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261.  ファーナス/訣別の朝 《ネタバレ》 
いやまあ、よくこんだけ主役クラスの俳優が揃ったもんだとそれにまず感心してしまいました。 クリスチャン・ベールは端正な顔立ちの英国人俳優で貴族役なんかも似合うように思いますが、実際の役柄はクセがあるとか泥臭さのあるアウトローだったりと、すっかりアメリカの俳優という感じ。 ウディ・ハレルソンは実父がギャング?殺し屋?本人もいろいろと問題を起こしてきた人で、 先入観もあるのか、悪役じゃなくても「ヤバそうな人」という雰囲気が漂っているような。  映画の方なんですが、雰囲気はいいけどストーリー自体はそこまで面白いとは思わなかったです。時代は湾岸戦争後?イラク戦争後?みたいですが、あんな無法地帯がほんとに今もあるの?。。。でも「ウインド・リバー」のこともあるしね。 なんだろう、最近ではあんまり見ないタイプの映画だなと。アウトロー映画ですかね。 真っ先にショーン・ペン初監督作の「インディアン・ランナー」を思い出しました。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2021-04-12 16:55:58)
262.  テッド・バンディ(2019) 《ネタバレ》 
シリアルキラーの語源にもなったということですが、テッド・バンディのことは知らなかったです。 アメリカは映画にもなる有名な犯罪者が次から次と出てくる。 そういう人物を扱っているわりには残虐な犯行シーンはなく、ハンサムで女にモテて、リズの連れ子のモリーを可愛がり、法廷では自分で自分を弁護できるくらい頭もいい。こういう部分がクローズアップされているのです。 個人的には割とネチっとして重さを感じる男なのですけど(サイコパスはたいていこうですね)愛されているという実感をたっぷり与えてくれるのが好きな女には願ったり叶ったりなんでしょう。 逮捕後にも関わらず、若い女性ファンが大勢出現したという。ウィキでご本人写真を見たんですけど、 ロバート・ダウニー・Jrとかグレッグ・キニアにどこか似てる感じですし、遠くから見てる分には魅力的だったんだろうなと。 バンディに関しては何か特別興味やそそられるものはないのですけど、リズ母娘はなぜ無事だったのか。ココが最も知りたいことなんですが、映画の中ではそれがわかるようなものがなかったですね。 ザック・エフロンの濃厚さが全開でハマってたと思います。 判事役でマルコヴィッチが出てきた時は「えっ?いきなりこんな大物が」て感じでいちばんびっくりしました。アメリカは裁判をテレビ中継する番組があるけど、それもこの事件からなのかな?
[CS・衛星(字幕)] 5点(2021-04-09 15:57:09)
263.  ヘレディタリー 継承 《ネタバレ》 
昨日ちょうど始まったので苦手なホラー映画を観てしまいました。 怖いっていうより不快感がハンパないんです。で、肝心の話の内容は目新しくもないし面白くなかったです。  まずあの家、廃墟に無理やり家族で住んでるみたいな。不潔感とジットリ感がまとわりついてるようで不快です。 アニーが作るドールハウスはあんなにカラフルで可愛らしいのに。 極めつけは娘の顔。なんなんですかあの子は、不快で不気味です。 悪魔崇拝とか悪魔ペイモンの復活とかちっとも怖くないし、勝手にやっててくれって感じなんですけど、トニ・コレットなんです。彼女の悲鳴、暴言、怒鳴りわめき散らかす声、あの怖い顔。 アニーというよりトニ・コレットの存在がもうホラー、いちばん怖い恐ろしいのです、不快でした。 夫役はガブリエル・バーンだということは後半になってやっと気づきました、なんかいちばん気の毒でした。 ホラーの傑作とか絶賛されていたみたいですけど、なにがそんなにいいのかちょっとよくわかりませんでした。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2020-12-13 18:41:09)
264.  恋とニュースのつくり方 《ネタバレ》 
