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プロフィール
コメント数 1658
性別 男性
年齢 39歳
自己紹介 【好きなジャンル】…面白ければ何でも。
【オールタイム・ベスト】…「十戒」「死霊のはらわた」「ゾンビ」「マグノリア」
「アンドロメダ…」「悪魔のいけにえ」「悪魔のような女(55)」「霊幻道士」
「劇場版からかい上手の高木さん」「洗骨」「映画はアリスから始まった」

結構感覚で書いている部分もありますが、過去観た作品の更新もしつつ、ぼちぼち書いていこうかと思います。

結構タイポります。

ヨロシクです。

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221.  パリ、テキサス 《ネタバレ》 
ストーリー運びはスローテンポ。加えて美しい画とスライドギターの名手、ライ・クーダーの劇半がとても心地よい作品。 物語に共感できるか、と言われると、自分勝手な男女に振り回された弟夫婦などがとにかく不憫で、そこの決着はつけないのか?という感じですが、そもそも話の主体がそこではないので、これでよかったと思います。 親子の溝を道の両脇で表した演出や、ミラー越しに映る自分の影と彼女の顔を合わせて「決して交われない存在」を表した演出なども素晴らしかったですし、ラストも、拗らせ男の彼なりのケジメ、ととらえられたので、よかったです。
[映画館(字幕)] 7点(2021-12-19 14:51:36)
222.  マトリックス レザレクションズ 《ネタバレ》 
1作目の続編という触れ込みでしたがしっかりと三部作の続編です。 マトリックスといえばストーリーで見せる、というよりは最先端の映像技術とスタイリッシュアクションが売りの作品、そう考えると本作は、非常に微妙、アクションも同様のものが氾濫している昨今においては、もはやこちらがパk、オマージュしてるのでは?というものになってしまっているのが悲しい所。 続編としてみても、全三部作を観ていること前提なので、1本の作品として非常に微妙な出来で、正直コレガ「マトリックスの続編じゃい!」と言われても、「そんなバカな(笑)」という印象です。 ですが、個人的には、学校の友達みんなして弾丸避けやカンフーの真似をしていたいわゆるド直球世代なので、同窓会映画としては「懐かしいな~」という妙な安心感があったり、ワーナーの名前を出して「望まない続編を無理やり作らされる気持ち」を皮肉っていたりと、そういう部分ではとても単染めたのも事実。 まどろっこしいですyが、1作目にあった「本当にこれは現実かどうか?」という演出や、冒頭がそのまんま1作目のシークエンスなので、そうしたところでもなつかしさが感じられました。 カンフーについても、以前はいまいちだなと思っていた部分はあったのですが、今回は「ジョン・ウィック」などの肉体アクション映画を撮ってきているせいか、以前よりも「ダメージがありそう」な殺陣が多かったように感じます。 大絶賛、とまではいきませんが、こういう続編もありなのか、という意味で、楽しい作品でした。
[映画館(字幕)] 6点(2021-12-19 14:45:49)
223.  肉体の悪魔(1947) 《ネタバレ》 
美の貴公子、ジェラール・フィリップが残念ながら高校生には見えないのと、彼らの心が変わった心理描写がいまいち描写されていない点やストーリー自体がよくよく考えればドロドロのメロドラマなので正直、あまり乗れませんでした。 ただ、冒頭の、鏡を見つめながら回想に入っていくシーンや、2人が一夜を共にする一連のシーンや生命を表した暖炉の火、妊娠を直接言うのではなくあくまで含みを持たせて「まだ重くない」と表現するなど、演出面ではなかなか凝っていた場面が多くあり、そう言う意味では観ていて面白かったです。
[DVD(字幕)] 6点(2021-12-17 03:24:48)
224.  女だけの都 《ネタバレ》 
