181. Kids Return キッズ・リターン
たけし作品でどれか一本だけ挙げろと言われたら迷わずこの作品を挙げます。北野武監督作品の最高傑作!ほとんどの方が既に書かれているように何と言ってもこの映画、ラストシーンが最高です。 あの最高のラストシーンのお陰で、多くの人達がまだまだやれる。どんなに傷つこうが、立ち向かう姿勢さえあればやれるんだということを教えてもらい勇気付けられた気がします。間違いなくたけし作品の最高傑作であって青春映画の傑作です。 [DVD(字幕)] 9点(2005-06-02 22:28:51)(良:2票) |
182. あの夏、いちばん静かな海。
日本映画のベタベタした恋愛物は観る気がしないのと、どうしても好きになれない。けど、これは良い!この映画そこらの下手くそな恋愛ものとはわけが違う。物凄い静かでしかもほとんど台詞もない。だけどこの映画には主役の2人の切ないまでの恋の物語が映像と共に伝わってくる。久石醸の音楽も素晴らしいし、キッズ・リターンに次ぐたけし作品では二番目に好きな映画です。 [DVD(字幕)] 8点(2005-06-02 22:23:51) |
183. 初恋のきた道
素晴らしい!素晴らしすぎる。こんなにも泣ける恋愛映画って滅多にないぐらい良い。チャン・ツィイーの表情、動き、全てにおいて観ていて泣けてきます。なんて健気で、純粋な子なんだと!この映画、単なるアイドル映画なんかじゃありません。きちんとした家族への思いやり、人と人の心の絆、人が人を好きになることの素晴らしさを瑞々しく描いた素晴らしい映画です。文句なしにチャン・イーモウ監督の最高傑作であって、チャン・ツィイーの出ている映画のナンバーワンムービーです。 [映画館(字幕)] 10点(2005-05-31 22:12:46) |
184. ショーシャンクの空に
1990年以降、ロクな映画がないアメリカ映画の中にあって、この映画は心から素晴らしいと言える数少ない映画です。まずは何よりも観終わった後の清々しさ、気持ちの良さ、爽快感、モーガン・フリーマンの演技の素晴らしさ、生きることへの希望が溢れる傑作! [映画館(字幕)] 9点(2005-05-29 19:23:37) |
185. 許されざる者(1992)
クリント・イースドウッド監督による西部劇の秀作。最近のやたらCGばかりにお金をかけた映画と違ってテンポもゆっくりですけど、そこが良いんです。元々西部劇が大好きな私としてはまた違ったタイプの新しい西部劇として楽しむことが出来ました。ただ、過去の西部劇の名作と比べるとどうしても落ちる気がするのと、最初は8点にしましたが、やっぱりクリント・イーストウッドはダーティハリーが一番と思い7点と変更致します。 [映画館(字幕)] 7点(2005-05-29 07:48:13) |
186. ゴッドファーザー PART Ⅲ
う~ん?最初は5点とかなり厳しい点数付けたけど、待てよ!最初の二本があまりにも凄い。素晴らしすぎただけで、よく考えてみると、最近の他のマフィアものと比べると明らかに上だと思うのである。前の二本に比べたら重圧感は無いし、劣るもののやっぱり面白いので7点に変更!例を挙げるとすると同じマフィアもので、同じアル・パチーノ主演の「ヒート」や「カリートの道」なんかよりもずっと良いし、もっと昔のものに例えるなら「スカーフェイス」よりも絶対にこの方が完成度、面白さという点でも上です。それと、確か何年か前のキネマ旬報やスクリーンでベストワンになった別の監督のもので出演者も違う「ロード・トゥ・パーディション」やそうそう、「ワンス・ポンア・タイム・イン・アメリカ」よりも絶対にこの方が面白いし、上だと思ってます。前の二本の出来が本当に素晴らしすぎただけであって、今、ここに揚げた作品と比較したら断然、この作品の方が上です。そんなこの作品が前の二本ほどの評価が獲られない一番の原因はキャスティングに問題ありだと思います。ソフィア・コッポラの演じた役を最初の予定通りウィノナ・ライダーに演じて欲しかった。そう思っているこのシリーズのファン私だけでないと思います。 [映画館(字幕)] 7点(2005-05-28 07:00:54) |