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201.  ゆりかごを揺らす手 《ネタバレ》 
あら、困った人ね。逆恨みもここまできちゃあ、異常ですわ。一時のヒステリーじゃないことは母乳を出し続けていたことでもわかる。旦那を誘惑するならまだしも、よそ様の子に自分の母乳を飲ませて手なずけるなんて、やることが陰湿すぎ、かつ不潔です。だって自分の子が自分以外の人間の乳首を吸うなんて、たとえそれが私の実の母でも許しませんことよ。安易にベビーシッターなんて雇うもんじゃないですな。  ペイトンも被害者ですね。ええ、あの猥褻医者の旦那のです。けれど恨みはクレアに向くわけです、ここがまさに女なのよ。 例えば浮気した亭主にではなく、相手の女に向かう凄まじい嫉妬、憎しみと同じなんです。なのでクレアの旦那が誘惑にのっていたらこの女二人の立場、状況は一変するわけで、そうなると話が成立しなくなっちゃうんですね。クレア夫婦はラストまで家庭と子供を守る良識ある夫婦、善良でなければいけないわけです。 医者の立場を利用してワイセツ行為すりゃ訴えられるは当たり前で、そうなったらさっさと自殺って・・・ペイトンの旦那がいちばん悪い。 だからペイトンのあの最期はかなり乱暴だと感じました。 ところで脇役で出ていたジュリアン・ムーア、この人はこういったポジションでずーっといく女優さんかなと思っていたけど、ジリジリと着実にキャリアを積んで、トップ女優になっちゃいました。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2004-10-11 21:57:57)(良:1票)
202.  若草物語(1994)
たとえ可能でも、これ以上はさして望むことはないといった無難な作品だと思う。原作があまりにも有名ですから安心して観ていられますね。学校の映画鑑賞会なんかで上映するにはもってこいの作品でしょうか。娘役の女優たちがみんな可憐でかわいい。和気あいあいと、いい雰囲気の中で撮影が進んだんじゃないかなと思えるほど、みーんな伸び伸びと開放的な感じで観ていて気持ちいいの。特にウィノナがことのほかノってるように感じた。こんな元気なウィノナは珍しいんじゃないか?「ウィノナ・ライダーと共演してみたかった」というのがガブリエル・バーンの出演理由だそうです。で、共演した感想はどのようなもんなんでしょうね。
6点(2004-10-08 11:51:59)
203.  バットマン・フォーエヴァー
このあたりから雲行きが怪しくなってきたバットマンシリーズ。悪役が派手なのはいいけど、ただ派手なだけになってしまった感あり。限度を知らない子どもが大ウケしたからと、お調子に乗って悪ノリしてるみたい。しかしこのシリーズはバットマンより悪役のほうがインパクトあるから、やりたがる俳優はいっぱいいるでしょうね。そして今回は贔屓のヴァル・キルマーがバットマンだ。マイケル・キートンとは逆で、ブルース・ウェインの時はがっちり体系にスーツ姿が決まって素敵だけど、バットマンになると地味なのよ。でもマスクをつけるとセクシィなくちびるが強調されるというのが個人的にはうれしかったです。当のヴァルは、やはりというか自分のフィルモグラフィーから消したいほどバットマン役を後悔してるらしい。だからあんなにノってなかったのかなあ、気のない演技でした。クリス・オドネルは無理なくロビンがハマっていたと思う。できればニコール・キッドマンは悪役キャラで登場してほしかった。
6点(2004-09-28 12:04:00)
204.  マルコムX
星条旗が燃やされるオープニングからファンキーな前半はかなり面白い。グイグイ惹きこまれました。しかしですねえ、宗教に目覚めたあたりからカリスマへとなっていく後半はちょっとねえ。カルト教団のそれみたいになっちゃうし、ラストは北朝鮮のプロパガンダフィルムみたいになっちゃったわね。あのラストはまったくいらない、蛇足です。あれを最後に見せられた時、スパイク・リーに持っていたイメージがガラガラと崩れていく音がしたようだった。前半がいいだけにとっても惜しいです。
6点(2004-09-15 09:06:47)
205.  フォーリング・ダウン
