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プロフィール
コメント数 4685
性別 男性
年齢 41歳

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1981.  ティンカー・ベルと妖精の家 《ネタバレ》 
なんだかんだいって、3作目まで見てしまいましたね(笑)。 CG自体はちょっと手抜きな気もするが、 ストーリーはこのシリーズで一番面白かったと思う。 女の子とティンカーベルとの友情の芽生えもそうですが、 ずっと妖精の存在を否定してきた学者のお父さんが最後には娘を信じ、 二人で妖精たちとお茶を楽しむラストは実に微笑ましい。 子供向け(特に女の子)アニメとしてはまさに良作。
[DVD(吹替)] 6点(2011-08-07 22:45:54)(良:1票)
1982.  トロッコ 《ネタバレ》 
じんわりとした感動の余韻残る、なかなかの良作だったと思います。印象深かったのは、カメラのゆっくりとした横移動の動きですね。台湾の森の鮮やかな緑や、田舎の家ののんびりとした風景を悠然と切り取って、映画の緩やかな流れを作り出していく。そして空気感漂うオーケストレーションが作品の世界をさらに盛り上げていく。一番のピークは、やはりトロッコを少年2人と若者で声をあげながら滑走するあのシーン。その前まで、ちょっと憂鬱な展開だったところにあの盛り上げがくるから、その流れがまるで人生そのものを讃えているかのようで奥深い感動が覚えましたね。そして2人がやっと家に帰った時に、夕美子が敦にきつくあたるのだが、「僕はいらない子なの?」と泣きながら言う敦を見て「あなたは一番大切なの」と抱きしめ、凱も一緒に3人で抱き合うシーンは凄くぐっとくるシーンでした。
[DVD(邦画)] 7点(2011-08-07 00:36:14)
1983.  デッドクリフ 《ネタバレ》 
一言で言えば、とてももったいない作品だと感じた。序盤は吊り橋での間一髪の救出からさらに崖からの救出劇と、観る者を釘付けにする展開の連続で僕も「これはなかなかの良作なんじゃないか」と思ったのだが、猟奇犯が出てくるところからとたんに陳腐化してしまう。DVDのパッケージに書いてある説明を読んだ限り、これは山岳ものの脱出劇なのかと思って借りたのに、まさかこういう展開になってしまうとは、、、。序盤が本当に良かっただけに、あのまま5人が山に遭難してそこから知恵と勇気で生還していくという内容にすればよほどいい映画になっただろうに、という意味で、「もったいない」と感じてしまったのだ。
[DVD(字幕)] 5点(2011-08-04 19:59:57)(良:1票)
1984.  再会(2011) 《ネタバレ》 
AV女優なだけあって、トップレスまで見せてくれてそれはそれでいいんだけど、一体なにが「衝撃のラスト」なのか?単に記憶が弱かっただけじゃないか。
[DVD(邦画)] 4点(2011-08-03 20:58:48)
1985.  ザ・コーヴ 《ネタバレ》 
意外と面白かったですね。まぁ、プロパガンダ映画って、観てて面白いんですよ。マイケル・ムーアの映画だってそうですし。隠しカメラを設置するシーンなんて、なにかのスパイ映画を彷彿とする様な感じだし(笑)。それに、ああいうイルカ漁を映像で見る事ってあまりなかったので、興味深く拝見することが出来ました。ただ、内容的には本当に突っ込みどころ満載なんですよね。たとえば水銀をとるのは危険だからイルカや大型の魚は食べちゃいけないという話が出てくるけど、日本の人は昔からずっと魚を食べ続けてきたわけで、それじゃあ日本人は他の国に比べて障害を持った子が多くの生まれてるのかっていったらそんなことはないわけです。魚介類を毎日食べ続けていてもなんの問題もないことは科学的に明らかになってるわけですよ。それからIWCでの話ですけど、日本のことを帝国主義だとか西洋から指示されるのが嫌だからとか、完全なイチャモン言うてるじゃないですか。買収の話だけにしとけばよかったものを、あんなイチャモンつけて感情論を振りかざしたら自身の問題提起も霞んでしまうでしょうにね。それと、イルカだけでなく捕鯨も問題にしてるようだけど、そもそもアメリカって国は反捕鯨の立場をとってる癖に自国の先住民族の捕鯨は許容するダブル・スタンダードじゃないですか。人のこと言う前にまず自分のダブルスタンダードを直せと言いたいよね。そしてなにより一番問題なのは、この作品は日本版と欧米版で違いがあるという事実ですよ。日本版では、エンドクレジットのところで「水銀については例外もある」などのテロップが入るけど、欧米版にはそんなものはなく、しかも水産庁の職員は解雇された事になっている(実際には今も水産庁で働いてらっしゃる)。そして彼の髪の毛を採取して水銀値が陽性を示したというテロップがはいるが、これは日本版にはない。本当にちゃんとした主義主張をもってして、真実を雄弁に語って人々を説得する内容であるのならば、なぜ日本版と欧米版でこんな違いが出るのか?こうやって国別に作りを変えること自体が、彼らの主張が事実誤認で一方的なものであるということを自ら認めているようなものじゃないか。こういう姑息なやり方は、真っ当な映像作家のやることではないと思うが監督はどうお考えだろうか?
