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プロフィール
コメント数 1682
性別 男性
自己紹介 基本的に3~8点を付けます。それ以外は、個人的に特別な映画です。

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221.  モリー先生との火曜日<TVM> 《ネタバレ》 
ジャック・レモンの遺作とのコトで、個人的には強力に『八月の鯨』なんかが思い起こされたとゆーか、人生というモノについて「何を語るか」ではなくて「誰が語るか=誰に語らせるか」という作品だと⇒だからココにレモン氏を起用したのは正にドンピシャだったと言えるのではないか、と(『八月の鯨』同様、演じたレモン氏も実際にまもなく人生の終わりを迎えていったのですし)。モリー先生が最後に語る内容のソレ自体はごくシンプルなモノだったとも思うのですが、だからこそ誰にとっても人生の道標となるであろう本質的なコトだったとも思うのですね⇒その意味で、また誰にとっても観る価値を有する…て映画なのかも知れません(ワリと若いうちに観ても好いかも、な~んて)。  ただし、映画としては一つダケ(少なくとも)私の好みにはそぐわない点が在って、コレはテレビ映画だから仕方が無いのかも知れませんが全体的にちょっとテンポが忙しないのですよね。語り手のジャーナリスト・ミッチ氏がそもそもメッチャ忙しい生活を送っている…トコロにふと訪れた物語なのだから(ある意味)やむを得ない部分はあるのでしょーが、その慌ただしいテンポを(ワリと)そのままにミッチ氏とモリー先生のシーンもブレーキが効き切らない感じでサクサク進んでゆくのが、内容に比しての所要時間という意味でかなり高度な違和感だと感じられてしまったのです⇒もっとゆっくり先生と話したかった、と。。とりあえず原作を読むコトにしつつ、いずれ再見すると思います(いったんはこの評価で)。
[DVD(字幕)] 6点(2023-09-04 23:04:05)
222.  バイオハザード:ウェルカム・トゥ・ラクーンシティ 《ネタバレ》 
『バイオハザード』って、ゲームは一切(自分では)やったコトないのですよね⇒怖過ぎて。ハタチ過ぎ位までは実はホラー映画自体も(怖いから)嫌いだったのですわ⇒『エイリアン』が怖過ぎて最後まで観れなかった。後に、プレイ動画は幾つか観ているのですが、だからそもそも私自身がゲーム版に思い入れもナニも無いので、正直言うと今作もあまり楽しめなかったです、し、そーいう人にとっては(話の内容自体も、あと見ドコロなんかも)諸々とちょっと説明不足で伝わり辛い作品…かとも思われました。調べると、ゲームの1と2のストーリーを合成してる&メインの登場人物も5人勢揃いさせてる、というコトなのですかね?ソコに関しては、ゆーて原作が25年前の作品だから、どだいゾンビものとしては(今となっては)かなりオーソドックス・シンプル(で多少「レトロ」)な内容だとも思うのですよ⇒だからその意味での工夫・アレンジかとは思うのですが、一方で前述の「伝わり辛さ」にも少なからず拍車を掛けちゃってたかな…とも。  ゲーム版(特に1?)のコンセプトを継承し、最近のゾンビ映画としては比較的「正統に」怖い+映像がダークで悍ましい、という点については、シンプルにその映像のクオリティが高かったし+まずまず怖さ自体も在ったと思うのです。が重ね重ね、お話は分り難いし・キョウビのA級ホラーとしては結局ワリと地味に終わってっちゃうし・テンポもあんまし好くないし…で作品全体としてもあまり評価は上げられませんかね(⇒この程度の出来で続編展開する気マンマンなのもサブい)。まあ、もう一点下げる気にもならない…という感じではありますケドも……
[インターネット(字幕)] 5点(2023-09-02 09:06:33)
223.  Tommy/トミー 《ネタバレ》 
わー私コレ好きですわ~シンプルに音楽の感じがだいぶ好みっすね!形式としても、そもそも私オペラ好きなんで嫌いなワケが無い。恥ずかしながら「ザ・フー」をチャンと聞いたコトすら無かったのですが、クラシカルなロックでノリが好くて実に心地好かったですわ。ゲストのティナ・ターナーとかエルトン・ジョンも存在感ありましたし、終わり方も個人的には超・爽快でしたね。また観ます。  話の内容自体が結構ブッ飛んでるので、監督ラッセルの(コレも必然的に)ブッ飛んでる映像表現とも(何とか喧嘩せずに)ウマく調和してましたよね。その上で、役者としてはお母ちゃん役の女優さんがメチャ頑張ってたのではねーでしょーか。随所でかなりハッチャケてましたし、と言ってシリアスなシーンも手を抜かず、しかも歌も自前なのですね(フツーにチャンとプロ歌手だし、その方面のステージ経験も豊富な方とのコトで)。納得&脱帽。
