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261.  ハイヒールを履いた女 《ネタバレ》 
中年というより高齢といったほうがよい男女でして シャーロット・ランプリング演じるアンナはもう冒頭からワケあり全開で、精神を病んでるっていうのが なにげにわかる、度々公衆電話でかける相手が・・・それが悲しすぎです たぶん、かなり年下の旦那さんから一方的に離婚を迫られたんだろうなあ、未練たっぷりなのに 理解ある大人の女を無理して演じたとか?・・・そこらへんから精神のバランスがおかしくなって その上。。。娘や孫も大事だけど、女としていられる相手なんだなあ、わかるわかる。 あぁ年取っちゃったなあていう口元、でも相変わらずかっこいい、ハイヒール履いた足が美しいです。 お見合いパーティで知り合った男が殺されちゃうんですが、犯人はもう最初からわかってるようなもんでして なぜ、そうなっちゃったのか、アンナの過去に何があったのか 物語はそこなんですが、ちょっとパンチが足りないです。登場人物それぞれの描き方がちょっと中途半端。 ガブリエル・バーン演じる警部、職業柄の直観とひとめ惚れの両方でもってアンナに近づく、この警部さんの キャラがもう少しはっきりしてるとよかったかもね。 詩的な雰囲気で多くを語らずみたいな印象なんですが、やっぱり物足りなさを感じる なにって、ロンドンにもあんな高層マンションがあるんだ、築100年の家ばかりではなかったです、はい。 イメージとは違うロンドンの街を見せてもらいました。 監督のバーナビー・サウスコムはランプリングの実の息子だそうです。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2017-04-20 23:44:38)
262.  ヘイトフル・エイト 《ネタバレ》 
「レザボア・ドッグス」によく似た感じなんですけども、んーなんか違う、 いちばん期待するところの会話も面白くない、ノレないのがもどかしい。 本作はコテコテで血みどろでタンランティーノだなあと思うけど、如何せん話の内容が あんまり面白くない、魅力を感じるものではなかったです。 あそこでチャニング・テイタムってのはどうなのよ、私はコケました。  なんかちょっと残念な本作でした でもジェニファー・ジェイソン・リーの怪演ぶりには感心、 昔からあんまり高評価されない感じのある女優さんなんですが、今回は彼女の健在ぶりを 確認できました。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2017-02-17 18:24:05)
263.  マラヴィータ 《ネタバレ》 
けっこう辛口なレビューが並んでる、キビシイなぁ  監督はリュック・ベッソンなんですね、なんだか余裕を感じました。 FBIの保護下にある元マフィア一家の4人のキャラがきちんと描かれてるし、わりと残酷なシーンもあるけど それが不快じゃなく、ゆるさすら感じる。 こういうのって、なかなか出せない雰囲気だと思うし、面白かった。 ベッソン監督は世間で知られてる有名な作品よりこういった少々マニアックなもののほうが 面白いと思う。 いつ殺されるかわからない逃亡一家の投げやり、諦め、開き直りなんかを感じるブラックコメディ。  デ・ニーロ演じるお父さんは元マフィアっていうより完全にマフィア(笑) 家族愛が強くて、すごい執念深くて、それが日常生活の中でもしっかり出てるのが可笑しい 自叙伝、透明な水「グッドフェローズ」居所がバレる経緯、どれもよかった ミシェル・ファイファーのどっちつかずのキャラ、子供たちの活躍、愛犬マラヴィータの目線 ディテールや細かい演出など拘りを感じる好きなタイプの映画です。 FBI役のトミー・リー・ジョーンズがいい味わいでして、一家襲撃のケリをつけるとこなんかもいい、 トミー・リーの役名がスタン(ス)フィールドなんだけど、これって「レオン」ではゲイリー・オールドマン演じた 悪徳DEAなんだよね、他にもなんかあるかも。 ただ見張り役の二人は生かしておいてほしかったなあ。
[CS・衛星(字幕)] 8点(2016-12-17 12:02:58)
264.  マイ・インターン
