181. キツツキと雨
この監督独特の空気感・間合いは合う合わないがあるかもしれないが、自分は好きだ。昔の邦画をちゃんと見ているわけではないが、なぜか「昔の邦画らしさ」を感じる。この作品は異質な者同士が出会って、お互い少し成長するという話。役所広司と小栗旬の組み合わせがまたよかった。南極料理人と同様に、笑える箇所もたくさんあり、軽い気持ちで見られるが、見終わった後には何かを感じることができる、良作である。 [DVD(邦画)] 8点(2012-07-17 00:10:09) |
182. マイ・フレンド・フォーエバー
途中まではご都合主義すぎないか?と思っていたが(色々と出来事の過程が省略されており、尚かつ主人公たちに都合よく進んでいくので)ラストにやられた。本編の残り5分間辺りが素晴らしく、思わず涙してしまった。過程よりラストを重視する人にオススメ。 [DVD(字幕)] 8点(2012-07-16 23:59:07) |
183. 恋するトマト
《ネタバレ》 ラストで-2点。そこまではそれなりによかったのに… 2人が結ばれるというラストはご都合主義すぎる!主人公はハゲたおっさんで、過去にはフィリピン人女性にひどいことをしていたのに、美人のフィリピン人女性と結ばれるなんて…ありえない。作り手の願望が表れている気がして嫌悪感を感じてしまった。 [CS・衛星(邦画)] 6点(2012-04-29 21:13:44) |
184. 恋におちて
10話ぐらいのドラマで見たら面白いかもしれない。が、100分強という短時間で同じ葛藤が繰り返されるのは、見ていて飽きてくる。揺れ動く主人公とヒロインの気持ちに感情移入できない。まぁ短時間に詰め込んでいるから仕方ないといえるが。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2012-03-20 15:05:06) |
185. スティング
オチに期待し過ぎていたかも。え?それだけ?という感じだった。ただ、決して短くはない時間をだれることなく見せるのは流石、古き良き名作といった感じ。どんでん返し系に多い、複雑で頭を使う構成も無いので気軽に見られる良作。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2012-02-26 10:26:47) |
186. 秋のソナタ
高評価なのが理解できない。終始退屈だったのと、母と娘両方の身勝手さにイライラさせられた。他の方が書いていたように、男女で評価が分かれるのかも。母と娘というより、我が儘な女同士がぶつかり合うという感じ。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2012-02-26 06:48:30) |
187. ブラック・スワン
6~7点の間という感じ。迫真の演技はいいが、何をテーマにしたかったのかがいまいち弱い。女の世界の怖さなのか母と娘の関係なのか、狂気なのか… 盛り込みすぎてそれを消化しきれていない気がした。過保護な母と暮らすお嬢様が狂気に取り憑かれて壊れていく様を描いた、と単純に見た方がいいかも。 [DVD(字幕)] 6点(2012-02-11 23:26:25) |
188. ミッシング(1982)
重くなりすぎず、政治的メッセージを伝えてくる作品。序盤に人間関係や舞台が明らかにされないのも、先が気になる作りだと感じた。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2012-01-31 17:30:50) |
189. 白いカラス
つっこみどころがありすぎて。散々言われているキャスティングの問題、邦題の問題、あと個人的に一番許容し難かったのは、ニコールキッドマン演じるフォーニア。彼女の行動にいちいち苛々させられた…。主人公とヒロイン、どちらにも感情移入ができなかった珍しい作品。 [CS・衛星(字幕)] 4点(2012-01-24 15:15:55) |
190. シンプル・プラン
浅はかな一般人が策を巡らせても、専門家には勝てないということか。主人公の兄のキャラが底辺に生きる人をリアリティーをもって表現されていて、本題とは違うところで色々と考えさせられた。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2012-01-24 15:09:26) |