[DVD(字幕)] 8点(2023-08-31 08:51:51)
224.  呪われた修道院 《ネタバレ》 
ナンスプロイテーションというジャンル自体は、70年代を通して流行して⇒で80年代に入って急速に衰退した…てコトだと思うので、ワリとそのジャンル終盤に於ける作品…というコトになるのかと思います。で、監督があの(節操の無い・恥知らずな・The 劣化コピー機&B級ホラー界の面汚し、な~んて)ブルーノ・マッティ a.k.a ヴィンセント・ドーン(他)なんで今作もやっぱ当時の流行りホラーのパッチワーク的なコトにも(また)なってもーてますね(+その上でのナンスプロイテーションだと)。大まかに言うと、舞台が修道院な『サスペリア』すね。殊に、ショックシーンの画ヅラに赤を多用してるトコなんかと、あといちおう全編通して謎・トリックが仕込まれていて⇒でソレが部分的にはやや不可解なトコロも、でしょーか(⇒コレは、イタリア製宜しくジャーロ風…と言っても好いヤツかも)。んで他方、ショック描写の部分的なトコロは例えばフルチだったりロメロだったり、あと話のキモ or トリックの部分は少し『オーメン』ぽかったりもします。まあ、全体としては別に全然面白くはない平凡な作品だとは思います(⇒ケド、確かに大いに時代相応+時代っぽさ・時代の風ってのを感じられる作品だ、とも)。  しかし乍ら一点、極めて意外で失望だったのが、今作て(こんな感じなのに)エロがほぼ入ってないのですよ。で、こちとらソレを多少は期待して観てるんで(⇒ナンスプロイテーションてそーいうヤツでしょ!)だから裏切られてとてもとても哀しいので更に一点引いておきます。やれやれ…
[ビデオ(字幕)] 2点(2023-08-30 09:40:52)
225.  裁かるゝジャンヌ 《ネタバレ》 
うーん…私は一体、いま何を観たのか?とゆーのをスグには断言できなかった、とでも言いますか。。例えば、画面の総合的なクオリティとか、或いは(サイレントではありながらの)諸々の演技の出来だとか、そもそもソコら辺はもうオーパーツ!とかってレベルでメチャクチャ高度だったと思うのですよね。でもやはり、ソレらとて(100年前のサイレント映画のヤツだから)現時点の一般的な映画のモノとは大いに質感を異にしているとも思いますし、でも他方、どう見てもつくりもの・ごく抽象的な表現でもあるのに、むしろ意外なマデに真に迫って深く深く心を穿ってゆくとゆーか(⇒私自身は、キリスト教徒でもナンでもないのですケドね)正直に本当に何が画面に映ってるのかが段々と好く分からなくなってってしまいました…と。重ね重ね、私は今映画を観たのか・宗教音楽を聴いたのか(⇒まあ伴奏音楽は現代の後付けだと思いますが)・小説を読んだのか(⇒サイレントのモノクロだからか実に高尚で文芸的な空気も感じ取れたのですよね)・それとも何か、現実の歴史の一ページとゆーのを奇跡的にも垣間見る機会を得てしまったのか……この上無く独特でそして唯一無二とも言える映画鑑賞経験、なんてのをしてしまったという風にさえ感じてしまいました⇒今まで観たサイレント映画の中では、間違い無くイチバン強烈でしたすね(その意味でのこの評点で)。
[DVD(字幕)] 9点(2023-08-29 00:04:16)
226.  ソドムの市(1975) 《ネタバレ》 
直近、所謂「ナチスプロイテーション」に該当する作品を幾つか観てまして、でその参考として+必要に迫られて『愛の嵐』とコレを観直してみた…ってコトなのですね(実はバリバリに同時代モノなんでして)。んで、まずはやっぱりエログロのエロって(こないだも書きましたが)映画のコンセプトとしては陳腐化し易いねんなァ…とゆーコトでして、正直どーしたって「変態地獄」と「血の地獄」は(今観ると)ちょっとかなりショボいんですよね…と。加えてコレもそこいら中で言われてるよーに、一方で「糞尿地獄」だけは再現度が比較的高いから結果的に画的なバランスが極めて悪い、クソみたいな⇒否クソそのモノって映画になってしまってる…と(私も)思ってしまいますね。だからまた、コレだと確かに何か言いたいコトがあったとしても、チャンと伝わるかどーかについては甚だ怪しい…としか(私も)言い様がねーのです⇒多分、みんなソコに目が行かない。  とは言え、今作に関しては、そもそもナニか具体的な「言いたいコト」なんて無かった…とゆーのが最大の問題だとも(+久し振りに再見しても)思われますケドね。。