221. ナインハーフ
《ネタバレ》 ミッキー・ロークが絶頂を極めた作品でしょう。ブームとなり大ヒットしましたが、内容はあまり深いものではなかったように思います。ハイライトは、キム・ベイシンガーとの雨中のガッツ・ファイティングで、目が点となりました。キム・ベイシンガーが映画女優としてのキャリアを順調に積んでいくのに対し、ミッキー・ロークはこの後、出演すれどもぴりっとせず、日本のリングで「猫パンチ」を披露して人気下降していくことになります。 [映画館(字幕)] 6点(2009-06-06 01:26:19) |
222. レスラー
《ネタバレ》 80年代のLAメタルがBGMに多用されているのが嬉しかったです。タイトルバックに使われたクワイエット・ライオットの「メタル・ヘルス」で一気に盛り上がります。それしかできない男がそれをやる、いいですね。しかし、ストーリーは思いのほかひねりが少なく、淡泊な味わいの展開です。ミッキー・ロークはさすがに年取ったと思いましたが、年老いてなお隆々とした筋肉は見事で、文字通りの体当たり演技は実に良かったです。できることなら、アカデミー賞の主演男優賞を取らせてあげたかったものです。マリサ・トメイの肉体美も鑑賞に値する素晴らしいものでした。 [試写会(字幕)] 7点(2009-06-06 01:02:02) |
223. レッドクリフ Part II ―未来への最終決戦―
面白かったです。小説や漫画、あるいはゲームで知っていた三国志を、これだけのスケールで見せてくれたのだから、良しとします。PWRT Iに比べ、出番がちょっと減った金城武ですが、彼らしい「孔明」で、素晴らしかったです。 [映画館(字幕)] 8点(2009-05-05 11:43:01) |
224. おくりびと
泣きました。号泣ではありません。とめどなくすすり泣きしました。死者の尊厳を守ること、職業に誇りを持つこと、大事なことだと思いました。 [映画館(邦画)] 9点(2009-04-02 02:17:05) |
225. ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ
タイトルからして「ウエスタン(Once Upon a Time In The West)」の現代版であろうかと思いこみ鑑賞しました。しかし、マカロニウエスタンの巨匠レオーネに期待したものが大きすぎたのか、傑作の域に達していないように観賞後感じました。ストーリーと時間軸を不必要にいじってしまった気がします。しかし、撮影よし、音楽よし、役者よしで、これらは本当に素晴らしかったです。 [映画館(字幕)] 7点(2009-04-01 01:00:31) |
226. ウエスタン
《ネタバレ》 セルジオ・レオーネがアメリカで撮った西部劇です。とてつもなく長い映画です。でも、この長さこそが本作の命と言ってよいでしょう。息詰まる「タメ」の感覚がレオーネの真骨頂ですね。オープニングの格好良さと言ったらありません。この冗長なオープニングで、私たち見るものを一気に西部劇の世界に引き込んでくれます。ジェットコースター・ムービーに慣れきっている方にはテンポが遅く感じられるでしょうが、映像を舐め尽くすようにしてじっくり見て欲しいと思います。モニュメントバレーあり、鉄道シーンあり、お決まりの決闘シーンあり。そして、見事な長回しに群衆シーン。主要登場人物4人にそれぞれテーマ音楽が流れるのも粋です。 [DVD(字幕)] 9点(2009-04-01 00:45:16) |
227. ドクター・ドリトル(1998)
がんばって原語で鑑賞しましたが、なかなか英語が手強かったです。映画の出来は悪くないと思いましたが、私の好みにちょっと合わない感じがあって、申し訳ありませんが、この点数です。 [DVD(字幕なし「原語」)] 4点(2009-03-30 01:35:15) |
228. ドリトル先生不思議な旅
その昔映画館でしっかり見ました。絢爛豪華で、豪快な展開。とても面白かったです。 [映画館(字幕)] 6点(2009-03-30 01:21:36) |
229. 街の灯(1931)
