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201.  男たちの大和 YAMATO 《ネタバレ》 
太平洋戦争という日本人であれば誰しもが最も神経を使う題材を扱うにあたって、先ずヤク中の角川春樹&「北京原人」の佐藤純彌という無能コンビを抜擢したのがそもそもの間違い。佐藤純彌という監督、「新幹線大爆破」や「証明シリーズ」の時から一貫して感じるのは、題名から期待する方向には絶対に行かず、あり得ない偶然に頼るだけの行き当たりばったりのストーリーしか描けないということ。今回も才能の無さがあらゆる所で垣間見える。殆どの観客は、現代のシーンなど必要ないと考えるのではないだろうか。それも実に長くてくどい、こういうのを”感動の押し売り”と言うのだ。本当に実力があるのであれば戦時中だけで勝負できる筈、やるとしても「タイタニック」の短さが鉄則だろう。戦時中のストーリーも実に「はい編集しました」みたいなバラバラ感が目立つ。ストーリーに流れが無いのだ、戦争の進行は記録フィルム、決まったセットの上での役者の演技、そして敵がいるように思えない戦闘シーンとブツ切りでまた次のシーンへと移っていくのを繰り返すだけ。そもそも大和が題材なのに、あの艦長の出番の少なさはなんだ。艦長不在で大和、または太平洋戦争を語られても重みなど無い。評価出来るのは最後の戦闘シーン、ハリウッドや韓国映画に触発されてか、ようやく他に出しても恥ずかしくないレベルに達していた。ただ人間がバタバタ倒れていくシーンは良いとしても、戦闘機のCGについてはもう一頑張り欲しかった。結局、近年東宝が創った糞戦争映画と比べ、戦死した方々に対する尊敬の念が感じられるし、真面目に創っているということで評価する。
[DVD(字幕)] 4点(2006-09-11 20:41:19)(良:2票)
202.  ナルニア国物語/第1章:ライオンと魔女
所詮「ロード・オブ」の二番煎じという位置付けから逃れられないし、「ハリー・ポッター」のような魅力のあるキャラクターもいない。すべてにおいてこじんまりしている感が挑めない、いきなり女王と出会ったりでナルニアという世界が大きいのだか小さいのだか全く掴めないのだ。動物が唯一の見所と感じるが、それもスケールの大きさには繋がらない。最後、ガキがいきなり王様になるシーンは脱力感しか残らない。 
[DVD(字幕)] 4点(2006-09-10 18:48:44)
203.  ファンタスティック・フォー [超能力ユニット]
能力が「Mr.インクレディブル」と酷似し過ぎている。起源についてだが、アメコミなのだから、そういう世界観なのだ!と強引に進めればいいのに、態々アホなこじつけをして自分自身のクビを絞めている。遺伝子が幾ら変化しても、4000℃の炎は出せないし飛べない。
[DVD(字幕)] 3点(2006-09-10 18:32:23)
204.  タッチ(2005) 《ネタバレ》 
最近はリメイクや昔の作品の映画化ばかりで映画界の思考力低下が本当に気に掛かる。内容は「昔懐かしのアニメ」を思い起こすような”いい所取り”、更にテレビ版では90分にまで削られていた。このテレビ局の姿勢一つとってもこの作品の程度が伝わってくる。あっという間に和也が死に、あの時間で甲子園出場を決めてしまう、あの短さでどう感情移入しろというのであろうか。和也の死だけはどうしても原作と比べてしまうが、実写にするとこうも味も素っ気も無いものになるのかと感じた。結局、長澤まさみしか見所が無いのだが、原作の浅倉南自体に全く魅力を感じないので適役かどうか以前に辛かった。優等生で、幼なじみで恋愛という、周りからしたら「勝手にしてくれ」という感じ。双子の役者の存在感の無さもある意味凄い。
[地上波(字幕)] 2点(2006-09-09 20:23:49)
205.  キング・コング(2005) 《ネタバレ》 
この監督は先ず編集という技術を覚えるべきである。「キングコング」であれば、テンポ良くアクションとラブストーリーを見せてくれれば良く、余計な恐竜や昆虫が人間を襲うシーンなど返って白けるというもの。CG多様が鼻に付くと感じる観客も多数いるだろう。実際それ以外は文句の付けようが無いだけに残念、監督のキングコングへの愛情もあらゆるシーンで伝わってくる。「スクール・オブ・ロック」の兄ちゃんは相変わらずいい味を出しているし、ナオミ・ワッツはヒロインとしての気品さ・美しさとすべて供えている。キングコングが好意を持つのも納得である。人間が猫や犬を可愛がるようなものかと想像する。結局、人間も動物も”仲間がいないとつらい”というのが、キングコングの哀愁から伝わってきた。