はい、私もファーストフード店、スーパーのレジの店員にはいつもブチ切れてます。だからマイケル・ダグラスの破壊行為はスカっと爽快でした。けれど彼の背景が明らかになっていくにしたがい、映画の中のはなし、フェイクとは見れなくなってしまった。その背景はかなりリアルだ。こう思ったら譲れない、許せない、合わせられない人間は孤独だと思う。そしてなぜ人が自分から離れていくのかわからないのである。自己意識と自分に対する回りの評価とのギャップに潰れてしまったように感じた。撃たれて死ぬことを選んだ彼があわれでした。さっぱりと角刈りにしたマイケル・ダグラスはクレイジーだったけれど、いつもとちがって清潔だ。セックス中毒が完治したことをアピールしたくてこの役を選んだのかもしれない。
6点(2004-09-14 10:21:05)
206.  エイジ・オブ・イノセンス/汚れなき情事
軽ーい、軽ーい不倫ものでした。ちょっとエロスがたりないのが気にはなるけど、きれいな作品ですよね。ここではウィノナががんばってました。夫の気持ちを知りながら、決して本心を表に出さず、そしらぬ顔でしたたかに振舞うメイ。それが悲しかったです。物足りなさはあるものの、自分の気持ちを胸にしまい、まわりの人を傷つけまいとする姿は奥ゆかしい。現代で最も失われつつあるもののひとつだと思う。
6点(2004-09-13 10:26:44)
207.  エアフォース・ワン 《ネタバレ》 
娯楽作品としては面白いと思います。CIAのジャック・ライアンが大統領になっちまった、みたいでした。脇の俳優たちが「あ~この人、この人」と脇役として馴染み深い人たちなのがなんかうれしい。地上のグレン・クローズは凛としてかっこいい。でも大勢犠牲になったのがちょいと腑に落ちなくもないです。そうそう「そいつがスパイなんだってばぁ」とジリジリしたっけ。釈放寸前で射殺されたシーンはこれでしたっけ?
6点(2004-08-29 17:21:34)
208.  アサシン(1993)
ジャンヌ・モローとアン・バンクロフトは互角でした。でもハーヴェイ・カイテルのクリーナーはどうなんでしょう、これはミスキャストでしょうよ。この頃あっちにもこっちにもとカイテルがよく出てましたねえ。ガブリエル・バーンは昔から気になる人だけどちょっと地味で華がないのがタマにキズです。チェッキー・カリョのほうが男っぽくて魅力的。恋人役はダーモット君ですね。で肝心のヒロインなんですけど私はアンヌ・パリローのほうがよかったです。こんな具合にオリジナルとこれはどっちがいいだのと見比べながら見てました。舞台はそりゃパリがいいわよね。
6点(2004-08-29 16:13:32)
209.  ロスト・ハイウェイ
フラレ男ビル・プルマンがどういう経緯があったのかデヴィッド・リンチの作品に登場したというのが意外でした。たしかこの前後に彼は大統領にもなったのね。プルマンが最もはじけていたころではなかろうか。さて、今さらリンチ作品の説明のつかないあらすじにどうこう言うつもりはないです。音楽は最高だし、暗闇の疾走に燃え上がる炎、これでよいのです。デジャブのようでもあり、いつまでも同じことが繰り返し続く迷路みたいな作品でした。
6点(2004-08-21 02:02:48)
210.  フィラデルフィア
羊でオスカーを受賞し、ついに認められたジョナサン・デミ。 しかしその後のこの作品を見て、フツーの映画を撮る監督になってしまったんじゃないだろうかとちょっとガクっとなったのが正直な気持ちです。 舞台がフィラデルフィアであるというのがポイントなのかな。内容に対してはこれといって納得いかないというのはないです。何ヶ月もかけて減量し、この役に挑んだトム・ハンクスの役者魂はすごいです。しかし演じたアンディはあんまり魅力的ではなかったです。 トム・ハンクスのアンディとデンゼル・ワシントン演じる弁護士、この中心人物である二人より、彼らの家族がステキで印象深い。 ところでハリウッド進出間もない頃で当時は気にならなかったアントニオ・バンデラス、「この人にもこんな時代がありました」ってとこですね、かなりウケます。 ラストの子どもたちのフィルム、ここでは泣かされました。そこに流れる音楽も最高。ジョナサン・デミの作品は音楽センスがいいです。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2004-08-18 17:22:48)
