221. 欲望という名の電車(1951)
いや~な汗をかいたような全編を覆う陰鬱なトーン。そして衝撃のマーロン・ブランド! 役者の、そしてこの映画の存在感! [DVD(字幕)] 8点(2006-04-26 23:32:53) |
222. 一日だけの淑女
オスカーのエピソードを含め、たまらない作品ですね。ありえないと思いつつも映画の魔法にかけられてグッときました!頭の先から突き抜けるような俳優陣の発声も心地よい。 [DVD(字幕)] 8点(2006-04-24 06:29:35) |
223. マルクス兄弟 オペラは踊る
爆笑、爆笑、感動、爆笑。こんなに腹抱えて笑わせて、それでいて観応えのある映画は、そうはないでしょう!ピアノ芸なども含め超一級の"芸"のオンパレード。思わず唸ってしまいました、凄い。 [DVD(字幕)] 10点(2006-04-23 22:10:35) |
224. 嘆きの天使(1930)
毒と分かっていても手を伸ばしてしまう毒を撒き散らかすマレーネ・ディートリッヒの代表作。痛いほどに美しい名作ですね。ディートリッヒにこんな視線で見られたら、のた打ち回りますよ、そりゃあ。完全に手の届かない女性(当たり前だけど)だけど、もし仮に届いた瞬間にピンポンダッシュで地平線まで逃げてしまうような(・・・情けない)まさに銀幕のスタア! [DVD(字幕)] 9点(2006-04-20 00:17:36) |
225. 南太平洋(1958)
評価の難しい映画ですねー。と言うのも映画そのものより音楽が素晴らしすぎるんです。このサントラ盤はマスター・ピースで何故かビートルズの『サージェント・ペパーズ』を引き合いに出して、でもこっちの方がいいかも?と思えます。 [DVD(字幕)] 7点(2006-04-17 05:54:34) |
226. 北北西に進路を取れ
《ネタバレ》 理屈ぬきに楽しめる娯楽映画。一種ヒッチコックらしからぬとも言えますが、繰り返し観たくなる作品です。"女を犠牲にしないと勝てない勝負なら、負けることも考えろ!"みたいな台詞(正確でないかも?)にはシビレました。 [DVD(字幕)] 9点(2006-04-17 05:45:19) |
227. 會議は踊る
この1曲、"ただ一度だけ"胸躍る永遠のメロディ。何度観ても心はずむ、あのシーン。大切な宝物のような作品。 [DVD(字幕)] 9点(2006-04-16 23:20:18) |
228. 雨に唄えば
すべてのレヴューシーンが健全でありながら爆発的な覚醒作用がある。ミュージカル映画だけに許される構成を逆手にとって、ミュージカル映画にみんなが期待しているもののすべてがあり、その醍醐味が凝縮されている。なぜここで唐突に歌いだすのか?なぜここで唐突に踊りだすのか?そんなお門違いな素朴な疑問の全部を吹き飛ばして、それでいてその全部に答えを出している。 個人的に最高なのは、滑り込んだジーン・ケリーの前に帽子をつま先にかけたシド・チャリシーの足が映される、そこから僅か数分の計算されつくした素晴らしいシーン。彼女の登場シーンは僅かではあるが、この最高傑作と言えるミュージカル映画へ残したインパクトは計り知れない。 [DVD(字幕)] 10点(2006-04-16 19:11:07)(良:1票) |
229. 嘆きのテレーズ
これは面白いですねー!グイグイ引きつけられて一気に鑑賞しました。追いつめられ型心理サスペンスで、特にシモーヌ・シニョレが素晴らしいです。 [ビデオ(字幕)] 8点(2006-04-16 09:46:50) |
230. アパートの鍵貸します
この国、この時代、この空気。オフィスの雰囲気、アパートの構造。 数々の小道具、脚本、台詞にジャック・レモンとシャーリー・マクレーン。 全てが粋。最高です。完璧です。これぞ映画! [DVD(字幕)] 10点(2006-04-14 23:54:54) |