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コメント数 811
性別 男性
自己紹介 今年は映画見れてないです。

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221.  ザ・メキシカン 《ネタバレ》 
一つの呪われた美しい銃をめぐる珍道中? 愉快じゃないところもあるけど愉快だった。 そしてメキシコの感じがなんとなくホットだ。 銃にまつわる因縁みたいなものが感じられて面白かった。 銃の描かれ方が魔力を帯びたように美しい。 そしてなんとなく壮大だ。 ブラピはやっぱイケメンだ。
[DVD(吹替)] 6点(2012-11-29 00:38:41)
222.  アンヴィル!夢を諦めきれない男たち 《ネタバレ》 
メタルにかける熱い男たちの魂の声を聞け! アンヴィルです。  この映画を見て熱い男の魂に触れました。 凄い感動です。 大きな話、人生の目標が見つかります。 オッサンどものメタル魂の熱さ、夢へ向かう情熱の真直ぐさに心打たれます。 ヘヴィメタルって(まるで絵に描いたような)男らしさの象徴なんです。 だからこの作品は、たぶん男らしいです。 男とは一生夢を追い求める生き物なのだ。そしてワイルドなのに繊細でもあるのだ。 ヘヴィ・メタルってのはどこか非現実的でファンタジーなところがあって、 そんな音楽を演奏しているのは北欧神話の神みたいにマッチョで超人的な存在だと思っていたら彼らの実に現実的でヒューマンなところが見えて面白かったです。実に人間らしい。  僕はとくにメタルとか結構たくさん聴いてましたから、この作品では神がかり的な大きなパワーを感じられた気がしました(全てのメタラーはまるでそこに向かってゆくのではないでしょうか。一つの大きな力に引き寄せられるかのように)。 たとえ無名なバンドであれ、それを長年続ければそこに「何か」が宿るはず。それはただ事ではなくなってくる。やがて真実味を帯びてくる。 その大きな力をもった「何か」が自ら命を持って一人歩きしたとき人々に感動を与えたり奇跡を起こしたりするのだと僕は思います。 実際に彼らのやってきたことは映像作品となり多くの人に感動を与えている。 こんな素晴らしく熱いパワーに触れたのは久しぶりです。  ラウドパークの映像、、、絶対みんなにアンヴィルって言わせてるだろ! アンヴィルが神話になったラウドパークにアンヴィルもっと来てくれ!
[DVD(字幕)] 8点(2012-10-26 22:37:20)
223.  シベールの日曜日 《ネタバレ》 
やっと観た! タイトルのようにちゃんと日曜日に見た。どうでもいいけど。 モノクロ映画の美しさが光る映画だった。 モノクロ映画なんて自分ほとんど1年ぶりくらいだ。 劣悪な画質のモノクロ映画ばかり見てたから嫌悪感でしばらく見なかった。 この作品は映像が美しい。 霧の中にいるようなぼやけた感じが綺麗だ。 不明瞭な景色は二人のこれからを表してるようだ。 かなわぬ恋とは悲しくも美しい。 しかしこんなありえぬ恋など叶わぬから美しいのであって、 もし実際にかなってしまったらその末路は決して見れたもんではないのだろう。 少女はなぜ風見鶏など欲しがったのか。 ただ湖のほとりを二人で散歩するだけだったらずっと幸せでいれたのに。 恋人の女性は主人公ピエールをひたむきに愛していたのでとても気の毒になったけど、 それでもあまりにも眩しい無垢な恋を前にするとその存在は少し邪魔にも思えてしまう。 大人の世界と子供の世界の比較が少しあり、 ピエールと少女フランソワズとの恋愛は男女の恋愛というよりも子供の戯れに近い(と映画の中で語られる)。 