181. レッド・ライト
《ネタバレ》 個人的にそこそこ楽しめました。ただ最後に明かされるオチを聞いても、ストーリーの全容が分かりづらい。もう一度見ても分からない点もありそうに思います。今でもイマイチ理解できないんですよねぇ・・・ オチを聞いて、「あぁなるほど!」とスッキリすればいいんですが、スッキリしないのでちょっと厳しく6点。でもこういう最後のどんでん返し系映画は好きでステキだと思います。 [DVD(吹替)] 6点(2014-08-23 00:33:17) |
182. 風立ちぬ(2013)
《ネタバレ》 細部までこだわった絵の美しさは、さすがジブリといった感じ。見終わった後の胸が痛くなるほどの余韻は久々です。賛否両論ありますが、タバコは時代描写のひとつで、あまり深い意味はないと思うんです。私は純愛が描けていると感じましたし、感動しました。ただ映画としては、物足りなかった印象です。 [DVD(邦画)] 7点(2014-08-17 03:13:45) |
183. TIME/タイム
《ネタバレ》 設定自体は面白いし社会的なテーマも含んでいて話を構成するアイテムとしては揃っているのに、上手く使いこなせておらず非常にもったいないと感じました。結局、秩序を乱しただけで好き放題やってるだけ。ならば主人公たちは楽しくやってくれたらいいのに、そういう描写はない。それだったら誰でも出来るだろう、という強盗ばかりで見せ場もない。ヒロインの吹き替えが酷く、発言のたびに違和感がある。非常に惜しい映画だと思う。 [DVD(字幕)] 4点(2014-08-15 01:13:22) |
184. 星を追う子ども
《ネタバレ》 大人向けの映画だとしてレビューします。これはダメです。新海作品の良さは、中二病的な妄想でありながらも背景描写の美しさによって、ギリギリ受け入れることが出来る点にあると個人的に思っていますが、本作品にはその新海作品独特の背景の美しさがありません。「xxxとはxxxなのだ」とか、いちいち説明を入れなければ分からない背景、何が目的で旅をしているのか分からない主人公など、中二病的な妄想が2時間続きます。しかもラピュタやナウシカなどジブリ作品で見たような登場人物や風景ばかりが続き、独創的なデザインもありません。さらに、辻褄の合わないことや疑問に感じることも多く、伏線かな、と思ったら回収されず、特に意味がないことが分かります。何よりナウシカに出てくるテトのような小動物の声が不自然すぎてイラっときます。しょーもなさすぎる、というのが正直な感想です。 [DVD(邦画)] 2点(2014-08-13 23:11:52) |
185. ゼロ・グラビティ
完璧。凝ったストーリではないが、エンターテイメントとしては最高。 [DVD(吹替)] 9点(2014-08-13 02:04:26) |
186. ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日
《ネタバレ》 ただトラと漂流した話ではなく、物語の真相はさらに深いところにありました。物語の終わりの2つ目の話から頭の中が急展開し、映画が終わったあとに深い余韻を残します。映像の美しさと、前半の伏線が素晴らしいです。トラを漂流中の主人公の2面性として解釈するといろいろな解釈となりますが、パイが終わりのない無理数であることと、この映画の解釈が無限であることの関連性に気づかされます。 [DVD(吹替)] 8点(2014-08-12 19:56:55) |
187. ワールド・ウォー Z
《ネタバレ》 定期的に公開されるゾンビ映画のひとつです。目新しいところは特になかったです。いつ襲ってくるか分からない緊張感は終始保たれており、パニック映画としては良い出来で楽しめました。でも、やっぱりただのゾンビ映画です。 [DVD(吹替)] 5点(2014-08-11 23:43:46) |
188. ステキな金縛り ONCE IN A BLUE MOON
《ネタバレ》 三谷作品好きだなぁ。小難しいことは抜きにして、楽しかったら良いじゃんという、喜劇に徹する姿勢が大好きです。西田敏行と中井貴一の演技があってこその映画。物語は最初の1時間ほどで撮りたいものは撮ってしまった、という感じで、あとからどうやって物語を収束させようか、感動のエッセンスを加えるために考えました、という感じが伝わります。ストーリーそのものは秀逸ではないんですが、奇抜な設定とコメディ映画としては良い作品だと思います。 [DVD(邦画)] 7点(2014-08-11 17:04:29) |
189. ツリー・オブ・ライフ
《ネタバレ》 芸術的、宗教的に作りすぎていて私には理解できませんでした。おそらく監督が伝えたかったであろう内容の2割も理解できていないと思います。幻想的な映像ばかりが流れ、最初は理解しようと努力しましたが、開始30分ほどで力尽き、ぼんやりと眺めていたのですが、きっとそういう見方で正しく、直接的に意識に響くことが狙っているのだろうと解釈しました。唯一、父親が愛をもって息子に接している姿と息子の父への思いには、心が打たれるものがありましたが、この関係性が最後まで救われず、娯楽映画として見始めたことを後悔しました。 [DVD(字幕)] 3点(2014-08-11 01:05:20) |
190. モテキ