211.  デッドマン・ウォーキング
これも再見しようと思わない作品のひとつ。死刑制度反対!というのを押し出しているわけではないので最後まで見られたような気がする。私はキリスト教徒ではないので神の許しだのなんだのということはわからない。けれどあんな犯罪をおかした人間を救おうという気には金輪際なれないのは確かです。ティム・ロビンスもスーザン・サランドンも信念をもってこの映画に取り組んだのでしょうね。それは凄いなあとは思います。でもね、サランドンがどうしても尼さんに見えなかった、見たくなかったというのが正直な気持ちです。これで彼女はオスカーを受賞したわけですが、なんかどうでもあげなきゃいかん、みたいな感じでちょっと抵抗を感じたのでした。
6点(2004-08-14 21:04:54)
212.  好きと言えなくて
ずいぶん前に見ました。最近よくリピート放送されてますねえ。ジャニーンがだんだんきれいになっていくのがいいわね。この作品で真っ先に思い出すことといったら、ウマ・サーマンのヘアスタイルが気に入って、行きつけの美容院へカットしに行った時「映画で見たんだけど・・・」と言いかけたら「あ、それガイジン?ダメダメ髪質がちがうからならないよ」とあっさり却下されてしまったことです。
6点(2004-08-14 19:24:04)
213.  雲の中で散歩
これはですねえ、キアヌのファンのための作品という感じが強いなあ。たしかオリジナルはイタリア作品なのね。だからなのかしらアンソニー・クイン、ジャンカルロ・ジャンニーニというのがおいしいですね。キアヌはハンサムだし見て損はないのだけど、内容がちょいと陳腐です。キアヌって作品によって上手い時とまるっきりダイコンと差があるのよね。コレはダイコンです。彼は作品選びがあんまり上手じゃないというか欲がないみたいに思える。昔からキアヌは好きです。彼も40才なのよね、ここらで長く語り継がれる一世一代の演技、作品を見せてほしい。「マトリックス」のキアヌでは納得いかないの私。
6点(2004-08-13 21:31:08)
214.  ディック・トレイシー
これは、ウォーレン・ビーティを筆頭にみーんなが遊んでるわけね。原色使いの映像と特殊メイクの俳優たちを見るのがただただ楽しい。あんなメイクをしてるのにアル・パチーノだけはすぐわかるっていうのが可笑しい。やっぱりパチーノは”目”なのよね。すごい眼力の持ち主です。他の作品では散々パチーノをオーバーアクトだなんだのと文句言ってる私ですが、この作品では彼のオーバーアクトが遺憾なく発揮されていて楽しい。お遊びでここまでできちゃうビーティはやはりハリウッドの帝王だ。トム・クルーズも将来こうなるのかなあ。
6点(2004-07-18 14:05:56)
215.  エグゼクティブ・デシジョン 《ネタバレ》 
何にびっくり仰天したかって、スティーヴン・セガールがあの時点で消えたことですよ、やっぱり。この意外性がこの作品のいちばんオイシイところだと思っとります。
6点(2004-07-05 14:38:44)
216.  ライフ・イズ・ビューティフル
う~ん、困った作品ですな。イタリア映画だけどイタリア映画に思えないのよ。とてもハリウッド的ね。そして、これはホロコーストを扱っているけど反戦映画として受け取るべきではないわね。悲惨さを前面に押し出すのじゃなく、ちょっと趣向を変えてみましたといった具合で、言いたい、伝えたいことは理解できますし、ベニーニが演じた父親は素晴らしい父親だと思う。けれどあまりに現実とかけ離れていやしないか?リアリティが無さすぎるのも問題です。TV放送された時、普段アニメ以外には興味を示さなかった当時小学校高学年だった息子はこれに見入り、かなり感動し、今も「あの映画はすごくよかった!」と時々思い出している。子どもにも伝わる父の思い出を語る感動の作品ということになるのかな?こんなお父さんが増えていけば幼い子どもが、まだ生後6ヶ月に満たないような乳児までが虐待され死亡するという聞くに耐えないニュースを耳にしなくてもよくなるでしょうね。これでベニーニはオスカーを受賞したわけだけど、これにはちょっと疑問を感じたのでした。