この邦題、積極的に観たいと思わないのよ。 古くは「愛とナントカのナントカ」最近だと「最初の(最後の)ナントカの始め方(作り方)」とか。 シリーズ化みたいな邦題はやめましょうよ、沈黙シリーズだけでいいわ。 でもキャストにそそられ観てみました。 仕事も恋も手に入れた女のサクセスストーリー。「赤ちゃんはトップレディがお好き」でヒロインだったダイアン・キートンに「ワーキング・ガール」で仕事のアドバイスもしてくれる恋のお相手役だったハリソン・フォード、これだけでうれしい。 ヒロインは可愛らしいレイチェル・マクアダムス。期待したんですよ、それなりに。 始終ハイテンションのベッキー、必死なのはわかるんだけどちょっとうるさいし、彼女の人間性とか方向性とか格になるものが全く描かれてないと思うのよ。ドタバタしてるミーハー的なキャラみたいなのが残念です。 視聴率は必ず上がってハッピーエンドになることは観る前から誰にでもわかってることなんで、知的さや情感、ペーソスを感じる部分がほしかったですね。 マイクが脱皮したかのごとくエプロン付けて料理やワインのウンチクを語りながらフリッタータを作るシーンが最大の見せ場だと思う。さすがベテランハリソン・フォード、心得てるなあと余裕を感じる調理シーン。ヒロインベッキーの座をかっさらったなと思えたのでした。マイクの再生が主軸になってしまいましたね。ということで何がメインなのかよくわからんというブレが気になりました。もっとビシっとこれっていうものがほしかったです。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2020-11-13 14:48:01)
265.  こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話 《ネタバレ》 
ごめんなさい、私コレあんまり好きじゃない。 特に邦画の難病モノは苦手なんですけど、バラエティ番組での大泉洋のしゃべりはほんとにおかしくて大好きなので観てみることに。 鹿野さんが主人公なんですけど鹿野さんを通して「ボランティアとは」にフォーカスですかね。 コミカルに描いているとこはいいと思いますけど、ちょっと狙い過ぎかなと感じるとこも端々にあり、なんといいますかアニメチックでどこか幼いものを感じる。俳優たちは魅力的で演技もいいと思いますが、これを映画にした意義とかメッセージ性はあまり感じませんでした。鹿野さんには、のべ500人のボランティアが関わったというところが最も印象に残った次第です。
[CS・衛星(邦画)] 5点(2020-11-10 16:23:09)
266.  幸せの行方... 《ネタバレ》 
あんな大人しくて可愛いハスキー犬を・・・純粋に人間を信頼している動物を裏切ることは人間相手より許せないのよ、私。 実話に基づいているそうですが、どう考えても旦那以外ないんですけど。 ライアン・ゴズリングは精神的に難ありで執着心が強い、なぜかそんな役柄ばかりの作品を観ているので「またか」なんて思ってしまったんですが上手いですね、ただ好きな俳優ではないな。演技力は凄いとは思うんですがときめくような華がないというかね。内容的にはアメリカでは現実によくある失踪事件で旦那が怪しいっていうもので、実話ベースか否かは別としてこの手の映画の中では見応えはあるほうだと思います、ゴズリングとキルスティン・ダンストが演じているからこその作品かなと。 制作当時は未解決だった事件ですが5年後の2015年にうっかりミスで旦那は逮捕されたそうですね。不動産王ってことでよけいに注目をあびたんだろうな。プロデューサーであるミラマックスのハーヴェイ・ワインスタインも逮捕されましたね。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2020-07-06 17:28:32)
267.  エージェント・マロリー 《ネタバレ》 
次々出て来るそのキャストの豪華さね。映画としてはソダーバーグがお遊び感覚で撮ってるような、そんなお気軽、お手軽感があるのですけれども主演のジーナ・カラーノのアクションは楽しめました。マイケル・ファスベンダーがボコボコにされちゃうとこがいちばん興奮してしまったわね。 彼女の走る姿がかっこよかったですねぇ。だけどなぜ彼女が狙われなければいけないのかっていうとこがあんまり面白くないのが残念です。いっちばんの悪党は誰?やっぱりマイケル・ダグラスかしらね。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2020-06-18 15:57:39)
268.  ゲットバック 《ネタバレ》 