鑑賞はずいぶんと昔のことですが、鮮明に覚えています。私は泣きに泣きました。鼻水がずるずると落ちてきて止まりませんでした。なんと、この日は「ポセイドンアドベンチャー」との2本立てで、すでに「ポセイドン」を見終え、大泣きしていたにも関わらずです。誇張でなく、脱水症状になるほど涙がちょちょ切れました。感動作2本を見終えた後のコーラは、実に美味しかったです(当時、未成年)。 [映画館(字幕)] 10点(2009-03-27 23:29:52) |
230. ポセイドン・アドベンチャー(1972)
鑑賞はずいぶんと昔のことですが、鮮明に覚えています。私は泣きに泣きました。鼻水がずるずると落ちてきて止まりませんでした。なんと、この日は「街の灯」との2本立てだったのです。涙がちょちょ切れすぎて、誇張でなく脱水状態になりました。登場人物達の運命も、私の映画鑑賞も、過酷でした。 [映画館(字幕)] 10点(2009-03-27 23:23:05) |
231. グエムル/漢江の怪物
新感覚のモンスター映画でなかなか面白かったです。ソン・ガンホは存在感のある良い役者ですね。前半はスピード感がありましたが、後半に失速したのが残念です。 [DVD(字幕)] 7点(2009-03-21 00:55:19) |
232. ケインとアベル/権力と復讐にかけた男の情熱<TVM>
原作の大ファンでしたが、このような形でドラマ化されていたとは迂闊にも知りませんでした。まさに王道といった、しっかりした作りで、とても面白かったです。サム・ニールはちょっと高慢だったり、いやな奴、といった役がうまいですね。 [地上波(吹替)] 7点(2009-03-20 19:21:51) |
233. デッド・カーム/戦慄の航海
《ネタバレ》 サム・ニールに感情移入してしまいました。まったくひどい目にあってしまいます。「ピアノ・レッスン」の彼と、「わらの犬」と「オープン・ウォーター」のストーリーを少し思い出しながら鑑賞しました。映画の出来はまさにツッコミどころ満載のB級映画です。 [地上波(吹替)] 4点(2009-03-20 19:12:15) |
234. ピアノ・レッスン
《ネタバレ》 サム・ニールに感情移入してしまいました。すごく悪い奴じゃないと思います。彼にしてみれば、相手に契約を反古にされる以上、指の一本くらいは摘めていただかないと。 [映画館(字幕)] 5点(2009-03-20 19:03:08) |
235. チーム・バチスタの栄光
原作をしっかり読んでからの鑑賞です。無駄な描写を排し、もっとシリアスに作り込んで欲しかったところです。阿部寛の役作りですが、「白鳥圭輔=陽気な桑野信介(TVドラマ・結婚できない男)」。原作のイメージとは異なりますが、阿部寛の白鳥は良かったと思いますよ。 [地上波(邦画)] 6点(2009-03-18 01:45:43) |
236. 魍魎の匣
映像・美術は良かったです。でも、肝腎のお話がいけません。もっと、すっきりわかりやすく作ってもらいたかったです。無駄な描写が多く、長尺なのも困りものです。 [地上波(邦画)] 4点(2009-03-18 01:32:25) |
237. LOVERS
「ここまで引っ張って、え~! これで終わりですか!!」映画観賞後、久々に、このセリフを叫びました。 [地上波(吹替)] 6点(2009-03-16 01:02:14) |
238. Sweet Rain 死神の精度
映画作りとしては、時間経過の描写が不十分だったり、音楽の使い方がもう一つだったりと、ずいぶん注文がつきます。死神が登場するストーリーも、もはや使い古されたようなネタで、新鮮味に欠けます(原作未読)。けれど、金城武のほんわかした魅力に助けられ、まずまず楽しめました。 [DVD(邦画)] 6点(2009-03-16 00:57:30) |
239. ファイナル・デッドコースター
3作目です。まだまだおかわりいけるって感じです。もう、どうにでもしてくれ。 [DVD(字幕)] 7点(2009-02-28 00:12:56) |
240. デッドコースター
続編です。クオリティを保っています。どんな死に様でもどんとこいです。 [DVD(字幕)] 8点(2009-02-28 00:10:55)(笑:1票) (良:1票) |