2521. ラ・マンチャの男
「事実は真実の敵だ」で有名な大人向けミュージカルの最高傑作。年老いて夢を追い続けるドンキホーテ。現実を見ずに理想を追い続けるのは狂気なのか?現実だけを見て理想を追い求めないのは狂気なのか?本当の狂気とはいったい何なのか・・・。S・ローレンのアルドンサはこれ以外は考えられないというはまり役。現実に疲弊する売春婦が夢見る男によって希望を見出す。老人の夢想が女の現実に変化をもたらす。 自己の変革の意思は自分だけのものではなく、他者の変革をも引き起こすのだ。理想と現実のギャップ。人生とは常にこのギャップと戦い続ける事なんだと思う。 10点(2003-12-28 14:33:22) |
2522. チキ・チキ・バン・バン
子供達がホントにかわいい。テーマ曲もいつまでも頭から離れない。車はまるで生き物のようです。大人が見ても楽しめると思います。 8点(2003-12-28 14:27:07) |
2523. サトラレ TRIBUTE to a SAD GENIUS
調度祖母がなくなった頃に見たので、見たタイミングがよかったのかも。祖母との思い出がある人は感動すると思います。所詮ファンタジーですから非現実的設定を楽しめない人にはつまらない映画でしょう。この映画に限りませんが。 8点(2003-12-28 14:06:23) |
2524. ソウル・フード
家族といえども各々の生活や人生観があり、一体化するのは難しい。だから皆で集まって一緒に飯を食う必要があるんだろう。 6点(2003-12-28 13:47:07) |
2525. クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶモーレツ!オトナ帝国の逆襲
話題作という事で見てみましたが、期待していたほど面白くない。大人でいる事は現実として受け入れているし、別に子供に戻りたいとも思わない自分には、あまり感じるところの無い映画でした。この映画のターゲット外の中途半端な世代なんだと思います。 4点(2003-12-28 12:58:37) |
2526. 大逆転(1983)
《ネタバレ》 エイクロイドが一気に落ちぶれていく様は本当に哀れ。前半の賭けの部分が人間の本質を見事に描写している。<追記>12年ぶりに再見。テーマが「人間は環境で決まるのか?遺伝・才能で決まるのか?」という結構深遠なモノである事に気がついた。この部分をもっと深堀すればさらに面白くなったと思う。正直終盤の大逆転の所はどうでもいいというか、そもそもインサイダー取引なので、バレたら大罰金&刑務行きの可能性もあるわけで、爆弾を抱えたままハッピーになれるはずもなく、オチとしては安直で、シナリオとしてはどうかな?って気はする。もっと完全犯罪にすべきだった。 [地上波(吹替)] 6点(2003-12-28 12:48:40) |
2527. 星の王子ニューヨークへ行く
《ネタバレ》 双方の父親が各々のプライドをかけて、自分の家格に合う人間を婿・嫁にしようと懸命なところは滑稽。特に成り上がりタイプのマックのオーナーがとても人間臭くて、相手の人物ではなく、肩書き・身分で態度を豹変させるのが面白かったです。<追記>13年ぶりに再見。今見ると、女優が魅力に欠けるし、基本的にコメディーなので仕方ないが、もうちょっと家柄の違いや格差婚的な風刺・皮肉へのツッコミがあってもよかったような。 [地上波(吹替)] 6点(2003-12-28 12:41:16) |
2528. 茄子 アンダルシアの夏
人間いろんなモノを背負ったり、いろんなしがらみの中で生きているんだけど、なんとか自分に折り合いをつけて生きていくしかない。スポーツ映画ならではの爽快感がある。 8点(2003-12-28 12:24:58) |
2529. E.T. 20周年アニバーサリー特別版
