Menu
 > レビュワー
 > 青観 さん
青観さんのレビューページ[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 1963
性別 男性

表示切替メニュー
レビュー関連 レビュー表示
レビュー表示(評価分)
その他レビュー表示
その他投稿関連 名セリフ・名シーン・小ネタ表示
キャスト・スタッフ名言表示
あらすじ・プロフィール表示
統計関連 製作国別レビュー統計
年代別レビュー統計
好みチェック 好みが近いレビュワー一覧
好みが近いレビュワーより抜粋したお勧め作品一覧
要望関連 作品新規登録 / 変更 要望表示
人物新規登録 / 変更 要望表示
(登録済)作品新規登録表示
(登録済)人物新規登録表示
予約データ 表示
【製作年 : 1970年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
評価順1234567891011
投稿日付順1234567891011
変更日付順1234567891011
>> カレンダー表示
>> 通常表示
181.  ザッツ・エンタテインメントPART2 《ネタバレ》 
ずっと前に一番最初の「ザッツ・エンターテイメント」を観て面白かったので、この第二弾もまた観ようと思ってたものの、なかなか借りてこれず、そしたら今日、明日とこのシリーズの残りの二つがBS2で放送されると聞いて、これは楽しみだ!絶対に観なくてはと思って観ましたが、これまた最初のと同じで面白かったです。ジーン・ケリーとフレッド・アステアの2人の司会と華麗なるダンスなど見所いっぱいで、他にもハリウッド映画の黄金期を支えていたスターの姿を沢山、観ることも出来、更には今までに観て面白かった映画(今回は何とミュージカル以外の過去の名作の名場面なども観れたことが更に嬉しい。)の紹介や私自信知らない、まだ観てない作品で面白そうな映画の紹介などあったりと楽しむことも出来た。明日はいよいよ第3弾!勿論、明日も観るぞ!昔は苦手だった。いや、正しくは喰わず嫌いで観ようともしなかったミュージカル映画がこの作品を観て、今まで以上に興味が沸きました。
[CS・衛星(邦画)] 8点(2006-06-27 22:31:05)
182.  喜劇 女は男のふるさとヨ 《ネタバレ》 
森崎東監督による人情喜劇で、この作品、単なるドダバタコメディではありません。一見、ハチャメチャなドタバタコメディのようではあるけれど、脚本に山田洋次監督の名前がある事で、ただのドタバタものでない。そこにあるのはどんな人間だろうと同じ人間同士、生きる上で最も大切な人と人との人間愛がとても美しく感情豊に描かれていて、ちょいとそこらにある下品なコメディとは違う優しさというものを観ることが出来ます。この映画の中に出てくる人達、どの人も人間味溢れる描かれ方していて、さすがは山田洋次監督が書いているだけのことはあると思った。また森崎東監督が描く世界はどの作品にしてもどこか不思議な魅力がある。何て言ったら良いのかなあ?どこか川島雄三監督の世界に近いものを感じるので、川島雄三監督信者の私としては好感が持てます。そんなこの作品の中でも駄目人間ぶりを思い切り発揮している森繁久彌とそんな駄目な夫とまた娘をかばう中村メイコの姿には感動しました。特に娘の星子が自殺しようとしている男の為に自分の身体を見せたことで売春罪とか言われて警察に捕まってしまったのを聞いて、娘の為に必死に警察に喰らいついてかばう時の演技は素晴らしい!まあ、色々書いてはみたものの、何だか上手くコメント出来なくて申し訳ないが、森崎東監督の描く世界、私は好きです。
[ビデオ(邦画)] 8点(2006-06-04 21:42:19)
183.  故郷(1972)
うん!確かに「家族」とよく似ている。しかし、似てるからと言って、この作品を二番煎じだ!新鮮味が無いとは言えないし、むしろ、そういう見方では山田洋次監督の作品を観ること、楽しむことは出来まい。山田洋次監督らしく、落ち着いた感じで日本の風景、日本人の家族というもの、人が生きていく上で大切なもの、働くこと。食べること。この映画から感じるものは人、それぞれだと思うけど、だだ一つだけ言えることは、山田洋次監督の描く人間ドラマの中には日本人ならではの生活感というものが実に味わい深く描かれているという事!笠智衆さんと渥美清さん、そして、倍賞千恵子をはじめとする山田洋次作品の常連さん達が画面の中にいる。それだけで嬉しくなる。
