221. マーキュリー・ライジング
《ネタバレ》 確かに設定がムチャクチャなところもありましたが、結構最後まで一気に見てしまいました。自閉症の子供は、感覚が普通の子供より鋭いと感じていたので、そのところは納得です。NSAという組織は他の映画でも結構危ない機関だったような・・・。 2年間住んでいたシカゴが舞台でかつ適当にロケもされていたみたいだったので、4点ということになりました。さかんにリビアに潜入しているスパイの話がでていたので、何かの伏線?と勘ぐり過ぎました。 [DVD(字幕)] 4点(2007-11-03 01:56:55) |
222. 夜よ、こんにちは
《ネタバレ》 実際にあった誘拐事件をTVニュースでのみ見せ、あとはぐたぐたと理屈を捏ねているだけの映画と感じました。緊張感がまるでなく、誘拐テロの話とは思えませんでした。イタリア庶民の暮らしぶりがやや見えたところに2点です。 [DVD(字幕)] 2点(2007-10-31 19:35:53) |
223. ユージュアル・サスペクツ
《ネタバレ》 皆様の評価は高いようですが、私は途中で厭きてしまいました。少なくともあまり緊張感を感じなかったのは事実です。 [DVD(字幕)] 4点(2007-10-31 17:11:53) |
224. イグニッション
《ネタバレ》 皆様に非難を浴びている主人公の娘は、明らかにダウン症です。あの独特の顔貌をよく映画に出演させたものだと、逆の意味で米国の凄さを感じました。米国ではダウン症といえども金髪になるということがよく分かりました。▼本編は題材はポリティカル・サスペンスでありながら、主人公2人が魅力がないので、まったく緊張感がなく、くだらない映画になってしまっていました。せっかくの面白い設定なのに、監督もセンスがないのでしょうね。 [DVD(字幕)] 2点(2007-10-29 22:19:41) |
225. ブレイブ ワン
《ネタバレ》 似顔絵まで描かれた女が逃げ通せるとは思いたくありませんが、復讐劇にしても、私には納得のいかない、不愉快な終わり方でした。米国のafter darkの怖さと銃社会であることは充分に伝わってきましたが、やや殺人狂的雰囲気を感じました。復讐劇でも「マイ・ボディガード」の結末の方が納得いきました。誰のことを「ブレイブワン」と言っているのかまったく理解不能です。エリカを指しているとすれば、それは大きな間違いであると思います。むしろマーサー刑事の方がある意味では勇敢な人と考えられるかも知れませんが・・・。ジョディの入魂の演技に5点です。 [映画館(字幕)] 5点(2007-10-29 14:16:30) |
226. ガンヒルの決斗
《ネタバレ》 昔、学校をサボって観に行った記憶があります。それまでに無かったタイプ(強いて云えば「真昼の決闘」と一人で戦わねばならない状況が似ていたかもしれませんが)だったので印象が強かったです。改めて見直して気づいたことなど。▼アンソニー・クインの経営する牧場の雄大さは、これぞ西部劇!!!といった美しさでした。奥さんあるいは母親を早世させてしまった父子の悲劇と考えると最後のセリフ「立派な息子にそだてろ!」と言った意味がさらに理解出来ました。自分と比較するほど世間ずれしていなかった自分を思い出しました。▼やはり、息子が死んでしまった悲嘆と怒りの状況での決闘では、精神的に負けてしまうのは当然と、少し同情しました。息子の悪友の俳優さんが、結構腰ぎんちゃくでありながら、みぇっぱりといった風情を出していたのが印象的でした。 [DVD(字幕)] 7点(2007-10-27 15:51:16) |
227. アダム -神の使い 悪魔の子-
《ネタバレ》 題名が「アダムー神の使い悪魔の子」とあったので、てっきりオーメン風の本当の悪魔の子の話と勘違いしていた小生がアホでした。クローン技術の説明は、納得いくところもありましたが、結局何を云いたいのかさっぱり理解できず、終わってしまいました。 [DVD(字幕)] 1点(2007-10-22 22:56:05) |
228. 豪姫
《ネタバレ》 「利休」に続く古田織部の映画ですが、最近の「へうげもの」という漫画(山田芳裕著)の古田織部が非常に気に入って、他の本なども幾つか読んでみました。この映画では豪姫とかなり親密ですが、史実にはそんな事はなかったように感じます。何故、豪姫を取り上げたのかがはっきりせず、またウスとかジュンサイとか訳のわからない人物がうろちょろして、かなりイライラさせられました。衣装やセットは豪華で、また凝りに凝ったロケを行っており、さすがは勅使河原監督と感心しました。宮沢りえも他の名優に臆しもせず、今よりかえって初々しい魅力がありました。お吟さまがあんな形で自害するとは思いませんでした。「私は利休の娘ではないのです」と云いますが、「松永久秀」の娘だったという説もあり、興味深いところでしたが、其れきりになってしまったのは残念でした。 [ビデオ(字幕)] 5点(2007-10-21 18:29:16) |
