2101. リトルマン・テイト
「自分がこの子のような天才だったらどうしよう?」とありえない空想をしたのは私だけでしょうか??? 6点(2004-02-26 12:05:45) |
2102. ハンナとその姉妹
3姉妹のダンナ連中が各々の妻の姉妹をひっかえとっかえして、くっついたり離れたりというストーリーがどうしようもなく思えて、笑うに笑えない。 登場人物もにも魅力を感じない。まあそもそも人間なんて訳のわからんものなのだが、せめて映画では人間の「どうしようもなさ」から少しは開放されたいと思うのは身勝手か。 3点(2004-02-26 05:24:06) |
2103. シザーハンズ
「純粋さ」というのは美しくもあるが、時には凶器にもなる。作品では純粋さをハサミで表現し、美を創造したり、恐怖を与えたりする。純粋さが美になるか凶器になるかは、それに接する人間がどう付き合っていくか?って事だと思う。自分自身の純粋さも含めて。 7点(2004-02-26 03:56:04) |
2104. ターザン(1999)
悪くはないんだけど、ちょっと夢がないかな。 5点(2004-02-26 01:02:57) |
2105. 恋愛小説家
完璧な人間などいない。だけど、「いい人間になりたい」と思い、変わろうとする心が大切なんだと思った。 でも下記の誰かがコメントしているように「経済力も大事」という現実感も垣間見えるところが、この作品を単なる御伽噺恋愛映画と一線を画するものにしていると感じる。 <追記>14年ぶりに再見。「弱者」を経済力で支配している構図は変わらない印象。実は子育てに困っているヒロインだけじゃなくて、隣人の画家も経済力で支配している事にも気がつく。これは「優しさ」と言えるのか否か。そして、大人だと思っていたヘレンハントが子供に見えた。それだけ自分が大人になったという事か。偏屈オヤジに思えたニコルソンも結構子供っぽいし。結局、大人になれない大人の恋愛映画という事になるんだろうが、一時的に盛り上がる事はあっても、こういう2人では一緒に生活するのは難しいだろう。 [地上波(吹替)] 5点(2004-02-26 00:16:40) |
2106. グラスハープ/草の竪琴
全体的にいい雰囲気の映画。最後のセリフ「変化は避けられない。思い出も薄れていく。だが、大切なあの秋があってこそ、作家の私がある」が印象に残る。変わりゆく時代の中で、大切なものだけが心に残り、それはその人にとって永遠に生き方のベースとなる。皆人それぞれの「グラスハープ」があるから今の自分があるのだとという事に気づかされる。 6点(2004-02-25 16:52:09) |
2107. 再会の時
お国柄が違うからか、世代が違うからかわかりませんが、仲間が一人死んだわりにはずいぶんお気楽な展開で、どうもなじめませんでした。 3点(2004-02-25 05:40:40) |
2108. いまを生きる
《ネタバレ》 (ラストを除いて)私が印象に残っているのは1番最初の授業。学校の記念館みたいなところで昔の写真が「今を生きろ」って語りかけてくる。私は旅先で○X記念館みたいなところに時々行くのですが、この映画を観て以来、○X記念館等で昔の古い写真を観る度に「人は皆死ぬ、今を生きろ」って語りかけてくるような気がしてなりません。 この先どうなるかなんで誰にもわからない。将来不安に怯えて自分のやりたい事を抑えたり、意に反する選択肢をとるよりは、今を生きた方がその決断やもたらす結果に後悔はしないだろうと思える。この教師の好き嫌い良し悪しは人それぞれあると思う。ただし、教師が皆画一的であるよりはいろんな先生がいた方がよいのでは?ダメなというか所属するシステムに適合しない教師は自然と淘汰されていくだろう。(生徒の嘘の証言によるが)この教師も結果的に学校を去ることになる。私はこの先生は好きだが、この学校としての自浄作用が働いたのではと思う。この教師を否定する事は生徒の選択肢の多様化を阻むものだと思う。最後は、自己の保身の為に好きな先生を裏切り嘘を付いた生徒が、今を生きようとして机の上に立つ。何度観ても鳥肌が立ちます。 9点(2004-02-24 06:08:08) |
2109. 追憶(1973)
清濁併せ呑む現実主義の男と、潔癖症の理想主義の女。何故2人はくっつき、何故2人は別れたのか?男女関係に理屈は無いのかもしれないが、それを各々で解釈するのが映画というもの。男の方は始めから「合わない」って判っているのに、女に押し切られて結婚してしまう。どう考えても男が悪いよ。でも、こういうのってよくあるのかなあ。男女逆も場合もあるだろうけど。 最後は押し切られた過去の教訓なのかキッパリとはねつける。音楽のせいで、ちょっと甘いムードなのだが、これは「もうお前は過去の女なんだよ」っていう男の厳しい決別の表れだと思っています。 5点(2004-02-24 04:16:03) |