まず、こういう老人になれたら本望と思った。 デ・ニーロ演じるベンにとっては若い世代の苦悩や想いが手に取るようにわかるんだろうな だから適切なアドバイスができる。 そういうベンは誠実に謙虚に生きてきたから、高齢になってもまわりから好かれる、必要とされる。 アン・ハサウェイは適役だし、デ・ニーロはやっぱり名優です。マフィア、サイコパスをやれば 笑っただけで怖い人、普通の善人役で笑えば愛嬌ある老人になる。 他の脇役もそれぞれキャラがちゃんと描きこまれていてホンワカ気分で最初から最後まで観られました。 ハートフルコメディです。  うーん、そうだなあ同じ監督の作品なら、本作の細部は「今」だけど ダイアン・キートンの「赤ちゃんはトップレディがお好き」を思い出しました
[CS・衛星(字幕)] 6点(2016-12-13 12:39:10)(良:1票)
265.  サヨナラの代わりに 《ネタバレ》 
なんの予備知識もなし、偶然放送が始まったので観ることに。 ・・・ヒラリー・スワンクがセレブ妻か。。。なんか違うんでない? なんて思ったらやっぱり難病を患うというヒューマンドラマでした シガニー・ウィーバーと同じく、闘う女がよく似合う女優さんだと感じる。  女子大生が介護人で雇われるあたりから「最強のふたり」を筆頭に、病気がきっかけとなって それまで自分の周囲にはあり得なかった人種との交流を描いた映画の数々が思い出されたのでした  ヒラリー・スワンクの演技と存在感で一定の水準以上の作品になったような気はします 女子大生の母親でマーシャ・ゲイ・ハーデンがいきなり出てくるし、その母親を見ると女子大生ベックは 実はなかなかいいとこのお嬢さんなんだとわかる、アッパーな家柄の娘だけど親の望む道には抵抗してる みたいなとこが二人の共通点なのかも。 そのベックを演じた女優さん、なんか見たことあるぞと思ってたら、「ミスティック・リバー」でショーン・ペンの 殺されてしまう娘役やってた人でした。 ずいぶんふくよかになってたけど、大きな目から大粒の涙を流すとこがよかったなぁ。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2016-12-10 11:06:44)
266.  ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション 《ネタバレ》 
あぁやっと観れた、面白かったー5作目ていうのが信じられないくらいの新鮮さ。 おかしなものをくっつけてシラけさせないし、スパイアクション、娯楽映画の基本に忠実ていう 素直さがよいのです。 前作にあったコミカルさはなく、今回はスパイとしての悲哀みたいなものを感じたかな  トム・クルーズはやっぱりすごい、今回もハイテンションの走りまくり 体を張ったアクションの数々、でも時々年齢を感じるような演出もあったりして ああ、イーサン・ハントもやっぱり人間なんだと(笑)  脇役それぞれのキャラもいい、御贔屓はジェレミー・レナー このシリーズ、毎回女優さんも魅力的です。 オペラ「トゥーランドット」の使い方もいいね。ジャック・リーチャーのほうも気になります 「アウトロー」渋くてよかったし。
[CS・衛星(字幕)] 8点(2016-11-16 18:11:07)
267.  ナイトクローラー 《ネタバレ》 
もうほんとイヤなやつ、ルーとニーナ。 ジェイク・ギレンホールの役作りには感心しました、他の方も仰る通りトラビスです。 縫い物とアイロンがけをし、観葉植物に水やりをかかさない孤独な男。どっかで観たなぁ  どんな根拠があるのかしらないけど人を見下してる、ナルシストなんでしょうね そして屁理屈のオンパレード、やってることは下衆の極み。 ニーナもイタい人です、あのメイクがそれを物語ってる 「人の不幸は蜜の味」悲惨な映像を安全な場所から高みの見物をしてる視聴者 下衆の勘繰り、下衆ワールドな映画でした。裏街道サクセスストーリー。 これをどう捉えるかも映画を観た人に委ねるというラストでした。 。。。私は、、、いつまでも続かないぞと。「スカーフェイス」のトニーもそうだったもんね。 裏街道、薄暗い部屋からは一生出られない人生、レオンもそうだった でもルーはそれを気にしない人だろうな  映像はすばらしく、闇と光のくっきりとしたコントラストが美しい 下衆な内容だけど映画としては一級品だと思う ギルロイ、アートな兄弟ですね。
