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241.  スタア誕生(1954)
映画界という大きなビジネス、華やかな世界とは裏腹にどこか悲劇の要素が強く出ていて考えさせられる。映画を通して、人々の心にいつまでも残るジュディ・ガーランドの演技と歌声はどんなに時が経とうがけして失われることはない。この映画の中でもジュディ・ガーランドが見事な歌声を聞かせてくれてます。ジュディ・ガーランド自身が酒に溺れ、一度MGMを解雇されているだけにこの映画の中でも酒に溺れ、苦しむノーマンに対しての深い愛情、何かまるでジュディ・ガーランドの人生そのものとリンクしている。楽しい場面も多いけど、ただ楽しいだけの内容でなく、悲しいドラマとして、色々考えさせられる作品として、これもまたジュディ・ガーラントという女優を知るには持ってこいの作品であると言って間違いないでしょう!
[DVD(字幕)] 7点(2007-05-09 22:10:40)
242.  若い川の流れ
これまた時代を感じるなあ!しかし、それが返って好感の出来る作品になっていると見終わって思いました。同じ会社で働く男と女、石原裕次郎と北原三枝の会話、やりとりが何とも微笑ましくて良い。パジャマ姿に着替え、眠ろうとしている北原三枝に対して電話でとても失礼なことばかり聞く石原裕次郎、お互いの強気な性格が繰り出す馬鹿なやりとりも許せてしまいます。あまりにもベタな作りにはなっていてるものの、そのベタな展開も見ていてもちっとも嫌な感じがせず、またこの作品の中でも芦川いづみが可愛い。なんて可愛いんだろう!作品の出来、完成度では「陽のあたる坂道」には及ばないけど、これもまたなかなか楽しめる仕上がりになっていると思います。
[ビデオ(邦画)] 7点(2007-04-30 12:03:25)
243.  乳母車
本来ならドロドロした内容なのにそれを感じさせないのはイチにもニにも、芦川いづみの可愛さと新珠三千代の美しさ、この二人の嫌味というものがまるでない女性像があればこその清潔感のある作品になっている。冒頭のいきなり白い水着で現れる芦川いづみの笑顔に石原裕次郎もどっかへ消えてしまいそうなほどの芦川いづみが可愛くて可愛くて、何かもう芦川いづみを見ているだけで癒される。話そのものは本当にどうしようもない暗い話なのに、あっ!男優陣ではなんてたって、宇野重吉が良い。駄目な父親を演じていてもその駄目さが嫌味に思えないのが良い。
[ビデオ(邦画)] 7点(2007-04-28 17:19:58)(良:2票)
244.  青春怪談(市川崑監督作品)
あれ?まだ書いてなかったっけ!自分で新規登録お願いしておいて書いてないとは、これはいかん!いかん!てことで、観たのはもう1ヶ月以上前だと思うのでかなり忘れている部分があるわけでして、おっと!ん?6点!結構、厳しいですねえ!とは言うものの、そんな私も特別凄い作品だとは思えなかったし、確かにいのうえさんのおっしゃる通り、北原三枝の眉間のしわは気になった。でも、これはこれでそれよりも芦川いづみのなかなかお眼にかかれないレオタード姿が観れる作品ということで、かなり大目に見たいと思います。それとこの作品は話そのものは大した話じゃないけど、三橋達也の相変わらずな駄目男ぷりが見ていて微笑ましかった。色々と欠点はある。むしろ欠点の方が多いぐらいの作品だと思うけど、嫌いではないし、結構、好きだったりもします。
[CS・衛星(邦画)] 7点(2007-04-21 20:54:22)
245.  鍵(1959)