パゾリーニ自身はやはり、他の作品を少~し観ただけでも超・コテコテの共産主義者=筋金入りのアナーキーなキャラなのだと思いますし(+それは映画人としての彼にだって確実に根付いて居る程度に深いモノでもあるでしょーし)⇒だから、この世界の・人間性の何もかもに「反逆する」かの様な今作にさえ、寧ろ「だからこそ」と言って好い様な彼なりの意義とゆーのはきっとあるので御座いましょう⇒尤もソレは私含む大半の一般人にとっては、ちょっと共感可能なモノではない…とゆーだけのコトだと。。でもしかし、観直すとまた流石のパゾリーニだけあって演技や台詞回し・或いは美術その他なんかも含めて(+エログロも時代的には)映画自体のクオリティは決して低くない(⇒かなり高い)とも思われてまして、ソコは逆にちょっと残念ですらありますかね。。  ※ナチスプロイテーションの諸作品については、ポルノの側面がごく強力なヤツばっかなのでこちらのサイトでは登録・レビューが不可なのです。悪しからず。
[DVD(字幕)] 6点(2023-08-27 21:08:05)
227.  スランバー・パーティー大虐殺 《ネタバレ》 
コーマン御大の製作!とのコトですが、そもそも彼が製作のスラッシャーって他にもあるのでしょーか?結局のトコロ「なんちゃら・マサクル」というごく典型的なヤツであるのも含めて、内容は完全に時代相応としか言い様が無いごくコテコテなるスラッシャーです⇒むしろ、根本的な設定的には更に以前の(スラッシャーの始祖の一つでもある)あの『暗闇にベルが鳴る』にクリソツな気もしてます、が私もなにぶん(ソッチも観たコトある…とは言え)昔のコト過ぎてよ~覚えとらんのでして……  でもまあとにかく、ごく古典的でプリミティブなスラッシャーだぜ!てコトなのでして(尺もごく短いし)、要は唯々「エロとゴアが在りゃあエエんやろ!」てなダケのヤツなのですよね⇒そもそも、コーマンってスラッシャーに関係なくそーいう映画人ですよね、とも。ただ、そのエロとゴアについては(個人的な結論としては)時代的にも微かに平均を上回るか…という感覚はありましたすね(特に前半のエロは明るく爽やかで好し)。しかし、ゴアについてはそれでも一長一短あり…とゆーか、やってるコト自体は結構エグいし+終盤はかなり派手にブッ殺しまくってて人数的には比較的ゴージャス、だったかとも思うのですケド、他方、血ミドロ具合や特撮・特殊メイクアップなんかはワリと低レベル(=ほぼほぼ肝心なブツを見せずに誤魔化す系統)だとも思いましたし、あとアクションとゆーか格闘シーンがまたごく低レベルなのですよね…(=コッチもカメラワークで何とか誤魔化してるダケ、とゆーか…)  結論、それほど特筆すべき見ドコロが在るとかって作品でもねーかな~とは思うのですケド、それでも一点⇒肝心の犯人役のサイコのサイコ度合い(+実際の演技)に関してはまあまあだと思えたコトも踏まえまして、いったんこの位の評価としておきます(今だ、暇潰しにはなるかと)。
[DVD(字幕)] 5点(2023-08-24 00:28:50)
228.  バービー(2023) 《ネタバレ》 
冒頭からの「バービーランド」の描写のブッ飛び具合には、コレがこのまま最後まで行ったら流石に付いていけねーゾ!とチョイ不安にも思ってしまったのですが(⇒そりゃコッチとて、今作中でバービーが=バービーランドそのものが悪役側にひっくり返る様なコトは幾らナンでも無いだろ~と思ってたので)最後まで観ると全然「無難」に=穏便に・予定調和的に・共感可能なモノとして終わってってくれる映画ではあったので、そこはひとまずホッとしましたかね(⇒まあ、世界的にヒットしてるチャンとした商業映画だったな…と)  ただね、あくまで個人的には、今作って世間で言われてるよーなメッセージ性の強い・批判精神に満ち溢れた(部分的なる)社会派作品…なんて代物には全く見えていませんでしたよ。この作品が最も批判するトコロの=主人公バービーがラストにはソレを打ち破っていくトコロの「敵なる」価値観とゆーのは、ソレこそそのバービー自身が自己矛盾的に抱えてるとも言える「画一性」であって、その端的な顕れとしての「男と女の関係性の中に在る画一的な(古臭い)ナニか」だと思うのですよね(+最終的にはそこに対する批判の刃はソレこそバービー自身にもチャンと向いてゆくのですし)。でも、今作って別にそこに関して何か一歩先のラディカルなコトを言ってるワケでもナンでもなくって、唯々「男も女もどう生きても・どう在っても好い」とか、ナンなら「人間は誰しも好きな様に生きれば好い」くらいのコトしか言ってないと思うのです⇒でソレって、ナニをどう言い訳したトコロで(少なくとも)30年くらい前には完全に・白黒ハッキリ「勝負が付いた話」だよな~と。