「犯罪・アクション映画 ニコラス・ケイジもの」 こういうジャンルがあってもいいんじゃないかと最近思うようになりました。出演作全て観ているわけじゃないんですけど似たような作品があって、もはやどれがどれだったか区別がつかないです。なので全部ひっくるめてニコラス・ケイジものでいいんじゃないかと。 あのFBI捜査官はウィルを追い続け、捜査に没頭し過ぎたのか奥さんにも去られているのね。犯人の行動パターンを分析していくうちに犯罪者に対して奇妙な共感、親近感がわくっていうのはわりとありますね。 しかし、逮捕されるキッカケや復讐される理由がなんともお粗末でして、ヴィンセントの風貌も義足もなんか海賊って感じでして、観終わってみればギャグ映画のようだと思ったのでした。 「ほのぼのハートフルコメディ ニコラス・ケイジもの」で新作が観たいです。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2020-06-13 19:41:25)
269.  LBJ ケネディの意思を継いだ男 《ネタバレ》 
この手の映画って上映時間2時間以上あるものなのに、なぜかコメディ映画並みの97分。 その短さでちょっと観てみようかなと思ったのは確かだけど。監督がロブ・ライナーなのでやたら小難しいこと言ったりやったりもないだろう、なんていうのもありました。 ウディ・ハレルソンより奥さん役のジェニファー・ジェイソン・リーが意外でした、二人ともメイクでしっかり化けてます。 華やかなケネディ兄弟に押されっぱなしだったジョンソン元大統領、なかなか忍耐の人だったんですねぇ。 それに比べてロバート・ケネディの態度、ここではいちばん嫌な奴って感じてしまいました。 題材のわりには内容は浅いんですが、ウディ・ハレルソンの演技はよかったと思います。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2020-06-01 16:46:26)
270.  顔のないスパイ 《ネタバレ》 
あらすじを読むとそれなりにそそられるんですが、リチャード・ギアっていうところに不安のようなものを感じて「あ、観たい!!」とならなかったんです。 ・・・やっぱりアカ抜けない。CIAの分析官にしてはシャープさが無いし、なんかドンくさい。 ギアは隠された過去とか危うさを抱えた家族モノのお父さんなんていう方がいいんじゃないかと思う。  「カシウス」の正体が早々に明かされる時点で本題はコレじゃはかったのか?と少々戸惑う。 監督は「3時10分決断の時」の脚本を手掛けている人、確かに脚本はかなりいいと感じます。ただ映画として完成品になったものはどことなく不器用で洗練されたものがないんですよね。やはり監督としてはこれからということですかね。 ラスト近く、ハイランドのベンを見る目や「間」が何かを悟ってるようにも感じられる、ハイランドは何を企んでいるのか、CIAには私も幾度も騙されているし絶対信用できない、映画の中でのことですが。 ベンの今後はどうなるのか・・・続編ができてもいいかなとは思います。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2020-05-24 15:28:23)
271.  フィルス 《ネタバレ》 
ひとりの刑事が破滅していく姿をきわどくスタイリッシュに描こうとした品性に欠け過ぎてるブラックコメディ。そんな映画でした。 最初はハチャメチャ刑事のブラックだけどホンワカもありのコメディなのかと思っていたら、徐々に人格障害を患っているんじゃないかと感じられ、過去や現在の状況が明かされていく。でもそれがかなり笑えない現実なんです、それを上手くブラックコメディにできなかったと思います。ていうかコメディにする必要があったんですかねぇ。 途中で挫折しなかった理由はキャストです。まず主演のジェームズ・マカヴォイ、キレた演技が良いです。今さらだけどほんとにラッセル・クロウに似てる。 「リトル・ダンサー」のビリーと父さんまでいるし。キャストの顔ぶれを見るのが実に楽しかったです。 フィルス。。。不潔、堕落、卑猥、、、俗語で警察の意味もあるらしい。まさにそういう映画でした。 コレ、もっと違う撮り方してたらかなりいい映画になったんじゃないかと思えまして、それが残念。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2020-04-28 17:46:01)
272.  フラワーショウ!