6点(2004-06-18 11:53:02)(笑:1票)
217.  ナインスゲート
影のあるヘンなやつだけど腕っぷしは弱いというのはジョニーのはまり役でしょう。でもひと昔前ならコルソはミッキー・ロークがやってたんじゃないかとも思ったし、ジョニーよりもピターっとハマったでしょうな。悪魔書の謎を追っていく過程はドキドキしたし、どう展開していくのかと目が離せなかったのですけどね、なんだか終わりに近づくにつれ、ポランスキーのなんともいえない不安とか怪しさがなくなってしまったのが残念です。「えっ!これで終わりなの?」とちょっと拍子ぬけしてしまいました。どうしちゃったんでしょうかねえ、ポランスキーさん。途中でやる気なくしちゃったのかしらん。「フランティック」みたいなやるせない結末というのをとっても期待したんだけどな。
6点(2004-04-30 01:33:07)
218.  ポンヌフの恋人 《ネタバレ》 
これはカラックスのピークといっていい作品なのかな?しかしですねえ、当時まだ小さかった子ども二人を夫に頼み、「汚れた血」とこれの二本立てリバイバル上映にウキウキ出かけたのですが、期待しすぎた私がいけなかったのかなあ、ノリたいのにノレなかったです。 二本続けて観て気づいたのはカラックスの作品というのは完璧な色彩設計の計算された映像を観るためのものであって、あらすじを追い人物に感情移入できるものではないということ。私の場合、これでは飽きてしまうのね。とりわけビノシュ演じるミシェルはダメでしたねえ。アレックスを見捨てたのになんでまたノコノコ現れるんだ?カラックスはこの作品でいったい何が撮りたかったのかといえば、ビノシュが花火をバックにボウイの曲で踊るシーンと水上スキーしてるとこだったのかもしれない。
[映画館(字幕)] 6点(2004-04-23 10:56:49)
219.  ミステリー、アラスカ
タイトルだけ見た時はアラスカで起こった摩訶不思議な事件がテーマなのかと思ったら、ミステリーというのはアラスカ州の町の名前で、その町のアイスホッケーチームがN.Y.レンジャースと互角に試合をするというもの。 これはキャストがなかなかのものですね。ラッセル・クロウは雪景色にすっかり溶け込んで、コロコロとして熊みたいです。町の人々はみーんなお互い知らない人はいなくて、殆ど身内みたいなのね。ありきたりなのだけど、そこは個性的で味のある俳優たちとユーモアのおかげで退屈はしなかったです。町長の奥さんと寝ちゃう人、あれ~どっかで見たことあると思ったら「ブラック・ホーク・ダウン」で捕虜になる米兵。遡ると「スリーパーズ」のジョンね。「ER」にも以前レギュラーで出ていたようだけどこれは記憶にないわあ。ロン・エルダード、好みです。
[ビデオ(字幕)] 6点(2004-03-22 20:27:37)
220.  17歳のカルテ
ウィノナ自身が危うい人だし、オープニングの「お金があるのに万引きする人」というナレーションには参りました。アンジェリーナ・ジョリーも見るからに、という感じなのでこの二人はぴったりハマリ役ですね。さて、私は精神病と診断されたことはありませんが、やはり思春期のころ自分の言う事やる事を周りの大人たちから全て否定された、されているように感じられ、いつも疑われ、居場所もなく、うまく言葉で表すこともできず、かなり悲観的になりました。大人たちにしてみれば私は異常だったのでしょう。世間知らずの甘ったれが自分勝手に分けのわからないことを言っていると思ったでしょうね。映画の中の彼女たちはああなった経緯、原因があるのでしょうが、特に自己愛、自我、感受性の強い人ほど重い症状になりやすいのでしょうか。経済的にはわりと豊かな家庭に育ってる子たちなのかな?それほどの感動、共感はなく淡々と観終わりました。けれどちょっと昔が思いだされて胸にチクっときたわね。ウィノナの顔が前とちょっと違うように感じた。鼻とか目とか。いじっちゃったのかなあ、そんなこと必要ないのにぃ。
6点(2004-03-17 10:29:32)
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