[ビデオ(邦画)] 8点(2006-04-07 23:21:27)(良:2票)
184.  ラムの大通り 《ネタバレ》 
殴る。殴る。本当にこの映画、とにかくよく殴ります。しかし、誰一人として、殴られても嫌な顔を見せずに楽しんでいるように思えて、何とも不思議な魅力の作品だというのが観ての感想です。ストーリー自体はそれほど大して面白味のある内容ではないけれど、作品全体に漂うムードとでも言うべきか?なかなか好感の持てる作品です。リノ・バンチュラが映画館の客席にただ一人、誰もいなくなった後も座ってスクリーンを眺めている最後の所なんて、微笑ましく思えました。
[ビデオ(字幕)] 7点(2006-03-18 22:17:46)
185.  ある映画監督の生涯 溝口健二の記録
昨日の小津安二郎監督のフィルム映画に続いて、今度はもう一人、これまた日本映画を代表する名監督中の名監督の一人である溝口健二監督の記録映画もということで、小津監督を見たら溝口監督も見なくてはならないと思って、一緒に借りてきました。そして、これまた昨日、見た小津監督のフィルムに続いて、見応え十分!溝口健二監督と共に仕事をした素晴らしい俳優、素晴らしい脚本家、カメラマン、その他溝口健二監督作品に携わった多くの関係者のインタビューを聞いて、溝口健二監督も素晴らしい監督であったと共に一人の人間としても素晴らしい人物であったということが解る。日本人なら黒澤明監督は勿論、小津安二郎監督にそして、溝口健二監督も見るべきだ!それだけ溝口健二監督の映画には日本人的な美の世界が写し出されている。少なくとも現代の日本映画にはない何かがきっと見つかるはずです。この記録映画を見ると、私は勿論のこと、今まで知らなかった世界、溝口健二監督の素晴らしさ、溝口健二監督作品にもっと興味が沸くこと間違いないと思うし、少なくとも私は今まで以上に溝口健二監督の作品にも小津安二郎監督同様、興味が沸きました。とにかくまた一つ、素晴らしい記録映画を見た思いでいっぱいです。
[ビデオ(字幕)] 8点(2006-02-16 22:47:14)(良:2票)
186.  ザッツ・エンタテインメント
映画が娯楽であるということを楽しく見させてくれるその名の通りの作品という印象です。私自身、今までは苦手だったミュージカル映画だが、この作品を観た事で今まで知らなかった作品が沢山、出てきて見たくなった。ミュージカル映画の名場面集を集めた内容のこの作品、何と言っても華やか、優雅とでも言いますか、物凄くゴージャス!アメリカ映画の歴史に名を残す俳優、勢揃いでそれだけでも見る価値十分だと思います。エリザベス・テイラーにジェームズ・スチュアートにライザ・ミネリなどの解説も楽しめる。特にライザ・ミネリが母であるジュディ・ガーランドについて語るシーンは感動的!ジュディ・ガーランドが如何に偉大かを見せ付けられた思いです。
[ビデオ(字幕)] 8点(2006-02-13 21:19:37)
187.  家族(1970)
九州から北海道へと移り住むある家族の物語を山田洋次監督らしい実に丁寧な語り口と描写で描いた秀作です。一見、重苦しい雰囲気の中に見える山田洋次監督ならではの人情味溢れるドラマを見ることが出来ます。寅さんシリーズの常連さん達が沢山、出てきてホット出来るのもこの作品の良い所です。出番はほんの僅かではあるけど、森川信さんと渥美清さん、この二人がここでも凄く良い味出していて良かった。現代の余りにもうるさくてCGだらけの映画ばかりが作られる中で山田洋次監督が描く世界は人間的で温かく、けしてCGなどでは出すことの出来ない優しさがあって観ていて癒されます。
[ビデオ(字幕)] 8点(2006-01-08 22:08:08)
188.  男はつらいよ 寅次郎純情詩集
前作があまりにも素晴らしい出来だっただけにこの18作目は出来としてはそんなに悪くはないとは思うものの、やはり今までの作品などと比べると明らかに落ちる気がしてなりません。私もこの辺りからこのシリーズ全体、トーンが下がり、面白くない作品が増えはじめた気がしてならない。話としては、2人のマドンナと寅さんとの人間模様なわけですが、マドンナとしての魅力もやや薄く、それでもそれなりに楽しめるので一応、6点にしましたが、作品全体の平均的レベルとして考えるとここまでの中では下から数えた方が早い。