私は正直、やや刺々しくて申し訳無くも思いますが、この映画がイラついて観れない or 社会として受容し難いから上映禁止にしちゃう、とかってのは、流石に今どきソレはどーなの?と思ってしまいますケドね⇒ゴズリング演じるトコロのケンなんて、女にビール持って来させてふんぞり返る様な・海辺で焚火焚いてギター弾きながら迫って来る様な、見た目カウボーイ(or スタローン)なんてゆう激イタ男じゃねーですか⇒幾らナンでもモ~絶滅したでしょ⁉と。。  重ねての結論、私にとっては今作は特筆すべきメッセージ性など無い、とうに滅びた「過去の遺物」(or 人類全体としての「若気の至り」)を笑いの対象とした「ノスタルジック」コメディでしかありませんでした⇒で結果的には今年最高レベルに終始ゲタゲタ笑い転げてしまった…のでこの評価となっております。ただし、純粋にコメディとしては一点ダケ、こーなるとやっぱ「ツッコミ」役が欲しい…と思ってしまうのですよね。。誰かツッコミのプロ(⇒比較的毒気の少ない一流のベテランの)が唯々ひたすらツッコミ倒す…てオーディオコメンタリーとか付けてくれたら、BD買っても好いのですケド。。(ソレかもういっそ、こーいうのに対して最早「毒」でしかないウエストランド井口とかでも好いかな…な~んて。。)    ※追伸:前述どおり、作品の内容的には(個人的には全く)悪意も敵愾心も⇒だから当然イライラも感じなかったのですケド、内容とは関係無いトコロの所謂「バーベンハイマー」とかは少し話が違うのでして、例えばコレが納得いかないから観に行こうかどーか迷ってる…という人も居るかと思うのですね。個人的には、そーいう人は別に観に行かなくても好い(という程度の)作品だった…とも思いますかね。重ね重ね、本当に単なるコメディでしかなくて⇒大した中身が在る様な作品ではない…とゆーのが個人的結論なのでして。。
[映画館(字幕)] 8点(2023-08-19 14:28:42)
229.  残酷女刑務所 《ネタバレ》 
うーん…面白くないな……映画のどんなジャンルでも、多少なりとも経時変化としての「陳腐化」とゆーのは避けて通れないコトかとも思うのですが、比較的に顕著なのがアクションとかかな~とも思ってましたが(意外と)ポルノ系統も高度にそーなのかも知れませんね。女優さんが(揃ってまあまあ美人なうえ)トップレスまでは平気で見せてくれるのでありますし、セックスシーンや折檻シーンもチャンと在るには在るのですが、今観るととにかくどれも「生温い」のですよね…まあ、今どきならAVとかで幾らでももっとハイレベルで、かつ(間違い無く部分的に)ホンモノ度も高い描写が観れる状況なワケではありますし……  いちおう、建付けからの監獄もの⇒で終盤は脱獄もの、でもありまして、ラスト付近はアクションぽい展開にもなってゆくのです、がコレも(年代的には珍しい方の女性ものアクションてコトで)やはりキレ味は欠いてますし……まだあまり研究出来てはいませんが、同じ年代の同じジャンルなら邦画の方がより尖鋭的…である気もしますね(⇒ちょっと他のも観てみましょう)。
[DVD(字幕)] 4点(2023-08-17 23:04:35)
230.  0課の女 赤い手錠 《ネタバレ》 
こちらも多分に東映ポルノ(その他)の流れを受け継いだエロティック・アクション作品と言えますかね。ただ、エロ方面はやや控えめ…とゆーか、基本レイプシーンオンリーなので(少なくとも)万人向けという感じではありません。とゆーか、アクションの方とて単なるクライム系と言うよりは確実にスプラッタ系の方になっちゃってまして、時代を考えてもコッチのレベルの方がごく高度だったかも…と思います。更にそもそも、アメリカン・ニューシネマだのマカロニ・ウエスタンだの…てこの頃の諸作品と比べても、お話+キャラの中身自体がシンプルに相当にドギツい…という作品でもありましたかね⇒マジでド腐れ外道しか(ほぼ)出て来ない…  まァでも、時代的にも役者さん達が本質的にそーいうメンタリティを(実際に多少なり)持ち合わせてるんだろーな…とゆーか、見るからにヤバそうな雰囲気が立派に醸し出されててまずソコは大成功してたな~とは思いますよね(杉本美樹さんをはじめ郷鍈治・遠藤征慈、あと室田日出男と丹波哲郎も含めて)。中盤ややダルめなコト+コレも中盤は主役の杉本さんがイマイチ存在感が無い…辺りは多少減点要素になるとも思うのですが、丹波哲郎が吹っ切れた後からの破滅的な大騒ぎ⇒悪党が全員滅んで終わるラスト…まではかなりテンポ好く・面白く・カタルシスまで感じつつ観終われましたので、コレも高めに寄せてこの評価と致します。重ねて、ちょっとエグい作品ではありますが、今なお暇潰しには持って来いかと。
[インターネット(邦画)] 7点(2023-08-14 12:02:27)