子供の戯れのような関係が美しいのはそれが儚くもまるで永遠であるかのようだから。 また父娘のようであり、恋人のようでもある何ともいえないこの二人の関係が見ていて素晴らしい。 あまりにも美しいその関係はずっと続いてほしいと思ったけど、 悲劇の予感が強まっていくとき見ているのが辛くなった。 二人のクリスマスツリーの場面では何故か禁じられた遊びの一場面を思い出した。 なんとも儚い場面だ。 まあピエールには盗癖があったみたいだし、悲劇で終わったためにこの映画は美しい物語になったと思う。 ホントこんな恋愛シチュエーションありえないし(当時は全然あったのかもしんないけど)、 もしかしたらジェ×××××ダーみたいな、全てが主人公の夢オチかとも思ったけど。 チベット音楽は好きでたまに聴くけど、この映画の中だとちょっとうるさいと思った。 何はともあれ、年に一度は見たい名作映画だと感じた。 極端な話、映画ファンなら見なきゃ人生10%の損、ロリコンなら見なきゃ人生90%の損って感じだろうか。いや、ロリコンを抜きにしても良い作品だし、本当にいい作品だからロリコンとかいう言葉では語りたくない気がする。
[DVD(吹替)] 9点(2012-10-09 21:28:24)
224.  陰陽師 《ネタバレ》 
自分はあんま邦画ってみないんですけど数年前にやたら流行ってたので観賞。 日本の様式美とファンタジーとロマンがまあ良い感じ。 たぶん国宝みたいな場所で撮ってると思うからそれなりに壮大な感じはする。 日本人の心の底にある恨みの恐ろしさと雅な美しさが、まさに陰と陽みたいに少し感じられる映画だったと思う。 後半はかなりゲームやアニメみたいだけど、それなりに楽しめた。 原作小説はかなり面白いのだろうと想像がつく映画だった。  どうでもいい話、麻呂の画像を思い出して仕方がなかった。
[DVD(邦画)] 5点(2012-10-03 01:15:27)
225.  四月物語 《ネタバレ》 
なんかわかんないけどほんのり良い話だった。 淡い系の映像と繊細な感じの音楽が妙に四月という感じがして良かった。 温かな陽光とささやかな物語は初々しい心の表れだろうか。非常に心地よい。 多くの人が経験したかもしれないかつての四月の感覚を見事に表してると思う。 「”リリイ・シュシュのすべて”みたいな映画だ」と書こうとしたら同じ人が監督みたいだ。 監督の名前も俳優の名前も一切覚えないからな自分・・・。  平凡なものを素敵に見せるのは素晴らしいことだと思った。
[DVD(邦画)] 7点(2012-09-29 00:08:26)
226.  交渉人(1998) 《ネタバレ》 
交渉人vs交渉人が真の悪を追いつめてゆく。 ちょうどいい謎が今の時期にぴったり。 話の運びが非常に面白いと思う。 エンターテイメント性も忘れていないアクションシーンが謎をややこしくする。 斬新なシチュエーションが見られる中でおちついた安定感が感じられるサスペンス。
[地上波(吹替)] 7点(2012-09-26 23:27:00)
227.  ステルス 《ネタバレ》 