[DVD(字幕)] 8点(2006-08-20 05:14:43)
206.  クラッシュ(2004) 《ネタバレ》 
観終ってからの余韻が何とも言えない。ハリウッドというかアメリカならではの映画、日本では絶対にこういう切り口の映画を創ることは出来ないであろう。社会の矛盾・闇が実に興味深く描かれているのだが、説教臭く無くなくそれぞれ個人に考えて貰うという、あくまで自然な手法が素晴らしい。一気に釘付けとなったのはやはり車火災のシーン、演出・役者の演技には脱帽である。刑事、車窃盗犯のコンビのそれぞれの運命の対比など感慨深い。人種問題については、実際ロス暴動があったし、またテロのため緊張状態にあると思う。それに加えて銃社会で生きるという緊迫感、正直考えるだけでゾッとする。
[DVD(字幕)] 9点(2006-08-20 04:54:52)
207.  PROMISE プロミス 《ネタバレ》 
此れがチェン・カイコーの作品というのが一番の驚きだが、どう見てもチャン・イーモウ作品の劣化版ではないか。最大の過ちは「カンフーハッスル」の糞CG会社を選んだ事。一発で同じだと分かったわ。冒頭の掴みである筈のチャン・ドンゴンの走り・・・もうね、何と言うかこれ程酷いCGを堂々と上映出来る神経に拍手。今は生理的に受け付けないモノを見て、一刻も早く記憶を消したいという思いしかない。真田広之はJACの頃から見ているだけに期待したのだが、此れもCGが邪魔で折角の格闘も見るべき所無し。また円熟味が出れば出るほどつまらない役や煮え切らない役ばかり演じている。今回もいい所はすべてチャン・ドンゴンに持っていかれているし。ストーリーがまた意味不明、女神も切羽詰った子供に何を約束させているのやら。どう見ても他人の人生をオモチャにしているだけにしか見えない。イケメンの親玉の悪に染まった理由も「そんなアホな、自分の事は棚に上げて」という感じ。戦闘力が全く違うのにも関わらず、真田広之を態々策に陥れたり、互角の勝負をしたりとすべてが実にアバランスである。
[DVD(字幕)] 2点(2006-08-12 14:36:59)
208.  SPIRIT スピリット(2006) 《ネタバレ》 
アクションの集大成としてリー・リンチェイに戻りましたな。武術映画を引退するというのは特典のインタビューで知ったのだが、確かに此れまでのリー・リンチェイ映画には無い主人公の挫折や殺伐としたアクションと鬼気迫るシーンが多々あり、何か違うとはずっと感じていた。此れまでのリー・リンチェイは良くも悪くも優等生、アクションは本格派なので型はきっちりと決めるがCG等の処理が素材を台無しにしていた事等多々あった。ジェット・リー時代はアメリカ人の東洋人の印象そのままで無表情+圧倒的な強さだけを求めていた。今回、村での生活など人間味溢れる役を表情豊かに演じている。内容は、日本の配給会社に問題があるのだろうが、武道大会が余りに少な過ぎると感じるのは当たり前。中村獅童は一番美味しい役で、それを150%の力で演じていた。個人的には「少林寺」「少林寺三十六房」を思い出す三節棍というマニアックな武器を最後に出してくれた事が一番嬉しい。今後アクションに携わるのかどうか分からないが、出来れば後継者を育てて欲しいものである。
[DVD(字幕)] 8点(2006-08-12 14:31:36)(良:2票)
209.  デンジャラス・ビューティー2
くどいほど前作を引きずっている。優秀なコメディーが2作も続く程甘くはないのは承知していたが、前回が面白かっただけに残念。傍若無人の黒人女を見ていて気分が良いわけが無い。サンドラ・ブロックはやはり続編で彼氏と別れる運命にあるようだ。
[DVD(字幕)] 3点(2006-08-05 02:11:03)(良:1票)
210.  ロード・オブ・ウォー
