Menu
 > レビュワー
 > ザ・チャンバラ さん
ザ・チャンバラさんのレビューページ[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 1274
性別 男性
年齢 43歳
自己紹介 嫁・子供・犬と都内に住んでいます。職業は公認会計士です。
ちょっと前までは仕事がヒマで、趣味に多くの時間を使えていたのですが、最近は景気が回復しているのか驚くほど仕事が増えており、映画を見られなくなってきています。
程々に稼いで程々に遊べる生活を愛する私にとっては過酷な日々となっていますが、そんな中でも細々とレビューを続けていきたいと思います。

表示切替メニュー
レビュー関連 レビュー表示
レビュー表示(評価分)
その他レビュー表示
その他投稿関連 名セリフ・名シーン・小ネタ表示
キャスト・スタッフ名言表示
あらすじ・プロフィール表示
統計関連 製作国別レビュー統計
年代別レビュー統計
好みチェック 好みが近いレビュワー一覧
好みが近いレビュワーより抜粋したお勧め作品一覧
要望関連 作品新規登録 / 変更 要望表示
人物新規登録 / 変更 要望表示
(登録済)作品新規登録表示
(登録済)人物新規登録表示
予約データ 表示
【製作年 : 1990年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
評価順123456789101112
投稿日付順123456789101112
変更日付順123456789101112
>> カレンダー表示
>> 通常表示
181.  チャイルド・プレイ2
不死身のチャッキー。人間に戻らない方が得策なのでは?悪さし放題だし。
6点(2004-08-15 02:49:22)
182.  ユニバーサル・ソルジャー
中規模予算のアクション映画としては鑑のような仕上がりとなっています。重々しい音楽をバックにユニバーサルソルジャーを積んだ輸送機が降り立つ序盤で掴みはOK。以降は絶え間なく見せ場が続き、ラストの決戦が終わるとすぐに映画も終了。まったくムダがありません。なぜか非アメリカ人監督との仕事を好むマリオ・カサールがドイツからローランド・エメリッヒを呼び寄せて撮らせていますが、B級アクションの世界ではエメリッヒの手腕は際立って見えます。テキパキとアクションを見せつつ、その合間に挿入されるルークとヴェロニカのコミカルなやりとりは十分に笑えるレベル。後にゲイであることをカミングアウトするエメリッヒはヴァン・ダムの裸でもひと笑いとっており(裸に靴下という世界一カッコ悪い姿を披露)、演出は絶好調です。この頃からVFXの使い方も巧いもので、トレーラーの落下シーンに至っては、公開時には誰もミニチュアだと気付かなかったほどの仕上がりを見せています。配役も悪くありません。当時はキャリアも人気もドルフ・ラングレンの方が上だったのですが、そのラングレンを悪役として二番手に回し、十分な知名度のなかったヴァン・ダムを主役に据えた判断は正解でした。小柄な主人公が巨体の悪役を倒すというカンフーアクションのカタルシスをよく理解していたのでしょう。ラングレンはイワン・ドラゴ役に次ぐ名演技を披露。この人は善人役を演じたがるのですが、爬虫類系の怖い顔、威圧的な巨体は完全に悪人向きなのです。
[DVD(字幕)] 7点(2004-08-11 11:23:03)(良:1票)
183.  マキシマム・リスク
「ボーン・アイデンティティ」を見たとき、「あ、マキシマム・リスクみたい」って思ったのは私だけでしょうか?ヴァンダム映画にしては、唯一普通の映画として成立してると思います。ただし、その「普通」というのが問題なわけでして。ヴァンダムという存在自体が役者として破綻してるので、企画も「ダブル・チーム」のように破綻したものの方がいいんです。この企画にヴァンダムは合ってないし、ヴァンダムにこの企画は合ってません。松平健が現代劇に出てるような違和感を覚えましたね。
6点(2004-08-11 11:19:29)
184.  エビータ(1996)
