221. スーパーの女
たしかにスーパーの社員研修には使えるかもしれないけど、主婦歴ウン十年には食品の見分け方なんかジョーシキだしあまりに普通っぽすぎて印象が薄い。 5点(2003-03-13 22:35:45)(笑:1票) |
222. ニードフル・シングス
スティーブン・キングの原作だから話が含蓄に富んでておもしろい。古物商に姿を借りた悪魔が平和だった田舎町にやってきて、その人の欲しいものをえさに誰かを憎んだり、困らせたりあげくには互いに争わせて殺人までおきる。その異変の原因に気づいたエド・ハリスが悪魔を糾弾、自殺の道連れに炎の中で死んだと思われたのに不死身だから生きてて、またどこかの土地で同様のことをするだろうという終わり方。世界中のあらゆる揉め事、戦争もこういう悪魔に魅入られた人間の欲望の結果だというメッセージを感じる。単なるホラーのB級映画に見えるけどこうして見たらけっこう面白かった。 6点(2003-03-11 23:15:09) |
223. シティ・オブ・エンジェル
なに、この泣いてくださいって言わんばかりのストーリー。しらけて泣くどころじゃない。もう見え見えなんだから!大宣伝で誘われて、時間もお金も損した。もう駄作を見る余裕はないから、いつも厳選してるつもりなのに失敗した数少ない作品なんです~ 2点(2003-03-10 23:14:58)(笑:1票) |
224. シックス・センス
ラストのビックリより良かったのは、死者が見えちゃうことが言えなくて、母親にも理解されずにいたハーレイ君が、車の渋滞の時におばあちゃんとのエピソードを話すとようやく理解される。このとき驚いて泣くお母さんがいいです。ここの感動のシーンがあったからただのホラー以上の作品になった。一人で恐怖に耐えるハーレイ君はどんなに怖かったでしょう。 彼の演技は本当にうまいと思う。あとあんなに仲の良かった妻がなぜ冷たくなったのか、彼は撃たれてからどうなったのか、というのも伏線が張られてて二度以上見るとなお面白い。 8点(2003-03-10 22:58:42)(良:1票) |
225. 6デイズ/7ナイツ
冒険アクションもの・なんだろうけど話が面白くない。冒険アクションならもっとワクワクさせて欲しい。最後に麻薬取引の海賊とアクションとか、壊れた飛行機を直して無人島脱出なんてイージーだし、、私は劇場で見たんだけど、ハズレ映画はツライ・・・ 3点(2003-03-10 22:40:53) |
226. シザーハンズ
手がはさみの人造人間ってな発想がすごいファンタジー。白塗りおちょぼ口のディップの純情さが可愛い。いつも脇役だけど、ダイアン・ウィーストが好き。ここでも人のいいおばさんです。ティム・バートンの頭の中ってどーなってるのかしら?いつも奇想天外で楽しませてくれるから大好き。はさみの手で素晴らしい紙きりをしたり、植木カットをしたりのシーンも楽しい。 8点(2003-03-10 21:44:25) |
227. シコふんじゃった。
久々に日本映画が元気になった1本。何度見てもおかしくてホロリとする。マイナーな相撲でこういう見せ方をするなんて発想がすごい。個性的な役者たちもみないいし、モックンが相撲に目覚めるにつれ、逞しく成長していくのも見てて気持ちがいい。周防監督しばらく便りなし、何時かいつかと次回作を待っているんですけど・・ 8点(2003-03-10 21:31:15) |
228. 始皇帝暗殺
見たときは大作らしい作りがそれなりだった気がするが、記憶が薄れるのも早かった。コン・リーの存在感と、大きなプール?での暗殺シーンくらいしか思い出さない。 5点(2003-03-10 20:53:58) |
229. 39 刑法第三十九条
堤真一の多重人格を「装う」演技力と京香さんのがんばりを評価。刑法39条を考えさせる点においても問題提起となるだろう。ケースバイケースといえないのが法律の辛いところだけど原則的には「罪は罪」償うべきではないか。被害者感情としてはそうでなければやりきれないだろう。 6点(2003-03-07 15:22:56) |
230. さらば、わが愛/覇王別姫
レスリー・チャンがとにかく素晴らしかった。立ち居振る舞いから踊る時の指の先まで女型がにじみ出ている。時代の変革を背景に描かれる子供時代からの長いお話にどっぷり感情移入して見入ってしまった。一人の男をめぐって女は愛を、男(女)は芸をかけて争うがこの三角関係がコン・リーのうまさもあって見ごたえがある。文革で愛する男に裏切られて絶望するレスリーが切なくて哀れ。 9点(2003-03-07 14:47:39)(良:1票) |
231. サブリナ
