二次世界大戦時でさえ独仏の調停に入るほどだった同国が、昨今のウクライナ戦争を機にとうとう約200年ぶりにその方針を撤回し、NATO加盟に舵を切ったわけで。第二次大戦より今のほうが、危機感はより大きいということかもしれません。そう考えると、どんより重い気持ちになりました。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2022-10-27 02:02:23)
040.31%
1110.85%
2483.72%
31128.69%
415111.71%
520215.67%
625119.47%
723117.92%
821016.29%
9584.50%
10110.85%

全部

■ ヘルプ
© 1997 JTNEWS