戦闘機のスピードアクションに美女のランボーアクション?が楽しめる映画です。 軍隊が好きならどうぞ。 人間VS人工知能って大好きです。 どこか「2001年宇宙の旅」のような場面があります。 2001年宇宙の旅では人工知能への不信感が残った印象がありますが、 このステルスではその不信感を追いながらもそのアンサー的な、 人工知能をもっと身近に感じる現代人ならではの人工知能に対する信頼感と親しみが最後には芽生えるようです。 ステルスのコックピットのメカは青く光ってカッコいいです。 ヘヴィーロックとスピード感が妙に合います。 たぶん曲をMP3ダウンロードしてるところがなんともナウいです。 そして空中爆破の美しさが素晴らしい。空中ステーション?もカッコいい。 「醜い国の兵士などミサイル一つで消えておしまい!」とでもいうかのような ミサイルアクションが気持ちいい。 よく分からないけど、A級もB級も米映画は嫌いな国にネタふるのはいい加減にしてください的な?そんな感じがこの映画もする。  タイの場面は美しい。作品の中で米軍の人工知能の進歩と、タイのありのままの生活や文化を比較するかのよう。 これがもし対比なら、人類がこれから未来にどちらの道を歩むかということなんだと思う。 軍人美女のセクシー水着シーンはプラス1点もの。
[地上波(吹替)] 5点(2012-09-24 22:26:05)
228.  レディ・イン・ザ・ウォーター 《ネタバレ》 
これはジャケットが印象強い。女性の表情が気になって仕方ない。 このパッケージがやたらと目に留まった時期があったのでレンタルしてみてみた。 シャマラン監督だとは知らなかった。 「レディインザウォーター」って勝手に「バスタブの水死体がからむサスペンス」かと思っていた。ぜんぜん違った。 これが結構面白い。 妙にメルヘンチック。身近なファンタジーが好印象。 アパートを題材にした物語は好き。様々な人間模様がみえる。 この作品でも個性的な住人がたくさん。 その個性には使命とか役割みたいなものがある。 たぶんRPGゲームでいうジョブ・システムのような感じだ。 個性は力であり宿命である。そういった力を合わせて戦う。 アパートの平凡な住人が守護者だったりヒーラーだったり巫女だったり預言者だったりギルドだったりする。しかし本人達はそれをまったく自覚しないで平凡な市民をやっている。 なんだかすごくファンタジーだ。 普通の住人の中から預言者やギルドを探すのが楽しい。 水の精霊がパッケージだと変な嫌さがあったが、 それが映画を見ているとどんどん魅力的な存在に見えてくる。 静止画と映像では全く感じが違う。 アパートの感じがすごいイイ。住人になってみたい気がした。 シャマラン監督自身が出ているせいか楽しそうだ。 暗さがないのがこの作品の魅力。 監督の得意とするスピリチャルな視点はこの作品でもユニークなファンタジーを日常に生き生きと描くことで生きている。 ヒーラーや海の精霊の位置づけなど奥行きのあるファンタジーの世界。 「みんな孤独だと思っているけれど実は繋がっているの」という登場人物の言葉がこの作品を表してる気がする。 人とのかかわりや絆をファンタジー設定にしたみたい。 ファンタジーと日常のバランスが絶妙。
[DVD(字幕)] 7点(2012-09-20 00:41:22)
229.  エアベンダー 《ネタバレ》 
シックスセンスのMナイトシャマラン監督もロードオブザリングやハリーポッターのようなファンタジー映画を作ってみたかったのですね。 青いパッケージとアバターというキーワードが、映画アバターと商業的に上手く被さってるなぁ、なんてそんな気がしてしまいましたがそれって妄想ですか。  Mナイトシャマラン監督は霊的な、または神秘的な世界を描くことを得意としたスピリチュアル監督ですが、この映画でも気の力やエレメントの世界が面白く描かれてます(原作がそうなんでしょうけど)。  拳法の舞と気の力の使い方が見事にマッチして美しいです。 ちょっと前に多量生産され気味だったファンタジーの世界を東洋風に描くことで他のファンタジーとはまた違う幻想性があります。  坊主の少年の額のタトゥーは美しいですが、矢印の形が好きじゃないです。 矢印って我が強い印象があるのに、この少年はそういう感じじゃないですし。  神秘性はありますが、CGを大々的に使ったファンタジーはアニメやゲームとほぼ変わらず、 美しい乙女が湖面に身をささげる場面はFFじゃないでしょうか?  変な白いドラゴンみたいな幻獣も、あれってファルコンから来てますかね。  エレメントがいきているファンタジーの世界が好きです。
