201. ああ結婚
追憶でたどる部分を追憶にしないできちんと描いた上で、もっと長尺にすると、フィルメーナにきちんと感情移入できたように思う。 [DVD(字幕)] 7点(2012-03-11 08:52:13) |
202. さよなら子供たち
子どもたちの顔と名前が一致するあたりから、引き込まれる。最後の落とし方も、ルイ・マルらしい。子どもたちの顔と名前が一致したところで、もう一度最初から見たいと思う映画だが、実際見るかというと、そこまでではない。 [DVD(字幕)] 7点(2012-03-09 06:59:11) |
203. 万事快調
当時の時代の空気と、時代背景とは無縁の焦燥感や虚無感が伝わってきた。比較的分かりやすい作品だが、何を伝えたいのかが見えてくるまでが、退屈な作品でもあった。 [DVD(字幕)] 7点(2012-02-26 21:22:34) |
204. ピンクのルージュ
シルビア・クリステル以外は熟女の域に達しているというのに、セクシュアルな魅力は衰えません。モニカ・ビッティはちょっと陰りがみえるか…。 [DVD(字幕)] 6点(2012-02-23 17:33:32) |
205. 地下鉄のザジ
当時はどんな風に受け止められたのだろうか。今見てもひとつもおもしろくない。 [DVD(字幕)] 4点(2012-02-21 19:15:50) |
206. 愛の渇き
三島自身は評価していたらしいが、凡作。中村伸郎と石立鉄男の説得力のなさが問題か。というより、原作が凡作であることの問題か。 [DVD(邦画)] 5点(2012-02-15 17:16:06) |
207. ラストタンゴ・イン・パリ
時代を先取りしたかもしれないが、先取り以外に何も残していない映画の典型。この映画出演がトラウマになってすさんだ人生を歩んだといわれるマリア・シュナイダーは、2011年に58歳の若さでがんで息を引き取る前に、この映画のことを、どう思いかえしただろうか。 [DVD(字幕)] 5点(2012-01-31 23:59:08) |
208. 新・刑事コロンボ/華麗なる罠<TVM>
細かく脇役のエピソードがごちゃごちゃしている割には、落ちは手抜き。科学実験キットなんかもってくると信頼性が落ちるだけ。 [CS・衛星(吹替)] 5点(2012-01-23 23:18:13) |
209. 暗くなるまでこの恋を
プロットもストーリーも良いが、何かが良くない。何かが良くないせいで、どうもストーリーに入り込めない。全体的には好きな映画なのだが。 [DVD(字幕)] 6点(2012-01-15 17:29:31) |
210. ジャーロ
いくら母親の殺人犯であっても殺しておいてなかったことにしてくれるか、あるいは、病院で一目見て、なんで犯人で分かるのか、など妙な点はあるが、アルジェントだと思わなければ、それなりに楽しめるホラー・サスペンスだし、アルジェントだと思うと、「らしい」ところが垣間見られる…それにしても、少年期から続く黄疸が出る慢性肝炎って、なんの病気という設定なのであろうか。 [DVD(字幕)] 6点(2011-12-30 01:57:37) |
211. 刑事コロンボ/偶像のレクイエム<TVM>
《ネタバレ》 犯行の意図が、最後になって明かされるのは良いのだけれども、それが、ストーリー全体にうまくとけこんでいないので、肩透かし。傑作ぞろいの第1シーズンと第3ーズンにはさまれて、いまいちの第2シーズン。その第2シーズンを代表的するかのような、いまいちいの作品。 [CS・衛星(吹替)] 6点(2011-12-29 16:38:07) |
212. 海外特派員
ヒッチコックの円熟期の魅力がすでに凝縮されている。ラレイン・デイが魅力的でないのと、ストーリーの流れがぎくしゃくしているのが残念だが。 [DVD(字幕)] 6点(2011-12-29 16:13:23) |
213. ロバと王女
ヘリコプターの意図を、じっくり聞いてみたいものだ。 [DVD(字幕)] 5点(2011-12-24 13:41:13) |
214. 恋人たちの場所
途中までは、ベネチアの豪邸やBelluno の風景とあいまって、見どころのある絵だったが、ジュリアの病をバレリオを知ってからは、ぐだぐだ。短い尺とも相まって、単なるtelenovela としてみれば、良いかもしれない。フェイ・ダナウェイのイタリア語がうますぎるのが、逆に、味を殺している。 [DVD(字幕)] 7点(2011-12-19 12:10:29) |
215. 4匹の蝿
途中で犯人は分かるし、犯人の動機も陳腐だということもあるのか、いつものダルジェントワールドに入りきれなかった。 [DVD(字幕)] 6点(2011-12-11 23:53:25) |
216. モン・パリ
別に不満はないが、このスタッフで、この内容なのは、ちょっと肩すかしだ。 [DVD(字幕)] 5点(2011-12-05 23:05:34) |
217. ロシュフォールの恋人たち
色々楽しめた映画ですが、一番心に残ったのは、この映画の時代から、ホンダは自然にこういう映画に入り込んでいたんだな、頑張っていたのだな、と感心しました。 [DVD(字幕)] 7点(2011-11-27 21:48:10) |
218. 女と男のいる舗道
ゴダールの中では、一番分かりやすかったが、古いのだか、新しいのだか、フランス的なのだか、アメリカ的なのだか、はたまた日本的なのだか、分かりにくい作品だった。 [DVD(字幕)] 7点(2011-11-23 23:58:17) |
219. ナポリ湾
《ネタバレ》 ハッピーエンドは良いのだけど、このあと、この3人はどうするんだろ?「ナポリ湾」というタイトルも知恵を絞ったとは思うが、『それはナポリから始まった』という直訳タイトルが嫌なら、「カプリ島」にすべきだな。 [DVD(字幕)] 6点(2011-11-23 13:08:43) |
220. 愛の嵐
シャーロット・ランプリングとダーク・ボガードを使って、こういう映画になるというところがおもしろい。この2人でないと説得力がない映画でもある。 [DVD(字幕)] 7点(2011-11-23 00:42:18) |