[DVD(字幕)] 5点(2011-08-03 00:32:36)
1986.  座頭市 THE LAST 《ネタバレ》 
思っていたよりは真面目な作りだし、香取君もこの難しい役を果敢に挑戦していたように思います。殺陣のシーンも、目をつむりながらの立ち回りを演じていて、それなりに楽しんでみれるのですが、ただ凄く不満な点があります。相手を刀でばっさばっさ切っても、血が全然出てこない。あれはさすがに不自然すぎるでしょう。片手をすぱっと切り落としても、血が一滴も出ないなんておかしすぎる。そしてラスト。なぜああいう終わり方にしたのかよくわからない。せっかく、ラスボスと一騎打ちしてる時に、後ろから銃でって、、、。その後にどこの馬の骨かわからんような奴にとどめさされるし、これじゃ見てるこっちとしては全くすっきりしないです。
[DVD(邦画)] 5点(2011-08-01 22:16:11)(良:1票)
1987.  パーフェクト・ホスト 悪夢の晩餐会 《ネタバレ》 
う~ん、僕はちょっと駄目でしたねぇ。 銀行強盗犯の男が、豪邸に逃げ込むも、この家の主人ウォーウィックは実はとんでもない男で、、、 という展開なのだが、そのウォーウィックがあまりにイカレ過ぎてて、 そのイカレっぷりを延々と見せられてこちらとしては辟易してしまう。 二転三転する展開で、その「どんでん」を楽しむストーリーなのだが、 僕としては全体的に無理がありすぎるようにしか思えずどうしてもこの世界に入り込めない。 あれだけ優秀な刑事という設定なのに、強盗犯に対する行いがあまりに不用心過ぎで、 そりゃバレるのも当たり前やろ、て思ってしまう。
[DVD(字幕)] 5点(2011-07-29 22:56:56)
1988.  パリ20区、僕たちのクラス 《ネタバレ》 
いろんな国からやってきた、移民の子供達で形成されたクラス。そこには日本では考えられないような、色々と複雑な問題があるようだ。手に負えない子を前に、どうすりゃいいのかと悩む先生達。この作品のラストでは、女の子が「私にはなにもわからなかった」と悲しそうに言う。本来なら、先生が教え、生徒が学ぶ立場なのだが、この作品を見ているとそれがむしろ逆で、先生のほうがより色々なことを学んでいるという気がする。ディスカッションがある意味エンターテイメントとして楽しめる希有な作品ではあるが、日本人の僕としてはそのお国柄の違いもまた見どころの一つであった。例えば、先生の集いに「生徒代表」として2人の女の子が参加する。これはちょっと日本では考えられない。確かに、このほうがより民主的だと思うけど、ああいう風にクラスメイトに告げ口されるのはある意味当然だろう。それでもあの場に生徒を参加させるのは、生徒を対等に考え、そしてそれがまた考える力になることを知っているからなんだと思う。それから、懲罰会議に親と問題児が参加して、2人の言い分を聞く点も日本では考えられないシチュエーションだと思う。なるべくオープンに、公平に対等に、そして討論によってきちんと結論を出そうという行為。一つ確かなのは、この先生と生徒達は、個人個人できちんと面と向き合って討論してることだ。これは完全に日本の教育現場とは真逆の光景だろう。 この討論で得られる苦悶やトラブルは、それ自体はめんどくさいものかもしれないけど、実はどんな学問的知識にも勝る最上級の教育なのかもしれない。
[DVD(字幕)] 7点(2011-07-29 22:31:32)
1989.  十三人の刺客(2010) 《ネタバレ》 