[DVD(吹替)] 6点(2012-09-20 00:07:36)
230.  バイオハザードIV アフターライフ 《ネタバレ》 
やっと観れたバイオハザード4! おお!日本じゃないか。前作の反省か?漢字も正確みたい。 前作ではよほど日本のファンに怒られたのか?日本文化好きな外人に叩かれたのか? ちゃんとマジメに日本で撮影してるみたいです。 中島美嘉は服装から主要キャラクターかと思ったけど残念! ゲームバイオハザードのパラレルワールド。 あのバイオハザードがまさか日本で発生したという感動! そしてまさか東京の地下にアンブレラ社東京支部があったという感動! あの憧れのウェスカーがアンブレラ社東京支部にいたという感動! バイオハザードのパラレルワールドは凄いことになってるのです! でも感動感動の嵐の直後の、ウェスカー実写版がダサいという大打撃! Orz・・・ ウェスカーの笑みのダサさの衝撃・・・ でもウェスカーが富士山に突っ込んだという感動! もはや意味不明の再現度です。 今回は「File」もちゃんと存在します。 クリスだと思ったらエンジェルだった。 クレアはあんなんじゃない! どうせなら新宿からアフリカに行ってくれれば良かったのに。 バイオのレッドピラミッドシングこと処刑マジニ(大斧男)の再現レベル超たけぇぇ!めっちゃカッコイイ。 ゲームで目立たなかった分だけハッスルしてくれた処刑マジニ。 脚本は誰だよ!美人は最後までってのがB級ホラーの定説だろ・・・チッしょうがねぇな。 ウェスカーVSクリスのあの名場面が実写化!? 再現レベル高!てかそのまま!でもゲームの方がカッコイイから残念! ウェスカーの服装の再現度メチャ高いけど顔がダサいので残念! 人体実験の被験体の管理方法がゲームに負けじと凝ってる! 廃ビルから戦闘機から大型船まで原作のアイディアをフル活用。 真っ白なだだっ広い空間はもはやアート映像。 だけど何故かB級なショボさが漂うラストステージ。 頼れるところだけゲームに寄りかかる弱さがある! そんでもってやりたい放題。 金さえなけりゃ内容はB級ホラー直系! マトリックスから持ってきたスタイリッシュアクションと、 ダイハードみたいなアクションもあるけど、アクション性がシリーズ最も低く感じた。 
[DVD(吹替)] 5点(2012-09-19 00:25:53)
231.  バイオハザードIII 《ネタバレ》 
世界は荒廃した。まるでマッドマックスのような世界観です! 水も食料もないので悪党がはびこり、弱者は救世主の存在を求めています。 もう世界中の人々が七つの傷の男の存在を待ちわびている、そんな雰囲気です。  コンボイを率いるクレア・レッドフィールド女隊長は、 まるで北斗の拳2で皆を率いて戦う成人リンの姿と被るかもしれません。 そうなると、カルロスが成人バットです。 救世主は現れますた!そうです。エスパー・アリスです。 ローブをまとい、不思議な妖術を使ってザコを蹴散らします。 「私の周りでは人が死ぬの、、、」と、 少し不吉めいたキャラを出しているところが、またちょっとだけケンシロウしてます。 北斗バイオ拳でカラスの群れなど瞬殺です。 