社会派の映画であるが、ニコラス・ケイジが主役ということもあり重くなり過ぎず、娯楽映画としても最後まで楽しめる。銃問題を鋭く突いた内容であるが、結局犠牲になるのは一番貧しい人達で、その悲壮な様がブラックな描写で描かれている。流石に個人で武器商売というのは無理があるように見えるが。売るのは仕方が無いとしても、原住民にタダで配るのはゾッとする。子供もいるのだから誤って起こる大事故ぐらいは配慮して欲しい。 
[DVD(字幕)] 7点(2006-07-29 07:01:30)
211.  バタフライ・エフェクト/劇場公開版 《ネタバレ》 
題材は興味深いし、「もし別の人生を1度でいいからやり直せるとしたら・・」と考えさせられたり、後に引くような話であった。幾らやり直しが出来ても、結局何らかの犠牲が発生する所などは感慨深い。それでもコレ以上点数を付ける事が出来ないのは、前半これでもかと残虐シーンが続きその時点でウンザリしてしまったのと、あそこまでの狂人がああも都合よく変わるか?という点。自分の子供に手を出すようなロリコンや動物を虐殺出来る人間は、その時点で生まれ付いての病気と判断する。最後、妹を突き放せば離婚せずまともな家庭になるというのも強引この上ない。今回のように妹を助けるのであれば、対決して代償を払うという2回目の選択が妥当ではないのか。そして一番引っかかるのが、爆発事件が余りに軽く描かれている点である。デブの子が救急車で運ばれるのだから普通捕まるだろう、例え捕まらなくとも平気で生活している神経が分からない。普通何を先においてもこの親子を救うのが先ではないのか。最初は頭に負担が掛かるということで、回数制限があると思っていたし・・・。 
[DVD(字幕)] 7点(2006-07-29 06:52:29)
212.  レディ・ジョーカー 《ネタバレ》 
原作クラッシャーと言えば「模倣犯」の森田芳光であるが、この平山秀幸という男も大概酷く、「OUT」「魔界転生」と魅力的な原作をことごとく消化不良にしてきた、無能という言葉がぴったりの監督である。タイプで言うと”見殺しタイプ”とでも言おうか。こういう無能な監督をのさばらせているから、いつまで経っても邦画は駄作ばかりなのだ。原作は面白いであろう「日本沈没」「デスノート」も監督の経歴を見るだけで観る気も起こらない。今回で言うと、観客に対する説明責任を果たしていない。最後、俳優・製作者が皆無気力になって投げっぱなしにするのである。題名の「レディ・ジョーカー」という不憫な子がキーワードでは無かったのか、最後何故見捨てる?口の軽い奴はヤクザの脅しに屈する筈なので金がそのままということは無いだろう。汚職警官から犯人が漏れるなど、一番つまらない展開である。ああいうスリーパーは最後のドンデンとして取っておくもの。過去の差別の経緯も、時間が経ちすぎて何が脅しになるのかさっぱり分からない。相変わらず説教臭い長塚京三、人質として大人しくしているのかと思えばアレである。唯一、なるほどと関心したのがすぐ人質を解放した点であるが。もう少し、起承転結という基本を大事に出来ないものか。 
[DVD(字幕)] 2点(2006-07-22 05:29:57)(良:1票)
213.  いま、会いにゆきます 《ネタバレ》 
今回初めてである、主題歌のために観るのを避けていた映画は。人間生理的に受け付けないものがあって、誰が何と言おうがこのグループの曲はすべて拒絶する。映画が良かっただけに最後余韻に浸れないのは残念。途中綺麗な曲がずっと流れているのに何故、最後だけああいう突飛なモノになるのか。内容は落ち着いた雰囲気で、終始ダレルことなく最後も感動出来た。正直、オチまでしっかり描かれていたとは思わなかった。最近の邦画は幽霊モノが多く、これも”幽霊が蘇って何が悪い!”と言わんばかりに強引に突き進むものだと決め付けていたせいもあるが。実は竹内結子の演技を見るのは初めてなのだが、ただ綺麗なだけでなく感情豊かに演じきっていた。ただ、若い頃の容姿が違い過ぎて戸惑いはした。
[DVD(字幕)] 8点(2006-07-22 04:33:32)
214.  ブラザーズ・グリム 《ネタバレ》 
グリム童話の名を汚しただけの映画。主役に魅力が無い、ストーリーが破綻している等文句を言ったらきりが無い。子供の頃見たグリム童話はどれも夢があり、子供にもはっきり伝わる”教え”があったものだ。コレを観ると今のハリウッドが如何に興味本位だけに重点を置き、小手先(CG)で中身が空っぽなのかが良く分かる。 