監督が三池崇史だから、ポップなノリの時代劇なのかと思って観てみたら、これがどっこいもの凄く正統派。喋りも現代風でなく当時の言葉で喋っている感じだし、ロウソクの灯りだけで照らされたような室内の薄暗いライティングなど、日本家屋を実に美しく撮っていて本物らしさがよく出ていたなと思います。そんなわけで、三池さんの気合入った意欲作なんだなと察して真面目に見てたんですけど、山に生きる男、木賀小弥太はまさに三池映画らしい人物という感じで、棒で殴りつけてもへっちゃらだったりと、彼はユーモアを担当する役でしたね。特に岸辺さんをほるシーンは爆笑ものでした(笑)。もし、映画館で見てたら、手を口にあてて必死で笑いこらえてたと思うけど、家でのDVD鑑賞なんで遠慮なく笑かしてもらいましたわ。序盤でのエグいシーンの数々は確かに凄い。斉韶がいかに極悪非道な男かをこれでもかと見せつけ、そして終盤の一騎打ちへと続くので観客としてはいやがおうにも13人に肩入れします。もちろん、200人対13人なので、チャンバラメインでやるとどうしても13人が超人ぷりの強さになって戦い方のワンパターンさや非現実さを指摘する人も多いかと思います。ただ、あの気合の入りよう、そしてバッサバッサと切りまくることの爽快感が十二分に味わえたので、個人的には大満足です。それにしても、あれだけの傷を負ってたのに最後になって復活してくる山の男はさすがに不死身すぎるやろ!(笑)
[DVD(邦画)] 8点(2011-07-28 21:46:03)(良:1票)
1990.  ツーリスト 《ネタバレ》 
いや~、ヴェネツィアって本当に美しいですね~。この作品の真の主役は、実はヴェネツィアという街そのものなんじゃないかなって言うぐらい。僕は頭悪いので、ラストのどんでんは普通に騙されました(笑)。最近のハリウッド映画とは打って変わって、全体のテンポやアクションがスロー。そして内容もシーンも往年の作品を思わせるような作りなので、「ノンストップ・クライムサスペンス」みたいなのを期待して観たら肩すかしでしょうね。ストーリーがストーリーなだけに、粗が多いのも事実なんですが、あくまでもコメディ作品ですから。今を代表するスター2人を揃えてこういう昔ながらのノリを復活させてくれたのは個人的には嬉しい。
[ブルーレイ(字幕)] 7点(2011-07-28 18:29:18)
1991.  ザ・タウン 《ネタバレ》 
なかなか良かったと思いますね。このお話はやっぱり、悪者の父のもとで生まれ、悪者の街に育った、いわば逃れられない宿命的な性質が主人公ダグにはあるわけで、それに加えて相棒に一命を救ってもらったという恩義があるわけですよね。そういう中で、愛する彼女と共に、足を洗って新しい地へ移住しようと考えるんだけど、結局はその身分故に彼女から拒絶され、第二の人生を歩みたいと考えた自分の自由さを宿命にがっちりと押さえつけられる。相棒に街を出て行くと言って喧嘩するシーンもそうだけど、この作品の中盤のこの展開がもの凄く切ない。銀行強盗を継いだとんでもない家系で、それ自体は一般人とはかなりかけ離れた宿命だけど、ダグが背負うこの切なさは、実は誰しもが一度は味わったことのあるものだと思うんです。自分の夢を思い描きながらも、不変不動の現実に押しつぶされる、というね。だからこそダグに感情移入するし、感情移入するからこそ、中盤のカーチェイスシーンや終盤のドンパチシーンは手に汗握る名場面に昇華される。ただのアクションシーンなら傍観するのみだけど、観客はダグに捕まってほしくない、彼の夢が実現してほしいと願っているわけだから。切ない余韻で終わるラストもなかなか好きです。
[ブルーレイ(字幕)] 7点(2011-07-26 20:16:47)(良:1票)
1992.  塔の上のラプンツェル 《ネタバレ》 
3Dで鑑賞すれば、もっと素晴らしい映像体験になったんだろうなぁ、、、。僕は吹き替えで観たのですが、ラプンツェルちゃんの声が中川翔子だとは最後まで気づかず、後で知って驚き。もの凄く上手かったですね。ラプンツェルとフリンが最初に出会うところの、フライパンを使ったコミカルなシーンは思わず笑ってしまったし、街で見かけた小さい女の子たちに髪を結わせるシーンのアイデアの素晴らしさ。そして夜空いっぱいに舞うたくさんの灯りのシーンの美しさなどなど、印象深い場面が数多い。ああいうシーンていうのは、脚本だとただのそっけない文字の羅列で書かれているだけなんだけど、それを映像化させることで音楽と相まっていかに素晴らしいものに出来るか。この、脚本では書かれない映画的表現にやっぱりディズニーの腕の見せどころがあると思うんですよね。ディズニー長編50作品目ということだそうですが、それに相応しい完成度だったと思います。