アリスの両鉈アクションが南斗水鳥拳に見えなくもありません。 高いところに立ってピュ~と口笛吹くのはちょっとキザっぽい。 出しゃばり度の高さではケンシロウにも負けません。  かと思えば、アリスは綾波レイのようでもありました。 フィギアのようなヒロイン大量生産的なアレで、オタク文化的で日本の現代アートのテーマにもなりそうな感じ。  地下研究所でボスと対戦するのは、映画シリーズの中では一番バイオっぽいかもしれません。 それでこの作品では人工知能(娘)が可愛いです。理想の少女像です(バーチャルなだけに)。 シリーズを通して少女が出てきましたが、この少女が一番可愛いです。  東京メトロの看板はふざけてますが、全体的に結構面白かったです。 
[DVD(吹替)] 6点(2012-09-16 01:23:13)
232.  ソルト 《ネタバレ》 
セクシー美女のスパイアクションに逃亡アクション。 そんなセクシーアクションだけ見てれば面白い。  謎の美女に欺かれるというのが結構いいかも。 自分騙されやすいから。。。 レンタル店で見るDVDパッケージの黒髪がセクシーだと思ってたんですが、 見始めたときあれれ?ってなった。 
[地上波(吹替)] 5点(2012-09-16 00:53:44)
233.  パーフェクト・ストレンジャー(2007) 《ネタバレ》 
サスペンスってあんま見ないジャンルなんですが、 なんだか見てて平均点4点代ってのがうなずけるような内容のサスペンスだった。 パソコン時代のサスペンス映画って感じ。 最初からパソコンの便利さで調子に乗ってる。 報道の自由で調子に乗り過ぎてる糞記者。 最初からイライラしてたけど、だんだん面白くなってきた。 別に書くことなんてないので美女がセクシーだった、となる。 ブルースウィルスは普通だけどワイルドに渋い社長を演じてる。 これがまぁ個人的に良かったかな。 見て「一番やっちゃいけないこと」の意味が分かった。 サスペンスにおいて「一番やっちゃいけないこと」というのは最早ネタバレ用語であるみたいだ。 僕は「それやっちゃいかんだろ!」って思ったのは犯人の顔が映し出される一瞬だけだった。 ま、使い古されたネタでもやっちゃいけない事なんてないと思うけど(でもやっぱダメ!)。 そこに逃げるようになったらちょっと問題なのかも。 「真実の顔」「衝撃の真実」等のおいしいネタをほとんど同僚のヘイリーが持ってってしまってる気がしますが。 僕の気のせいか、米サスペンスで和食ってけっこう多い? プレシネ秋のサスペンス特集にしては、サスペンスの雰囲気が薄い? 秋のサスペンス特集ならもっとメランコリックな場面がほしい。 唯一雰囲気を感じるのは主人公女性の断片的な記憶がよぎる場面だけ。 スリルと戦慄もあまりなかったような。 それとパーフェクトじゃないじゃん!最後まで見て、どこまでパーフェクトじゃないん!て思った。 別にいいけど。 
[地上波(吹替)] 5点(2012-09-12 23:44:37)
234.  6デイズ/7ナイツ 《ネタバレ》 
ちょっと面白かったです。 特殊な状況におかれた二人。 美しい南国の風景とサヴァイヴァル生活、 やがてトラブルに巻き込まれて二人の関係は。 もう一方のカップル?はしょうもないけどおかしい。 全体として緊張感なくのんびりした感じでした。 痛い場面もなく愉快です。 内容もそんな無いんですが、 最後はほんのり素敵なラブストーリーな感じでした。 歳とってもカッコいい男はカッコいい。
[DVD(吹替)] 6点(2012-09-09 23:09:40)
235.  ●REC/レック(2007) 《ネタバレ》 