229. ランボー
《ネタバレ》 1982年の劇場封切りで観て、今までに観たことも無いようなアクション映画で、ビックリした記憶があります。最近見直して、幾つか感じた事を纏めてみました。▼ランボーナイフを始めとして、M16A1,M72,M60といった銃器も出てきて、まるで戦争映画を観ているようでした。また、ランボーのサバイバルテクニックは、非常に納得のいくものでした。腕の傷を自分で縫合した場面では「ゴルゴ13」を思い出しました。▼ロケが行われたのは、カナダのブリティシュ・コロンビア州で、ネルソンという街でも行われたそうですが、本当に緑が美しく実際には映画の殺伐とした内容とは対照的にのんびりとした所であるとの情報ももらいました。破壊されつくす街はセットだったそうで、実際の街が破壊されたわけではなかったそうです。▼最後のランボーの独り言が、この映画での聞かせどころだったのでしょうが、やはり戦争実体験のない小生には、ピンときませんでした。 [DVD(字幕)] 7点(2007-10-21 18:05:48) |
230. ペイチェック 消された記憶
《ネタバレ》 設定、筋書きなどがまったく理解できず、何を言いたいのかも理解できず、時間の浪費でした。記憶の一部のみを破壊できるなどというこっとうむけいな話そのものから観るのをやめておけば良かったと後悔しています。 [DVD(字幕)] 0点(2007-10-20 13:22:23) |
231. チーム★アメリカ ワールドポリス
《ネタバレ》 はじめてみる人形劇映画でした。エロ・グロ・ナンセンスの多分極地といっても云い映画なんでしょうが、米国風ジョークについていけませんでした。何故、金正日と米国俳優協会とが結びつくのかが、最も判らなかったところです。ゲロを吐くところは噂どおりひどいものでしたが、その意味も理解不能でした。唯、人形劇にしてはかなりの詳細まで凝った作りで、その熱意を評価します。 [DVD(字幕)] 4点(2007-10-16 21:12:30) |
232. キングダム/見えざる敵
《ネタバレ》 米国の正義を振りかざした映画であることは、覚悟していました。しかし、手持ちカメラと望遠・ズームの多用は、眼が疲れ、よく物を考えられなくしてしまい、最後には眼を閉じていました。タダタダ疲れた感じのみ残りました。最後の銃撃戦の音が本物らしく、それに2点です。 [映画館(字幕)] 2点(2007-10-15 13:55:15) |
233. 女王陛下の戦士
《ネタバレ》 非常に珍しいオランダの対ナチレジスタンスが主の映画でした。エロも適当にありましたが、緊迫した場面もあり、一応の見ごたえはあったと思います。潜入した主人公の友人がギロチンで処刑されたのには、ビックリしました。全体的にややフランスのレジスタンス物よりは、のんびりした感じもありましたが、随所にでてくるナチの拷問法は、結構医学的にも理論的でした。腎臓部位を殴るなんて、最近のボクシング試合でもあったような・・・? [DVD(字幕)] 5点(2007-10-15 00:11:55) |
234. 007/ムーンレイカー
《ネタバレ》 まったく緊迫感のない007でした。結構いいロケを行い、風景もきれいだったのですが、如何せん話がメタメタで支離滅裂のB級映画に成り下がっていました。宇宙まで引っ張っていったのは少し強引すぎたと思います。 [DVD(字幕)] 2点(2007-10-14 23:23:56) |
235. ラスト・オブ・モヒカン
《ネタバレ》 お気に入りの映画の一つです。また最近になり観直しましたので、改めての感想です。 ヒロイン・コーラ役のマデリーン・ストーンの気品ある端正な美貌は、何回観ても惚れ惚れします。幼馴染のヘイワード少佐とのお茶の場面もヨーロッパ・テイストの美しいものでした。ヘイワード少佐が着任するために通った道も、まるで絵のような(映画だから当たり前ですか?)美しさでした。▼殺伐として、かつ切ない本映画の中で唯一「ほっ」とする主人公達3人が友人の丸太小屋で夕食をごちそうになる場面で、結婚を薦められ「男の子を生め!」といわれ、ひざの上に抱いた男の子をさして、「こんな強い男の子では、こちらがまいってしまう」という台詞はお気に入りの一つです。