久しぶりに見ました。やはり大人は子供にとって信用できない相手なのだろうか?顔も見せずキーホルダーをぶら下げチャリンチャリンさせているのがとても印象に残っている。これは信用できない大人の象徴?(私もやってるんだけど・・・) 10点(2003-12-28 12:17:11) |
2530. 鉄道員(ぽっぽや)(1999)
高倉健はこういう役は似合わない。というかあまりやって欲しくない。ちょっと重たいというか暗い感じがする。雪も似合わないことないんだけど何かが違う。元来は横尾忠則のポスターにもなったように、もうちょっと明るくて軽い感じの役者だと思うんだけど。よかったのは「居酒屋兆治」「夜叉」「あ・うん」までだなあ。90年以降はあまりいい役をやっていないと思う。巻き返しを期待する。 5点(2003-12-28 05:29:37) |
2531. タワーリング・インフェルノ
子供の頃見た時は無残に人が死んでいくのが怖かったのと、救助カゴには子供ながらに「無理だよ!」と思ったり、消防士ってカッコイイな。という程度の印象だったのだが、大人になると群像劇的な人間模様もわかる様になり、人間の愚かさや身勝手さばかりでなく、善人・悪人関係なく災害時では人はムシケラのように死んでいくという絶望感も感じらる。その後実際に起きた数々の災害・事故も思い出されるし、単なる2大スターのパニック娯楽作品などではなく、結構後味の悪い作品であるとの印象を持った。古さを指摘する意見も多いが40年後の現在でも十分に堪能できる作品だと思う。 昨今のパニック映画は映像的な仕掛けでハラハラ・ドキドキさせればよいという風潮があるし、そういう作品に慣れた人には確かに物足りないだろう。ただし、単にハラハラ・ドキドキしたいなら、ジェットコースターにでも乗るか、ギャンブルでもするか等々他に簡単な方策はあるわけでワザワザ時間かけて映画を見る必要はないわけで。久しぶりに再見し、パニック映画とは何か?について改めて考えさせられた。 [CS・衛星(字幕)] 8点(2003-12-28 04:03:25) |
2532. 引き裂かれたカーテン
ジュリー・アンドリュース&逃亡劇 で サウンドオブミュージックみたいと思ったのは私だけだろうなあ。でも演奏会の最中で逃げるし。似てないですかね? 7点(2003-12-28 03:56:44) |
2533. 断崖
作品もよいのだが、私がショックだったのは、この作品が日米開戦の時のモノだという事。 7点(2003-12-28 03:48:29) |
2534. 北北西に進路を取れ
商業的な成功をかなり意識して作られたと思われる、何でもアリアリの幕の内弁当的映画。娯楽映画の教科書的作品。日本でいうなら「踊る大捜査線」と言ったところか。 8点(2003-12-28 03:38:56) |
2535. ザ・ハリケーン(1999)
人種差別による冤罪投獄により、人を信じられなくなって人生を諦めた男が、人によって救われ、人生に対する希望や人への信頼を取り戻す。ショーシャンクよりこっちの方が上だと思う。希望がある。救いがある。 9点(2003-12-28 03:11:52) |
2536. ブロンクス物語/愛につつまれた街
なかなかよい青春映画だと思います。印象に残った一言「即対応」 7点(2003-12-28 02:57:29) |
2537. はつ恋(2000)
田中麗奈の可能性を感じる作品。 7点(2003-12-28 02:11:29) |
2538. 秘密(1999)
中高生の子供がいる父親にしかわからない感動があるようです。(私の上司ですが)いろんなものがダブって見えるようで・・・。まさか女房の若返り願望!? 6点(2003-12-28 01:59:39) |
2539. フォーエヴァー・ヤング/時を越えた告白
決して器用な役者ではない(悪く言うと大根役者の)メルギブソンが持ち味を存分に発揮した名作。ファンタジー好きは必見です。 8点(2003-12-28 01:49:05) |
2540. 蘇える金狼(1979)
優作は「しなやか」だなあ。と思いました。 8点(2003-12-28 01:15:55) |