タイトルだけ見ると「どういうことやねん?!」と思いますが観て納得。 17世紀、野蛮で残虐な(と言う噂の)スペイン人が進行してくると聞きつけたブランドル地方のある街を舞台に、臆病風に引かれて狸寝入りならぬ狸死に(そんな言葉あるのか?」する市長に代わって「あたしらが町を守るわよ!」と市長夫人改め肝っ玉母ちゃんらが立ち上がる話。 史実の人々のなも登場するけどあくまでこれは喜劇。実際に現れたスペイン人は実に友好的かつ紳士的。「聞いた話と違うじゃん!?」と思うのはきっと登場人物だけじゃないはず(笑) 何度も部屋に呼ばれてはカーテンを閉める(おまぐわいになる)くだりなど卑猥にならない演出やテンポのいいストーリー展開でとても面白いですし、市長の妄想の「ぼくのかんがえたすぺいんじん」の描写は確かに「この時代でここまでやるか」と思うレベル。 市長の偽装死がバレても特段話に関わってこないのは時代というか、今だったら絶対話に絡めてサスペンスフルに演出するところをサラッと流すあたりがなんだか潔いし、絶対に体調も嘘と知りながらも最後まで夫人の嘘に付き合うあたりがとてもいいです。 いつの時代も女は強く男は馬鹿だな〜と感じさせる作品ですが、そういったところが全く嫌味なく描かれているのでやはりそういった意味でも見応え十分な作品でした。
[DVD(字幕)] 8点(2021-12-17 03:16:59)
225.  オカルト 《ネタバレ》 
「霊体ミミズ」でお馴染み「ノロイ」の白石監督お得意のモキュメンタリー。しかして今回はノロイの時のような純度の高い民間伝承者ではなく結構ざっくりとした感じ。というより出自を日本神話に求めているが、海洋生物や飛行物体、空に浮かぶ得体の知れないもやなどは完全にクトゥルフ神話を意識している(というか九頭呂岩とかど直球すぎ笑) とはいえ、演出方法とかは変なリアリティが漂っていて、本当にヤバそうな雰囲気や得体の知れなさなどはなかなか。 劇伴もなかなかノイジーで雰囲気を盛り上げているしとても良かった。 ラストに関しては「あちらの世界」の描写はちょっとコメディというかサイケ調に振りすぎ?とは思えど、結局人間の考えてることなんて神からしたら道端に転がっている石ころ程度にしかすぎないというような感じが出ていたので個人的に好みであった。 しかしいきなり話が未来に飛ぶのは笑った(あまり未来感は感じられないが)
[インターネット(邦画)] 7点(2021-12-17 03:14:32)
226.  悪魔が夜来る 《ネタバレ》 
前半はメロドラマチックで退屈だなーとか思ってたのですが、中盤以降にジュール・ベリ扮する悪魔がデデーンと出てきたあたりから俄然エンジンがかかってきて面白くなりました。 確かに他の方の解説で「ナチスの隠喩」というのを読んで、確かに、と思いました。 上部は上品だけどその実は傍若無人、万能の力を持っていても大事なものは持っていない、そして、石に変えながらも彼らの心までは支配できず、地団駄を踏みながらも消えていく滑稽さが素晴らしかったです。 そのほかにも、悪魔の力を表現する特殊効果もアナログながらなかなか凝っていて見応えがあり、良かったです。
[DVD(字幕)] 7点(2021-12-12 16:47:15)
227.  ラストナイト・イン・ソーホー 《ネタバレ》 
すごーく雑にいうと、「プロミシング・ヤング・ウーマン」などと同じ題材を扱っているのですが、正直こちらの方が面白かったです。 原色バリバリの照明と気を衒ったアングルとオールディーズ(アレンジ込み)などの音と映像で見せる手法はアルジェントのそれ、というか現代版ジャーロというべき手法。特にいきなり挿入される印象的な殺人シーンはゴア度という意味ではそれほどですがインパクトは抜群。 一見すると、60年代(というか前世紀)の女性の立場の弱さやジェンダーなどのもろもろ、夢半ばで諦めxざるをえなかった悲しい女性の物語などを主軸にしているようでいて、その実そんなのはどうでもよくて、とにかく綺麗な女の子がひたすら酷い目にあって画になるシーンと印象的な殺人シーンがあれば良いわけなので、そういう意味で非常に良くできていると思います。 意外に思える犯人も、序盤の「8時以降の男性来客禁止」「喫煙禁止」というのをうまいこと「夜の洗濯禁止」という禁止事項でカモフラージュしつつ、「愛着があるから売らない」という意味深なセリフでしっかりと明示している点も細かいなと思いました。 そして、はじめてエリーがサンディの姿を鏡で見るシーンがそのまま立場を変えてラストへ持ってくるあたり(そして同じ行動でしめるあたり)イカしているな、と思いました。本来なら7点くらいかな、と思っていたのですがこのシーンで一気に好きになりました。 昨今は変なお気持ち配慮が映画界にも迫ってきていて変にメッセージ性を求めたり、平等だの配慮だのという風潮がありますが、個人的に映画なんてもっと俗っぽいもので良いと思っているので、もっともらしいテーマで煙を巻いていその実ただのグロテスク映画だった、という本作は非常に気に入りました。
