221. 紅の豚
さすがジブリというべきか。臨場感ある画と聞き入ってしまう音楽…アニメーションなのにアドリアの風が吹いてきそうである。 子供を喜ばせるためにつくったんじゃない、ストーリーに深みは無いけど味がある中年男のロマンは詰まっている。 終わってみれば、なぜ豚になったのかはそうは気にならない。 美熟女のジーナかロリのフィオか。もてる豚はつらいのだ。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2019-01-20 23:37:25) |
222. マイ・インターン
《ネタバレ》 仕事と家庭を両立して活躍する女性への応援するような映画。 女性は特に共感できると思うが、男性の自分でも大変おもしろかった。 今の職場でも見習いたいようなデニーロの気配りの数々。国や文化は違うけど、勉強になる部分も多い。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2019-01-07 00:09:29) |
223. 英国王のスピーチ
面白かった。 吃音障害を持つ英国王の苦悩。 スピーチだけでここまでドラマ展開できるもんなんだね。然れどスピーチ。 この戦乱時代の国民にとって、こんなに重要なものはない。自信を持つって大事だよね。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2018-12-30 18:14:03) |
224. アシュラ(2016)
《ネタバレ》 汚職まみれの韓国らしい痛快なバイオレンスでした。 どういつもこいつもワルモノ。暴力尽くす限り。 最後は少しやりすぎ?の壮絶な殺し合いでしたがこのタイトルに相応しいBAD END. ハン・ドギョンの腐れ外道っぽさが好きだ。やがて野良犬と化す。 韓国版・西島秀俊みたいだった。こんな腐った主人公は日本映画にはそうそう居ない。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2018-12-23 23:51:51) |
225. 特捜部Q キジ殺し
サクサクっと2作目観ました。 前作に引けをとらずこちらはよりストーリー性があって面白い。登場人物が少し多いので幼少期と名前を整理する必要はありますが。 キジ殺しって最後までよくわかりませんでしたが、キジ狩りのように意味なく残虐な行いという位の意味だそうです。 北欧っぽい。 マークの暴走、アサドの冷静さ、意外にキレる新登場の秘書。特捜部Qに愛着が出てきました。 最後はちょっぴり切ないかな。 サスペンス好きならこのシリーズ、観て損は無い。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2018-12-17 00:33:29) |
226. 特捜部Q 檻の中の女
ドラゴンタトゥーの製作スタッフで贈るデンマークの作家J・エーズラ・オールスン原作を映画化。 まずこれだけでそそられて観てみました。 日本では知名度が低いことと北欧映画に馴染みが無いので正直どうかなと思ったが、 突き抜ける絶対的面白さは無いけど質の高いサスペンスでした。 正義感が強すぎる傍若無人なカールと常識人のアサド。この異色コンビはまた違った味が出てていいですね。 じわじわと追い込んでいくあたりはクライマックスを期待する。加圧監禁とか北欧ならではの気持ち悪い拷問。 味の濃いコーヒーを飲んで次回作観てみようという気持ちになりましたね。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2018-12-17 00:33:24) |
227. ブロンクス物語/愛につつまれた街
《ネタバレ》 デニーロ監督作品ということで、ファンである自分からすれば満足です。 息子:Cの成長を近くも一歩引いた距離も見守る父親役のデニーロがここでもはまり役。 地味なバスの運転手でもなんのその。 邦画タイトルが少し受けつけがたいが、人種差別にもフォーカスしたある街の人間模様に味はありました。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2018-12-05 11:34:17) |
228. ザ・ダイバー
《ネタバレ》 アメリカお得意の人種差別映画ではあるが最後はスッキリの人間ドラマだ。 こういう偉人がいたから今のアメリカがあるって言っても過言でないだろうね。 またデニーロを毎回褒めちぎる自分だが今作もさすがと言わせていただきます。サンデーが嫌なヤツから友情が芽生える親友になるまでの過程は演技が際立ったからこそストーリーに溶け込めた。 デニーロが「ザ・ダイバー」の評価を底上げしているのは間違いなし。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2018-08-28 12:52:18) |
229. ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション
《ネタバレ》 世間はM:Iで盛り上がってますね。話題性はさすがです。今作で5作目になりますがトムクルーズの老いを感じさせない体を張ったアクションは凄みを増している。それは死んでるだろっという突っ込みは置いといて。 見所はイーサンに引けを取らない凄腕女スパイ・イルサの登場ではないでしょうか。 過激なカーチェイスをこなし、知的で卓越した格闘術。話が進むにつれて謎が深まり彼女の魅力が増してきました。フォールアウトの予告で再登場するのはわかってしまっているのでその後ストーリーにどう絡むかが楽しみでなりません。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2018-08-10 09:44:08) |
230. ロスト・バケーション