何か見てはいけないものを見てしまった気がしてなりません。何と言えば良いのか?京マチコをはじめとする出演者全員がとにかく怖かった。あの京マチコの何を考えているのかまるで解らない不気味な目付きと演技、そして、中村雁治郎のいやらしさ、変態ぶりと仲代達矢の医者の口調の不気味さ、ドロドロした人間関係、得体の知れない不気味な雰囲気漂う映像、物語、はっきり言って面白い作品ではないし、楽しい作品でもない。しかし、つまらないかと言うと、つまらなくはない。見終わった後の余韻の残し方の上手さは流石は市川崑監督!だと言える。本当に恐い恐い人間の持っている闇のようなものがこの作品の中から感じ取れる不思議な作品です。
[CS・衛星(邦画)] 7点(2007-04-04 22:26:19)
246.  集金旅行 《ネタバレ》 
「集金旅行」てどんな旅行や?思わずタイトルだけで借りて来てしまった。でもって、これがまたなかなか面白くて良い。佐田啓二と岡田茉莉子が東京から列車に乗ったり、船に乗ったりと旅を続けながら借金を踏み倒そうとしている奴らからお金を集金して回るのだが、ただ集金に回るわけでなく、母親と別れたままの幼い男の子の面倒を見ながら母親に会わせてやろうとするという完全なロードムービーの形を取りながら、それでいて、ちょっとした喜劇の要素も取り入れるという要するにロードムービーコメディ!佐田啓二に対しておちょくる岡田茉莉子と迫る岡田茉莉子、どちらの岡田茉莉子も凄く可愛い。作品の出来としてはけして、傑作とは言えないだろうし、それでもなかなか楽しめる出来になっていて見て損のない一本だと思います。それと行く先々で祭のシーンがあったりと見てたら旅行に行きたくなってまった。
[ビデオ(邦画)] 7点(2007-04-01 21:56:10)(良:1票)
247.  紳士は金髪がお好き(1953)
マリリン・モンローってこういういかにも馬鹿っぽい女性を演じさせたらピカイチだなあ!とそう思えて仕方がないぐらいに本当にどうしようもなく馬鹿な女性を演じつつも、けして、嫌味がなく、可愛い上に異性だけでなく、同姓からも好かれる。「紳士は金髪がお好き」って、このタイトルだけで借りてきてしまった。だってさ、私は金髪の女性に弱いんだもんよ!男なら解るでしょ!って、そんな私ははっきり言ってちっとも紳士なんかじゃない。そんな中、この映画はストーリー自体は特別凄いとは思わないものの、やっぱりマリリン・モンローの魅力だけで最初から最後まで引っ張るだけの力の持った映画だと思う。そりゃあ、この映画の中の男達がマリリン・モンローにメロメロになるのも解るよ!
[DVD(字幕)] 7点(2007-03-29 22:05:39)
248.  野火(1959)
太平洋戦争末期の日本兵の過酷な状況がよく描かれている。そして、何よりも才気溢れる演技が凄み、迫力で観ていて圧倒される船越英二がとにかく怖い。怖い。もう、本当に人間は食に飢えるとここまでなるかというほどの恐ろしさがモノクロの画面を通して伝わってくる。人間が人間の肉を喰う。しかもそれが戦友の肉という恐ろしさ、けして、楽しい映画でもないし、感動的な映画なんかでもない。そこにあるのはひたすら人間の苦悩、恐ろしさであり、色んな意味でずしりと重い映画である。
[ビデオ(邦画)] 7点(2007-03-24 11:29:22)
249.  おぼろ駕籠
和尚さん姿の阪妻も悪くない。いや、むしろ決まっていて良い。そんな阪妻のお茶目な和尚が坊さんなのにやたらと女に弱いのも笑える。またこの作品は女優陣、特に山田五十鈴と田中絹代の全く正反対な女としての生き様がどこか溝口健二監督の作品のような雰囲気です。時代劇というよりはどちらかというと、現代劇ぽい感じです。時代劇として観てしまうと、かなり物足りないけど、そうじゃない見方をするとなかなか面白く、いずれにしても俳優の演技と魅力で見せる作品ではないでしょうか!