[映画館(字幕)] 8点(2021-12-11 02:57:51)
228.  ブラックサイト 《ネタバレ》 
観覧数によって死の時間が早まるというジグソウもびっくりの仕掛けを使った猟奇殺人事件、昨今のネット文化、物見高い、または怖いもの見たさ、より過激なものを求める傾向を良く捉えてるなと思います。 現に新聞やメディアも、印象的な見出し、過激な事件を補導してばかりというのも人の内包するそういった負の感情を理解してるからなのでしょう。 犯人も、そうしたネット文化の被害者、と描かれているので、胸糞悪い事件も幾分かは同情のしようがある気がしますが全然関係ない捜査官を殺してる時点でただの八つ当たりにしか見えないのはちょっと残念でした。 カメラワークだったりとか、緊張感のある捜査シーンなど、なかなか良かったなと思う反面、R15という割にはゴア描写にパンチが無かったのと、唐突すぎるラストにちょっと呆気に取られてしまったので、5点ということで。 まあ作り物なので、それをわかっていて残虐なものを楽しんでる方がよっぽど健全だと個人的には思います。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2021-12-09 04:38:07)
229.  ディア・エヴァン・ハンセン 《ネタバレ》 
パニック障害で苦しむ主人公がセラピストに出された「自分宛の手紙」を、片想い中の彼女の不良兄貴に取られたことから大きな事件に発展するというのが大まかなあらすじ。 まず冒頭からの楽曲がとにかく素晴らしいです。真剣に物語を語ろうとするシーンでも突如歌い始めるので、ミュージカルが性に合わない人には「なにやっとるんじゃ?」というかm寺ではありますが、そうでなければ、歌詞やメロディラインともども素晴らしく、思わず一緒に歌いたくなってしまうような感じです。 内容についても、昨今の問題「誰しも問題を抱えている。だけど、誰かが手を差し伸べてくれる」という内容で刺さる人にはとにかく刺さるでしょう。 ただ、ラストに関しては、結局嘘の情報で記念果樹園ができてそれで良かったん?という感じでした。それから、せっかくエヴァンが嘘である、ということをカミングアウトしtれ、そこからコナーの演奏シーンにを探し出すくだりになるのですが、あそこをやるならせめて「なぜ、友達のフリだ」っていってギブスに名前を書いてくれたかを絡めてくれれば、彼の抱えていた問題とエヴァンの心境がシンクロして、お互い、誰かを求めていた、ということがはっきりわかるのかな、と思いました。 ただ、それを差し引いても、ラストの余韻含めてなかなか良くできた作品だと思います。
[映画館(字幕)] 7点(2021-11-27 13:47:18)
230.  にんじん(1932) 《ネタバレ》 
原作小説は小さい頃にほんのさわりだけ読んだ程度だったのでこんなにハードな内容だったのかとびっくり。 とにかくにんじんことフランソワの不当かつ理不尽な扱いが酷すぎて胸が痛い。 演じるロベール・リナンのなんとも言えない表情が物語をよりリアリティにしていました。 なんといっても母親のクソっぷりが目につきますが父親も大概、だけど息子を愛すれど不器用さも感じられる感じで、最後は美味しいとこどりな感じもしましが、これから父親らしくなって行くことを暗示しており良かったです。 まあ、罪をなすりつけた兄姉に制裁はないんかいとか母親との絆はどうなるんだいとか、短い故の点は気になりますが、原作読めってことで、原作小説へのとっかかりとしてもいいのではないか、と思いました。 なにはともあれ、ブレッソンの「少女ムシェット」のように自殺エンドではなくて良かったです。
[DVD(字幕)] 8点(2021-11-25 02:17:51)
231.  うたかたの戀(1936) 《ネタバレ》 