やってくれました。全く新しいゾンビ映画をみました。 あるのはバイオハザードの地獄そのものです。 演技を超えた演技ではないヒステリーやパニック、発狂があります。 現場では集団ヒステリーが実際に起こってます。 こんなものをホラー映画に求めていた人は多いかもしれません。 自分もこれほどまでに臨場感のある地獄の光景を再現したホラー映画があるとも知らず、、、度肝を抜かされました。 悪魔に憑かれたような雰囲気があります。 理性を失った空間があります。 この極限の状況を再現するのに一人称視点は成功しています。 架空の現象をよくもこうまで生き生きと再現したものです。 たぶん一発屋なので複数回の鑑賞に堪えうるか心配ですが、自分はあと数回は観ると思います。 作り物っぽく無さがあります。 嘘であることを感じさせない迫力です。 「悪魔のいけにえ」以来の奇跡が起こったんじゃないですか? この作品の素晴らしいのはゾンビ映画からオカルト映画へと急展開するところです。 どうりでゾンビを超えたオカルトチックなにおい、それはまるでオーメンの悪魔憑きの様な迫力に満ちていると思ってました。 最近のCG映像に対抗できる人間の生々しい演技です。 最後の暗がりにあまりにも不快な存在を見ますが、超怖すぎて耳をふさいでました。ヤバイです。 これは何かの映像コンテストがあれば確実に賞をとるレベルの映像です。 ホラーの新しい次元の恐怖を見ました。 
[DVD(吹替)] 8点(2012-09-08 21:06:27)
236.  ベスト・キッド(2010) 《ネタバレ》 
ジャッキーチェンの映画はあんま見たことないけど、 面白かったです。 ジャッキーチェンはアジアのデニーロになりたいって言ってたけど、 まさにジャッキーチェンのロバートデニーロな演技は、 まるでアジア版のタクシードライバーができそうなくらい渋い。 感性うたがわれそうだけど。 そういえば演技にかける本気度と情熱、笑顔の素敵さではデニーロとジャッキーはかぶるかも。 いじめっ子どもが憎ったらしすぎた。 ユニークなトレーニングが繋がった時の気持ち良さ、そして技の上達とともに起こる少年の心の変化、 心に傷を負った先生と少年との交流などなかなか面白い。 トレーニングの面白さもそうだが、 こういった映画の最大の魅力のひとつは大会でどれだけ気分が盛り上がるかだと思う。 観客の心を盛り上げる大会、そしてファイトがわく決勝戦が素晴らしい。 ・・・リメイクなのに空手でないのは素直じゃない気がするけど。  
[地上波(吹替)] 7点(2012-09-07 23:34:33)(良:1票)
237.  稀人(まれびと) 《ネタバレ》 
(2009年映画メモをもとに) 下手なカメラマンのオナニー映画みたいになってた記憶があります。 でも東京の広大な地下空間がたくさん見られてよかった。 地下世界に憧れる僕としては関心があります。 地下哲学が聞けて良かった。 「およそ人の集まるところには必ず地下への入り口があるものです」など。  地下世界で少女(若い成人女性?)が全裸で繋がれていた場面は神秘的。ヌード幻想。 これでレンタルした。地底人みたいの不気味でした。 なんか自分の糞だった東京生活を思い出した。歩道橋から見下ろす場面などで当時の自分が重なった。 見ていて女子高生と援交したくなった。もしかしたら監督も同じ気持ちだろうと思う。 「別れた妻を殺し、実の娘を獣のように飼育した」って、、、製作者も自分の性癖を少しは隠しましょう、、、。 とかいう自分も、あんな少女が手を引いてくれるならば地下世界に行ってしまいたい。 狂った人がどんどん地下に引き寄せられて行くという感じ? 自分もいずれは地下に行くのだろうか? 
