261. 東京ジョー
占領下の銀座、ボギー扮するジョーがやってた店の名前が東京ヂョー というだけで単純にカサブランカのリックスカフェを思い出してしまう。ポイントで見るとあの渋いボギーが日本語しゃべったり、ガンアクションやカサブランカと違った切り口の泣かせと見所はある。当時の映画としては日本を皮肉った描写もしてないし、ボギー好きは観る価値有り。やっぱりバーボンの似合う男でボギーの右に出るものはいない。 8点(2003-11-03 09:54:11) |
262. ノックは無用
マリリン・モンローはあくまでセックスシンボルですね。シリアス(個性的)な役柄ってせいもあるんだろうけど、観てられなかった、というより浮いてるな~と思ってそっちに気をとられてしまった。ストーリーは結構斬新だったんだと思う。がやっぱり彼女が鍵を握っているキャラの話なのでアン・バンクロフトと役を入れ替ったら落ち着いて観れそうな気はする。アン・バンクロフトはデビュー作だし、ビジネスとしてはしょうがないんだろうけど・・・。 4点(2003-11-02 20:59:55) |
263. 三つ数えろ
《ネタバレ》 このボギー存在感は何?、存在そのものがハードボイルドだ。さすがローレン・バコールとの息は共演者以上のマッタリ感すらある。次から次に障害を打破して「3つ数えようか?」で自らは手を汚さず終演。原作から一見難解で逸れた脚本に起こすのは魅力の一つ、行間を読む楽しみが大きい典型的な一品です。それにしても渋すぎる・・・。 9点(2003-11-02 17:10:41) |
264. 雨に唄えば
ストーリーもミュージカルも観てて楽しい気分になる。キャスト紹介の頭で傘さして歩いてくる3人見るだけでわくわくする。最後の落とし方もわかり易いし爽快。いいものはやっぱり良い。 9点(2003-11-02 16:16:43) |
265. ホッファ
組織を作り上げるカリスマ性と腹黒さをジャック・ニコルソンが熱演していた。ダニー・デビートの他に頭の切れるブレーンを置けば磐石の組合になったであろう。上り詰めてしまった人間が妬まれ裏切られ、1人ではどうしようもない悲しさもあった。 7点(2003-11-02 10:47:35) |
266. ピアニスト
傲慢な犯罪者であり異常な生い立ちであり複雑な気分で観ていたが、最後自分の胸を刺してしまってやっぱり不幸な人だったと思った。初めて彼に抱かれてしまった所、純粋な少女に戻った様な表情が印象的だった。度が過ぎるか否かでこんな人いますね、重い。 4点(2003-11-01 23:47:51) |
267. シャイニング(1980)
怖いねこれ。お化け屋敷に入った気分で中盤からはキャラの一挙手一投足にハートビート、「出るなよ」って思いながらも期待してる自分がいた。最初に奥さんの幸薄顔がアップになった時点でホラー確定。ホラーですごいと思う脚本は無かったけどコレは別格。キューブリックの美意識にこだわった画には非の打ち所がない。額の広いニコルソンも迫力十分の演技。あの少年、当時7歳を気にさせないナイスキャスティング。 10点(2003-11-01 02:43:10)(良:1票) |
268. スピーシーズ/種の起源
ナターシャ・ヘンストリッジ綺麗ですね。蟷螂みたいに頭から食べて欲しい。 5点(2003-10-31 22:59:28) |
269. ハムナプトラ/失われた砂漠の都
リアルと思えばそう見えてしまうCGでした。あの虫の鳴き声と音が耳から離れなくて・・・鳥肌。 6点(2003-10-31 22:56:04) |
270. スカートの翼ひろげて
第2次大戦下にボランティアとして農家に赴き働く3人の女性の話。きれいな女性が作業着着るとなおきれいで、美しい背景とマッチしていた。戦後を迎えたラストのキャサリン・マコーマックの「時代がいけなかった、障害が多すぎた」のくだりがいやみじゃなく、すごく素直な言葉に聞こえた。そう感じさせるに十分な内容だった。レイチェル・ワイズの軽そうに見せて実は純粋なとこやアンナ・フリエルのまじめな天然キャラも良い。与えられた環境で一生懸命働き、恋愛も楽しむ。そんな3人の前向きな姿勢が快かった。イギリス舞台のアメリカ映画だなって所々感じた、がそれが逆に良かった。美。 9点(2003-10-31 19:34:59) |
271. ザ・ターゲット(1996)