[DVD(字幕)] 3点(2006-07-21 07:23:15)
215.  チャーリーとチョコレート工場 《ネタバレ》 
悪趣味な所が多々あるが、嫌いではない。ジョニー・デップ&ティム・バートンという黄金ファンタジーコンビだけあって映像美・キャラとすべて見所といった感じで、子供だけではなく大人でも十分楽しめる。チャーリー以外ろくでもない性格の子供ばかりで、ただ勝手に余計なチョッカイを出しては消えていくというなんとも訳の分からないストーリー。そのチャーリーも拾ったお金を届けないのだが・・。最後はハリウットらしい綺麗なオチで、いい気分で終わるのは良い。最後に言いたいのは「結局、当選者は皆白人なのね」ということ。 
[DVD(字幕)] 7点(2006-07-21 07:20:46)
216.  ハイド・アンド・シーク/暗闇のかくれんぼ 《ネタバレ》 
何度も見たパターンですな。最近なら「シークレット・ウインドウ」、恐怖の演出に動物虐殺がある映画は、サスペンスの出来以前に嫌悪感が先に立つ。ロバート・デ・ニーロはどんな役でも演じきるのだから、最後のアレも到底意外性を狙える筈もなく、迫力だけなら「シャイニング」という横綱が既にいる。ダコタ嬢も他の映画と比べると存在感が薄かった。 
[DVD(字幕)] 4点(2006-07-20 04:53:15)
217.  ホステージ 《ネタバレ》 
コテージの親戚か?というぐらい観ている途中も内容が伝わってこない。ガキが空き巣に入って仲間割れしました!というどうしようも無いシーンを散々見せられても、シラ~とするだけで、ブルース・ウィリスを脅す程のプロなら直接乗り込んだ方が早い気がする。あと人質の子供が「ダイハード」しているは緊張感ゼロ。
[DVD(字幕)] 3点(2006-07-20 04:46:56)
218.  ザ・インタープリター
ニコール・キッドマンは名前からして冷たい印象が強いのだが、今回もしっかりストイックな役を淡々と演じていた。競演が渋いショーン・ペン、地味なストーリー展開と実に私好みで、国連という真新しさもあって途中までは本当に面白かった。不満はやはりクライマックス、特に驚く様な仕掛けも無くすんなりと終わってしまった。アレでは、そもそも他国の白人美人が反政府運動というのがとてつもなく嘘臭く感じるし、何処かの独裁国家の話と他人事の様に描かれているだけにしか見えない。
[DVD(字幕)] 6点(2006-07-17 04:49:30)
219.  シンデレラマン
20何年ぶりに「ロッキー」を彷彿とさせる映画に出会え、同じ様に感動出来たことがすべて。世界恐慌というどん底のアメリカが舞台で、家族・親友と共に必死に生きる様が描かれている。ラッセル・クロウの演技がまた良い、強さと弱さが表裏一体の様な難しい役を自然に演じきっている。そして名作に名脇役有り、裏で支えるマネージャーの存在が光っていた。 
[DVD(字幕)] 8点(2006-07-17 04:30:28)(良:1票)
220.  フライトプラン 《ネタバレ》 
予告を見れば、話に無理があるのは十分推測出きる訳であって、それでも何か一つでいいからアッと言わす展開を見せてくれると期待したのである。それがどうだ、許容範囲を遥かに超える偶然に頼っただけのストーリー、終始余裕が無く全く魅力を感じないジョディ・フォスター、最後の暴走&後味の悪さと近年稀に見る拍子抜け映画である。そもそも飛行機で席を勝手に移るという神経が分からない。搭乗時、幾ら空いているといえ子供は目立つもの、誰も見ていないなど絶対にあり得ない。ましてや乗客名簿に無いなどという馬鹿げた話、それによって犯人は自分の首を絞めるだけで、この時点でサスペンスとしては終わった。一番許せないのは、主役は飛行機の構造のプロかもしれないが、爆弾のプロではないだろう。プラスチック爆弾を嘗めていないか? もうこの手の行き当たりばったりで、主役さえ助かれば周りがどうなってもかまわないという自己主義にはウンザリである。 
[DVD(字幕)] 2点(2006-07-16 05:17:34)
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