[ブルーレイ(吹替)] 7点(2011-07-22 20:50:44)
1993.  SP 野望篇 《ネタバレ》 
皆さんおっしゃるように、テレビのやつを見てないとちょっとわかりにくい設定というものがありますよね。井上の特殊能力とか、初めて見る人には謎にしか思えないだろうし。僕もテレビのは見た事なかったのですが、DVDの特典映像で予習してから見たのでとりあえず消化する事は出来ました。アクションシーンは、スタントを使わずに岡田君自身が身体を張ってアクロバティックな動きを見せてくれるので、なかなか楽しいものがあります。車の上を駆け上がったり、壁を蹴り上がったりと疾走感があっていいですね。ただ、トラックの上でオペラが流れる中での闘いはどことなくスベッてるように感じてしまった。意図はわかるが狙い過ぎというのかな、、、。2部構成の最初の作品ということで、ストーリー的にはまだまだ序章という感じで面白みに欠けるが、「SP 革命篇」のほうもぜひ観てみたいと思わせる出来になっていたので、限られた予算の中で頑張って見せていたことを考慮し6点を献上。
[DVD(邦画)] 6点(2011-07-22 00:25:07)
1994.  30デイズ・ナイト2:ダーク・デイズ<OV> 《ネタバレ》 
これはまぁ、ダメなほうの続編ですね、、、、(笑) せめて一人くらいは、前作の登場人物が出てくれればまだ良かったものの、 誰も出演してくれなかったご様子。 作りは決して適当ではなく、ちゃんと真面目に取り組んでいることは 見ていてわかるのだが、なぜ舞台を地下に移しただけで こうもつまらなくなってしまうのだろう、、、。
[DVD(字幕)] 4点(2011-07-19 21:28:43)
1995.  GANTZ 《ネタバレ》 
原作は読んだ事なかったので、なんの予備知識もなしに鑑賞致しましたが、最後まで飽きる事なく、とても面白く鑑賞出来ました。けっこう残酷なシーンも多いのですが、ユーモアの要素も盛り込まれていて、そのバランスが良いですね。CGに関しても、予算が限られた邦画の中でかなり頑張っていたほうだと思います。むしろ、邦画として映像化が難しかったであろう一つの壁を越える勢いを、あの大仏さんから感じました(笑)。毎度登場する敵のキャラがユニークで良いですね。特に田中星人の動きの素晴らしさは感動ものです。欲を言うと、出演者達の演技がなんだか型にはまって生き生きした感じに乏しいのと、「なんでさっさと銃撃たないの!?」て思ったシーンが度々あったことが難点でした。いずれにせよ、娯楽作品としてとてもよく出来ていました。この国にコミックは無数にあれどそれを映画にするというところまでなかなかいけてなかった昨今において、本作の登場はこれからの邦画の未来に一つの希望さえ見いだしたような気さえ致します。
[DVD(邦画)] 7点(2011-07-15 19:48:53)(良:1票)
1996.  クレイジーズ(2010) 《ネタバレ》 
可もなく不可もなく、まぁまぁといった感じですかねぇ。家の中でかつての知り合いに襲われるシーンや洗車場で襲われるシーンなど、なかなか見応えはあったのですが、軍の兵士達があまりに無機質で魅力に乏しく、軍がバラまいた細菌でああなったしまったのだからもっと理不尽に描いても良かったと思いますね。個人的には、保安官の補佐がいい味出してたように思います。少しずつ凶暴になって、保安官夫婦にも銃を向けながらも、最後には役に立ちたいと自ら儀性になる。あのシーンだけ、唯一ぐっときたシーンでした。
[DVD(字幕)] 6点(2011-07-15 17:33:23)(良:1票)
1997.  パラノーマル・アクティビティ2 《ネタバレ》 
これはこれでまぁまぁ面白かったけど、でも前作よりはやはり劣るなと思いましたね。シリーズ2作目ということで、1よりもパワーアップされる為にと登場人物を増やし賑やかに、そして悪魔の行いもずいぶんとはっきりしたものになっています。だけど、なにより残念なのは、静かなところでいきなり音で驚かせたり、画面にばっと出したりして、そればかりに頼り過ぎなんですよね。そりゃあ、見てるこっちはびっくりするかもしれないけど、怖いっていうのとはまた違うじゃないの。怖さでいったら、1作目のほうが上でしたよ。