[CS・衛星(字幕)] 8点(2016-10-12 09:58:55)(良:1票)
268.  セッション 《ネタバレ》 
すごいスパルタなおじさんが出てくることは知ってました アカデミー賞授賞式見てたから。 すぐ浮かんだのは「フルメタルジャケット」と「愛と青春の旅立ち」 本作は音楽学校の鬼軍曹です。 内容は想像と全然違ってました。天才となんとかは紙一重って具合の先生と生徒 どの世界でも極める人、突出してる人というのは理解しがたいものを持ってるもんですね 二人とも狂気の沙汰の行き着くとこまでいき、ついに極めたっていうかんじ でも友情とか師弟愛とかそういうものは一切なし、二人が理解しあえることはジャズを介してのみ ジャズプレーヤー版ハードボイルド映画、ある意味スゴイ んー圧倒的に男性に支持される映画だろうなと思う
[CS・衛星(字幕)] 7点(2016-09-06 23:30:47)
269.  紙の月 《ネタバレ》 
まず最初に、主人公で横領犯の梨花には共感も何も微塵も感じません 銀行に勤めながら客のお金を盗む、そして贅沢をする そういう人間に対してなんか感傷的になったり観念的なことを語ったり感じたりすることってありますかね。  中学生の頃の出来事もそうだし、最初は光太の借金返済のため 問題はどっちもお金の出処ですよね、そして表向きは人を助けるためみたいな感じだけど 結局自分の思いを満たすためだけなんですよ。誰のためにもなってないわけで そういうことに考えがいかない、自己中で無責任な人間のはなしです  それなのに、あのやけに爽やかに美しく描くラストってなに??あのラストに納得できる それまでの内容じゃないんです、2時間ドラマのレベルじゃないですか?コレ 宮沢りえはやはり観る者を圧倒するような汚れ役は無理なんだと思う 小林聡美を筆頭に脇役が優れていることでなんとかなったような気がする  「八日目の蝉」も同じ原作者なんですね。 この方、実際にあった事件を題材にした女の最もいやらしい部分に共感を求めるような作品が多いんですかね? 現実こういうタイプの女が身近にいたらめんどくさくてしょうがないと思いますが。 私は嫌いです。 女として、こういう犯罪者を美化するような演出はいただけません。
[CS・衛星(邦画)] 2点(2016-07-23 23:38:58)
270.  インサイド・ルーウィン・デイヴィス 名もなき男の歌 《ネタバレ》 
残念ながらボブ・ディランもフォークも好みじゃないので、音楽面では楽しめなかったです。 でも久しぶりに映画らしい映画を観られ、コーエン兄弟の違った面を知ることができました。 茶トラにゃんのあれこれとか、アラン模様の生成りのセーターの4人組とか (とにかくセーターがいいんです、フィッシャーマンセーター?) コーエン兄弟らしいユーモアもちゃんとあるの、ココがうれしい  自分の主義を曲げない、だから商業的に成功しない主人公 でもそれをかっこよく描いてないとこが良いです コーエン兄弟の映画作りの旨さが味わえる作品だと思う  映画らしい映画に拍手です。
[CS・衛星(字幕)] 10点(2016-04-21 09:26:49)
271.  シェフ 三ツ星フードトラック始めました 《ネタバレ》 
やたら豪華なキャストにびっくり、料理のシーンもいいね、美味しそう 話はわかりやすいし軽快で良いです キューバサンドっていわゆるホットプレスサンドなのね ツイッターの使い方もオモシロイ
[CS・衛星(字幕)] 7点(2016-03-02 19:37:59)
272.  6才のボクが、大人になるまで。 《ネタバレ》 
私としては、この作品はデキの悪い母親を持ってしまった全ての子供たちへ、 「大丈夫、親を必要とせず生きていける日は遠くないよ」と言っているように思えてならない。 しかし懲りないパトリシア母さん、死ぬまでになんかい結婚離婚を繰り返す気なのか?  息子の旅立ちの日、「あっけない、もう何もない、終わってしまった」みたいなこと言ってたけど、なんか呆れてしまったんです。 普通ほっとするもんですよ、だってそれまで必死だし、子育てって自分のためにすることじゃないですよ。 一緒に生活してるのに「もう、あなたたちの洗濯はしないわ!」とどうでもいい宣言。 洗濯は洗濯機がするし、あっちは横に置いてある乾燥機に放り込むだけじゃん?だいたい個々に洗濯するのは 不経済ですーパトリシア母さんはどっちかというと子どもに対しても自分主体なんです。 頑張れ、サマンサとメイソン。 イーサン・ホークの弾き語りがどれも最高でしたし、だからってわけじゃないけど 私はイーサン父さんの味方です(笑)
