2521. 鉄道員(ぽっぽや)(1999)
高倉健はこういう役は似合わない。というかあまりやって欲しくない。ちょっと重たいというか暗い感じがする。雪も似合わないことないんだけど何かが違う。元来は横尾忠則のポスターにもなったように、もうちょっと明るくて軽い感じの役者だと思うんだけど。よかったのは「居酒屋兆治」「夜叉」「あ・うん」までだなあ。90年以降はあまりいい役をやっていないと思う。巻き返しを期待する。 5点(2003-12-28 05:29:37) |
2522. タワーリング・インフェルノ
子供の頃見た時は無残に人が死んでいくのが怖かったのと、救助カゴには子供ながらに「無理だよ!」と思ったり、消防士ってカッコイイな。という程度の印象だったのだが、大人になると群像劇的な人間模様もわかる様になり、人間の愚かさや身勝手さばかりでなく、善人・悪人関係なく災害時では人はムシケラのように死んでいくという絶望感も感じらる。その後実際に起きた数々の災害・事故も思い出されるし、単なる2大スターのパニック娯楽作品などではなく、結構後味の悪い作品であるとの印象を持った。古さを指摘する意見も多いが40年後の現在でも十分に堪能できる作品だと思う。 昨今のパニック映画は映像的な仕掛けでハラハラ・ドキドキさせればよいという風潮があるし、そういう作品に慣れた人には確かに物足りないだろう。ただし、単にハラハラ・ドキドキしたいなら、ジェットコースターにでも乗るか、ギャンブルでもするか等々他に簡単な方策はあるわけでワザワザ時間かけて映画を見る必要はないわけで。久しぶりに再見し、パニック映画とは何か?について改めて考えさせられた。 [CS・衛星(字幕)] 8点(2003-12-28 04:03:25) |
2523. 引き裂かれたカーテン
ジュリー・アンドリュース&逃亡劇 で サウンドオブミュージックみたいと思ったのは私だけだろうなあ。でも演奏会の最中で逃げるし。似てないですかね? 7点(2003-12-28 03:56:44) |
2524. 断崖
作品もよいのだが、私がショックだったのは、この作品が日米開戦の時のモノだという事。 7点(2003-12-28 03:48:29) |
2525. 北北西に進路を取れ
商業的な成功をかなり意識して作られたと思われる、何でもアリアリの幕の内弁当的映画。娯楽映画の教科書的作品。日本でいうなら「踊る大捜査線」と言ったところか。 8点(2003-12-28 03:38:56) |
2526. ザ・ハリケーン(1999)
人種差別による冤罪投獄により、人を信じられなくなって人生を諦めた男が、人によって救われ、人生に対する希望や人への信頼を取り戻す。ショーシャンクよりこっちの方が上だと思う。希望がある。救いがある。 9点(2003-12-28 03:11:52) |
2527. ブロンクス物語/愛につつまれた街
なかなかよい青春映画だと思います。印象に残った一言「即対応」 7点(2003-12-28 02:57:29) |
2528. はつ恋(2000)
田中麗奈の可能性を感じる作品。 7点(2003-12-28 02:11:29) |
2529. 秘密(1999)
中高生の子供がいる父親にしかわからない感動があるようです。(私の上司ですが)いろんなものがダブって見えるようで・・・。まさか女房の若返り願望!? 6点(2003-12-28 01:59:39) |
2530. フォーエヴァー・ヤング/時を越えた告白
決して器用な役者ではない(悪く言うと大根役者の)メルギブソンが持ち味を存分に発揮した名作。ファンタジー好きは必見です。 8点(2003-12-28 01:49:05) |
2531. 蘇える金狼(1979)
優作は「しなやか」だなあ。と思いました。 8点(2003-12-28 01:15:55) |
2532. 野獣死すべし(1980/日本)
「こいつ狂ってるなあ」と思ったよ。圧倒されました。 9点(2003-12-28 01:09:28) |
2533. マイ・フェア・レディ
冒頭登場した女優が本当にオードリーなのかどうかを疑ってしまった。それぐらい自分を殺した名演技とともに物語はスタート。これからどうなるんだろう?という期待を持たせながらストーリーが展開されていきます。 8点(2003-12-28 01:00:32) |
2534. パリの恋人
《ネタバレ》 「ボンジュールパリ」は確かにいいね。オードリーが本当に楽しそうに踊っている。これで十分なのでは? <追記>17年ぶりに再見。まずは「アメリカ人よ、パリを見て死ね」という台詞がNHKで流される事の衝撃。また30歳差のカップルには違和感はある。これも年の差婚がアレコレ言われるようになったせいだろうか。ストーリー展開のキモは共感主義の哲学少女が「くだらない」モデルの仕事への評価の変化なのだが、女好きの哲学者のせいでウヤムヤなオチになってしまった印象。オードリーが楽しそうに踊っているのはいいんだがさすがに「声」は気になる。ファッションは着飾っているよりも普段着の素朴な方が個人的には印象はよい。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2003-12-28 00:52:25) |
2535. 鬼畜
山の手線にのっていて(浜松町近辺で)東京タワーがビル越しに「見える・見えない」状態になるといつもこの映画を思い出して切なくなります。 今この電車に乗っている何人の人が「鬼畜」を思い出してるのかなあって考えたりして。とても悲しい映画ですが、最後のシーンで心が救われます。 9点(2003-12-27 23:36:20)(良:1票) |
2536. 八甲田山
リーダシップとは何か?を考えさせられる映画。 <追記>10年ぶりに再見。欣也は愚かなリーダーというイメージだったのだが、よく見ると部下の信頼は厚く、慕われているが上司に振り回されてモノが言えない哀れなリーダーだったのだなと。まあ軍隊だから仕方ないけど。一方対比的に描かれる高倉健の方はちょっと英雄過ぎてファンタジーになってしまっているような。諸々の選択の結果も偶然性が高いというか、単純に各々の隊の善悪を決め付ける事もできず、自然の前では人間は無力なのだなあと思わせられる。特に311後だと痛感する。再見で気になったのは加山雄三の存在。常に冷静で空気を読む。上司の前ではしゃばらず、部下に対しても偉ぶらず、あまりリスクもとらない。こういう人が組織では生き残り、出世していくタイプなのかなと。 各々の隊については極端に対比的に描かれているが、どうも史実はちょっと違うようである。この辺についても詳しく調べてみたいなと思った。 [CS・衛星(邦画)] 9点(2003-12-27 23:33:08) |
2537. ビッグ
この頃はこんなに有名になるとは思いませんでしたが、トムハンクスもすっかり立派になりましたねえ。いろんな意見がありますが、自分を思い返してみるとやはり小学生と30代では違うのでは?と思います。イチバン大きな違いは世間体や体裁を気にする・富や名誉を求めるというところだと思います。ストーリーは単純ですが、結構面白い作品と思います。 7点(2003-12-27 21:49:11) |
2538. ユー・ガット・メール
メグも魅力的で、全体的にはまあまあ面白いんだけど、なんかのインタビューで主演2人が「メールで恋人を作ろうとは思わない」と語っているのを読んでいたので、映画見ている最中ずっと「どういう気持ちで演じているんだろう?」というのが頭から離れなかった。 6点(2003-12-27 21:43:32) |
2539. オリバー!
大勢で踊るシーンには圧倒される迫力があります。 6点(2003-12-27 17:00:33) |
2540. ペーパー・ムーン
やや単調な感じはするが、決して退屈はせず、ほのぼのとしたテンポでストーリーが展開されていくので息抜きにはもってこいの映画です。 7点(2003-12-27 16:52:55) |