201. ニューヨーク、アイラブユー
大きな街にはいろんな人が住んでる、んでいろんな出会いがある。そんなNYの日常や偶然を切り取ったショートショート。1本の群像劇としても一応観れるようになってる。とくに残るものはない。あるのはNYへの愛情とお洒落さ。この映画好きなの、なんて女がいたら好きになる自信はある。どの話が好きか語り合いたいながらイチャイチャしたい。 [DVD(字幕)] 6点(2011-06-24 02:11:18) |
202. バットマン リターンズ
《ネタバレ》 前作よりもバートン色がより濃く、こうなってくるとバットマンどうこうよりティム・バートンが好きかどうかが問題となる。自分は残念ながらあまり好きではないので、歪で物悲しく陰鬱な連中ばっかり出てこられると傷食気味になる。が、そのダークさが魅力なのも事実。三者三様、でも本当のところはただ愛されたいと願う怪物たちの挽歌。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2011-06-22 19:02:41) |
203. バットマン(1989)
《ネタバレ》 これが意外におもしろかった!単純なストーリーやし(特に後半つまらない)、バトルシーン超退屈、てかバットマン地味過ぎやし。なにが良いかってやはり敵のジョーカー役ジャックニコルソンです。どうみても彼がこの映画の主人公です。こういう特殊効果のある映画は少し古くなると観てられないものもあるけれど、逆に本作では全体的な暗さのせいか、チープさや80'sぽさがケレン味を強くしていると感じました。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2011-06-21 20:25:26) |
204. ミーン・ストリート
スタイリッシュな映像、突然始まる殴り合いに場違いな音楽、冗長な会話、映画好きよりサブカル好きにすすめたい作品。 [インターネット(字幕)] 7点(2011-06-16 14:56:37) |
205. ソーシャル・ネットワーク
スピーディーなテンポのよさ、時系列を入れ替えたリズム感、コジャレた映像、もちろん役者も言うことなし。クールだねえ。だけどつまんねー話。天才が金持ちになったけど本当に欲しい物は手に入らなかったみたいな100万回繰り返されてきたような話。どこまでが事実かは知らないけど、この人が大成功して超金持ちになるってことを知ってしまっているので、2時間の間ずっとルサンチマンとの戦いだった。だって彼の総資産は1兆円超えだぜ?フリーザーの戦闘力53万以上の破壊度。俺は怒ったぞーーーっ!!!フリーザーーーッ!!! ってなもんよ。結局この映画が当たったのは同時代性がものをいっただけじゃあないのかなあ?いや、10年後冷静になって観ると良い映画と感じるのかなあ。どうだろ。 [DVD(字幕)] 6点(2011-06-16 13:24:47) |
206. 殺人の追憶
《ネタバレ》 用水路を覗き込むその視線はこちら側、現実の世界に続いている。結局犯人わかんないんでしょ、となってしまう実話の未解決事件のラストシーンとしてはこれ以上のものはないのでは?何とも気持ちの悪い後味を残す。 [DVD(字幕)] 8点(2011-06-15 13:22:30) |
207. フィリップ、きみを愛してる!
《ネタバレ》 ホモになったきっかけとか、暴走のバックボーンになったと思われる複雑そうな家族関係を雑に笑いで流してるので、全然重くならず、これは画面に映ってることをそのまま受け止めればいいんだなーとリラックスできる。これを愛の物語と捉えるか、変なおじさんの脱走コメディと捉えるか、自分は後者でした。しっかしジムキャリーが出てるだけでなんか安心するなあ。なんなのこの人の安定感。ホームランは少ないけど、内野安打で稼ぐみたいな。ジムキャリーにハズレはないと勝手に思っているのです。 [DVD(吹替)] 6点(2011-06-15 13:02:12) |
208. アイズ ワイド シャット
官能的な画も一ミリのエロさも感じないし、サスペンス風に物語が進むがずっとこちらは置いてきぼりで、わざとなんだろうけどまるで冷めた目で他人の荒唐無稽な夢を見せられているような感覚。ずっとその調子できたものだから最後の言葉が生々しく思える。駄作といわれることが多いがそんなことないんじゃないかなあ。何度も観ようとは思わないが。 [DVD(字幕)] 6点(2011-06-14 19:39:10) |
209. くもりときどきミートボール
《ネタバレ》 子供向けだからってこれでいいのかと腹が立つほど。言いたいことは山ほどあるが、一番信じられないのが主人公がまったく主人公らしくないこと。ほかの主要キャラは本来の自分、新たな自分を獲得していくのに対して、こいつからは成長というものを感じない。永遠と回りの者に助けられているだけの甘えぶり。自分のケツをお父さんや友達の力を借りて何とか拭きました。よくできまちたねーと褒められましたってな感じ。幼児かよ。唯一、伏線をよく回収できていたのは良かった。 [DVD(吹替)] 2点(2011-06-14 06:22:26) |
210. グエムル/漢江の怪物