[CS・衛星(字幕)] 7点(2016-03-02 19:00:05)
273.  ダイバージェント
最初から無理あるでしょと思う未来の管理社会、そこにダイバージェント 無派閥とか言ってたけど、アウトロー、自由人、マルチ。。。 柔軟性、適応性の高い人ってことかな?それが危険分子ということか なんて思いながら見てた、なんか無駄に長い映画でした 主演の女優さんはかわいいけど。  全体像が見えないというかキチンと把握できないです 結局「なんのため?」っていうとこに説得力がないというか。 電車の乗り降りくらい普通でいいじゃん(笑)  こういう作品にケイト・ウィンスレットがいることに違和感でした
[CS・衛星(字幕)] 3点(2015-05-28 20:38:26)
274.  最後のマイ・ウェイ 《ネタバレ》 
ミッシェル・ポルナレフもシルヴィ・ヴァルタンも「夢見るシャンソン人形」も知ってるけど クロード・フランソワは今回初めて知りました。 びっくりしたのは世界でいちばん有名な曲と言っていい「マイ・ウェイ」がフランス人アイドル歌手の オリジナルだったなんて・・・軽くショックをうけました。 今まで知らなくてすみませんでした。  アイドル歌手の伝記ものなんですが、なかなか見応えありました まだ39歳でアメリカでのデビュー目前にして突然の事故死・・・もう40年近くも前のことなのに なんだかやたら悔しくてちょっとウルウルしてしまいました、無念だったろうなあ 映像は一部、実際のものが使われていてます。 びっくりしたといえば、フィルムノワールに出てきそうなギャングみたいなマネジャーが ブノワ・マジメルなんですよー女優さんたちも可愛らしいし、ライブのシーンもパワフルでよかったです。  「ジャージー・ボーイズ」を最近再見したんですが、フォー・シーズンズの曲をカバーしてるんですね そして双方とも憧れのシンガー、アイドルはシナトラなんですね、思いがけず繋がりを発見してちょっとうれしい。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2015-04-28 21:06:07)
275.  プリズナーズ 《ネタバレ》 
本格的なサスペンスかな?て感じで予備知識なしで観まして、年の離れたそれぞれの兄、姉に何かと子守り付き添いをさせてることがすごく気になったんです、なんか責任感の薄い親だなと。 そしたら案の定あの展開ですわ。 いくらもう大きいからってあの兄と姉も所詮はまだ子どもなんです、親の怠慢、思慮の浅さが招く不幸、悲劇ってかなり多いと思います。 しかもヒュー父さんは「備えあれば憂え無し」が人生の教訓らいしいのに。  焦点がひとつに絞られず、いろんなことが言いたい問題提起しようみたいに感じられ、少々無理のあるところがあったし 被害者から加害者に変わり自身もプリズナーという展開が主軸だと思うけど、回りくどいとこも否めませんでした。 先に保護された子にヒュー父さんが犯人かもしれないみたいなセリフを言わせるのは余分です。 あの時点でこっちはヒュー父さんへいろいろと不信感をとっくに持って観てるんですから。。。トドメはいりません。  でもオープニングから張られていた伏線は見事で、鍵となるセリフとか特に赤いホイッスルの使い方がいいなと。 ラストが読めないというサスペンス映画にとっての強みのある映画だと思いました ヒュー・ジャックマンとジェイク・ギレンホールの対比もいいです
[CS・衛星(字幕)] 7点(2015-04-27 10:23:09)
276.  大統領の執事の涙 《ネタバレ》 