[ビデオ(字幕)] 6点(2005-11-11 23:03:58)
189.  男はつらいよ 葛飾立志篇 《ネタバレ》 
この作品、さっきまでBS2で放送してたけど、久しぶりに観て思ったのはやっぱり寅さんは前半までの作品は面白いということ!この16作目にしても以前、何度か見てるけど、やっぱりまたしても観てしまう面白さがあります。茶の間のシーンの相変わらずの面白さ、会話がどんどんと弾むその面白さは寅さんならではの面白さがあります。俳優渥美清という日本映画史に残る名優の力無くして語れない寅さん!今作では寅さんが己について語るというシーンが何度か出てくるけど、これがまたいかにも寅さんらしくて爆笑ものです。この16作目を観るとその後、自分自身も己について勉強したくなります。いよいよ、来週は待ちに待った私にとってのシリーズ最高傑作第17作「寅次郎夕焼け小焼け」の出番だ!DVDで持ってるけど、また観てしまうかもしれない。
[ビデオ(字幕)] 9点(2005-10-30 14:49:49)
190.  狼たちの午後
久しぶりにDVD借りてきて観たけど、この作品の頃のアル・パチーノは今とは全然、違う演技で観ていて楽しませてくれる。(最近のアル・パチーノには大いに不満)そんなアル・パチーノの凄みのある演技、これが本当の役者の演技というものだ!それに比べたら今のハリウッドの若手を中心とする俳優の演技など腐って見えます。そして、もう一人、ジョン・カザールの演技も忘れてはならない。そんな2人の見事な演技が印象に残る。シドニー・ルメット監督の相変わらずの力強い演出も見事なアメリカ的な光景を描いた秀作です。
[DVD(字幕)] 8点(2005-10-29 18:35:47)
191.  激突!<TVM> 《ネタバレ》 
若き頃のスピルバーグの才能を示した傑作!この映画の凄いところ、良いところは見せない演出!つまり同じようなことが「JAWS」にも言えることなのだが、トレーラーの運転手の顔を見せない演出が素晴らしい!だからこそ最後まで緊張感のある映画になったと思います。それともう一つ!トレーラーを追い越した男が追い越したトレーラーに追い掛け回されるというこれほど単純な設定でも撮り方によっては傑作が作れるということを証明した傑作です。
[DVD(字幕)] 9点(2005-10-16 21:58:37)
192.  男はつらいよ 寅次郎子守唄 《ネタバレ》 
寅さんがコーラスグループに入るわけだが、勿論、理由は女の人でして、その女の人を演じているのが十朱幸代なんだが、若いなあ!作品全体としては私の中では平均的な作品というのが観た時の印象ですが、寅さんの相変わらずの滅茶苦茶な言い分は見ていて何とも楽しい気分になります。
[ビデオ(字幕)] 6点(2005-09-24 17:52:40)
193.  スケアクロウ 《ネタバレ》 
まずはこの映画の冒頭、2人の男、ジーン・ハックマンとアル・パチーノが初めて出会うシーンからして、何か良いなあ!と思わずにはいらません。アル・パチーノは最近の映画よりも断然、この頃の方が良いし、好きです。そしてジーン・ハックマンにしてもこれまた良い味をかもし出していて見応え十分です。
[CS・衛星(字幕)] 8点(2005-09-19 18:23:26)
194.  ジャッカルの日
ドキュメンタリータッチな雰囲気で描かれていて尚、且つ力強く描かれていて面白い!リメイクものは観てないから比べられないが、どう考えてもこっちのが良いに決まってると思える。ラストまで畳み掛ける展開も見応え十分です。殺し屋との行き詰まる攻防も見応え十分!社会派の力作の一つです。
[ビデオ(字幕)] 8点(2005-09-19 18:19:12)(良:1票)
195.  カッコーの巣の上で 《ネタバレ》 
精神病院の中での人間ドラマにまずは圧倒させられ、色々考えさせられます。どんな人間だろうと、生きる価値はある。自由を求める男たちの正しく狂気とも言えるその闘う姿は観ていて胸が締め付けられる一方で、廃人とかしたマーフィーとインディアンのチーフの熱い友情に感動し、ラスト、自由を求めて飛び出ていくインディアンのチーフの姿にこれこそ当時のアメリカの姿が見られる思いで、こんな重苦しくも感動的な人間ドラマを撮ったミロス・フォアマン監督は素晴らしい監督だと思う。この映画のジャック・ニコルソンの演技の素晴らしさは文句なしに完璧です。そんな完璧なまでの演技の前には近頃の二枚目気取りでいきがっているハリウッドの俳優達の全てが本当にアマチュアのように見えてしまいます。