この映画は疲れました。ぜーんぶ歌ですから、息つけないですよ。全部の文章に「はい、ここ大事」ってアンダーラインが引かれてる教科書みたいな。「もっと要点を絞ってよ」って感じです。正直、全編歌のみにする必要はなかったと思います。私はミュージカルは嫌いではないんですよ。ただ、要所要所の表現のひとつとして歌を使う方が効果的なのではないかと。歌のみにしてしまったせいで話にメリハリがなく、また、全編に渡って同じ表現手法を使い続けてるために、感情表現はかなり乏しくなっています。結局はエビータのオフィシャルな人生をなぞるだけに終わってるんですね。伝記映画の醍醐味って、歴史上の人物を伝説ではなく人格として描くことですから、その点で言えばいまいちでした。人生の踏み台として男を使ってきたエバが、どうやって聖女エビータに生まれ変わったのか?そのへんが一番の疑問ですね。ペロン大統領だって、元はエバの踏み台のひとりだったわけでしょ。そんな夫婦関係ってどうだったのよとも思ったんですけど、驚くほどそのへんには触れられないし。何か都合の悪いことでもあるんですかね。ただし、映画としては決して無視できない風格を持っています。ひとつひとつの映像は完璧だし、俳優の演技もよし。私は実際のエビータをよく知らないんですけど、映画を見る限りではマドンナははまり役でした。そして、狂言回しのアントニオ・バンデラスが最高。彼が最高のラテン系アクターであることは、この映画を見ればわかります。というわけで、決して損をする映画ではないので6点を献上します。
6点(2004-08-09 21:03:09)
185.  新世紀エヴァンゲリオン劇場版 シト新生 《ネタバレ》 
【2010/06/20レビューを書き直しました】前回のレビューではDEATH編が不要だと書いたのですが、今になって見返すと印象が変わりました。この総集編は、公開までの製作スケジュールが逼迫した監督による時間稼ぎだったという批判をしばしば受けます。私もそう思っていましたが、実際には物語のクライマックスに突入する準備として必要な情報の整理がなされています。続く「Air」「まごころを、君に」ではサードインパクトという地球規模の壮大なイベントが結末を迎えると同時に、シリーズで描かれてきた主人公達の心のドラマにもついに結論が出ます。アスカは「他人から評価されないと生きていけない」という強迫観念から解放され、レイは他人からの要求を拒否するという自我を獲得し、シンジは他人が存在する世界を受け入れます。彼らはそれぞれの抱える心の問題を乗り越え、大きく成長した姿を披露することとなるのですが、以降に控えるこのダイナミックなドラマの前提として、これまでの登場人物達の感情の推移を整理するDEATH編は必要でした。なぜなら、当時の私を含めたエヴァファン達はSF的な設定や入り組んだ謎、作り込まれたアクションや美少女キャラ達には惹かれていたものの、このシリーズが重く扱っていた心のドラマには特に関心を示していなかったからです。エヴァは多くのファンから舐めるように鑑賞され、また普段はアニメなど扱わない媒体からも取り上げられるほどの人気を獲得しましたが、監督はそれに浮かれず、ファンが付いて来ていない部分があることを冷静に認識していたようです。もしかしたら、「こいつら、俺の言ってること分かってないじゃん」という苛立ちもあったのかもしれませんが、ともかくクライマックスの理解を助けるために今一度ドラマ面を提示しなおす必要があり、そこでDEATH編を作ったように思えます。事実、DEATH編を丁寧に見てから「まごころを、君に」を鑑賞すると、意味不明と言われたクライマックスを意外なほどすんなりと理解できます。。。同時にDEATH編からは、監督がファンを信頼していることも伺えます。これはただのダイジェストではなくシリーズをバラバラに分解して再構築したものであり、ワンシーンを見ただけでどのエピソードからの出展であるかがピンとくるようなレベルの高い観客のみを想定した作りになっています。多くのファンはそのレベルに達しているはずだと監督は考えていたようです。
[DVD(邦画)] 7点(2004-08-07 14:10:05)(良:1票)
186.  THE END OF EVANGELION 新世紀エヴァンゲリオン劇場版 Air/まごころを、君に 《ネタバレ》 
