201. ギャング・オブ・ニューヨーク
《ネタバレ》 親の敵に仕えてみたら情が移ってしまって殺せない?→普通にナイフ投げを仕掛けてる。返り討ちにあったけど、同胞を集めてリベンジだ→暴動に巻き込まれ、敵も味方もまとめて官憲に掃討される。と、悪い意味で予想外でした。映画の背景にある新興国アメリカの発展中の雰囲気はとても良かった。 [DVD(吹替)] 6点(2020-04-16 16:01:54) |
202. ウォリアーズ(1979)
《ネタバレ》 都市の不良たちの集会でボスが暗殺された。濡れ衣を着せられた「ウォリアーズ」メンバーはホームタウンへの脱出を図るが、刺客が次々と襲い掛かる・・・という構図が早々と提示され、いつどこから敵がやってくるか分からない緊張感が続くので、退屈しませんでした。主人公側が9人(途中から+1人)構成のため、相手も小規模に設定せざるを得ず、終わってみれば地味な争いだったなと思います。しかし、スワンのクールなキャラクターがとても良く、真犯人への制裁も痛快だったので、8点とします。 [DVD(字幕)] 8点(2020-03-29 11:59:03) |
203. アンネの日記(1995)
●原作や1959年の実写映画版ほど様々な葛藤が描かれておらず、起伏に乏しい印象です。文部省推薦作品を目指したのですか?という穏当ぶりですが、観やすいアニメですし、小中学生がアンネ・フランクや当時の世界情勢を知るきっかけになるのではと思います。●年を取ったせいか、若い人(それも未来に希望を持っている人)が死んでしまうのが苦手です。この作品でも、ラストにアンネの毅然とした表情で連行される姿を許しがたく感じました。 [DVD(邦画)] 7点(2020-03-20 23:55:12) |
204. 天地創造
創世記のダイジェストというべき作品で、中盤までの有名なエピソードはあらかた拾っています。1エピソードごとのボリュームは薄いので、「十戒」ほど胸に迫るものはありませんが、それでも箱舟のデッカさには驚きますし、神に試されるアブラハムの態度には感動します。私のような一神教の信者でない人間でも楽しめると思います。 [DVD(吹替)] 9点(2020-03-20 00:13:58)(良:1票) |
205. 十戒(1956)
●過去、テレビで何度か目にしたはずなんですが、海が割れる場面、十戒が書かれる場面を断片的に記憶しているだけでした。今回、旧約聖書の基礎を勉強してから通して鑑賞すると、3時間超えを忘れるほど面白く感じました。なるほど、あの記述を映像化したらこうなるんだと。●ユル・ブリンナーは今作では悪役で、最後の方は気の毒なほどですが、男前ですね!●登場人物中、モーゼの次に信念が強いのは、何度も奇跡を目の当たりにしながら隙あらば「エジプトに帰って奴隷に戻ろう!」と言い放つデイサンでしょうね・・・。 [DVD(字幕)] 10点(2020-03-18 19:21:47)(良:1票) |
206. セロ弾きのゴーシュ(1982)
音楽には疎い者ですが、60分音楽漬けで心地良かったです。動物たちの動きもユーモラスで良い(特に「たぬきの子」の振舞いが可愛すぎる!)。そして、ジブリについて、私はこの古い時代ののっぺりした絵柄が好きなんだと再認識しました。 [DVD(邦画)] 9点(2020-03-15 12:58:57) |
207. お熱いのがお好き
●自分にとっては安心のビリー・ワイルダー印ということで、今作品も楽しめました。●マリリン・モンローの出演作は初めて鑑賞したのですが、後に伝説となるのが理解できるほど魅力的な女優さんですね。●バンドの演奏をきちんと聴きたかったですが・・・、それでもラストは最高。「完璧な人間はいない」。・・・確かにそうですが、本当にいいんですか?いいんですか~?フィールディング三世さん?とツッコみたくなりました。 [DVD(吹替)] 9点(2020-03-14 17:01:49) |
208. ジェイコブス・ラダー(1990)
ランボーやディア・ハンターのようなベトナム戦争のトラウマを扱ったものと思いきや、反対の作品でした。タイトルの意味を知ってから見直すと、荘厳さが増すのが不思議です。 [DVD(字幕)] 8点(2020-03-14 16:41:58) |
209. 嘘八百