当時18歳(!?)だったダニエル・ダリューの美しさに尽きる作品。 原作はどうなってるのかわかりませんが、ルドルフ皇太子が今でいうところのダメンズで全く魅力がないのがなんとも(笑) ただ最後の「決意」からの2人の行く末というか皇太子の眼差しなどは今までのダメなやつから一変、という感じで良かったです。
[DVD(字幕)] 6点(2021-11-24 21:28:11)
232.  戦争と平和(1965-1967) 《ネタバレ》 
とにかく「長ぇ!」という印象が先行してrしまいますが、やはり本家本元、スケールが違います。 まずオープニングの、天空から雄大な国土を映すショットで「メリケン産とは格が違うんだぜ!」という意志をひしひしと感じますし、ナターシャが初めて社交界デビューするダンスホールの大きさもなんだか3倍くらいでかいような気がしますし、予算の三分の一を使って、しかも本物のソ連兵12万人を動員して撮影したという戦闘シーンも圧巻を通してあきれるレベル。そりゃ金と人に糸目をつけないで製作できればそうなるよな、という感じですし、モスクワ占領シーンのカオス感も生半可なスペクタクルでは足元にも及ばないレベル。 やたら長いのと登場人物が多いので何が何だかかわからなくなる部分も多々なのですが、なんかすごいもん見たぞ、という気にさせてくれる作品でした。
[DVD(字幕)] 7点(2021-11-15 03:41:06)
233.  戦争と平和(1956) 《ネタバレ》 
オードリー・ヘプバーンにヘンリー・フォンダをはじめ出演陣がとにかく豪華。特にオードリーの、前半の尻軽女っぷりから徐々に芯のある女性へと変容を遂げるシーンを始め、愛らしいと頃はとことん愛らしい表情などで、3時間半、意外と観られてしまいます。後半の戦闘シーンなども、膨大なエキストラやらでとにかく数の勝負、臨場感もありますし、ティベレ川の岸沿いに作られたというモスクワ市内のセットは素晴らしいの一言。 ただ、原作が原作だけにどうしても「戦争メロドラマ」のような安っぽさは拭えず、、、それから3時間半あるのにここまで長くてもまだ「ダイジェスト感」が拭えないのも、まあ仕方ないことなのでしょう。 本家が7時間かけて映像化してますし。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2021-11-14 15:53:07)
234.  ハロウィン KILLS 《ネタバレ》 
こっちに方向転換するかーという感じではありますが、途中でキルカウントを放棄するくらい面白いくらい人が死にます。 殺しのレパートリーも多くそうした意味でも観ていて面白かったです。 3部作(いつの間に?)の第2作目ということで終わりが非常に中途半端なので、これだけだと評価しづらい部分もありますが、怖いシーンやゴアシーンなど見応えはあったと思うのでこの点数で。
[映画館(字幕)] 6点(2021-11-13 21:20:21)
235.  マリグナント 狂暴な悪夢 《ネタバレ》 
正直言うともう少し殺人描写にジャーロ的な派手さを求めていたのだけど、それでも十分に面白い作品でした。 自作の凶器、革手袋、ロングコートにロン毛というインパクトあるいでたち、周りの景色が腐敗していき殺人現場と同化する演出、後半の大虐殺と下手なアクション映画よりもスタイリッシュな殺陣と、ジェームズ・ワン監督がこれまでに撮ってきた作品の総決算と言わんばかりの作風はとても楽しかったです。 悪性腫瘍をとらなければ!のセリフで大体双生児系とは気付くとは思いますがまさかの張り付き具合の衝撃度はピカイチ。 ジャンル映画としてとてもよくできた作品だと思います。 ちなみにタイトルは凶暴ではなく「狂暴」、、、。
[映画館(字幕)] 7点(2021-11-13 21:16:49)
236.  赤い手のグッピー 《ネタバレ》 
あらすじを読んだ時点ではなんのことはない?とか思ってしまいましたが実際に本編を見るとなかなか一筋縄では行かない作品でした。 冒頭からグッピー家の面々の描写が延々と続き、どこにいくの?と思っていたら殺人や窃盗、とどんどん展開していき「結局どうなるの?」という感じでした。 結構なスロースターターな作品、しかもそれなりに事柄が複雑に絡み合うのでなかなかとっつきにくい感じを受けましたが、後半、というか終盤の推理もの(犯人というか事件の詳細がこちらはわかっているにもかかわらず描かれる)になる展開からの、上へ上へと目指す様、そして、なkだかなで丸く収まる最後などはなかなか余韻もあり面白かったです。
