221. パニック・ルーム
それなりに面白く見られます。ただ、もう少し面白くなりそうでならないので、やや歯ぎしりしたくなる作品でもあります。特に、デビット・フィンチャー監督だから、とか、「ジョディが『ハンニバル』を蹴って出演した作品」というガセネタを信じていたりすると、期待を裏切られる気分になると思います。 [DVD(字幕)] 5点(2011-11-22 23:41:03) |
222. エンゼル・ハート
80年代臭が鼻につくのは兎も角、デ・ニーロの風貌や爪で、途中からネタ割れするのが難点。使いつくされたプロット故か。 [DVD(字幕)] 6点(2011-11-15 22:06:14) |
223. 昨日・今日・明日
ナポリ、ミラノ、ローマそれぞれの都市らしいアネクドート。マルチェロ・マストロヤンニが、それぞれに「らしい」芝居をしている。 [DVD(字幕)] 6点(2011-11-15 15:03:25) |
224. 刑事コロンボ/策謀の結末<TVM>
生粋の日本人なので、詩人にも、詩にも、そして残念ながら、アイリッシュ音楽にも敬意をもっていないこともあってか、ごちゃごちゃした割には、なぞ解きを陳腐であるとしか、感じられなかった。 [CS・衛星(吹替)] 5点(2011-11-14 21:51:04) |
225. ロボコップ(1987)
《ネタバレ》 上映当時映画館で見て、久しぶりにテレ東の吹き替えで見たのだけど、ずいぶん残虐な表現のある映画で、当時子どもだった私が、そういう場面を覚えていなかったのが不思議。最後の場面だが、重役(取締役)なんだから、会長の一言で解任することはできないと思うのだが。 [映画館(字幕)] 6点(2011-11-14 15:26:58) |
226. ドアをノックするのは誰?
よくできている気もするが、この映画の背景に共有されている社会的価値観がわからなくて、いらいらする場面が多かった。社会的価値観がわからないと不満足レベルの映画ともいえるかもしれない。 [DVD(字幕)] 5点(2011-11-14 08:09:05) |
227. グッドナイト&グッドラック
こういうタイプの映画が大好きで、ジョージクルーニーにも期待していたのだが、そこまで期待に応えてくれる映画ではなかった。 [DVD(字幕)] 6点(2011-11-13 23:23:08) |
228. ストロンボリ/神の土地
時代的文化的な感性を持ち合わせてないため、誰の何に感情移入してよいかわからないまま突然終わってしまったが、昭和の日本的価値観の中で育った私としては、夫と子どもを捨ててイタリアにわたってきたバーグマンをカリカチュアライズした悪意のある作品、のようにも思えてならなかった。 [DVD(字幕)] 6点(2011-11-12 15:51:33) |
229. トラフィック(2000)
気合いを入れないで寝っ転がって見ていたので、なにがなんだかわからないうちに終わった。ただ、きちんと気合いを入れて正座してみると、絶対に良い映画らしいことだけは分かった。もう一度、絶対見直そう。 [ビデオ(字幕)] 6点(2011-11-12 15:36:02) |
230. マネーボール
いくらコロンビア(ソニー・ピクチャーズ・エンタテインメント)が制作したからって、VAIOで分析している時点でダメな感じがする。 [映画館(字幕)] 7点(2011-11-12 00:01:22) |
231. 刑事コロンボ/攻撃命令<TVM>
コロンボシリーズでは、犯行の一部に電話が使われる作品がいくつかあるが、「通話記録」をすぐ調べるケースと、この作品含め、全く触れられないケースがあり、いつも納得がいかない。この作品も、「通話記録」を調べれば、一発だと思うのだけど。 [CS・衛星(吹替)] 4点(2011-11-08 08:38:05) |
232. 蘭の肉体
この続編が、オゾンの「まぼろし」である…という冗談はさておき、『愛の嵐』以上にシャーロット・ランプリングの美しさを見るための映画。脚本か、撮り方か、どちら変わらないが、どちらかを良くすると、もっと良い映画になったような気がする。陳腐な原作を、ここまで幻想的にしたのは素晴らしいとしても。 [DVD(字幕)] 6点(2011-11-08 00:58:39) |
233. 女ともだち(1956)
当時としては新しさがあったのかもしれないが、今見ると安っぽい「トレンディ・ドラマ」。アントニオーニらしくない。 [DVD(字幕)] 5点(2011-11-06 17:13:25) |
234. さすらいの二人
よくできた設定だし、ジャック・ニコルソンも頑張ってるし、アントニオーニらしさもうまく出ている。しかし、今一つ、つまらない作品なのは、設定とニコルソンとアントニオーニのどこかの組み合わせがうまくないのだろう。 [DVD(字幕)] 7点(2011-11-02 06:40:39) |
235. 唇からナイフ
これを見る人は、モニカ・ヴィッティに何かを期待をしてみる人だろうが、その期待は完膚なきまで裏切られるであろう。 [DVD(字幕)] 4点(2011-10-30 21:34:43) |
236. 山猫
この映画にもう少し早く出会っていたかった。 [DVD(字幕)] 9点(2011-10-30 01:48:20) |
237. 恋愛日記
自分の中にある、なにかに触れるような作品だった。ここまでではないにせよ、こういう体験を自分の中に持つ男性、女性は、少なからずいるのだろうと思う。それをどういう体験として、自分の中に位置付けているかは、人それぞれとしても。 [DVD(字幕)] 7点(2011-10-28 14:23:46) |
238. 愛すべき女・女たち
五話までは、つまらないなりに、統一感があったのだが、六話でややこしくして、よけいにつまらなく感じた。 ジャンヌ・モローもこの役をやるには、ちと歳がいっている。 [DVD(字幕)] 4点(2011-10-24 00:26:27) |
239. リサと悪魔
42歳シルヴァ・コシナが妖艶!54歳アリダ・ヴァリにはもうちょっと若い役やらせろ!…という感想くらいしか出てこないくらい、何が何だか。これを衛星第2とはいえ、NHKでやったというのだから、NHKもどうかしている。新エクソシスト/死肉のダンスでなぞ解きされると、ちょっとは分かった気になるが…。 [DVD(字幕)] 2点(2011-10-14 00:10:10) |
240. 新エクソシスト/死肉のダンス
マリオ・バーヴァには悪いが、やっぱり、LISA AND THE DEVILに比べると、はるかにこっちが映画になっている。本作の意図がようやくこっちを見て分かったくらいだ。◆ところで、悪魔つきとかエクソシシムというよりも、日本的悪霊の話なので日本人的には納得できるのだが、こんなもんで西欧圏の人たちは納得できるんだろうか。それから、split personalityを字幕で「精神分裂」と訳すのは完全に誤訳だな(解離性人格が正しい) [DVD(字幕)] 5点(2011-10-14 00:04:58) |