「サブリナ」という古臭い話を前作はオードリーの魅力だけで見せたのを、何でリメークしたのか不可解。オードリーの魅力に勝る女優がいるわけないし、誰がやっても失敗に終わるのは目に見えている。オーモンドも横顔はちょっとバーグマン似で綺麗なんだし、リメイクでなければよかったのにねえ。 話はこっちのほうが現実的で納得できる。 5点(2003-03-07 14:38:04) |
232. ザ・ハリケーン(1999)
点数のほとんどはD・ワシントンに。アカデミーにもっともふさわしい演技だったのに残念!天才ボクサーとして試合のシーンなど本物の素晴らしさだし、長年の刑務所暮らしで人間として自己を高め、昇華していくのを演技力で見せるがいつもより以上に凄い。ボブ・ディランまで歌を作り冤罪を訴える運動が盛り上がったのに、どこがカナダ人たちと違ったかといえば、最初の活動がシュプレヒコールだけだったのに対し、カナダ人たちのは真実を明らかにする現実的な行動をおこしたことである。法廷は何より客観的事実を第一とする。新たな証拠、証言がなければ再審は難しいのだ。3人のカナダ人と少年、ラズローのハリケーンに対する友情の深さに感動する。彼らはハリケーンをただ無罪にしただけでなく、絶望のふちにいた彼に手を差し伸べ「人を信じる心」を取り戻し「希望の光」となったのだから。これが実話であることによけい感動をおぼえる。 9点(2003-03-07 14:20:47)(良:1票) |
233. サイモン・バーチ
こんな小さな子供が信仰や自分の存在意義について考えるなんて普通では考えられない。障害があるがゆえに考えざるを得なかったのかもしれないけど、人は困難にあってこそ真剣に生きられると思わされる。二人の子供の友情が感動的。 8点(2003-03-07 13:33:31) |
234. JFK
真実を知りたい。で、本も読んでこの映画を見てかなり真実に近いところに迫っていると思われた。アメリカではタブーに近い扱いになっているのもおかしい。それをあえて真正面から取り上げ、映画にした製作者、監督は偉い!一種の問題提起ね。大統領の暗殺という大、大事件なのにあの程度で捜査を切り上げるのは何かあるとしか思えない。冷戦時代に外交政策に軟弱と思われていたケネディを抹殺したい反対政治勢力のあったことは事実であろうと思う。コスナーは熱演賞。 9点(2003-03-06 23:18:19) |
235. G.I.ジェーン
デミ・ムーアの坊主頭と筋肉ウーマンぶりばかりが強調されてたけど、記憶に残るのもやっぱりそれだけだった。がんばった割には今ひとつだった。 5点(2003-03-06 23:07:03) |
236. サイダーハウス・ルール
美しい水彩画を見るような雰囲気の作品。ジンワリ心に残るがまた時をおいて見ると、違う味わいになるかもしれない。マイケル・ケインは存在感があるすばらしい役柄と演技だった。トビーの純粋さも美しい。 8点(2003-03-06 17:20:35) |
237. 真実の行方
多重人格を見分けるのは難しい。こんな演技力でやられたら精神科医も騙されるかもしれない。「刑法39」で堤真一がやったり、テレビドラマ「存在の深き眠り」で大竹しのぶ(これはほんとの多重人格の話)がやったけど、こちらもうまくて感心した。でもノートンの人の良さそうな童顔で悪人格をやっても、ホントにわるそーには見えなかった。興味のある人は、多重人格の本「ビリー・ミリガンと24の棺」など読んでみてね。アメリカでは結構多いらしく各種の本が出てます。 8点(2003-03-05 23:49:07) |
238. 交渉人(1998)
ストーリー展開がスリル満点で最後までひきつけて見せる。駆け引きなんぞ「こんなのありなんだー」って知って面白かった。 7点(2003-03-03 23:47:23) |
239. ゴースト/ニューヨークの幻
アメリカって幽霊ものが好きなのねえ。死後の世界か「死」をよほど恐れているのかと思ってしまう。デミ・ムーアがきれい。これじゃ死に切れないね。ウーピーのインチキ霊媒師の役どころがとても面白くて、この映画をグレードアップさせた気がする。ラスト、ウーピーに乗り移って抱きしめてあの世に行くってのが泣かせる。 7点(2003-03-03 23:38:26) |
240. 幸福の条件(1993)
札束で人の心を買うなんて発想自体が下品でエゲツナイ。しかも札束に心が動く夫婦。特に夫!なんだっ、情けない!しかもこれがテラテラのひひじじいだったら成り立たないんだけど、ハンサムでかっこいいレッドフォードを持ってきたりして・・・(こんなのに使わんといて!)見るだに腹立たしいような中身のうすーい映画。 3点(2003-03-03 23:30:39)(笑:2票) |