テンポ良く進む脚本はあきさせず良かったが、ハイテク技術で簡単にチャーリーが追い詰められる部分があまり好きでない。あれだけの陰謀企てる割にきれる人間がいないし、計画性も無い為画の割りに畳み掛ける迫力に欠けた。いろんな意味でターゲットですね。処々つっこみ出来るし、まあいいと思う。 6点(2003-10-31 07:58:09) |
272. ブロードキャスト・ニュース
3人其々が、ニュース番組が視聴者へ与える影響力を熟知し、作り上げるプロセスでの考え方は違えど、ニュースを作りあげる達成感を皆が好きだという共通点があるからこそ、別れ別れになっても友情が色恋やねたみを乗り越えたんですね。ラスト友情が健在だったとこはほのぼのしてよかった。現場の描き方も綿密に取材したあとが見える。個性の無いキャスターに横一列な視線、時間潰みたいないらないコメント等を見慣れてるからだろうけど、実際にアメリカのニュース番組見てると、かっこいいし面白い。その理由を教えてもらった気がした。キャリア満点だけど恋愛では自分をかわいく表現できずもどかしいウィリアム・ハート、運と度胸と社交性で出世していくウィリアム・ハート、知識と野望満点だが評価をえられないアルバート・ブルックス。皆、個性的な役柄をうまく演じてると思う。ジェームズ・L・ブルックスって魅せ方を知ってる人ですね。処でウィリアム・ハートは1人、1週間も南の島に滞在したのだろうか。 9点(2003-10-29 23:09:09) |
273. 黄昏のチャイナタウン
チャイナタウンの続編でジャック・ニコルソンが監督してます。前編を先に観ないと人や物語の背景に深みを感じないと思います。キャサリンのその後にホッとしました。年を重ねたジャックが相変わらず渋く決めようとしてますが、ガードが少し甘く、少しHになってました。脚本は多少ゆったりして前編より余裕もって見れます。メグ・ティリーの髪のいたみは意図的?ならすごいな。ガンアクションのシーンが減ってノスタルジックになってます。黄昏ですね。 8点(2003-10-28 18:37:54) |
274. 島の女
まったりとした空間にまったりとした音楽。弟がいい味だった。思わせぶりなソフィア・ローレンのお存在が目を惹くのでそんなに眠くならないけど、この程度の作品だと思う。 4点(2003-10-28 16:12:07) |
275. 鉄塔 武蔵野線
高圧線を辿る見晴が疑問で長く感じた。父親が死んだ後はいい話でした。冷めすぎた登場人物と長閑というよりこれまた冷めた映像がどうも・・・。突っこめる点もないしそんな題材でもなく、僕的には3点の評価内容にピタリ。 3点(2003-10-28 15:54:45) |
276. チャイナタウン
《ネタバレ》 ジャック・ニコルソンが渋くて決まってた。あの鼻を切られ方はいろんな意味でイタイ。車で逃走してくフェイ・ダナウェイの頭が打ちぬかれるのはラストとして斬新でした。この子は孫で娘だとか言ってるクロスのおじいさんははまり役、実際やっちゃいそうな雰囲気がプンプンした。出入りが早く集中してないとお話に置いてかれちゃいそうで面白い。キャサリンのその後は黄昏のチャイナタウンで観れます。 9点(2003-10-28 02:48:20) |
277. インビジブル(2000)
途中までは良い雰囲気で進んでいた。研究所での一人目の殺害まではさすが天才科学者、と期待した。がなんて中途半端な悪でしょうか。二人目の殺害以降は突然、軽犯罪者並の頭の悪さになり、ラストに二人を生かそうとするのが見え見えでした。エレベーターの上で最後にキスもきれいに決めてるし・・・。そもそもあの二人が生き残ってハッピーエンドって内容でもないし、何がしたかったか疑問で後味が悪い。サマ~ズ三村氏の隣で観てみたい。 3点(2003-10-27 01:33:42) |
278. 吉原炎上
この映画でまず思い出すシーンは二宮さよ子が名取裕子にテクを教授し最後にたまらず裸電球を握りつぶすところ。当時はすごい衝撃だった。映像もきれいだった気がする。自分の人生の選択肢が女郎しかないって悲惨だな。実際こういう人がいたんだよな。 6点(2003-10-26 22:15:14) |
279. 極道の妻たち
岩下志麻よりもかたせ梨乃の映画っていうイメージ。彼女の身体は当時、すごいインパクトだった。内容も彼女もリアルで迫力があった。 5点(2003-10-26 21:41:28) |
280. 典子は、今
区民会館で学校行事で観ました。皆さんと一緒で両腕が無いのに頑張ってる姿は感動したし、忘れられません。ただ違うのは観た後、感想文を書かされたこと。こういう現実を子供の頃に考えるのは良いですね。 5点(2003-10-26 21:14:00) |