[DVD(邦画)] 3点(2012-09-03 21:38:47)
238.  ぜんぶ、フィデルのせい 《ネタバレ》 
少女映画という比較的コアなジャンルではよくリストにあげられる作品。  子供の、少女の視点から見た大人の世界が面白い。  当時のフランスの運動や革命に揺れる大人の世界。 それを9歳の少女の目線で見た、とても現実的だけどおかしな世界。  この映画の中の反体制運動だとかウーマンリブ運動だとかは、子供の世界とはあまりにも関係のない不釣合いな世界。 少女映画に特有ぎみの不思議の国のアリスのようなワンダーランドよりも現実味を帯びる物語。 ただその現実味を帯びた中で、大人の世界の不条理さや大人のキャラクターのユニークさを少女の視点で冒険していくところが、現実の中にワンダーランドを見出すみたいで面白いかなぁ。  抗議活動に取り組む大人たちの姿勢が、子供目線では怖くて不気味に感じるが、それでも一人一人が子供に対して接するときの態度はとても優しいおじさんおばさんであるというのが印象的。時に大人はおとぎ話の登場人物みたいだかも。  子供の、少女の視点で見た大人たちはユニークで面白い。  ただこの映画はロリコンの人のために作られた映画だろうか。 9歳の女の子の入浴シーンとトイレシーン、スクール水着シーンなど、そういう性癖に重点を置いたかのようなシーンが多い。 この映画ではミッキーマウスをファシストだといっていたが、 ではこの映画のロリコン表現はなんであるのか。 いやむしろそれが愛好家としては嬉しい。 主演の女の子はムスッとしてて可愛らしい。 ミツバチのささやきからの影響が少し感じられた。 少女達がささやく場面、アルバムをめくる場面など。  様々な活動を通して揺れ動く家族が描かれて、最後には家族の絆の深さが心に残る。 見る前と後とでは家族に対する考え方も見方も変わってしまうかのような作品だった。
[DVD(字幕)] 7点(2012-09-03 20:04:31)
239.  ジュラシック・パークIII 《ネタバレ》 
結構面白かった。 B級パニック映画の良作。 肉食恐竜を凶暴に描き草食恐竜を美しく描く。 雄大なテーマ音楽はワクワク感を増大させる。 大自然は映画館で観れば迫ってくるような迫力だったんだろう。 今回は高知能な恐竜が出てくるのが特徴か。 恐竜までが戦略的な方法を取ってくるので面白い。 どうやらキャラクターを死なせ過ぎないことを心掛けている模様? 家族愛を描いたときに過酷さが減退。 廃墟マニアが喜びそうな場所があってジャングル探検は面白みを増す。 霧の濃い格子通路が個人的に好き。 少年の心を持った監督だからこそ描ける恐竜の世界。 恐竜はまるでドラゴンではないかというファンタジーさ。 気分はまさにアトラクション。
[地上波(吹替)] 5点(2012-08-29 23:15:40)(良:1票)
240.  トランスフォーマー 《ネタバレ》 
オタクか!オタク向けか! 物語が進むにつれどんどんカッコよくなってきます。 僕はオモチャが大好きなのでメカが沢山出てくるこのアニメ、いや映画は満足度満点です。 そしてメカが日本製なのがなんとも嬉しい。 中国製じゃなくて良かった!メカの裏側に「メイド・イン・チャイナ」とか書いてなくて良かった。 監督ありがとう(どうせフリだろうけど)! 主人公のもとにメカが集う場面キタ━━━━(゜∀゜)━━━━ッ!! 宿命をうえつける音楽が少々ウザくも壮大な物語を演出。 吹き替えで観るとまるで日本の特撮ヒーロー物の様な感じがする。 キャラクターが5体いれば宇宙戦隊○○レンジャーという感じだ。 終盤の、街のど真ん中でのスーパーロボット大戦は秋葉原でやればいいじゃん。   冴えないオタクが政治のトップと軍隊の中で活躍するという話はオタクに夢与えすぎ。 でも映画って本来は夢を与えるものだからそれは別にいい。 オタク君がモテ男になるのには車がロボットに変形するような奇跡でも起きない限り無理ってか! 辛いぜ!  メカはカッコイイけど、細かすぎて昆虫エイリアンみたいにちょっとグロい。 できればメカ映画の天才キャメロン監督にやってほしかったけど。 画面がゴチャゴチャ意味不明だけど動きが激しくアクション性が高い。 もう映画はCGグラフィックの競争みたいになっている。 スローモーションでのメカの宙返りは少しカッコイイ。スローだとメカに巨大感がある。  ジュラシックパークのスピルバーグ監督が製作総指揮なら、 次はビーストウォーズだよね(無茶ぶり)!   「この映画を観ているそこの(大きな)君たちも地球を守る立派な兵士になれるぞ!」という正義の映画です。血涙が出そうです。  
[DVD(吹替)] 6点(2012-08-25 20:56:10)(笑:1票) (良:1票)
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