【2010/06/20レビューを書き直しました】前のレビューでは「大風呂敷広げ過ぎてオチが浮かばず、不快な描写でファンを煙に巻いて終わらせた」と評価していたのですが、あらためて見ると私の認識は完全に誤っていました。生理的な不快感を伴う劇中の表現は監督の逃げではなく必然性のあるものだし、結末もテレビシリーズとの整合性を保ちつつ、予定調和ではない突き抜けたもので、「エヴァらしさ」という意味では最良の終わらせ方だったと思います。。。本作はサードインパクトの様子がひたすら描かれるのみで、内容は至ってシンプル。サードインパクトの行方はシンジに委ねられ、彼は「人類の心が補完され、誰からも傷つけられない世界」か「他人から傷つけられる恐怖と、他人と触れ合う喜びが同居する世界」かの決断を迫られます。シンジは他人から傷つけられることを極度に恐れ、他人のいない世界を常に望んでいましたが、そうした恐れは人と触れ合いたいという欲求の裏返しであることに気付き(ラストでアスカの首を絞めたのは、好きであるが故に拒絶されることが怖かった為)、そしてサードインパクトを途中で終わらせ、再び他人と共に生きることにします。ひとつオトナに成長した息子を見て安心したのか、母親ユイの魂が込められたエヴァ初号機は、地球を離れ宇宙へと旅立っていきます。エヴァという永遠の寿命を持つ箱舟に乗り込み、50億年後に地球が滅んだ後にも人類が生きた痕跡を残すために。。。本作の内容はこれだけで、大して難しい話ではありません。本作を難解にしている最大の要因は、監督が描きたいことと、ファンが見たいものの齟齬にあると思います。私を含めた当時のエヴァファン達はSF的な設定や入り組んだ謎、作り込まれたアクションや美少女キャラ達には惹かれていたものの、このシリーズが重く扱っていた心のドラマには特に関心を示していませんでした。一方で監督はキャラクター達の内面を描写することに重きを置いており、キャラクターの内面に注目すればシンプルな話だったにも関わらず、入り組んだ設定に注目したためにそれがノイズとなって理解を難しくしていました。また、私を含め多くのファンが本作で裏切られたと感じたのも、自分達の見たいエヴァと監督のエヴァとが違っていたため。監督が「ファンの見たいエヴァ」を目指した新劇場版を見た今になると、本作の意図がパっと見えるようになりました。
[DVD(邦画)] 7点(2004-08-07 13:51:24)
187.  クエスト
ヴァンダムIN少年ジャンプ。ベッソンといいヴァンダムといい、フランス人は少年マンガを読みすぎなんじゃないの?
4点(2004-08-06 12:52:43)(笑:1票)
188.  ハーレーダビッドソン&マルボロマン
なんてこった。この映画がこんなにも評価されてるとは!実は私も好きなんです。「2010年」とか「ジョーズ2」みたいに、意外と面白いんだけど、あんまり声を大にしておすすめできない映画ですよね。いい歳してフーテンやってるハーレーダビッドソンとマルボロマン(←ふざけたニックネーム!)が、行き当たりばったりの強盗でドジ踏む話なんですけど、主演2人がとにかくかっこいい!それだけで十分です。
7点(2004-08-06 12:33:08)
189.  グリマーマン
このあたりから、セガールの暴走が本格的になったと思います。変な服着て数珠をジャラジャラさせ、財布にはカミソリの刃を忍ばせ、漢方の知識が豊富で、CIAのエライさんともお知り合い。実際に大阪に住んでたわりに、並みのアメリカ人など比較にならないほど東洋をカン違いしてるのが、さすがセガール。こんなのと組まされる相棒は悲劇ですが、なぜかお友達になってるのが、この映画最大のご都合主義です。
5点(2004-08-06 12:24:49)(笑:1票)
190.  フェノミナン
バリバリ男子校感覚の私、感動とか涙を嫌う私を素直に感動させた、直球勝負のいい映画です。「泣け、泣け」みたいな押しつけがましい感動が横行する中、こういうしっとりとした映画はいいですね。
8点(2004-08-05 22:14:00)
191.  サドン・デス(1995)
柄にもなくいいお父さん役にトライしてた我らが兄貴。久しぶりに同窓会にでも行ってきて、同級生に影響されたんでしょうか?