[DVD(字幕)] 9点(2005-09-06 21:17:20)
196.  フレンチ・コネクション
最近のハリウッドの大作みたいにCGきりの映像なんてまるで無縁のこの作品、これが本来のアクション映画のあるべき理想の形だと私は思います。とにかくこの映画の主役、ジーン・ハックマンともう一人、相棒のロイ・シャイダーが人間臭くて良いです。特にジーン・ハックマンなんて本当に物凄い執念で犯人を追うその姿なんて感動的です。CGによるごまかしとは全く違った緊張感のあるストーリー、ポリス映画の秀作として外せない1本です。
[DVD(字幕)] 8点(2005-09-01 22:55:28)(良:1票)
197.  男はつらいよ 寅次郎恋やつれ
う~ん?悪くはない。けど、良いかって聞かれるとそうでもないというのがこの作品を観た時の感想です。宮口精二と吉永小百合の親子についてやけど、せっかくの良い話なのに和解のシーンが甘い。甘すぎる。宮口精二も吉永小百合も無理に泣かす必要があったのだろうか?私個人の意見としてはもう少し抑制の効いた演出で親子の悲喜を表現出来たのではないだろうか!山田洋次監督の手腕を持ってすれば出来る筈だと思います。例えば同じような父と娘を描いた小津監督の「晩春」の笠智衆と原節子の2人には遠く及ばず!まあ、それでもそこそこ楽しめたので6点に致しますが、ここまでの13本の中では下から数えた方が早い。
[ビデオ(字幕)] 6点(2005-08-24 21:22:50)
198.  男はつらいよ 柴又慕情
この作品からおいちゃんが森川信さんから松村達雄さんになり、どんな感じになるかと思いつつ観ました。森川信さんとは一味違うおいちゃんぶりとそこに流れる雰囲気も良く、見所十分です。吉永小百合のマドンナはこのあと、第13作「寅次郎・恋やつれ」でも同じ歌子という名前で出てきますが、個人的には今回の作品の方が好きです。宮口精二の父も良い味、出してます。寅さん全48本、中にかなりの傑作もあれば、かなりの外れもありますが、このシリーズ第9作はなかなかの出来だと思いました。
[ビデオ(字幕)] 7点(2005-08-24 20:41:55)
199.  男はつらいよ 奮闘篇 《ネタバレ》 
たった今さっきまでBS2で見ておりました。久しぶりに観て評価アップしました。昔、初めて観た時は、普通の感じだったこのシリーズ第7作「男はらいよ・奮闘編」だけど、自分が歳をとったからかな?帝国ホテルでのさくらに思わず、涙がホロリ!さくら「お母さん、いくらなんでもあんなひどいおっしゃり方ってないと思います。あれじゃお兄ちゃん、怒るのも当たり前です。脳が足りまいとお母さんの息子でしょ。私にとってたった一人のお兄ちゃんなんです。あんな酷い言い方しないでください。」て、さくらの優しさにじーん( ̄涙 ̄)←これじゃ変かな?すいません!どうも顔文字、書きなれてないものでして!そして、さっきまで山本晋也監督が言ってたけど私もあのシーン、ええ?榊原るみさん演じる花子が駅の階段を駆け上って行くところの後姿、みかんを落として拾うところのカット割り、上手いなあ!良いシーンだ!そんなことを色々考えると最初は5点にしましたが、7点にアップ致します。それと、相変わらず森川信さん、絶妙な笑いで楽しませてくれます。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2005-08-20 23:08:02)(良:1票)
200.  ミツバチのささやき
スペイン映画を代表する名監督、ビクトル・エリセ監督の瑞々しい映像と美しい物語、そしてそれに応えるかのように素晴らしい演技を見せてくれた少女アナ・トレントの表情、そのつぶらな瞳は一度観たら絶対に忘れることは出来ません。この映画が私にとってのスペイン映画初体験です。この映画を観たのがきっかけでスペイン映画の良さを知り、その他のスペイン映画も観たくなりました。
[DVD(字幕)] 9点(2005-08-15 13:53:09)
全部

■ ヘルプ
© 1997 JTNEWS