[ビデオ(邦画)] 7点(2007-03-18 13:11:26)
250.  上流社会
かなり前に一度、観ているけどどんな作品だったかあまり覚えてなかったけど、久しぶりに観て思ったことがある。グレイス・ケリー、本当にこの女優さん、物凄く美しい。それもただ外見が美しいてだけでなく、内面的なもの、つまり性格も美しさを感じる。物凄く上品でそれでいて、美しいその姿にこの女優さんを好きだという男は当然として、同姓からも好かれるのだということをこの映画を通して改めて思った。話としては特に凄い面白い映画ではないし、だからといってつまらない作品でもない。私はこれがグレイス・ケリーのベスト作品だとは到底、思わないし、皆さんもきっとそうだろう!それでもグレイス・ケリーの美しさと見事な歌声、そして、滅多に観ることの出来ない貴重な映像、水着姿のグレイス・ケリーを観れるのだ!それだけでも良いじゃないか!そんなグレイス・ケリーがプール沿いで見ている夢の中に私も出たいなんてアホなことを考えてしまった男は私だけかな?それとこの映画が最後の作品となった彼女の姿を観てもう二度とグレイス・ケリーのような女優は現れないと思うし、今も現れてないとそう思ってます。
[CS・衛星(邦画)] 7点(2007-01-08 22:30:48)
251.  恋人(1951)
おっと、こんな作品があったとは、いやはや、びっくりです。風間重吉&投げ節のお仲さんが何と恋人同士とは!池部良も久慈あさみもとにかく若い。それでいて、今時の若い男と女とはまるで違う。ベタベタしていない。妙に爽やかなのが良い。話としてはそれほど面白味のある作品ではないけど、この二人を見ているだけで何故か楽しい。市川崑監督、こんな昔に、これほど爽やかな恋愛もの、それもコメディタッチな雰囲気十分の作品を撮っていたとは知らなかった。
[CS・衛星(邦画)] 7点(2006-12-04 22:08:04)
252.  ピクニック(1955)
キム・ノヴァク、この女優さん好きなんだよねえ!作品としてはそれほど大した作品でもないと思うし、かなり甘いような気がするものの、キム・ノヴァクの魅力が十分に伝わって見えたので大目に見ての7点です。
[ビデオ(字幕)] 7点(2006-11-12 17:26:50)
253.  欲望という名の電車(1951)
野性的なマーロン・ブランドと女としての哀しさみたいなものを身体全体で表現しているビビアン・リーの演技が凄い!緊張感漲る二人の演技、凌ぎ合い、この緊張感漲る作品の中で、特に凄いと思うのが、ビビアン・リーの演技で、この映画の中のビビアン・リー演じるブランチはどこか「風と共に去りぬ」のスカーレット・オハラを思わずにはいられない。だからと言って単にスカーレット・オハラを思い浮かべるのはビビアン・リーが単に年を重ねただけでない何か不幸なヒロイン象の中でマーロン・ブランド演じるスタンリーのような野蛮な男達に振り回されつつも強く生きていこうとするその姿に心が痛む。
[ビデオ(字幕)] 7点(2006-10-02 23:21:41)
254.  浮雲(1955)
森雅之の駄目な男、男のずるさと高峰秀子の女としての哀しさがモノクロの画面いっぱいに痛く伝わる。何ともやりきれないこの暗い話の中で二人が見せる演技の素晴らしさ、それを描ききった成瀬巳喜男という監督、ただ者じゃないと思う。作品全体、あまりにも暗すぎる為に、繰り返し観たいとは思わないけど、男と女の哀しき人間ドラマとしてなかなか見応えのある作品だと思いました。
[DVD(邦画)] 7点(2006-09-24 20:22:50)
255.  女であること
あのオープニングの変てこな歌、若き頃の三輪明宏の歌うあの音楽のインパクトがあまりにも強烈過ぎて、しばらくしたら内容など忘れてしまうぐらいです。それはさておき、原節子の常に怒っているような表情から一瞬だけ、笑みを浮かべるシーンが好きです。それと、そんな原節子と一番最初に出てくる香川京子の可愛さ、言葉使い、久我美子の京都弁も良い印象を残します。原節子と森雅之の夫婦に対して、どんな時でも「おばさま、おじさま」とまるで、華族の令嬢のような言葉使いからふるまい、内容は確かにシリアス、それもかなりシリアスな内容で、川島雄三監督がお得意とする喜劇とは違うものの、これはこれで結構、面白く観ることが出来た気がする。何しろ観たのは随分と前なので忘れかけてることの方が多いが、もう一度、観たい気がする。点数を7点から一旦は6点に落としたけど、やっぱり7点!こんな川島雄三作品も有りかと日が経つに連れて、段々と思えてきた。とにかく川島雄三監督としては才気みたいなものはほとんど感じないが、何しろ出ている女優の魅力は一度しか観てないけど頭に残るものがある。川島雄三監督はやはり女を撮らせても上手い監督さんだ。