▼インディアンのマグアに最初に襲われる場面では、英軍が一斉射撃をするのが分かっているので、その一斉射撃を樹の影でかわした後に攻撃するといった細かい戦法まで示し、さらに本当に頭皮を剥ぎ取る場面、大きなトマフォークを投げる場面、マスケット銃をピストルみたいな使い方まで出てきたのには、さすがマイケル・マン監督!と思いました。▼歴史に残るウィリアム・ヘンリー砦の戦いでの砲撃戦は、「良くこんな場面が撮れたものだ」とビックリしました。臼砲が出てきていたのには、思わず「二百三高地」を思い出しました。▼嫉妬に狂い、ホーク・アイを反逆者に祭り挙げたヘイワード少佐が最後にコーラの身代わりになり火あぶりにされる場面では、最後に英軍男児らしい潔さをみせて、なかなかやるもんだと感嘆しました。▼全編を通じて、バックに流れていた音楽は、時に勇ましく、時に切なく、映画の情感を非常に盛り上げていました。▼この映画の根底には、滅び行く種族の悲しみが溢れていたのは勿論ですが、大恋愛映画でもあり、かつ人間として生きて行く困難さ(?あまり良い言葉が思いつきません)も流れていたような気がしました。 [DVD(字幕)] 10点(2007-10-14 11:16:18)(良:1票) |
236. シックス・センス
《ネタバレ》 肉体派のブルース・ウィルスがこのような繊細な役も出来るということに吃驚しました。また、子役の凄さには呆れるほどでした。あれだけ役にのめり込める俳優さんがいるとは、さすがアメリカです。死後の霊魂が迷い彷徨うというのは、仏教ではよく言われている(殺されたとか、自殺したとか、あまり幸せな死?を迎えられなかった場合)ので、話そのものはあまり新鮮さがありませんでした。子役に5点です。 [DVD(字幕)] 5点(2007-10-10 20:03:11) |
237. コットンクラブ
《ネタバレ》 唄と踊りに点数をあげました。ダッチ・シュルッの狂気が伝わってきました。彼がラッキー・ルチアーノとはライバル関係だったのが、最後に明らかにされていました。話があまりに飛び飛びで非常に疲れました。 [DVD(字幕)] 3点(2007-10-08 23:48:30) |
238. アンタッチャブル
《ネタバレ》 シカゴには1976年から2年間住んでいたので、この映画には特に思い入れがあります。今までのギャング映画とは異なり、色彩もきれいで、一方、血の色も本物らしくて其れだけでもお気に入りの一作です。今回見直してみて、さらにショーン・コネリーの凄さには少しウルウルとなりました。▼コネリーが血だるまになってのた打ち回っていた時にバックで流れたのは、イタリアオペラの「道化師」の中のアリアでした。イタリアオペラの悲劇的でロマンティクなところが映画音楽として使用される事も多いのですが、さすが音楽は、エンリオ・モリコーネだと感じました。フランク・ニティ役の役者さんは、他の映画でも憎憎しげな殺し屋をやっていた記憶もあるくらい印象に残りました。▼アメリカの警察・司法の暗黒面を垣間見させられましたが、ケビン・コスナーは「アメリカの正義!」という感じでややぎごちなく演じていたのだと、良く解釈しました。 12名の陪審員を全員入れ替えなどという方法もあるということを知りました▼最後のほうで、マローンが大切にしていた「聖ユダ」のお守りを役人のネスが警官のストーンに譲るところは泣けました。この「聖ユダ」のお守りは「マイ・ボディガード」でも出てきていたのを思い出しました。▼衣装はアルマーニということで、皆、カッコウ良かったです。カフスみたいな小物にもこだわりが感じられました。 [DVD(字幕)] 9点(2007-10-03 18:44:20) |
239. シャーロット・グレイ
《ネタバレ》 ウウウ!さすが女王陛下のイギリス女性の映画でした。こんなに凛と出来る女性はあまりいないと思います。バック音楽のCDをわざわざ米国Yahoooから取り寄せた価値があったと自画自賛いたしております。たまたま本日42Chでやっていた「チャーチル」を観ていてそう感じました。でも自殺はぜぇ・・・ったいに許されません!本日も又そのように感じました。 [DVD(字幕)] 8点(2007-10-02 00:44:06) |
240. トレーニング デイ
《ネタバレ》 アカデミィー賞受賞作品と言うことでみましたが、感動はなく、唯〃銃世界の怖さを覚えただけでした。アメリカの暗黒面を垣間見たかんじがしました。何故このような映画が作られ、主演男優が賞を取れるのか、理解不能です。 [DVD(字幕)] 4点(2007-10-01 19:49:58) |