《ネタバレ》 う~ん。それなりに面白かったんですが、結果的に一番楽しいと思ったのが、序盤の主人公二人による騙しあいだったのは残念です。近藤正臣に一矢報いず終わるというのはありえないので、後半はまあ予定調和な展開なりに満足しました。しかし、ラスト10分のオチは何ですか?周りをウロチョロするだけで全然役目を持っていない二人の存在意義は、あれをやることだったと?しようもないことをよくもやってくれましたね。余韻が木っ端みじんですよ。あれでマイナス2点! [DVD(邦画)] 4点(2020-03-03 00:43:40) |
210. アンネの日記(1959)
実話を元に制作されたことを念頭に置くだけで、サスペンス感が何倍にも増します。本棚の向こうに警官が迫る場面など、こちらまで息が詰まりそうでした。 [DVD(吹替)] 10点(2020-02-27 19:11:43) |
211. ポルターガイスト(1982)
監督が「悪魔のいけにえ」作ったのと同じ人なんだぜ、と言っても信じてもらえないくらいマイルドな印象。最後の10分を除けばホラーではなくSF作品ですね。異世界にいる女の子との交信シーンには、想像力が刺激されて素敵。 [DVD(字幕)] 6点(2020-02-18 23:47:37) |
212. 独立愚連隊西へ
「独立愚連隊」と続けて観ましたが、どっちもひょうきんなノリが自分には合いませんでした。 [DVD(邦画)] 3点(2020-02-14 22:51:44) |
213. ウルフ・オブ・ウォールストリート
げっそりします。セックスしか楽しみがないのか?と聞きたくなる乱痴気騒ぎが終始続くだけ。「ウォール街」のような他人を利用して儲けていることへの葛藤・心の揺らぎが主人公にも仲間にもありません。人物がみんなゴードン・ゲッコーを2~3段階スケールダウンしたような感じで、ストーリーにも起伏がないため、3時間損した気分でいっぱいです。ホントうんざり。 [DVD(吹替)] 3点(2020-02-11 17:46:07) |
214. ライフ・イズ・ビューティフル
最初から最後まで、ず~っとしようもないことを周囲の人間を無視してしゃべり続けるグイドがうざったくて、ストーリーが頭に入ってくれませんでした。闇の中で死体の山を目撃してからようやくまともな人間になった印象です。 [DVD(吹替)] 1点(2020-01-25 23:04:51) |
215. 独立愚連隊
従来の戦争映画のイメージと異なるゆるい雰囲気は特別に感じられるが、だからと言って面白いわけではない。 [DVD(邦画)] 4点(2020-01-25 18:36:18) |
216. ブラック・クランズマン
《ネタバレ》 『國民の創生』を流しながらヘイトで盛り上がる(一見善良なおばさんが一番熱狂する姿がショッキング)人々の中で我慢しきったロンに何でも良いから賞をあげたいと思いました。この物語ではKKKに一撃を与えて終わりますが、エンディングのドキュメント映像で暗澹たる気分になります。人種差別は現在進行形で解決が見えないんですよね。 [DVD(吹替)] 8点(2020-01-24 19:22:39) |
217. ゴーン・ガール
《ネタバレ》 用意周到、まさかの事態までも己の有利になるよう利用してしまう。エイミーは極端な例ですが、自分より頭脳明晰な奥さんへの恐怖心は少なからぬ男性が持つのではないでしょうか。この物語はエイミーの望む形で決着したように見えますが、中盤、金を強奪して逃げた二人組によっていずれ真相が露見するんだろうと思います。 [DVD(字幕)] 8点(2020-01-24 18:55:28) |
218. ケープ・フィアー
《ネタバレ》 後半で実力行使に出てしまうのは都合上仕方ないのでしょうか。一人娘を籠絡した時点で一家をこのまま破滅に追い込めると感じましたし。 [DVD(吹替)] 8点(2020-01-24 18:10:59) |
219. サイレントヒル
魔女とかオカルトを持ち出すと、何でもありになってしまって、いけませんね。怖いと感じたのは、⓵灰が絶え間なく降る町の光景が初めて描かれたシーン⓶ラスト、夫と電話がつながっているのに話せないシーン。ああ、二人とも異世界の住人になってしまったんだと。 [DVD(邦画)] 2点(2020-01-22 23:24:48) |
220. 夜と霧
高校の教材として使用したらどうでしょうか。人間は、思想次第で見ず知らずの人間にここまでやる存在なのだと理解できます。 [DVD(字幕)] 9点(2020-01-22 20:04:00)(良:2票) |