《ネタバレ》 このサメジャンルは何かとJAWSと比較されがちだが別物として見たい新感覚なサメパニック。 たしかに、ただただ女性サーファが孤軍奮闘(カモメが仲間?) する故にストーリー性は弱くチープだが痛々しい傷はまるで自分がその場にいるようなリアルさは感じる。 あとは映像を評価したいですね。コントラストが美しい。 ちょうどいいサメとちょうどいい襲われ方。母が教えてくれた秘境のビーチでの災難…命の尊さ学ぶメッセージでもあったんでしょうか。 そこが逆にB級には成り下がらなかった。 結局ビーチ名はなんだったんですかね? [CS・衛星(字幕)] 7点(2018-08-05 23:07:10) |
231. 八つ墓村(1977)
《ネタバレ》 だいぶ作風が変わりましたがストーリーはしっかりしていて当時大ヒットなのも頷ける。 別物の立ち位置ですが金田一シリーズの知名度でいえば犬神家と並び2大映画でしょう。 金田一役を石坂から渥美清になり違和感があるものの萩原健一が熱演で悲劇の主人公を演じきった。 また「祟り」を存分に引き出し最後の追いかけっこはまさにホラー。丑の刻参りですよほんと。 もうひとつのアクセントは森美也子演じる小川真由美。このシリーズは美人配役もひとつの売りですが未亡人なうえに妖艶さも加わりぐっときたものあります。 [CS・衛星(邦画)] 7点(2018-07-31 22:49:49) |
232. 乱
黒澤監督の最期の時代劇映画となった本作。 身内で泥沼の権力争いを描き非常に滑稽な物語ながら大金をかけたであろうスケールの大きさと映像美は圧巻。 一方で城下町の人間や時代背景の様子が映らず家族大喧嘩にフォーカスし過ぎてリアルさに欠けてしまったように思う。 それでも七人の侍とは違った立ち位置で娯楽の存在感はあります。これが黒澤が描いたシャイクスピアなんだ。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2018-07-28 23:29:45) |
233. 交渉人(1998)
2大スターが交渉人として対峙。 どっちも比較的好きな役者なんだけど名前負けしない緊迫したサスペンスアクションで期待通りのおもしろさ。 思わず横領の冤罪でそこまでやりますかって程の強引な立て篭もりであったが犯人を捜し出すまでクライマックスは軽快。 スケールの大きさはやはりアメリカ。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2018-07-25 19:56:01) |
234. 椿三十郎(1962)
桑畑三十郎から椿三十郎へ。 続編の位置づけではあるが別物と考えて良い。 三十郎の強さがクローズアップし、なんの義理があってそこまで若侍達を体を張って助けるのか。 抜身の刀である一方、頭のキレとお人よしを兼ね揃えるくたびれた侍に魅力あり。 モノクロであっても椿の美しさはこの映画を象徴するようだった。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2018-07-22 22:05:21) |
235. 用心棒
用心棒に限らないことですが、時代劇って味があるなあとあらためて思います。 間違いなく日本が誇るジャンル。 それを世界に発信したのは黒澤監督。 この影響を与えただけでも功績は計り知れないでしょう。 騒動を巻き起こした浪人・お馴染みの三船敏郎がまた濃い。アバヨ!清々しい。 [CS・衛星(邦画)] 7点(2018-07-21 19:54:42) |
236. エネミー・オブ・アメリカ
《ネタバレ》 ウィルスミス主演映画の中で面白さは際立っている。 通信の保安とプライバシー法という堅そうな始まりからは予想できなかったスピード感と緊張感。 殺人現場を撮ってしまったテープの争奪戦が始まる。 ラストの落ちはけっこう好きです。 トニースコットの映像美。これもなかなかの見所。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2018-06-30 14:38:19) |
237. スポットライト 世紀のスクープ
実話というから恐ろしい。 誰かが本気になれないと暴けない。 誰かが執念を燃やさなければたどり着けない答え。 難解なタブーに挑むスポットライトチームに力強さを感じました。 社会の不祥事・隠蔽を明るみにするには報道の大切さを痛感。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2018-06-11 00:01:11) |
238. パトリオット
《ネタバレ》 ローランドエメリッヒが描く壮大な独立戦争。 息子にまた息子に義理娘まで。これでもかってぐらい人がバタバタ死んでいく。 目覚めた怒りの英雄もタヴィントン大佐という素晴らしい悪役でより引き締まった展開。 3世紀も前の独立戦争なのでアナログ感と特に難しくもない戦争背景が長尺も感じず楽しめた。 それにしてもメルギブソンは役者だね、まさにパトリオットがお似合い。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2018-05-27 23:59:33) |
239. パニック・ルーム
自分は好きです。 夜の狭き空間というロケーションこそフィンチャーの良さが存分に発揮された映画だとおもいます。 強盗たちと住人とパニックルームで駆け引き、攻防戦が見所かとおもいますが 想定外に住人がいたという点、金の欲からの仲間割れや被害者への優しさが出てしまうあたりが人間くさい展開でいいじゃないですか。 スパイスは足らないが強盗サスペンスとしては十分楽しめる。 [DVD(字幕)] 7点(2018-05-25 13:31:39) |
240. メジャーリーグ
一緒に叫びたくなるほどWild thingが熱い。 先発エース型ではなく剛速球のストッパーというのが役者。 リッキーだけでなくジェイクの恋奪還も個性な選手も悪役オーナーもうまーく活きている。 野球を知らない人でも興味のない人でも楽しめるHOTなコメディだ。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2018-05-06 23:17:16) |