フォレスト・ウィテカーてなんかすごい俳優になりましたねー 出演作でいちばん古い記憶は「プラトーン」かな?「バード」かな? 強烈に印象に残ったのは「クライング・ゲーム」です、間違いなく。 地味で昔から老けた感じだけど、存在感や貫禄があっていっかい見たら忘れない俳優 生年月日を見ればブラピやジョニー・デップなんかと同世代なんですね、もうひと世代上なのかと思ってました。  執事といえば思い出すのは「日の名残り」です、この職業、職人ぽくて美意識も高いと思う。○○の品格ていう言い方が良く似合う。  綿花農場の奴隷の子からホワイトハウスの執事へ、そこで忘れちゃいけないのは農場の雇主バネッサ・レッドグレーブでしょ、ハウスニガーと言われようとも彼女が給士の仕事を与えたことが始まりでセシルへの罪滅ぼしの気持ちのように感じました。 奴隷の時代から黒人が大統領になるまでの歴史というより、セシルの歴史といったほうがよく、晩餐会や公民権運動を深く知った頃から仕事への意欲がなくなったと言っていたけど彼は黒人スタッフの昇給と昇進をホワイトハウスで認めてもらうという成果をあげているわけで、職務に忠実であり自分の役割や自分のできることでしっかり貢献したと思います。 でもそれがレーガンの時代なんですね、80年代ですよ。歴史からすればつい最近の話です。アパルトヘイトへの措置の裏話みたいのがちらっとでてきたりとても興味深いです、アメリカで大ヒットした理由がなんとなくわかる。  話は変わるけどハリー・ベリーが黒人女優初のアカデミー主演女優賞を受賞した時のあの興奮と喜びようも思い出されたのでした。  歴代の大統領を演じた俳優がなかなかの顔ぶれでレーガンの奥さんナンシーは必見かもね 高齢になってからのウィテカーのガンコじーさんぶりもいいです、初めて参加したデモで初めて投獄された時の表情もよかった。
[CS・衛星(字幕)] 8点(2015-04-16 14:28:20)
277.  ブロークンシティ 《ネタバレ》 
もんのすごいビミョーな映画。 ストーリーに目新しさはないけど、シンクロか?なんて感じてしまう警官の事件を最近ニュースで見たばかりなのでそこだけとんでもなくリアルでした。 マーク・ウォールバーグって私にとってはビミョーな俳優でして「ブギー・ナイツ」の巨根のポルノ俳優役が恐ろしいくらいハマってたんですが、あとはこれといって個性的と感じる役柄がなくてかっこいいのかダサいのかよくわからんし、すぐ消えそうで消えないという位置にいる人です。 ラッセル・クロウとキャサリン・ゼタ・ジョーンズ以外の脇役もこれまたビミョーでした。 対抗馬のバリー・ペパーてぱっと思い出せるのは「プライベート・ライアン」の凄腕スナイパー役くらいだし。 グリフィン・ダンていったら80年代にドタバタ映画に出てたイメージでココ見て出てるのを知りました、スカッシュの人ですよね? 内容なんですが皆さんのおっしゃる通り、同棲中の彼女の存在とエピソードは完全に余計なモノで、7年間の禁酒を破った根拠にするにはアホすぎるし、すぐにシラフに戻ってるしなんの意味もない無駄なシーンでした。 それより再開発に絡むほうにもっと集中してほしかったですね。 最初、遠目だとポールがラッセルに見えて「あーハメられてるわ探偵さん」て思ったんだけど、ちょと違ってました。 大好きなラッセル・クロウてこともあるけど、ラッセルの悪役ぶりでもってる感じは否めないです。 表情も演技も存在感も他の俳優とは格が違うのがはっきりわかる。腹黒い役の時はメガネの隙間から 上目づかいで相手を見るってことが多いような気がする。 久しぶりにパリっとしたスーツ姿のラッセル・クロウが見られてよかったです。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2015-04-13 14:33:52)
278.  グリフィン家のウエディングノート 《ネタバレ》 
映画の内容とは関係ないことがいろいろ頭に浮かびました。 ロバート・デ・ニーロ、ロビン・ウィリアムズ、ダイアン・キートン、スーザン・サランドン 4人ともオスカー受賞者なんですよねー、かつては4人ともヒューマニズムとか社会問題を題材とした作品での名演で俳優としてのクオリティの高さなんかを追及して俳優としての地位を不動のモノにした人たちという感じです。 これからの、まだ若い俳優たちや監督、脚本家なんかのためにひと肌脱ぎましたみたいな映画に出ることが多くなったなあと感じる今日この頃です、ほんとに映画が好きなんだなあ。 ただロビン・ウイリアムズが。。。ただただ残念です。 エロエロドタバタコメディでした、なんも考えずに寝る前にひとりで観るのにいいかもね。 老いてもなお盛んな名優たちに敬意を表してこの点数にしましたー
