221. セロ弾きのゴーシュ(1982)
音楽には疎い者ですが、60分音楽漬けで心地良かったです。動物たちの動きもユーモラスで良い(特に「たぬきの子」の振舞いが可愛すぎる!)。そして、ジブリについて、私はこの古い時代ののっぺりした絵柄が好きなんだと再認識しました。 [DVD(邦画)] 9点(2020-03-15 12:58:57) |
222. お熱いのがお好き
●自分にとっては安心のビリー・ワイルダー印ということで、今作品も楽しめました。●マリリン・モンローの出演作は初めて鑑賞したのですが、後に伝説となるのが理解できるほど魅力的な女優さんですね。●バンドの演奏をきちんと聴きたかったですが・・・、それでもラストは最高。「完璧な人間はいない」。・・・確かにそうですが、本当にいいんですか?いいんですか~?フィールディング三世さん?とツッコみたくなりました。 [DVD(吹替)] 9点(2020-03-14 17:01:49) |
223. ジェイコブス・ラダー(1990)
ランボーやディア・ハンターのようなベトナム戦争のトラウマを扱ったものと思いきや、反対の作品でした。タイトルの意味を知ってから見直すと、荘厳さが増すのが不思議です。 [DVD(字幕)] 8点(2020-03-14 16:41:58) |
224. 嘘八百
《ネタバレ》 う~ん。それなりに面白かったんですが、結果的に一番楽しいと思ったのが、序盤の主人公二人による騙しあいだったのは残念です。近藤正臣に一矢報いず終わるというのはありえないので、後半はまあ予定調和な展開なりに満足しました。しかし、ラスト10分のオチは何ですか?周りをウロチョロするだけで全然役目を持っていない二人の存在意義は、あれをやることだったと?しようもないことをよくもやってくれましたね。余韻が木っ端みじんですよ。あれでマイナス2点! [DVD(邦画)] 4点(2020-03-03 00:43:40) |
225. アンネの日記(1959)
実話を元に制作されたことを念頭に置くだけで、サスペンス感が何倍にも増します。本棚の向こうに警官が迫る場面など、こちらまで息が詰まりそうでした。 [DVD(吹替)] 10点(2020-02-27 19:11:43) |
226. ポルターガイスト(1982)
監督が「悪魔のいけにえ」作ったのと同じ人なんだぜ、と言っても信じてもらえないくらいマイルドな印象。最後の10分を除けばホラーではなくSF作品ですね。異世界にいる女の子との交信シーンには、想像力が刺激されて素敵。 [DVD(字幕)] 6点(2020-02-18 23:47:37) |
227. 独立愚連隊西へ
「独立愚連隊」と続けて観ましたが、どっちもひょうきんなノリが自分には合いませんでした。 [DVD(邦画)] 3点(2020-02-14 22:51:44) |
228. ウルフ・オブ・ウォールストリート
げっそりします。セックスしか楽しみがないのか?と聞きたくなる乱痴気騒ぎが終始続くだけ。「ウォール街」のような他人を利用して儲けていることへの葛藤・心の揺らぎが主人公にも仲間にもありません。人物がみんなゴードン・ゲッコーを2~3段階スケールダウンしたような感じで、ストーリーにも起伏がないため、3時間損した気分でいっぱいです。ホントうんざり。 [DVD(吹替)] 3点(2020-02-11 17:46:07) |
229. ライフ・イズ・ビューティフル
最初から最後まで、ず~っとしようもないことを周囲の人間を無視してしゃべり続けるグイドがうざったくて、ストーリーが頭に入ってくれませんでした。闇の中で死体の山を目撃してからようやくまともな人間になった印象です。 [DVD(吹替)] 1点(2020-01-25 23:04:51) |
230. 独立愚連隊
従来の戦争映画のイメージと異なるゆるい雰囲気は特別に感じられるが、だからと言って面白いわけではない。 [DVD(邦画)] 4点(2020-01-25 18:36:18) |
231. ブラック・クランズマン
《ネタバレ》 『國民の創生』を流しながらヘイトで盛り上がる(一見善良なおばさんが一番熱狂する姿がショッキング)人々の中で我慢しきったロンに何でも良いから賞をあげたいと思いました。この物語ではKKKに一撃を与えて終わりますが、エンディングのドキュメント映像で暗澹たる気分になります。人種差別は現在進行形で解決が見えないんですよね。 [DVD(吹替)] 8点(2020-01-24 19:22:39) |