191. ミルコのひかり
実際の人物を描いた作品というのは先が読めてつまらないものが多いが、これもそうかと思いきや、読める範囲の中でも驚きがある。何より、少年少女たちの煌めきが良い。伝記モノじゃなく1つの作品として楽しめる。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2012-01-24 15:06:14) |
192. アイス・カチャンは恋の味
癒し系の映画で、テンポもよくて好きな感じ。コメディ要素が強く、何も考えずに楽しめる。 [CS・衛星(字幕)] 8点(2012-01-24 15:01:14) |
193. セントラル・ステーション
主人公のおばさんの成長物語…?この主人公がきつくて、慣れるまで苦痛だった。だんだんといい人に近づいていくが、それでも根本的にいやな人だと思うので。少年は勘が良すぎだろうと何度もつっこみたくなった。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2011-10-09 00:11:32) |
194. クリムゾン・タイド
本当の敵は外ではなく中に居たということか。皮肉めいている作品。キャラの描写が上手く頑固な艦長の行動にもリアリティがあって、サスペンス風味の人間ドラマという感じ。閉塞的なだけで終わらないのがエンターテイメントとして秀逸。 [CS・衛星(字幕)] 8点(2011-10-08 02:21:41) |
195. My Son あふれる想い
音楽、コメディセンスともに自分に合っていたらしく、笑って癒された。どんでん返しもあり、その後の展開にほろっとさせられたり…。笑いと涙と驚きと…色んな要素を1作品に凝縮できる韓国映画は凄いなぁと改めて感じさせられた作品。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2011-10-06 03:01:42) |
196. モテキ
邦画もまだまだやれるじゃん、と思わせてくれた今作。良くも悪くもドラマ版とは主人公幸世の振る舞い方が変わっており、ドラマの延長線上でありながらも別物として見ることができる。なので、原作を読んでいなくてもドラマを見ていなくても楽しめるまさに万人向け。 主人公の振る舞いや登場人物の行動には共感し辛いが、観客はあくまでも傍観者として完成されたエンターテイメントとして本作を楽しめばよい作り。誰かと一緒に見た場合、鑑賞後に登場人物の行動について語り合うことによって、その相手の恋愛観ひいては人間性まで計れるかもしれない。 [映画館(邦画)] 8点(2011-09-26 06:16:35)(良:1票) |
197. 愛を読むひと
前半と後半の温度差の違い。ありがちな恋愛モノか…と見ていると、後半の展開で息が詰まる。一つの事実が明らかになったとき、それを理解してからもう一度最初から見たいと思うのだが、これはこの作品のテーマにもなっている「気付いたときには遅い」というのをメタ的に表現しているのではないか。見る側に優しい作りではないが、作品として一つの形を成しているとは思う。 [DVD(字幕)] 6点(2011-03-30 21:55:16) |
198. ラスト サムライ
渡辺謙の熱演は凄いと思うが、それ以外に見所が見つからない…。美しい景色だったり、男同士の友情だったりするのだろうか…?トムクルーズの日本語にどうしても違和感を感じてしまった。英語圏の人間は、日本人キャストの英語に違和感を感じるのだろうが。メイン以外の日本人の役もちゃんと日本人が演じていたところは良いと思うが、2時間半の上演時間は長すぎではないだろうか。色々と惜しい気がする作品。 [DVD(字幕)] 5点(2011-03-16 23:15:16) |
199. 新幹線大爆破(1975)
警察の無能っぷりに苛々させられた。発砲基準がおかしい。警察のやり方を暗に批判した映画だと受け取っておく。 [CS・衛星(邦画)] 5点(2011-02-21 18:34:15) |
200. シャッター アイランド
原作より重苦しい雰囲気が増していた。長めだということもあり、少し疲れる作品。終盤、怒濤の種明かしの畳み掛けは映画館で1度見ただけだと完璧には理解できないだろうと、少し不親切に感じた。ラストは原作より余韻があって良い。 [DVD(字幕)] 6点(2011-02-20 02:27:05) |