2110. キャット・バルー
ジェーン・フォンダがカワイイ。ただしストーリーがイマイチ。リー・マービンは悪くないけれどもスゴイとも思わないなあ。ナット・キング・コールが出ているのが驚き。 5点(2004-02-23 23:14:54) |
2111. ドン・サバティーニ
マーロンブランドに見込まれたら・・・。嬉しいやら怖いやら。実際にはありえないけど。そういう(ゴットファーザーをベースにした)パロディーなのだが、マシューがちょっと好青年過ぎてコメディーになりきれていないのが残念。 5点(2004-02-23 20:39:26) |
2112. ワイルドシングス
「ケビンとマットがホモだったのかあ。じゃレイプなんてしないよなあ。やられたなあ。」と思ったら全然違ってた。 7点(2004-02-23 01:57:25)(笑:2票) |
2113. ハムレット(2000)
原作は読んでなかったので、有名な「生きるべきか、死ぬべきかそれが問題だ」の意味がようやくわかりました。 5点(2004-02-23 00:15:44) |
2114. ラウンダーズ
《ネタバレ》 ノートンが最後に何かしでかすのでは!?と待っていたのですが、何もなかった・・・。<追記>11年ぶりに再見。これは完全なギャンブル依存のノートンと生活の糧として生きるジョン・タトゥーロとの間で揺れ動くマット・デイモンが結局、ノートンやマルコヴィッチに引きずり込まれて、ギャンブル依存の道を歩んでしまうという救いのない話なんですね(しかも賭けている金額も数百万レベルで話が小さく見ていて緊張感があまりない。これならどっかの製紙会社の実話を映画にした方が面白いのでは?) マルコヴィッチとの勝負で勝ち逃げせずに勝負してしまったところで思わず「あ~」とため息が。てっきりここで大敗北するのだろうと思いましたが、映画的にはそうはならず。安定した生活を捨て夢を追いかけたような終わり方ですが、そこには茨の道というよりも地獄への道でしかありません。鑑賞後感は悪く、かなり重たい気分に。私はギャンブルに高揚感など求めないジョン・タトゥーロの冷徹な姿勢が本物のラウンダーだと感じました。勝負は勝ち続ける事が大事だし。 [地上波(吹替)] 6点(2004-02-22 22:29:29) |
2115. 旅路(1958)
ホテルや船等の箱物舞台の映画は、限定された空間の中でそこに集う客をある程度均等に描く必要性があるせいか、複数の人間関係のストーリーがパラレルに展開されるため、どうも話についていけないというか散漫な印象が残ってしまいます。私に個別のストーリーを追いかける能力・気力がないからだと思うのですが。全体的なまとまりはあるとは思いますが、作品の軸が感じられずどうしても平坦な印象になってしまいます。 5点(2004-02-22 18:20:28) |
2116. ラウンド・ミッドナイト
もう少し人間的な交流・葛藤が描かれているのかと思ったが、音楽がメイン作品になっていたように感じた。ジャズにあまり興味がない私にとっては退屈であった。 3点(2004-02-22 16:22:13) |
2117. ヴァージン・スーサイズ
自殺に至る苦悩が明確に描かれていないため、結構危険な映画だと思いました。明確・具体的な感想ではなく、「なんとなくわかる」「雰囲気が好き」等の吸い込まれていくような感覚的な印象や共感を持った人は潜在的な自殺願望を持っている可能性があるような気がしますが。 3点(2004-02-22 14:40:45)(良:1票) |
2118. 風と共に去りぬ
はじめて見ました。予備知識は全くなく、あまり期待もせず、ただの昔の文芸巨編かと思っていたのですが、見事に裏切られました。時代を全く感じさせず、とても新鮮でした。時代の変化や運命に翻弄されながらも、過去を振り返らず、自分らしく強かに生きていこうとするスカーレットにとても魅力を感じ、勇気付けられました。 不景気や将来不安で年間自殺者3万人を超える今のこの時代の日本に必要な1本だと思います。 8点(2004-02-22 04:21:45) |
2119. 張り込みプラス
前作と同じような設定で「なりすまし」のウソを突き通す過程が面白い。前作程のインパクトはないが十分楽しめる内容になっている。 7点(2004-02-21 23:22:41) |
2120. レモ/第1の挑戦
カラテ・キッズ(オヤジ版)マトリックス風。 6点(2004-02-21 23:14:14) |