《ネタバレ》 モテキというほどモテていないような・・・ 麻生久美子さん演じる役が30歳を越えた設定だったかと思うのですが、彼女の扱われ方がシュールで可哀想に思えてきます。印象に残ったのはその点くらいでした。全体的にノーテンキというか話が薄いというか、主人公のつぶやきが適宜入るので、視聴者側に委ねられた解釈はなく、与えられた解釈を強要されます。テレビドラマをみているようで、こういうのも映画なんだなー、とそういう点で深く考えてしまいました。 [DVD(邦画)] 5点(2014-08-10 23:43:59) |
191. ももへの手紙
《ネタバレ》 田舎へ引越し、そこでの夏に不思議な体験をし、お母さんを助けるために女の子が妖怪と力を合わせて・・・ あれ、トトロ? というような既視感はおいといて、良い映画です。コメディタッチで妖怪と女の子のひと夏の不思議な体験が描かれています。妖怪は気持ち悪いんですが、だんだんと可愛くなってきます。「こうなったらヤケクソでござるーー!!」 たまらん。痛快です。 [DVD(邦画)] 7点(2014-08-09 23:08:19)(良:1票) |
192. 言の葉の庭
新海監督の映画らしく、風景の美しさを1シーン1シーンで丁寧に描画されています。青春時代は風景がこんなに美しかったのではないかと錯覚するほどです。甘酸っぱいストーリとまぶしすぎる風景は、大人になった自分にとってはちょっと胸焼けする気さえ覚えます。そのため、どうしても自分にとって感情移入できず、冷めた感覚で客観的に見てしまいました。ただ主題歌のRainとのマッチは完璧で、この曲に合わせて映画を作ったのかと思うほどでした。 [DVD(邦画)] 6点(2014-08-09 22:52:43) |
193. 虹色ほたる ~永遠の夏休み~
《ネタバレ》 夏の日の不思議な体験。少年時代の田舎での夏、そこでの夏祭り。懐かしい感覚がこみ上げます。ユウタが さえ子の手を引っ張り走るシーンは音楽の良さもあり引き込まれます。少年の真っ直ぐな全力が描かれます。そこからラストのハッピーエンドに至るわけですが、ストレートなベタなストーリーですがこれが良い。分かっていてもコレしかないです。ただ、ちょっとストーリーを構成する要素が少なくテンポが悪いので中弛みします。あとは好みの問題でしょうが、アニメの絵のタッチに最後の最後まで違和感が残り続けました。 [DVD(邦画)] 6点(2014-08-09 22:25:18) |
194. コンテイジョン
《ネタバレ》 この映画の面白さがどこにあったのか分からないし、盛り上がりがどこだったのか分からない。ドキュメンタリー風にリアルに描かれてあったが、よくよく考えるとリアルではありえないことだらけで、それならもっと人間ドラマを描きなさいよ、と思う次第です。最後の最後でネタばらしがあったけど、視聴者はそれを求めていたわけではないし、別にどうだっていいんだけどなぁ・・・ [DVD(吹替)] 4点(2014-08-09 22:00:24)(良:2票) |
195. コロンビアーナ
《ネタバレ》 カトレア少女時代にマフィアから逃げる冒頭のシーンでシビれ、留置所での暗殺にのめりこみ、ひさびさのリュックベッソンだ、と心躍ったのですが、盛り上がりもここまででした。普通に予想できるストーリーで、「まさか予想通りではないよね」と思いながら見ていましたが予想通りでした。ストーリーは分かっていても、「そう簡単にいかないだろう」と思っていたら簡単に・・・ 主人公の生い立ちとか、恋愛、暗殺とか各要素それぞれは良いアイテムなんですが、それぞれが単純におかれているだけなので、面白みを消してしまったなぁという印象。 [DVD(字幕)] 5点(2014-08-09 21:50:04) |
196. キック・アス ジャスティス・フォーエバー
《ネタバレ》 最初から主人公たちの実力がある程度分かっているため、前作の良さである意外性がなく、どうしてもインパクトにかけてしまう。。前作より人間ドラマを多く含んだのだろうが、そういう難しいことは抜きにしたところがこの前作の良さだったはずで、2の方向性を間違えちゃったなという印象。コメディタッチで痛快なアクションシーンは見もので大好きですが、やっぱり前作と比べると残念だな、という印象が残ったので厳しめに6点。 [DVD(吹替)] 6点(2014-08-09 21:35:34) |
197. GODZILLA ゴジラ(2014)
《ネタバレ》 むかーし子供の頃に見たゴジラを、アメリカが本気で作ったらこうなるんだろうな、というような作品。良くも悪くもゴジラ。予想を裏切るようなストーリの意外性はありませんでしたし、冷静に考えるとなぜそんなことを?という不可解な点もいくつか。この辺はSF怪獣ものだからですかね。ツッこむほうが野暮かもしれません。あと日本の描写がおかしかったな、という印象もあります。前半のテンポ良く、緊張感を保ってストーリーが展開していった点は良かったなと思います。 [映画館(吹替)] 6点(2014-08-07 01:17:58) |
198. クロニクル
《ネタバレ》 この映画、個人的に好きです。 余計なところはバッサリとカットした編集。テンポの良いストーリー。撮り方は好みが分かれるかも知れないですが、僕は臨場感・リアルさが感じられて良かったです。超能力SFネタものなので、陳腐な映画になりそうですが、主人公の感情や超能力の威力や迫力などを無理に視聴者に押し付けるようなところがなく、引き込まれるように見てしまいました。 [DVD(字幕)] 8点(2014-08-05 00:57:45)(良:2票) |