《ネタバレ》 ありがちなモンスターパニックといえるのは最初だけで、物語は怪物VS家族・社会風刺を含みながら怪物VS社会VS家族と進んでいくのだが、何か変。いきなりの怪物登場で犠牲者が大勢でて、娘も連れ去られるのだがなぜか笑わせる。変にコミカルなおもしろ家族を印象付ける。まあそんなおもしろ家族だからシリアスな場面をよりソリッドにしてくれるのだけど。あ、これは言い過ぎた。そのコミカルさ故に緊張感を欠き、怪物の怖さを打ち消してしまっているので。それはそうと、二世代に渡り母親不在の中、どうしても女性器にしか見えない形状の怪物が、娘を殺さず連れ去ったのは、母性的な何かあるのかと期待したのだけど、どうもそういう訳でもなかったな。母性は娘さんが見せてくれたので、怪物は知らぬ存在である母に対する畏怖の具現化とでも思えばいいのだろうか。突っ込みどころはたくさんあると思うけど、ラストで、娘への愛情だけは強かったがバカでポンコツな父親が、ここぞの意地で復讐を遂げた後に見せた哀しげな表情に、こまけーこたーいいんだよとなぜか納得させられてしまう。笑って(笑っていいのかはわからないが)泣けるエンターテイメントで、単純にハッピーエンドとしないのも好み。 [インターネット(字幕)] 9点(2011-06-13 06:46:06)(良:1票) |
211. スケアクロウ
《ネタバレ》 カカシは鴉を怖がらせているのか、笑わせているのか。どっちにしろカカシであることに違いは無い。それはパーソナルな領域に踏み込ませない、繊細さを隠す壁、本心では受け入れてもらいたいのだけどあまりに不器用。それを道化と気付いても、弱者が素直に生きるには辛過ぎる世の中。夕暮れのカカシの哀しさよ、それでも二人なら、俺とお前がいれば、ちっぽけな夢や希望さえ失ってしまったとしても、この船が泥舟だとしても!涙、涙、涙。 [DVD(字幕)] 10点(2011-06-12 05:00:39) |
212. ニュー・シネマ・パラダイス
《ネタバレ》 これまで何回もレンタルしては途中で飽きて止めてたのをやっと最後まで観ることができた。が、感動とまでは至らず。やっぱり青年期がすごく退屈だった。前半が面白いのは映画館とそれに携わる者と観客たちの映画だから。そしてラストシーンが泣けると言われるのは、アルフレッドの遺品は、映画館の遺品でもあるからではないでしょうか。だからトトの恋愛話なんてどうでもいいんですよね。個人的には。 [インターネット(字幕)] 7点(2011-06-11 08:32:39) |
213. うた魂♪
笑いも友情も恋愛もなにもかも中途半端のペラッペラで、合唱シーンが良いとかというとそうでもなくて、また普通の合唱曲で魅せれないものだから尾崎豊やモンゴル800といったポップスに逃げる鳥肌級の寒さ。メインにまったく絡まないどうでもいい話で肉付けされた無駄な2時間。ゴリに1点。 [地上波(邦画)] 1点(2011-06-11 04:27:51) |
214. ミツバチのささやき
《ネタバレ》 大切なのは生きているということ。いずれは時が癒し、若き命は優しく美しく強く育っていくのだろう。その透き通った眼差しで失った物を含めて世界を見つめるのだろう。「私はアナです」小さなささき声なのに力強ささえ感じる。まだ夜明け前かもしれない、だがいずれ日は昇る。未来は明るい。スペイン内戦からフランコ政権下で人生を感じる心を忘れてしまった人々へのメッセージ。 [CS・衛星(字幕)] 10点(2011-06-10 04:36:43) |
215. オーケストラ!
ブラボー!とにかくどストライク。シンプル、というかベッタベタなストーリーなんだけど、それが良い。こうなって欲しいと思う展開が次々と繰り広げられる。演奏シーンなんかもうずっと観ていたいという気持ちにさせる。まだ終わらないで欲しい、そう感じる映画は久しぶりに観た。日本人の気質的にもこういう話はみなさん大好きだと思うんだけどな。一応注記しておきますが、三谷幸喜脚本・監督ではありません。 [DVD(吹替)] 9点(2011-06-09 06:52:09)(笑:1票) |
216. 9<ナイン> ~9番目の奇妙な人形~
《ネタバレ》 7が動くシーンだけは目を奪われるものの、意味ありげなストーリーのくせにオチが弱すぎて釈然としない。マシンは科学者の人間性を除いたもの、人形たちは魂の分身とかいう設定が全然活かされていないので、ただのバトルにしかなっていない。それで俺たちの冒険はまだ始まったばっかりだ、なんてまるで打ち切りマンガのようだ。まだみんなで野球やったほうがおもしろいんじゃないの? [DVD(吹替)] 5点(2011-06-09 03:38:14) |
217. コララインとボタンの魔女
コララインがかわいいので+1点。3Dで観れば飛び出す絵本みたいにもっと楽しめたかもしれない。 [DVD(吹替)] 6点(2011-06-09 02:03:34) |
218. 遊星からの物体X
男ばかり閉ざされた場所で極限状態での心理劇が主だが、たまに姿を見せる謎の生物がエグイ、腹が裂けて腕もってかれるのはビビッた。最後に残った二人、どちらか同化されているのか、それとも二人とも?いやいや二人は人間でこのままの凍死?と想像が膨らむ。 [DVD(字幕)] 7点(2011-06-08 19:06:54) |
219. デュー・デート ~出産まであと5日!史上最悪のアメリカ横断~
《ネタバレ》 劇中の言葉を借りると、アホな主人公たちが大陸を横断する映画。最悪の出会いから、トラブルの連続、最後には親友にと王道も王道のドタバタ珍道中。ただ残念なことに笑えるところがあまりなく95分すら長く感じた。登場人物たちの感情の振れ幅が大きくまとまりの無い印象。 [DVD(吹替)] 5点(2011-06-08 04:38:21) |
220. アイアンマン
基本的にアメコミものって好きじゃないのだけども、バカ要素が強くて楽しい、トニースタークのキャラクター性で引っ張られた感じ。 [DVD(吹替)] 7点(2011-06-08 02:31:29) |