実話ですしいい話だと思いますが、映画とすれば描きこみが足りないといいますか、 上っ面だけなぞったような印象で感動まではしませんでした。エチオピアのシーンが少々長いと思う。 それにメアリー役の女優さんに魅力を感じなかったんですね。 ナチュラルガーデンは素敵です、でもイギリス、アイルランドみたいに夏になっても 蚊に刺されないような国だからこそ、ああいった庭造りができるのよね。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2020-03-17 16:30:51)(良:1票)
273.  マダムのおかしな晩餐会 《ネタバレ》 
誰が出てこようが、それがハーヴェイ・カイテルだろうがロッシ・デ・パルマには通用しないでしょ。初見は「サム・サフィ」でした。例えばサンドラ・バーンハードに互角で張り合えるのは今のところ彼女しか思い浮かばない。 フランスに移住した富豪のアメリカ人一家(実は財政面が危機的状況)のメイド、スペインからの移民マリアです。  邦題からは豪華なフレンチのコースもクローズアップされるのかと思うけど晩餐会は一回しか出てこないし、 料理よりマリアの下ネタジョークなんです、ココがいちばん面白い。 全体の雰囲気はウディ・アレンぽいんですが、やはりフランス映画だからか甘ったるい恋愛、不倫へと進む。 デヴィッドは北アイルランドの資産家の息子で階級制度が当たり前、そして爵位に弱いんだろうな。スティーヴンはそれを知っていて自分の書いている「メイド」という小説のために嘘を言ってデヴィッドをその気にさせる。  トニ・コレット演じるマダムのアンの傲慢さや滑稽さも描いてはいるけど、イマイチそれがうまく生かされてないような気がします。 期待したほどシニカルさも風刺も効いてなくて、マリアの成長モノ自分探しモノ的なラストなのが残念です。悲しげだけど吹っ切れたようなマリアの表情は良いんですけどね。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2020-03-17 15:55:20)
274.  パーソナル・ショッパー 《ネタバレ》 
あらすじで普通のサスペンスだと思い観始めたらいきなり霊と交信するとか言い出して、苦手なオカルト映画なのかと面食らったんですが、そのうち真逆である携帯で誰かもわからない相手とメッセージのやり取りが始まる。 パーソナルショッパーとして雇われてるキーラとも直接会うことはほとんどない。見ていくうちにモウリーンて実在してる人物なのかどうかよくわからなくなってくる、そんなところに殺人事件が起きてそこでやっとモウリーンは生きてる人だと安心する。 しかしそれも束の間、二度目のホテルで彼は確かにモウリーンがいる階からエレベーターに乗った、 その前のあの現象は誰?ルイス?それとも・・・ モウリーンがララの新しい相手と庭で話している時、部屋の中にグラスを持ったルイス?が現れ、そして風が吹きグラスが落ちて割れる。風が吹く時ソレは現れるのか・・・空き家でもそうだった。 この時初めてモウリーンは帽子を被っている、これは意味があるのかないのか。 オマーンに滞在しているというギャリーもスカイプ?だけで結局、生ギャリーは出てこない、目の下のクマがくっきりで病人みたいなギャリー。オマーンに到着したモウリーンと再会もなく山に着いても彼はいない、そのかわりにまたしてもグラスなんですよ、いったい生きているのは誰なのか・・・パーソナルショッパーという仕事にしてもモウリーンは直接人と交わるということが殆どないんです。 彷徨っているのは自覚のないモウリーン?もうね、最初から最後まで観てる方が想像しないといけなくてなんかすっきり解決、納得できない映画でした。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2020-03-14 16:01:20)
275.  欲望のバージニア 《ネタバレ》 
う~~ん、トム・ハーディ目当てに観たんですけど、期待は外れてしまいました。 三男のジャックの成長モノでした。だけどその三男を演じている俳優はイマイチ好みじゃないというか 禁酒法時代、密造酒、こういう背景にあんまり馴染まないと感じました。  それにしてもトム・ハーディ、あんだけ凄みがある割にはすぐ撃たれちゃうし。 三兄弟は死なない代わりにクリケットはたぶん犠牲者になるんだろうなと予想、 そしてジャックは怒り爆発でひとりで乗り込んだのはいいけどやっぱりすぐ撃たれちゃうし。 結局地元の警官たちに助けられるという・・・ どの程度事実に忠実なのかもわからないんですが、現実はこんなもんなんでしょうかね。  俳優たちはなかなか渋いんですが、ガイ・ピアース以外は魅力を感じるほど描けてないと感じます。 ところでゲイリー・オールドマンてあれだけ?トム・ハーディと仲良しだから出ましたみたいな?  つまらなくはないけど、こういうジャンルの映画にしては感情を揺るがされないといいますか、 だから一応ハッピーエンドの映画なのに爽快感も充実感も味わえなかったです。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2020-02-13 17:03:20)