5点(2004-08-05 16:31:19)
192.  未確認生命体 MAX/マックス
なんか好きです、これ。主演の犬がかわいくて健気。ただし、ネコは襲っちゃいけないぞ。
7点(2004-08-05 16:28:14)
193.  ハード・ターゲット
ウーイズム炸裂の銃撃戦には血がたぎりました。ただし、それだけの映画なんですけどね。お呼ばれ感覚でヴァンダム企画に参加したと思われるジョン・ウーの、銃撃戦以外にはまったく力の入らない演出を考えれば、そんな評価が正しいと思われます。小泉訪朝のような評価ですみません。
7点(2004-08-05 16:25:32)
194.  沈黙の要塞
「沈黙の戦艦」が4週連続全米ナンバーワンというとんでもないヒットとなったことから、ワーナーがセガールに大幅な予算と発言権を与えて製作したのが本作。「環境を大事にしましょう」と言いながら爆破アクションをやるチグハグな構成、趣味の悪いファッション、本筋とはまったく関係のないスピリチュアル描写(セガールが素手でクマを倒したり、裸の女性に誘惑されたり、ばあさんのグチを聞いてあげたり、常人には理解不能な内容)等々、セガールがやりたい放題にやっていて、ある意味見応えがあります。監督セガールは俳優セガールの大ファンのようで、セガールを盛り上げる演出はいつも以上。「セガールが実は凄い奴らしい」と聞いて急にビビり出す悪党というセガール作品お馴染みの描写が普段の5割増しくらいになっていて、かなり笑えます。主人公はヒロインを連れて行動しているものの彼女にはセリフがほとんどなく、クライマックスになると満足に顔も映してもらえなくなり、観客が見るのはセガールの雄姿ばかりという凄まじい状態となります。予算アップに伴い悪役も豪華になっているのですが(ボスがサー・マイケル・ケイン、戦闘部隊のリーダーがリー・アーメイ先生)、彼らもまた赤子のように難なく倒されるといういつものセガール映画の悪役に過ぎないため、良い俳優を連れてきた意味がありません。「ギャラさえもらえればたいていの仕事を受ける」をモットーに、「ジョーズ87復讐篇」撮影のためにオスカー受賞式を欠席したという素晴らしい経歴を持つマイケル・ケイン、またしても金に釣られたようです。同じく金に釣られた組でも、唯一ベイジル・ポールドゥリスだけは素晴らしい仕事をしています。アラスカの雄大な大地をまさに表現していて、オスカー受賞作に使用されていても不思議ではないほどの名スコアーを気前よく提供。引き続き「暴走特急」に起用されたのも、本作におけるマジメな仕事ぶりが評価されたためでしょう。
[CS・衛星(字幕)] 4点(2004-08-05 16:13:49)(笑:1票) (良:1票)
195.  ユニバーサル・ソルジャー ザ・リターン
安い音楽に萎えました。
2点(2004-08-05 16:12:07)
196.  スペシャリスト(1994)
私の中では、裸があるだけで映画の評価があがるのです。   【2013/5/29 ブルーレイにて再見】 90年代は爆破アクションの時代でしたが、格闘も銃撃もカーチェイスもなく、見せ場を爆破のみに絞った映画は本作くらいのものでした。そんな硬派な企画意図を具体化できるよう、監督に選ばれたのは『山猫は眠らない』で緊迫感溢れる演出を披露したルイス・ロッサ。さらには、撮影監督にはトニー・スコットのお抱えだったジェフリー・L・キンボールが雇われ、ロッサの土臭さをキンボールのスタイリッシュな映像でうまくカバーするという面白い布陣となっています。スタッフ選びについては、なかなか気が利いていると思いました。。。 問題はキャスティングに無理があったことでしょうか。スタローンは、爆弾を用いた暗殺のプロという役柄には絶対に合っていません。敵との正面対決を避け、夜な夜な爆弾作りに勤しむスタローンの姿など見たい人はいないでしょう。また、憎まれ役であるジェームズ・ウッズとの間において俳優としての力量の差がはっきりと出てしまっており、「なぜこのポジションにスタローンがいるのか?」という違和感が最後まで拭えませんでした。さらには、シャロン・ストーンを加えたことでエロという新たな軸が出来てしまったことも、作品の方向性に混乱をもたらしています。ストーンの顔と声に惚れてしまったがために技術を安売りするスタローン、、、『スペシャリスト』というタイトルが冗談に思えてしまうほど安っぽい話に成り下がっています。序盤では「俺は依頼人には接触しない」とかっこいいことを言っていたのに、結局はシャロン・ストーンの魅力に負けてホテルで一泊してしまい、その結果、窮地に立たされてしまうスタさん。何とも恥ずかしいスペシャリストではありませんか。 
[ブルーレイ(字幕)] 5点(2004-08-05 12:43:55)(笑:3票) (良:1票)