232. ゴーン・ガール
《ネタバレ》 用意周到、まさかの事態までも己の有利になるよう利用してしまう。エイミーは極端な例ですが、自分より頭脳明晰な奥さんへの恐怖心は少なからぬ男性が持つのではないでしょうか。この物語はエイミーの望む形で決着したように見えますが、中盤、金を強奪して逃げた二人組によっていずれ真相が露見するんだろうと思います。 [DVD(字幕)] 8点(2020-01-24 18:55:28) |
233. ケープ・フィアー
《ネタバレ》 後半で実力行使に出てしまうのは都合上仕方ないのでしょうか。一人娘を籠絡した時点で一家をこのまま破滅に追い込めると感じましたし。 [DVD(吹替)] 8点(2020-01-24 18:10:59) |
234. サイレントヒル
魔女とかオカルトを持ち出すと、何でもありになってしまって、いけませんね。怖いと感じたのは、⓵灰が絶え間なく降る町の光景が初めて描かれたシーン⓶ラスト、夫と電話がつながっているのに話せないシーン。ああ、二人とも異世界の住人になってしまったんだと。 [DVD(邦画)] 2点(2020-01-22 23:24:48) |
235. 夜と霧
高校の教材として使用したらどうでしょうか。人間は、思想次第で見ず知らずの人間にここまでやる存在なのだと理解できます。 [DVD(字幕)] 9点(2020-01-22 20:04:00)(良:2票) |
236. U・ボート
飛行機に乗った時も恐怖を感じましたが、水面下を潜水艦で移動するのも想像するだに怖いですね。海底に沈んで、時間をかけて窒息死するのは絶対にご免こうむりたい。 [DVD(邦画)] 7点(2020-01-22 19:57:07) |
237. ゾディアック(2007)
《ネタバレ》 時間が何か月後、何年後とポンポン飛んだり、解決するかに見せて未解決で終わるのは実話ならでは。時間を返してほしいとは言いませんが、これだけやって確かなことは何も分からないんですか・・・と・・・思いました。事件に翻弄される人々を描くのが主眼であったのなら、仕方ありません。 [DVD(字幕)] 4点(2019-12-28 16:25:20) |
238. ウォール街
《ネタバレ》 目的達成のため、手段を選ばないことには徹底しているゲッコーと、時おりためらいを見せるバドでは、いずれ衝突が起こるのは予想できるのですが、その過程がとてもドラマチックでした。ゲッコーのイケイケぶりと、カール・バドの親子関係で2倍楽しめます。ラストで敗北した主人公にもわずかに救いがあるのも良かった。(追記)「アンネの日記」で魅力を感じたミリー・パーキンスの出演記録をたどっていて、この作品に当たりました。作品自体には満足しましたが、ミリー・パーキンスについてはチョイ役で残念でした。主人公の母親役なのに・・・。 [DVD(字幕)] 8点(2019-12-28 11:59:17) |
239. 太平洋奇跡の作戦 キスカ
《ネタバレ》 三船敏郎演じる大村少将が頼れる雰囲気を持ちすぎですね。この人なら必ず目的を達成するだろうと感じてしまいますので、大丈夫かな?やれるだけのことはやったが、う~ん・・・と自信不足な指揮官なら、よりスリリングだったろうと思います。ところで、本作の時期は昭和18年半ばです。この後、終戦までの2年間、玉砕、特攻と多くの人命が失われたことを考えると、今回、人命を重視した作戦が成功したと手放しで喜べない気がします。 [DVD(邦画)] 8点(2019-12-28 10:48:56) |
240. サバイバルファミリー(2017)
ご都合主義がひどいと思う箇所はいくつかありましたけど、「日本沈没」以来の非常事態シミュレーション映画として楽しめました。電化製品が使えない、水・食料が手に入らないのもつらいですが、情報が極端に制限されることが怖いと感じます。遠隔地の状況が直接行ってみないと分からないというのは、しんどいですね。作品中、大勢の人があちこちを目指して動きますが、そのほとんどの動機は、確かな情報がないのでとりあえず行ってみるしかない、ですもんね。 [DVD(邦画)] 7点(2019-12-25 17:40:34) |