[ブルーレイ(字幕)] 5点(2011-07-13 16:49:59)(良:1票)
1998.  借りぐらしのアリエッティ 《ネタバレ》 
尺が一時間半しかないので、確かに多くの方は「物足りない」という印象を持つかと思います。個人的には、おそらく原作の児童文学に忠実な話なのではないかと察します。ジブリの作品は、児童文学を元にしたものが多いけれど、ここ最近は随分と観念的なものが多かったですからね。この作品はそういうのが一切なく、とても素直に鑑賞が出来るので、宮崎さんとしては今一度、児童文学の原点に立ち返った、子供が純粋に楽しめるものをと思って脚本を書いたんじゃないかな。だから、大人としては不満だけど、子供として見ればこれはこれで一つの温かい小作品として評価出来ると思います。多くの方が指摘されてるように、翔君の台詞の「君は滅び行く種族なんだ」や「人類は67億人いるんだよ」などの具体的、直接的な言い回しに対する違和感はよくわかります。どうして翔君があんな直接的な台詞を言わなければならないのか。それは明らかに、アリエッティを「保護すべき自然」としての暗喩として描いているからに他ならないでしょう。つまりは、環境保護というメッセージが作品の裏にあって、それがあの台詞に繋がっているんだろうと思います。それ自体をあからさまに語ってしまう点で批判が出て来るのは致し方ない事ですね。個人的には、ラストの「君は僕の心臓の一部なんだ」という台詞のほうが違和感ありありでした。彼は暇さえあれば本を読んでいたから、文学少年としてああいう表現になる、ということなのかな、、、、(笑)。
[DVD(邦画)] 6点(2011-07-11 19:46:13)
1999.  Bubble/バブル(2005) 《ネタバレ》 
「ガールフレンド・エクスペリエンス」のDVDと一緒に収録されていた本作。個人的には、「ガール~」なんかよりこちらのほうが遥かに面白かったですね。予告編を見た時はは、流れ作業で作られる赤ちゃんドールを見てソダーバーグのいつものへそまがりな実験映画の一端なのかと思ってましたが、実際に鑑賞してみたらへそまがりなところなど一切なく、実に真っ当な撮り方をしていました。登場人物が皆、抑揚の効いた演技でボソボソっと喋るし、どこにでもいそうな人たちで凄くリアリティが出てる。彼らの等身大の話を聞いてると、いつの間にかあの3人に感情移入してしまう。まるで自分の知り合いみたいに思えてくる。だからこそ、あの殺人事件にはショックを覚える。まるで自分の近所で起こった出来事のように感じてしまう。わずか74分の小作品なのに、これだけ印象深いものをこしらえてしまうソダーバーグの才能に敬意を表したい。
[DVD(字幕)] 7点(2011-07-10 00:24:45)
2000.  ガールフレンド・エクスペリエンス 《ネタバレ》 
初期の頃のソダーバーグは、色々と実験的な作品ばかり撮ってましたからね。メジャーになった今でも、そういう精神は持ち続けてるんでしょう。もっとも、彼の過去作品に比べればこの作品は抑えめで、ピント合わせを人物じゃなく奥に持っていくぐらいしか変わった事はやってない。どちらかと言えば処女作「セックスと嘘とビデオテープ 」に近い雰囲気。エンターテイメントを描きたいわけではなく、この乾いた人間や空疎さを描きたいだけなので、娯楽を求めると損します。個人的には、この作品と同じDVDに収録されていた「バブル」のほうが面白かったですね。作品自体は普通の撮り方だけど、登場人物がみなボソボソっと喋る感じで演技が「反映画的」なんですよね。それが凄くリアリティ出て、とても見応えがありました。
[DVD(字幕)] 5点(2011-07-09 01:25:07)
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