197.  フロム・ダスク・ティル・ドーン
マクドナルドと吉牛がいっしょに来たような映画。私はおいしくいただきました。
7点(2004-08-05 12:30:33)(良:1票)
198.  ヒート
【2012/4/30レビューを変更しました】 公開当時、クライムアクションに3時間という長さはかなりの衝撃でした。そこまで長いクライムアクションは「スカーフェイス」くらいしか前例がなく、その「スカーフェイス」にしても成り上がり者の一代記という大河要素があったため、純粋な犯罪映画でこの上映時間は異例中の異例。実際、本作をはじめて鑑賞した時には退屈に感じたし、世間一般の評価もそれほど高くなかったと記憶しています(決して駄作ではないが、これだけのキャストと上映時間を費やして作る内容ではないという意見が多かった)。映画を観る目がそれなりに肥えた(つもりの)現在の目で見ても、本作は上映時間の使い方がうまくないという印象を持ちます。大銃撃戦でテンションがピークを迎えた後に、1時間もダラダラと映画を続けたのは失敗でした。「事が起これば30秒フラットで高飛びする」が口癖だった職人気質の犯罪者が、銃撃戦後数日もロスに留まってはいけません。あの数日を数時間に凝縮し、厳しい環境下で厳しい判断を瞬時にこなしていくという展開にした方が面白みがあったと思います。。。 ただし、本作には素晴らしい要素が多いことも確か。年月を経ることで作品の評価が上がっていき、最終的にはジャンルの代表作となったことにも納得がいきます。銃撃戦の演出は、いまだにこれを超える映画は存在しないと言い切れるほど完成されているし、捜査官と犯罪者がともに優秀であることを観客に伝えるためのエピソードの積み重ねも実に丁寧です。そして、本作が傑出しているのが捜査官と犯罪者の関係性で、互いに敬意と友情を感じつつも、プロとして戦うべき覚悟も固めているという熱いつながりには悶絶しました。それを象徴するのが、はじめて二人が言葉を交わすカフェの場面です。捜査官パチーノは仕事に打ち込みすぎるあまり家族とうまくやっていくことができず、プライベートが破綻寸前に追い込まれたことで、犯罪者デニーロに会いに行く決心を固めます。デニーロは敵ではあるが、数少ない自分の同類である。彼の人生観、仕事に対する思いを聞くことで、迷う自分が進むべき道を見つけようとするのです。そして、「普通に暮らす気はない。あくまでプロに徹する」というデニーロの言葉を聞き、パチーノは自分の生き方に自信と確信を取り戻します。最後には「今度会う時はお前を殺す」と言い合って別れる二人。熱すぎるでしょ。
[DVD(字幕)] 7点(2004-08-05 12:22:42)(良:2票)
199.  ダブル・チーム
まずは、ヴァンダム、ロッドマン、ロークという「俺が俺が」の人が3人も揃って、よく映画ができたなぁと感心しますね。この3人の存在が示す通り、全編に渡ってケレンと勢いとハッタリのみで構成された、正しすぎるアクション映画です。とにかく暴れまくりますねぇ。最高です。メガフォースみたいな軍事車両の暴走に始まり、爆破、回し蹴り、銃撃、回し蹴りの連続。足にナイフ仕込んだハゲとの戦いには、世にもあんまりなキャラ設定とクンフーの合わせ技に発狂しかけましたよ。ヴァンダムとハゲの両方にブチ蹴られてたデスペラード兄さんも笑わせました。さらにはヴァンダムVSトラ!言うは易し、行なうは難しの見本のようなアクションでした。ちょっとそこ、パクってんじゃないよ、グラディエーターの人ら。ただし、編集がめちゃくちゃで訳がわからないシーンがいくつかあったのが残念。そんな破綻ぶりさえ味かなと思えるほど、フライング気味な映画ではあるんですけど。ちなみにツイ・ハークは「この映画は007みたいにしたかった」って言ってるんですけど、どうすれば007を目指してこんな映画になったんでしょう?いや、結果的には正しい映画ではあるんですよ。男子中学生の気持ちで見れば。あと、DVDの画質がムダにいいのも、なぜか笑わせてくれます。
7点(2004-08-03 12:49:40)(笑:2票)
200.  ミザリー
キ○ガイと生活することがいかに怖いことかを教えてくれる、「シャイニング」と並ぶ傑作です。なんと言ってもキャシー・ベイツですね。怖い、怖すぎるよ。カーンが目を覚ますと枕元に立ってて、雷ドカーンのシーンでは飛びあがりました。この存在感、熱演があってこそ、リアクション芸人カーンさんの顔芸も光るというもの。とはいえ、冒頭、事故に遭ったカーンを救助するシーンでは、豪雪の中、カーンを担いで歩いてましたよね。この姿が雪男みたいで、「女性なのになんで男を担いでるんだ?」と思いましたよ。
8点(2004-08-01 10:53:10)
全部

■ ヘルプ
© 1997 JTNEWS