231.  不良姐御伝 猪の鹿お蝶 《ネタバレ》 
このちょっと以前からの東映任侠ものの系譜を継ぐ作品…なのは間違いないのですが、主演・池玲子さんというコトもあって、もう一つこの頃の「東映ポルノ(その他)」の要素をも高度に孕むエロティック・アクション(任侠もの)といった感じですかね。その意味では、最大の見どころは完全に冒頭のアクション=玲子さんが風呂場で襲われるシーンに尽きますね。腰巻きくらいは付けてくるのかと思ったら、マジで全裸で猿の如くに暴れ回りますからね!んでもって正に血は湧くわ(諸々の)肉は踊り跳ねるわ、腕は落っこちるわ雪は降ってるわ⇒その雪の白のみならず玲子さんの白い肌にも血飛沫が紅い花を咲かせるわ、ココにはモ~度胆を抜かれてしまいましたです。タランティーノの脳裏にも焼き付いて離れなかった…としても、然も在りなん…としか言えません。  上記のシーンが在る時点で、正直高評価からは既に外し難いのですが、それでもちょっとそっから先がだいぶんアバウトな映画であるのも確かなのですよね(やや悩ましい)。池玲子さん=猪の鹿お蝶は父の仇として名和宏・河津清三郎(+ほかシークレット一名)を狙っていて、で愛国青年ヤクザみたいなイケメンが同じ様なコトを考えてて、んでクリスチーナ・リンドバーグが(イギリスのスパイだけど)その愛国青年と恋仲で…みたいにそもそもワリと入り組んだ話だと思いますし、んでまたクリスチーナちゃん自体がドエラい大根だったりもして…(まあ、日本語にせよ英語にせよその方の演技に単に馴れてないってコトかも知れませんが…)あとはシンプルに、全体としてもかなりポルノの方面に注力してる作品なので、尚更にそのややこしい筋を描く方に力が回らなかった…というコトにも思えますかね。  ただ、いちばん根っこのトコロではまたシンプルな話でもあるので、ラスト付近はサッパリと分り易く観れますし+そのオーラスのカチコミ場面とて中々リキが入っていて好かったと思いました。あと、エロ&アクションな娯楽作にも関わらず音楽や画づくり(画のモチーフに何を使うか)の方面に関してはだいぶ凝ってるな…とゆーかなんかアート系ぽい雰囲気すらも在って個人的にはソコもかなり面白かったすね。もう一点、エロスという意味では、池玲子さんとて若くてピチピチのグラマラス+クリスチーナちゃんは超美人(+コッチもごくグラマー)なのですがもう一人、絵に描いた様な豊満熟女!という三原葉子さんが、演技的な意味での「色っぽさ」の表現の面で若い二人より一枚上手だったかな(いいアクセントだったかな)とも思われました⇒これは、多分に私自身の「趣味」というコトかも知れませんケドも。
[インターネット(邦画)] 7点(2023-08-14 11:47:44)
232.  ミスティック・リバー 《ネタバレ》 
時を経て最近は、この~「ドラマになってないサスペンス」とゆーのが(何なら)全映画ジャンルの中でもイチバン苦手!なモノになってしまってまして、唯々「事件=人が殺される」為ダケに状況が設定されて登場人物(=被害者&加害者)が出て来て、で殺されて解決して終わる…みたいなヤツが観てても全く面白く感じられないのですね⇒ガキの時分には大好きだったのですケドも。まあ、ゆーてフィクションなんて全部そう…だとも言えるでしょーケド、ソレでも(もはや)どーにも詰まんないんだからしょーが無いジャン!とは言っておきたく。。  で、今作はその意味でゆーと、建付けとしては完璧に「ドラマになってるサスペンス」てか「ドラマ主体のサスペンス」の方ではあるのですよね。がしかし、結論的には逆に「サスペンスとしては(犯人も意外だし)面白かったケドも⇒ドラマとしては…」という感じなのでして、つーかやっぱちょっと納得いかん…!てな感じだと言いますか。ソレでも、ジミーが法の裁きを受けなかったコト自体は、多少は無理矢理にではありますが納得できないコトもねーのですよ⇒残されたセレステと息子の為でもあるのでしょーし、結果的に余りにも理不尽に殺されたケイティのコトも含めての(旧友としての)ショーンの判断でもあるのでしょう、と。  しかし、だとしても、私にはシンプルにデイヴが(また)余りにも救われな過ぎる…とゆーのがモ~辛抱ならなかったのです。そもそも、大前提となる25年前の事件つーのだって、根本的にはコレはほぼデイヴの災難=ほぼデイヴのみに関わるドラマとしてのキモだと思うのですよね。だから、ソレを前提としてる作品としての「大枠」とゆーのを考慮しても、今作は(ドラマとしては)まずは唯デイヴのモノであるべきで、なのにソレがこう終わってしまうのは(ドラマとしてはまた同様に)流石にちょっとお粗末だな…とゆーのが私の支配的な見方ではあるのですね(⇒何なら、本来どーでも好い筈のジミーとショーンのドラマで誤魔化したな貴様ら…とすら思えてしまう)。重ねて、サスペンスとしてはかなり(⇒個人的にも久し振りに存外に)面白かったな…とも思ったのですが、でも正直ムムムム…てな感じでしたすね。