[DVD(字幕)] 6点(2021-11-07 18:54:35)
237.  幸福の設計 《ネタバレ》 
前半は大してハマらずに、向かいの店のエロ親父のことが気になってしょうがなかったのですが(笑)、中盤以降、当選した宝くじをなくしてしまうくだりから俄然面白くなってきました。 前半の本のくだりが何気なく伏線になっているあたり難いなと思いました。 同じような題材で「ル・ミリオン」みたいな感じかな、と思っていたのですが、市政の人々の何気ない暮らしと、くじの行方を探すハラハラの両方を味わえるとても面白い作品でした。
[DVD(字幕)] 8点(2021-11-07 18:53:53)(良:1票)
238.  肉体の冠 《ネタバレ》 
ベッケルの作品は個人的に合うものと合わないものがあるのですが今回は後者の方でした。 シモーヌ・シニョレがあまり好きではないというところも起因するのですが。 ただ、過不足ない設定や男の友情、殺人といった要素が色々と絡み合ったものは見応えあったのかな、という感じでした。 全体的にあまりピンとこなかったのですが、終盤の、ルカを殺そうとするシークエンスからの流れは個人的に良かったです。
[DVD(字幕)] 5点(2021-11-07 18:52:31)
239.  エターナルズ 《ネタバレ》 
あまり言いたくはないのだけど、正直「エンドゲームでやめとけば良かったんじゃない?」と思ってしまいます。 今回の作品は丁寧だし、それな要りに面白いしところどころの画も綺麗ですが、まず長い。 そして時代が結構色々飛ぶのでちょっととっ散らかっているイメージ。 時代に配慮してるのかポリコレ要素も満載。描かれ方は普通にしても、わざわざ原作設定変えてまで入れる必要はあったん?それにしては作品に深く関わってきてなくない?という違和感が先行してしまいました(くれぐれも言っておきますがマイノリティの登場人物がいらないと言っているのではありません) そして敵。味方の力吸収してあんだけ強そうだったのに扱い結局かませ犬?あっさり三枚におろされてましたけど、だったら初めから倒しとけよという印象。対してイカリスが裏切って実質ラスボスになりましたが、ディヴィアンツ(ボス)にさえ勝てていなかったのに「こいつは最強」とか言われても強さが全然伝わってこないし、空飛ぶのと名前が似てるからって太陽に突っ込ませるのは安直すぎ。イカロス(ギリシャ神話)はそういう理由で太陽に向かったんじゃないでしょ?とか色々思ってしまって純粋に楽しめませんでした。 戦闘は格好いいのですが、どうしてもジャスティス・リーグ系のDC映画群のような印象を受け、「これやる必要、ある?」という感じ。 色々と詰め込みすぎてるので、もっと純粋にエンタメに振り切っても良かったんじゃないかと思いました。 もう一度見れば印象が変わるかもしれませんが。
[映画館(字幕)] 6点(2021-11-06 12:18:50)
240.  ホテル・ムンバイ 《ネタバレ》 
これが実話ということがとても胸が痛いのですが、映画としては実にエンターテイメントとして面白くできていると思います。 ただ、完全無欠のヒーローがいるわけでも英雄になるキャラいるわけでもない(一応アルジュンがその役を担う形にはなりますが)ので人が徹底的に無慈悲に死んでいきます。 変な微格も何もなくただただ「殺戮」という作業的な工程として。もちろん反撃も脱出劇も失敗します。そして「神に栄光あれ」という非常に馬鹿げた思想から利用されてしまったテロリストたちの滑稽さも相まって、首謀者の卑怯さも浮き彫りにされ非常に胸糞が悪くなる展開。初めから自分で実行しろって話です。 話がそれましたが、どうやって脱出するか?いつどこから弾が飛んでくるかわからない緊張感も相まって2時間集中しっぱなしでした。 ただ清々しい緊張感ではなかったです。 このテロで犠牲になった人の冥福を祈りながら、2度とこうした馬鹿げたことが起こらないことを祈ります
[CS・衛星(字幕)] 8点(2021-11-03 04:22:01)
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