[CS・衛星(字幕)] 6点(2015-04-11 17:42:50)(良:1票)
279.  8月の家族たち 《ネタバレ》 
ぜんっぜん面白い映画じゃないです、ヒドイ映画ということじゃありません。 観終わったあと「ふー」と疲労感のため息です。  いろんな観かたがあると思うけど、私がいちばん感心したのは 「ジュリア・ロバーツがついに室内演技合戦シリアス映画に馴染むようになった」てことです たぶんほぼノーメイクで白髪も染めず、体もシェイプアップしてなくてあの笑顔も無し。 ぜんぜんキレイじゃないジュリア・ロバーツを映画で初めて見ました。彼女ももう50歳ちかいんですねぇ。父親役のサム・シェパードと妹の怪しい婚約者ダーモット・マローニーは昔、恋人役で共演してるんだよねーなどと感慨深いのでした。 メリル・ストリープは言わずもがなってかんじで、あれくらいできて当たり前と思うわけで。 バイオレットは3人も産んだのに母親よりもはるかに女の部分が勝ってる人なんだと思う。 自分より若い女に対して「あんたはもう年、ババア」とか言う人ってたいていそうです、彼女の場合プラス健康てこともあるんだと思う。 久しぶりに家族親族が集まったのはいいけどなんか余計にグチャグチャのカオス状態になって終わってしまいました、次に集う時はバイオレットの葬式だな、なんてラストで思った次第です。 そうなったら、なんとなくまた家族として数日間過ごすんでしょうね、その時はバーバラがバイオレットになってるかもしれません、これも受け継がれていくもののひとつなんでしょう。  キリキリと胃が痛くなるような罵倒の連続の中、カンバーバッチの弾き語りにしばし癒され クリス・クーパーの「なんでそんな口の利き方をするんだ!」の一喝でスカっとさせていただきました、はい。 そして忘れちゃいけないジュリエット・ルイスの登場、アタマのネジが外れかかってるみたいなはすっぱな雰囲気は今も健在でした。なんだか話の内容とは違う部分に感動した映画でした。 
[CS・衛星(字幕)] 6点(2015-04-06 16:54:26)(良:1票)
280.  鑑定士と顔のない依頼人 《ネタバレ》 
これサスペンスかなあ、たぶんハリウッド製サスペンスに慣れてしまっているのかもしれない。 これがヨーロッパ映画のサスペンスなんですよね。  顔のない依頼人なんていうわりには登場早すぎで、気難しく偏屈なヴァージルになぜかまわりは親切で良き理解者ばっかりだし、押して引いて引いて押すというようによくある恋愛マニュアル本に書いてあるような展開で、ヴィラに行くたびに進展していくし。なんかおっかしいなーとは思ってたんですよ。 カフェの小さい人はどこでからんでくるのかそれが気になりました。  もうほんと悲惨なラストなんですが、ヴァージルが気の毒とか同情の気持ちは湧いてこなかったです。 だって彼の秘蔵コレクションの入手方法もどうよって感じだし、本物なのに贋作とか言ってるし。騙すってことをしてるわけで。だから警察に被害届を出したくてもためらいがありますよね。 あの時点でクレアだけは戻ってくるかもなんて一筋の希望はまだあったみたいだし。それも見越した用意周到な計画だったわけです。ヴィラの管理人までも。。。 とにかくビリーもロバートもヴァージルのことが大嫌いだったんですね、でも表に出さずそれなりにやり過ごすことのできる人っていうのがヴァージルには有り得ないことで二人には自分の情報筒抜けなのよ。ここんとこはなんか自分も気を付けなきゃなんて思ったのでした。 主人公ヴァージルの人物描写と演じたジェフリー・ラッシュの演技は秀逸で、セットも映像も美しくて素晴らしい。でも情け容赦のない内容でココが余計に格式高い作品になったのかもね。 ひっさびさにトルナトーレ監督の映画を堪能しました、面白かったです。  
[CS・衛星(字幕)] 9点(2015-04-02 18:39:15)
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