[インターネット(字幕)] 6点(2023-08-11 23:26:55)
233.  ミンナのウタ 《ネタバレ》 
毎度のコト、全く事前情報を入れて行かなかったのですが、要はアイドル女優さんでホラー撮ったろう!の男性グループ版!なのですよね。個人的にはまず、男女を問わずそーいうのは一定の需要が有る=喜ぶ人が居るからやってるコトだと思うので、少なくとも「意味」はチャンと在るのだろーからその時点では何も思うコトはありません(あくまでその意味が私には伝わり切らないかも知れない…というダケで)。  で、肝心の内容はとゆーとコレがクラシック・Jホラー・ダイジェストとでもゆーか、誰でもちょっと観ればスグに分かる様な『リング』『呪怨』『着信アリ』なんかのごった煮…的なヤツなのですね(当然、賞味期限的にはかなり微妙…)しかし、中盤~ラス前にかけてはその培ったノウハウを全開にしてるとゆーか、確かに観たコトある描写ではあれどショックシーンがそこそこ怖くなくもない…みたいな感じでまあまあ盛り上がったりもするのです。布団の中とかシャワー中とか、あと少し走ってきて死角に入って⇒でお化けと入れ替わる、とか、古典的ではありますが(だから)いつやっても怖いモンは怖いので。加えて、肝心の男のコ達ってのも(全く経験が無いとかってナメたコトでもないよーで)それなりに演技が観れなくもないかな…とも思いましたですね。個人的な結論としては、この手のとしては寧ろごく出来の好い方かも…と思いましたかね。  ただし、痛恨なる一点が…ラストとゆーかホラー的なクライマックスであるあの家でのシーンは、ココだけはちょっとあまりにも支離滅裂・訳ワカメでしたすね。。基本、全編通してオマージュという名の丸パクリではあるのですが、だとしてもせめてラストぐらいはもう少しアイデアを出せなかったのかね?と流石に少しガッカリしてしまいました。最終結論、かなり悩みに悩んだ末に、低めに寄せたこの評価としておきます。無念…
[映画館(邦画)] 4点(2023-08-11 17:38:00)
234.  ベティ・ブルー/インテグラル<完全版> 《ネタバレ》 
個人的に近年、ロマンポルノをはじめとした古今東西の「ポルノ的」映画作品とゆーのにワリと(否、相当に)慣れ親しんでいる身であるのですが、そーすると今作ってそのジャンルにおいてはかなり高度に「よくあるヤツ」だとゆーか、セックスシーンを効果的に用いて描く映画としては内容的にも質感的にも実に普遍的な作品だ…と思うのですね。最も肝心なるこの二人ってのも率直に、破れかぶれとゆーか無軌道とゆーかもっと端的には「愚か」とゆーか(=理性的な意味での「箍が飛んでる」)、まずは実に直情的で無思考で「本能的」な人間に描かれていると思うのです。そしてそーいった二人をま~た実にごく取り繕わない(=雑然とした小汚い)リアリティしか無い世界の中に放り込んで描くコトに依って、むしろその(彼らの人生の or 映画が描くべきトコロの)「目的」、つまりその愛こそが唯、世界で一つだけの「真実」に見えてくる…とでも言いますかね。その意味では、前述どおりこーいう映画をかなり観てきた私からしても、コレほど迄にその諸々が「映り込む」のを最初から全然気にしていない映画も珍しい…と思うと同時に、だからこそコレは完全版で観なければ=コレにボカシなんか入れた日にゃあ全く以て観る価値が四分五裂してまうな…とも思うのですね(⇒そしたらも~ナニ一つ「真実」ではなくなる、と)。実に(根っこのトコロで)ポルノ的で、そしてソレが120%成功している映画だな…と思わされてしまいましたよね。  ただソレで居て今作はまた同時に、実に文学的でハイソなクオリティをも兼備している…とも思わざるには居られないのですよね(コレはもう、フランス映画だから…とだけ言っておけば足りるモノなのか、或いは「愛」を描くコトこそが最も本質的に文学的なのだ…とでも言い加えた方が好いのか)。ベアトリス・ダルというお方は、後の作品の印象からすると(若い頃は)こんなに可憐だったんだ…とも(やはり)思ってしまったのですが、ルックス的にはこの頃からも少し口元がだらしないとゆーか、ただソレは(好意的に捉えれば)野性味とゆーかまたその描くべき「人間臭さ」の凝り固まった部分にも見えてくるとゆーか、そーいった諸々の「二面性」を含めてとにかくルックス的にもキャラ的にも超・ハマり役だったと思うのですね(重ねて、後に発覚した様に、彼女が実在人物としてもごく「飛んでるヒト」だったとゆーコトも踏まえて)。ジャン=ユーグの出来も相当に出色だったと思いますが、コレは正直「彼女の映画」だ…と言った方が好い様な気もしてますね。