276.  リミット・オブ・アサシン
トラヴィスって凄腕の暗殺者なのに女捜査官に一発で仕留められるって?? 結局復讐劇なんですけど、ラストにまた生き返らせるのってどうなんだろ  突っ込みどころ満載なんですが、とにかくイーサン・ホークがかなりカッコイイから まぁ、いいっかて感じ
[CS・衛星(字幕)] 5点(2020-02-06 19:49:02)
277.  リグレッション 《ネタバレ》 
気づけばイーサン・ホークって若いころから途切れることなく映画に出てるのね、 ジャンルもわりとバラエティに富んでる。 そして本作ではくっきりとした眉間の縦ジワがやたら気になったのでした、悪い意味じゃないけど。  とにかくよく雨が降ってまして、寒そうだけど湿った空気感が嫌な感じなんです。 なんだか前置きが無さすぎだし、発端がよくわからないといいますか、 何を追っかけてるのか、イーサン・ホーク演じる刑事がなぜあんなにイライラしているのか、 なぜあそこまでのめり込んじゃったのか少々説得力に欠けるかな。 後半になって、牧師か娘か心理学の先生か3人のうち誰だ?とは思いました。 終わってみれば「はぁ~~そうなんですね」て感じで見応えも満足感もあんまりなかったのが残念です。 寝付けない夜中に観るといいかも。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2019-11-13 22:33:10)
278.  蜘蛛の巣を払う女 《ネタバレ》 
オリジナル「ミレニアム」は未見、デヴィッド・フィンチャー版しか観てないんですけれども、 やっぱりあっちの方が映画としての面白さ、センスは上だなあと思う。 本作もスタイリッシュではあるんですが、如何せん事件の内容があんまり面白くないんです。  核攻撃制御プログラム云々ていうのがイーサン・ハントぽいし、リスベットの行動、手法はジェイソン・ボーンを思い出してしまう。シリーズもののヒロインとして新鮮で斬新なリスベットなのに本作では独自性に乏しいような気がしてしまいました。 いちばん残念に感じたのは、ルーニー・マーラのリスベットに比べると、単にボーイッシュな女の子という雰囲気の方が勝っていて、アクションシーンだけでなく、動作、所作にキレ、シャープさをあんまり感じないんですよね。 どっちかっていうとカミラの方がミステリアスで、不気味さと悲哀が出ていてよかったな。 機会があれば遅ればせながら「ミレニアム」シリーズも観てみたいと思います。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2019-10-25 16:58:42)(良:1票)
279.  ダウンサイズ
前半はなかなか面白かったんです、テイクアウトの食事を買って帰る相手がいつの間にか母親から奥さんに変わってたり、さりげなく笑えるところが所々あったり、どういう展開でどんなラストなのかもちょっと予想がつかないという面白さがあったんですが、ノルウェーに行く前後から途端につまらなくなってしまいました。 あのコロニー、なんだかヒッピーのコミューンみたいだし。ちょっと考えの偏った人たちという感じで興味が薄れてしまいました。 まあ、風刺コメディなんだろうとは思うんですけど、これだっていうようなメッセージが感じられなくてラストも締まらなかったです。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2019-05-14 18:20:24)
280.  アンナ・カレーニナ(2012) 《ネタバレ》 
タイトルだけは知ってました、原作は知りません。 原作は大変な名作であることも知ってましたが映画化されたものを観るのは初めてです。 英国俳優総出演という感じのキャスト、撮影も演出も凝っていて拘りを感じるんですが、如何せん主人公のアンナに共感もなにも湧かずでは面白くないんですよね。 自己中というか情念というか、ひとりでかっかして自滅していったみたいな。もう少し奥ゆかしさみたいなのがあればまだよかったんですけどね。そこんとこはキティをうまく対比させているんですね。 アンナ・カレーニナとは聡明でたくましく生きた19世紀の女性のはなしという勝手なイメージを持ってましたがまったく逆でした、こんな不倫もののメロドラマとはね。ちょっとがっかり。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2019-05-07 18:04:26)
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