[CS・衛星(邦画)] 7点(2006-09-19 22:07:18)
256.  赤線地帯
溝口健二監督の遺作!売春防止が成立される直前の赤線の女達の戦い、人間ドラマとして描いたこの作品、女性達の美しさ、流石は溝口健二監督らしく美しく描く。しかし、作品の出来としては、それまでの溝口作品の代表的な傑作と比べてしまうと、どうしても見劣りしてしまいます。どの女優にしても、本当に美しく撮られているのには感心させられるし、中でも若尾文子の可愛さは圧倒的です。これだけ可愛い若尾文子を当時、この作品の助監督でもあり、後に若尾文子とのコンビで多くの作品を手がけることになる増村保造が近くで観てれば、それは間違いなく若尾文子に惚れるのも解る気がする。
[CS・衛星(邦画)] 7点(2006-09-02 16:40:33)
257.  社長三代記
このシリーズ、これが初めて観た作品で、観たのは随分、前のことなので、忘れかけている所も多いけど、面白かったていう印象で、やっぱりこのシリーズ、全体に言えることだと思うけどって、そう言いながらもまだ数えるほどしか観てないけど、とにかく出ている俳優の顔ぶれと演技だけでも楽しめる作品になってると思います。どの人物にしても可笑しい中で社長代理の加東大介が特に可笑しかった。
[CS・衛星(邦画)] 7点(2006-08-26 11:13:02)
258.  媚薬(1958)
ジェームズ・スチュワートとキム・ノヴァクと言えばヒッチコックの傑作「めまい」を真っ先に思い出しますが、そんな二人が「めまい」同様、怪しい雰囲気で見せてくれるのは良いのだが、「めまい」みたいに何度も繰り返し観たいとは思わなかった。それでも楽しめることは楽しめる。ジェームズ・スチュワートとキム・ノヴァクが抱き合っているシーンで、突如、色が変化する所の描き方、あの猫の眼が異常なほど恐ろしく感じました。今回はこの二人よりも脇役のジャック・レモンの方が良いような気がする。本来なら6点レベルの印象だが、俳優達の演技とそれを映し出す映像、雰囲気などから1点プラスして7点と致します。
[ビデオ(字幕)] 7点(2006-07-30 16:11:26)(良:1票)
259.  社長太平記 《ネタバレ》 
マキノ雅弘監督の「次郎長三国志」シリーズで石こと石松を演じていた森繁久彌と同じく「次郎長三国志」シリーズの中でお仲さんを演じていた久慈あさみが競演していると知り、それだけの理由で借りて来ました。そんなこの作品の中では何と森繁久彌と久慈あさみの2人が夫婦とは、良かったねえ!石さん、お仲さんよう!等々、夫婦になれて、わたしゃ嬉しいよ!しかもそんな2人がお寿司屋さんで寿司食べながら、何と今作では下着会社の社長である森繁久彌の口から「次郎長親分の気持ちが私にはよく解る。」なんて台詞まで出てくるわ、その他にも「次郎長三国志」シリーズにも出ていた加東大介の姿も見れて嬉しかった。更に何と何と「次郎長三国志」シリーズの中で次郎長親分の子分だった鬼吉の母ちゃんまで出てきて、何だか「次郎長三国志」シリーズの続きでも観ている気分!話そのものよりも、出ている俳優の顔ぶれを観ているだけでも何だかとても楽しい。「次郎長」ものには出てないけど三木のり平が一番笑った。営業部長の三木のり平のブラジャー姿は大爆笑でした。ただこの作品、後半、特に最後の10分はかなりだれる。どうせならもっと滅茶苦茶な感じのコメディとして最後まで行って欲しかったなあ!その辺りが大きなマイナスです。まあ、それでもなかなか面白いと思ったので7点てことで、その他の社長シリーズも観たいと思う。
[ビデオ(邦画)] 7点(2006-05-08 21:21:09)
260.  次郎長三国志 第四部 勢揃い清水港 《ネタバレ》 
ぐる次郎親分さん!わっしもこの作品は何かそれまでの三つに比べるとやや落ちる気がします。やくざに追われている力士を助けるという設定はまあ、悪くはないし、最後の方もマキノ監督らしいワッショイ!そ~れ!て感じの内容で盛り上がるけど、全体的にややトーンが低く思えた。まあ、それでもお仲さんがいると知った時の石にはこれまた笑えたし、そんな悪くはないからまあこの点数ですけど、前の3本に比べるとどうしても落ちる気がします。
[CS・衛星(邦画)] 7点(2006-05-07 09:34:59)
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