[DVD(字幕)] 9点(2023-08-11 10:14:14)
235.  ザ・メニュー 《ネタバレ》 
ちょっと低めに付けてしまってますが、理由は明確ですね。  ○思ったよりも+序盤の雰囲気からしても、想定よりずっと「隅々までは明解に種明かしがされずに」終わってゆくタイプのサスペンスなのですよね。そもそも、ソレ自体からして個人的にはかなり高度な違和感になってまして、レイフ・ファインズ演じるこの主人公って(私には)確実に頭に超の付く「完璧主義者」の方だと思われたのですね。にしちゃあ、この企ての全体の顛末からしてまず随分と雑だな…と(こだわりシェフの気まぐれパスタ、みたいなコトになってんなァ…と)。  ○もう一つシンプルに、ジャンル的に=サスペンスとしたって、こーいうごく高度に「モヤっと」したまま終わってゆくヤツが(コレも個人的に)とにかく苦手なのです⇒基本、そーいう作品には今までも高得点は付けていないのですが、今作も私にとってはその範疇の代物でありました。  あとは…メインディッシュ=サスペンス以外のクオリティとして、まずは画づくりや演技等の「見た目」の部分は端的に上質な映画だったと思います(アニャ嬢も美人)。んで、何となく諸々とやはり「風刺的」「寓話的」な意味合いだって感じ取ろうと思えば幾らでも感じ取れる…という質感でもあるのですね。しかし重ね重ね、殊にサスペンスであるならばそんな添え物の質がどーあれ、本筋がコレだと私にとってはほぼ意味が無い、というコトなのです(豚汁と漬物がどんなに美味しくたって、肝心のトンカツが焦げてたならそんな店にはもう行かない、と)。思えばそもそもソレ自体が、見た目の華美なコト+意外性だのなんだのにばっかこだわってるスローヴィクの料理とも、非常に重なる部分があるな…とも。
[インターネット(字幕)] 4点(2023-08-07 08:59:45)
236.  トランスフォーマー/ビースト覚醒 《ネタバレ》 
『ビーストウォーズ』観てましたよ!ソレはさておき、このシリーズってほぼほぼ観た後の感想って一つで⇒「映像はともかくもお話の中身が…」というコトでしかねーのです…ケドも、翻って今作は比較的にもごくシンプルな内容+全体の尺も(昔みたいに)アホみたいに長すぎる…てコトもねーのでフツーにまあまあ観易いですし、加えて肝心の映像(とゆーかロボット・アクション)は相変わらずカッコ好いので娯楽作としては全然気楽に楽しめると思うのですよね。少なくとも、若年層やファミリー向けには全然、持って来いと言って好いかな~とは思います⇒折角夏休みなのでどーせなら映画館でどーぞ。  ただですね…一点どーしても指摘しておきたいのは、先ほどシンプルで好かった…と言ったお話の中身=主筋とゆーのが「2つで1つの鍵」を探す話!というも~「先週観たゾ!」みたいなヤツだったのをはじめとして、結局ビースト陣営=マクシマルよりは(前作までと同様)車に変形する連中=オートボットが圧倒的にメイン…だから観た感じがま~た其処彼処で『ワイルド・スピード』ぽいコトだったり、中盤はアステカの遺跡巡りとかする感じがま~た『インディ・ジョーンズ』ぽいコトだったり、で終盤にはナニやら『アイアンマン』みたいなヤツまで出て来たり…と諸々と極めて「既視感」だらけの作品だったな~というコトなのですよね。。まァ、ハリウッドも超・深刻なる「ネタ切れ」状態なんだとは思うのですが、ソレでも何故にこんなにこの23年夏にそーいう映画ばっか大集結しちゃったのか?はかなり気になるトコロでして…
[映画館(字幕)] 6点(2023-08-06 21:22:28)
237.  さらば、わが愛/覇王別姫 《ネタバレ》 
抗い得ぬ時代の波に翻弄されるとある一つの世界を描いた作品にも見えるのですが、同時に、その世界におけるたった一人のとある人間の人生というものを完全に=完全なる完成度で描き切ったごく希少な映画でもある様に思われます。その人物は、その世界と同様に、逃れ得ぬ業を根源とする自らの相容れぬ感情・性格=魂の咆哮に、これも同じく翻弄され続けて居る様にも見えるのです。まずは、その常人には届かぬだろう域に達した複雑怪奇な人間性を、これでもかと抉り出すサマのそれ自体が稀有なことと、その抉り出されるソレ自体にまた実に見事で完全なる説得力が備わって居たこと、に非常に深い感銘を受けたのであります。が、何よりもまた同時に、その私の理解の到底及ばない奇異なる一人の人間というのが、何ゆえにこんなにも崇高に美しいモノに見えるのか、ともはや驚愕しないことには居られなかったのですね。それは、正義・善悪だとか、運命だとか、幸せだとか不幸せだとかそんな一面的で単純な価値観で割り切れてしまうだろう自分自身の人間性というのが、心の底から恥しく・悔しくなる様な感覚だ、とでも言いますでしょうか。  重ねて、その分裂症ぎみに複雑怪奇な主人公の生の有様において、他方で一つ明確に一貫しているのが、京劇という芸術における彼の存在そのものだ、と思うのですね。彼は、生まれながらにしてその様な存在であり、またその様にしか存在できない人間でもあり、そして唯その様に生きて、そして死んでいったのだ、と。これこそが、一つの芸術の真髄・極致を描いたモノであるとしたら、だからこそ今作におけるその彼がこんなにも美しい存在に見えたのだとしたら、芸術というのは実に哀しいコトですね、と。私が今まで観た中でも、五指に入るべき深遠な作品に思われました。
[映画館(字幕)] 10点(2023-08-04 00:58:58)
238.  マーラー 《ネタバレ》 
マーラーの伝記映画としてのドラマ部分は、演じるロバート・パウエルが(見た目的に)ドンピシャ+かつ非常に高度に神経質そーなルックスであるコトも相まって、ごく適切にシリアスで好い感じに仕上がっている様にも思えるのです⇒とは言え、少し説明不足なきらいがあるとゆーか、そもそもマーラーの生涯の前提知識が入ってない人にはちょっと付いて行けなさそーな感じでもありますが。。  で、個人的により気になったのが「それ以外」の部分とゆーか、題材が題材だけにそのマーラーの音楽(+他、なぜかワーグナーの曲)をバックに抽象的でかなりシュールな映像を流しまくる…という方法で音楽映画としての体裁を付けて居るのですよね。んで、コレがちょっと(部分的に)シュール過ぎて、一部はどーにも全体のシリアスな雰囲気とはマッチしてなかったかな…という風に思われてしまいました、と…(だからそもそも、マーラーの人生のお話って到底笑って語れる様なヤツじゃなくね?と…)個人的にはまた逆に、コジマ・ワーグナーの辺りはも~「笑うしかない」位まで完全に振り切ってたので、ソコは面白く観れましたケドね。映画としてのクオリティは諸々と決して低くないと思いますが、同時にごく高度に「観る人を選ぶ」映画だとも思われまして、あくまで私はあまりピンと来なかった…というコトですね。やや残念です。
[インターネット(字幕)] 6点(2023-08-02 23:59:46)
239.  DANCING MARY ダンシング・マリー 《ネタバレ》 
まァ~~実に支離滅裂な映画だなァ……と思って観終わったのですが、よ~く考えたら監督の前作『砕け散るところを見せてあげる』だって(ある意味)相当に奇抜で奇妙な作品だった…とスグに思い直しました⇒しかし、アッチは見事に成功してますが、コッチは…とゆーのが結局シンプルな私の結論でもありますね(ソレに気付いた以上は他に言うコトは無いってレベル)。こーいうのは完全に「メソッド」とかじゃない⇒「考えるな、感じろ」の世界!だと思うので、まァしゃーないかな…と。。(+二匹目の泥鰌なのかも知れませんが、やっぱ狙ってやるモンではねーかな…と。。)ソレでも、私は監督の次回作にはまだ大いに期待してます⇒こーいうヤツをまた撮るってなら、必ず観させて頂きますね。
[DVD(字幕)] 4点(2023-07-31 00:06:42)
240.  MONOS 猿と呼ばれし者たち 《ネタバレ》 
既にソコら中で書かれてるコトではありますが、あの『アギーレ/神の怒り』をガキンチョ共でやったった!みたいな映画っすかね。観てるコッチすら気が狂いそうになるホドに恐ろしくジメッと暑苦しい情景…の一方で、どこか背筋は常に薄ら寒い様な極上なる不快指数の高さ…とゆーのがココには存在するのです。ただ確かに、ガキが主人公…だからこそ更に諸々と衝撃的!である一方で、でもゆーてガキ相手だから(実際には)描写のレベル自体はソコまででもないカモ…とちょっと「ヌルさ」に近いモノも感じ取れたりなんかして、個人的には少なくとも『アギーレ』より上ってコトは(たぶん)なかったかな、と思うのですよね。一点、映像は随所でけっこう綺麗&いろいろ工夫が効いてる感じも見て取れるので、人に依っては(『アギーレ』みたいに)かなり高度にハマるコトもあるカモ…と思ったりもするのですね⇒たぶん、人に依って評価がかなり割れる類の映画かな…というコトの方が、個人的にはより強めの印象として感じられて居るトコロです。
[DVD(字幕)] 5点(2023-07-31 00:06:39)
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